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254話 前夜(1)
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ルーイ先生の提案は無事にジェラール陛下にも認められた。ニュアージュの二人組との取引に向けて、準備は滞りなく進んでいく。ジェイク・バルト隊長も公爵邸に到着したので、いよいよ大詰めである。
「セドリック……先生の正体を無闇やたら明かすのは俺も反対だ。お前の不安も分かるよ。でもな、ジェイクは俺たちの味方側の人間だ。警戒し過ぎではないか?」
もうすぐバルトがやってくる。ニコラ・イーストン失踪についての捜査報告書を持って……
先生たっての希望で報告は彼の部屋で聞くことになったのだが、俺の心中は穏やかとは言い難かった。
「申し訳ありません、レオン様。分かってはいるのですが、どうしても心配で……」
「隊同士の関係はともかくとして、ジェイクとお前は不仲ではなかっただろ。あいつはメーアレクト様……女神への信仰心も厚い。神と懇意にしている先生に無礼を働くことはないはずだ」
だからもう少し信頼してやれと、主から注意を受けてしまう。別にバルトを疑っているわけではないのだ。己が心配性なのも自覚している。
昨日のご乱心振りが嘘のように、レオン様は安定していた。俺がいないところで先生に相当お灸を据えられたらしいが……なんにせよ、普段の調子を取り戻して下さって良かった。クレハ様も自室でお休みになっておられるが、状態は落ち着いているとの事。
ジェムラート姉妹の問題はまだ解決していない。完全に安心はできないにしろ、一番の難関は突破したというところか。フィオナ様のことを理解した上で、クレハ様はこれからも主の婚約者でいることを決意した。クレハ様が共にいて下さるのなら、レオン様の心は乱れない。
「俺は会話さえ成り立てば礼儀なんてどうでもいいよ。てか、ジェイク隊長はメーアレクトが好きなんだね。それは良いことを聞いた」
先生は全く緊張していないな。味方の兵士と話をするだけだもんな。ニュアージュのふたりとは違うのだ。ひとりであたふたしている俺が変なんだ。
他の人間が先生と会う時はこんな風にならなかったのに。どうしてジェイクに対してだけ、このように胸騒ぎがするのか。この感情は……先生の正体を暴かれるかもという警戒だけからくるものではないような気がする。自分でもよくわからない。
「ルーイ先生。ジェイクは用心深い男です。セドリックが危惧するように、先生に疑いの目を向ける可能性が無いとは限らない。我々に言われるまでもなく、分かっておられると思いますが……正体がバレては大変です。そこだけは充分にお気を付けて」
バルトに対して大袈裟に警戒心を抱く俺を、レオン様は少し呆れ気味に見ていた。それでも最終的には俺の気持ちを汲んでくれたのだ。主は先生に再度注意を促した。
俺とレオン様の言葉がどの程度先生に響いたかは定かではない。再三繰り返される忠告に、先生は『はい、はい』とおざなりに返事をしたのだった。
「失礼致します。ジェイク・バルト、ただいま戻りました」
「ご苦労だったな、ジェイク。さあ、こちらに来てくれ」
「はい」
時刻は14時。指定された時間ぴったりに、バルト隊長はルーイ先生の部屋を訪れた。
負傷して療養中である先生のもとで捜査報告を行う……この状況をバルトはどう思っているだろう。眉間に皺を寄せて不機嫌そうに見えるが、この顔はバルトの通常仕様。更に注意深く観察しては見たけど、彼の表情から考えを読み取る事は断念してしまう。
普段通りに見えるだけで微妙に違うところがあったのかもしれない。でも、特別親しいわけでもない俺に分かるわけがなかったのだ。
「ジェイク、報告を受ける前にこちらの方を紹介させてくれ。お前は会うのは初めてだからな。この方がルーイ先生だ」
レオン様はバルトに先生の紹介を始めた。既に周知されていることは省略して、先生のこれまでの活躍ぶりを重点的に伝えている。彼がいてくれたことで解決できた問題はたくさんある。バルトにも先生がいかに優秀か理解できることだろう。
「ルーイです。初めてお会いするのに、このような格好で申し訳ありません」
「……ジェイク・バルトと申します。王宮警備隊一番隊隊長を務めています。怪我をされたことは聞いておりますので、気にせず楽な体勢を取っていて下さい」
「お気遣い痛み入ります。ジェイク隊長」
そういう感じでいくのか……バルトのようなお堅い人間に、初対面から強引に距離を詰めようとするのは逆効果。友好的ではなく、馴れ馴れしいと捉えられる恐れがある。低姿勢で控えめな態度を見せるほうが好印象だろう。それでも適度に親しみを感じさせるよう、ファーストネームで呼んでいる。対峙する相手によって適切な振る舞いをする……本当に先生は、神のくせに世渡り上手でいらっしゃる。
先生はバルトに優しく微笑んだ。彼の笑顔は老若男女問わず心を揺さぶる。バルトだって嫌な気はしないだろう。
自分に向けられた表情ではないのに、見惚れてしまって悔しかった。胸の辺りがもやもやする。なんだか気分が悪くなってきた。先生とバルトの初会話が和やかに始まって安堵すべきであるのに、自分はなぜこんなにむしゃくしゃしているんだろう。
「貴方の……ルーイ先生の事はジェラール陛下からも聞き及んでおりました。メーアレクト神と繋がりが強く、非常に博識でいらっしゃると。レオン殿下の師として教鞭を執るに至ったのも、女神から才能を見込まれ、直々に命を受けたからだとか……」
「へっ? あっ! そうそう!! そうなのです。自分を高く評価して頂き、身に余る光栄です。今後も誠心誠意努めさせて頂きます」
陛下はバルトにそんな説明をしていたのか。メーアレクト様が間に入っていると匂わせておけば、あいつも否定しづらい。知らない設定を聞いたせいで、一瞬先生の素が出そうになっていたが、これは上手い手だな。
レオン様も随所でフォローを入れつつ、先生とバルトの初顔合わせは問題なく終了した。心配する必要など無かったというくらいあっさりと。
悪い予感が外れた。バルトとも仲良くやっていけそうでよかったじゃないか。そう思うのに……俺の胸の不快感は一向に無くなる気配を見せてくれなかった。
「セドリック……先生の正体を無闇やたら明かすのは俺も反対だ。お前の不安も分かるよ。でもな、ジェイクは俺たちの味方側の人間だ。警戒し過ぎではないか?」
もうすぐバルトがやってくる。ニコラ・イーストン失踪についての捜査報告書を持って……
先生たっての希望で報告は彼の部屋で聞くことになったのだが、俺の心中は穏やかとは言い難かった。
「申し訳ありません、レオン様。分かってはいるのですが、どうしても心配で……」
「隊同士の関係はともかくとして、ジェイクとお前は不仲ではなかっただろ。あいつはメーアレクト様……女神への信仰心も厚い。神と懇意にしている先生に無礼を働くことはないはずだ」
だからもう少し信頼してやれと、主から注意を受けてしまう。別にバルトを疑っているわけではないのだ。己が心配性なのも自覚している。
昨日のご乱心振りが嘘のように、レオン様は安定していた。俺がいないところで先生に相当お灸を据えられたらしいが……なんにせよ、普段の調子を取り戻して下さって良かった。クレハ様も自室でお休みになっておられるが、状態は落ち着いているとの事。
ジェムラート姉妹の問題はまだ解決していない。完全に安心はできないにしろ、一番の難関は突破したというところか。フィオナ様のことを理解した上で、クレハ様はこれからも主の婚約者でいることを決意した。クレハ様が共にいて下さるのなら、レオン様の心は乱れない。
「俺は会話さえ成り立てば礼儀なんてどうでもいいよ。てか、ジェイク隊長はメーアレクトが好きなんだね。それは良いことを聞いた」
先生は全く緊張していないな。味方の兵士と話をするだけだもんな。ニュアージュのふたりとは違うのだ。ひとりであたふたしている俺が変なんだ。
他の人間が先生と会う時はこんな風にならなかったのに。どうしてジェイクに対してだけ、このように胸騒ぎがするのか。この感情は……先生の正体を暴かれるかもという警戒だけからくるものではないような気がする。自分でもよくわからない。
「ルーイ先生。ジェイクは用心深い男です。セドリックが危惧するように、先生に疑いの目を向ける可能性が無いとは限らない。我々に言われるまでもなく、分かっておられると思いますが……正体がバレては大変です。そこだけは充分にお気を付けて」
バルトに対して大袈裟に警戒心を抱く俺を、レオン様は少し呆れ気味に見ていた。それでも最終的には俺の気持ちを汲んでくれたのだ。主は先生に再度注意を促した。
俺とレオン様の言葉がどの程度先生に響いたかは定かではない。再三繰り返される忠告に、先生は『はい、はい』とおざなりに返事をしたのだった。
「失礼致します。ジェイク・バルト、ただいま戻りました」
「ご苦労だったな、ジェイク。さあ、こちらに来てくれ」
「はい」
時刻は14時。指定された時間ぴったりに、バルト隊長はルーイ先生の部屋を訪れた。
負傷して療養中である先生のもとで捜査報告を行う……この状況をバルトはどう思っているだろう。眉間に皺を寄せて不機嫌そうに見えるが、この顔はバルトの通常仕様。更に注意深く観察しては見たけど、彼の表情から考えを読み取る事は断念してしまう。
普段通りに見えるだけで微妙に違うところがあったのかもしれない。でも、特別親しいわけでもない俺に分かるわけがなかったのだ。
「ジェイク、報告を受ける前にこちらの方を紹介させてくれ。お前は会うのは初めてだからな。この方がルーイ先生だ」
レオン様はバルトに先生の紹介を始めた。既に周知されていることは省略して、先生のこれまでの活躍ぶりを重点的に伝えている。彼がいてくれたことで解決できた問題はたくさんある。バルトにも先生がいかに優秀か理解できることだろう。
「ルーイです。初めてお会いするのに、このような格好で申し訳ありません」
「……ジェイク・バルトと申します。王宮警備隊一番隊隊長を務めています。怪我をされたことは聞いておりますので、気にせず楽な体勢を取っていて下さい」
「お気遣い痛み入ります。ジェイク隊長」
そういう感じでいくのか……バルトのようなお堅い人間に、初対面から強引に距離を詰めようとするのは逆効果。友好的ではなく、馴れ馴れしいと捉えられる恐れがある。低姿勢で控えめな態度を見せるほうが好印象だろう。それでも適度に親しみを感じさせるよう、ファーストネームで呼んでいる。対峙する相手によって適切な振る舞いをする……本当に先生は、神のくせに世渡り上手でいらっしゃる。
先生はバルトに優しく微笑んだ。彼の笑顔は老若男女問わず心を揺さぶる。バルトだって嫌な気はしないだろう。
自分に向けられた表情ではないのに、見惚れてしまって悔しかった。胸の辺りがもやもやする。なんだか気分が悪くなってきた。先生とバルトの初会話が和やかに始まって安堵すべきであるのに、自分はなぜこんなにむしゃくしゃしているんだろう。
「貴方の……ルーイ先生の事はジェラール陛下からも聞き及んでおりました。メーアレクト神と繋がりが強く、非常に博識でいらっしゃると。レオン殿下の師として教鞭を執るに至ったのも、女神から才能を見込まれ、直々に命を受けたからだとか……」
「へっ? あっ! そうそう!! そうなのです。自分を高く評価して頂き、身に余る光栄です。今後も誠心誠意努めさせて頂きます」
陛下はバルトにそんな説明をしていたのか。メーアレクト様が間に入っていると匂わせておけば、あいつも否定しづらい。知らない設定を聞いたせいで、一瞬先生の素が出そうになっていたが、これは上手い手だな。
レオン様も随所でフォローを入れつつ、先生とバルトの初顔合わせは問題なく終了した。心配する必要など無かったというくらいあっさりと。
悪い予感が外れた。バルトとも仲良くやっていけそうでよかったじゃないか。そう思うのに……俺の胸の不快感は一向に無くなる気配を見せてくれなかった。
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