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二人目の客人2
驚愕に見開いた目に、みるみる怒りが宿り美しい顔が歪んでゆく。
だが彼女はコレットを愛称で呼んでいて、それが余計な混乱を生んだ。
「こちらにいらっしゃい! ココ! あなたには話があるわ」
女王然としたクリステルに言われ、花瓶の水を被ったコレットの体に、ブルリと寒気が走った。
「コレット様、なりません。旦那様からのご命令で、この城以外の者に無断で会わせてはならないと言われております」
騒ぎを聞きつけたエマが、廊下の奥から駆けつけてくる。
ジスラン以外に一番親しくしているエマを、コレットは心から信頼していた。彼女がこのように警告するのに従えば、きっと間違わないのだろう。
だが――。
「ココ!」
巨大な空間に響く声は、まるで雷のように轟いた。
「い……、いま参ります」
怯えて表情を強張らせたコレットは、階上からクリステルに向かって一礼し、慌てて玄関ホールに向かう。
身に纏っているデイドレスはレンガ色の普段着だったが、この際失礼だの言っていられる状況ではない。
小走りと言っていい速度で階段を駆け下りた先、白と黒のタイルの上でクリステルは異様な雰囲気を発してコレットを待っていた。
「あ……、あの。お初にお目に掛かります。コレットと申します」
シャブラン城で目を覚ましてから、初めて他人に対して自己紹介をした気がする。フィリップの時は側にジスランがいたので、自分が何者かと名乗る間もなかった。
だが今は、自分がコレットという名であることも、ブリュイエール伯爵家の令嬢だということも、我がことながらどこか疑わしい。
内心そう思いつつ淑女の礼をしたコレットを、クリステルは何とも言えない表情で凝視していた。
先ほどは激昂しているとしか分からなかったが、近くで見てみると青い目の中に様々な感情が浮かんでいる。あまりに複雑すぎて、何を考えているのか分からないほどだ。
てっきり階下に降りれば何か怒りを叩きつけられると思っていたが、少し違うらしい。
「あの……? クリステル様……? でしたよね?」
おずおずと問いかけると、彼女はハァーッと重たい溜め息をつく。
「……あなた何をしていますの?」
「え?」
どこか呆れたような言い方をされ、コレットは何がなんだか分からない。
「ジスラン様の愛人をしているですって? わたくしに向かって『結婚します』と言っておいて、今はジスラン様の愛人? ふざけていますの?」
「え……、え……と」
ひとつ、漠然と理解した。
コレットは誰かと結婚しようとしていたのだ。そこで事故に遭い、今ここにいる。
「あなたがわたくしに何を言ったのか覚えていて?」
「い……、いえ……」
自分はこのクリステルという令嬢に、何かしてしまったのだろうか? それも、どうやら宜しくない何かを……。
戸惑ってばかりのコレットを見てクリステルは目を眇め、何やら考え込んでいる。
「あなた、ジスラン様に騙されていると思いませんの?」
「えっ?」
突然ジスランを疑う言葉が出て、コレットは驚きのあまり開いた口が塞がらない。使用人たちも先ほどから口を挟めず、周囲に立ったままだ。
「あなたがどうしてこの城に留まっているのか、愛人だと言われて納得しているのか知りませんが……。嫁入り前の淑女が愛人と言われてよく屈辱を感じませんものね? 王家の相談役と言われている《北の侯爵》ルノアール家当主が、生やさしい理由であなたを囲っていると思っていて?」
「…………」
突然、あのジスランがどこか恐ろしい人に思え、コレットは押し黙る。
「それにつけ加えておきますが、わたくしはジスラン様への想いを諦めた訳ではなくてよ」
「えっ……」
続いて、クリステルはジスランを想っていると包み隠さず話した。
この城に乗り込んできたところから、何となく嫌な予感はしていた。ジスランの恋人か愛人か……。過去に関係のあった愛人なのか。
今の愛人がコレットだとして、〝昔の女〟に恨まれない訳がない。
たじろいでいるコレットを、クリステルは気の強そうな目でまたジッと見つめていた。
彼女の真っ直ぐすぎる視線を受けると、落ち着かない。
コレットは記憶がないことから自分に自信がない。それに対し当たり前のことだが、自らの身の上や育ちをしっかり覚えているクリステルのなんと自信に溢れていることか。
「あなたには、負けません」
ズイ、と一歩前に踏み出し、クリステルが圧力を掛けてくる。思わず一歩下がりかけたが、コレットは辛うじて彼女を見つめ返すことで反抗した。
そこに馬蹄の音が近付いてきて、城の玄関前に馬車が到着する。
玄関ホールにいた家令が外を確認すると、馬車から下り立ったのはジスランだ。扉の間から夜に変わろうとする夕暮れの空があり、コレットは久しぶりに目にする空に目を奪われる。
扉の隙間から吹き込んでくる外気も、とても冷たいが心地いい。
(外の世界……。どうなっているの?)
今まで不自由しなかったとは言え、外に出してもらえなかったのは事実だ。運動を理由に外に出たいと言っても、「運動ならベッドですればいいだろう」と引きずり込まれ誤魔化される。
足が一歩前に出て、その場にいたクリステルも使用人たちも無視し、コレットは外の世界を求めた。
夕暮れの空を見て、――〝何か〟思いだしかける。
「あ……」
腕を伸ばし、コレットは夕暮れを求めた。
鼻先をくすぐる風が、〝何か〟の記憶を呼び覚まそうとしている。
だが――。
「どうした?」
やんわりとコレットの手が握られる。
この城の絶対的な主が帰還したのだ。
冬用の毛皮のコートを身に纏い、帽子を被りステッキを手にしたジスランが、コレットを抱き締める。
「逃がさない」と言わんばかりに――。
「あ……、の」
彼の後ろで扉が閉ざされ、開きかけたコレットの記憶もまた靄に包まれてゆく。緩慢な動作でジスランを見上げると、彼は底知れないものを湛えた目で深く微笑んでいた。
「ジスラン様」
そこにパキリと緊張感に包まれたクリステルの声がし、コレットはハッと我に返る。慌ててジスランの胸板を押して離れようとするも、グッと強く抱き込まれた。
「ココを離して、わたくしの手を取ってくださらないのですか?」
真正面から、バラのような高貴さを漂わせクリステルが言い放つ。一分の隙も無い堂々たる美貌に、溢れんばかりの自信。
そんな彼女を前にして、コレットはあまりに茫洋とした自分が情けなく恥ずかしい。
「ジスラン様……、お離しになって」
掴まれた手を引き、足を踏ん張るも、華奢なコレットの体はびくとも動かない。足が浮き上がるほど強く抱かれ、コレットの首元でジスランが何か呟いた。
「……え?」
彼が何と言ったのか聞き直したくて、コレットは身じろぎする。だが今度こそ反動をつけてしっかり抱き上げられ、クリステルの前だということを思い出し暴れかけた。
「お、お離しください! クリステル様が……っ」
仮にもジスランを想っているという彼女の前で、何と言う格好を晒してしまっているのだろう。だがコレットの言うことに耳を貸さず、ジスランは少し低い声でクリステルに話しかけた。
「クリステル。何をしに来た?」
コレットはジスランと向かい合うように抱かれているので、クリステルの表情が見えない。だがピリリと緊迫した空気ぐらい、嫌でも分かる。
「フィリップ様から、ココがこの城にいるとお聞きしました。〝行方不明のブリュイエール伯爵令嬢〟が、どうしているかと見に来てみれば……」
クリステルの声は、苦々しい。
(私、行方不明ということになっているの?)
一方コレットは、何がなんだか分からない。
「あなたには関係ないことだ。今後、俺の許可なしに城に入ることはやめてもらおうか」
ここまで冷たいジスランの声を聞いたことがなく、コレットは抱き締められているというのに鳥肌が立ってしまった。
「いいえ! わたくしはオーブリー伯爵家の娘として、あなた達二人に助言をする権利があります。ココはすぐにでも実家に戻り、ご両親に保護されるべきですわ。そしてジスラン様はオーブリー家と繋がりを持つべきです。この北の地を統治されているあなたなら、隣国の動向に詳しい父と懇意になるべきだとお分かりでなくて?」
「自分の隣に置く女性ぐらい、自分で決める。あなたは帰るんだ」
声高に自身の意見を述べるクリステルを無視し、ジスランはコレットを抱き直した。今度こそ横抱きの状態になったコレットは、暴れることもできずただ運ばれるがままだ。
だが彼女はコレットを愛称で呼んでいて、それが余計な混乱を生んだ。
「こちらにいらっしゃい! ココ! あなたには話があるわ」
女王然としたクリステルに言われ、花瓶の水を被ったコレットの体に、ブルリと寒気が走った。
「コレット様、なりません。旦那様からのご命令で、この城以外の者に無断で会わせてはならないと言われております」
騒ぎを聞きつけたエマが、廊下の奥から駆けつけてくる。
ジスラン以外に一番親しくしているエマを、コレットは心から信頼していた。彼女がこのように警告するのに従えば、きっと間違わないのだろう。
だが――。
「ココ!」
巨大な空間に響く声は、まるで雷のように轟いた。
「い……、いま参ります」
怯えて表情を強張らせたコレットは、階上からクリステルに向かって一礼し、慌てて玄関ホールに向かう。
身に纏っているデイドレスはレンガ色の普段着だったが、この際失礼だの言っていられる状況ではない。
小走りと言っていい速度で階段を駆け下りた先、白と黒のタイルの上でクリステルは異様な雰囲気を発してコレットを待っていた。
「あ……、あの。お初にお目に掛かります。コレットと申します」
シャブラン城で目を覚ましてから、初めて他人に対して自己紹介をした気がする。フィリップの時は側にジスランがいたので、自分が何者かと名乗る間もなかった。
だが今は、自分がコレットという名であることも、ブリュイエール伯爵家の令嬢だということも、我がことながらどこか疑わしい。
内心そう思いつつ淑女の礼をしたコレットを、クリステルは何とも言えない表情で凝視していた。
先ほどは激昂しているとしか分からなかったが、近くで見てみると青い目の中に様々な感情が浮かんでいる。あまりに複雑すぎて、何を考えているのか分からないほどだ。
てっきり階下に降りれば何か怒りを叩きつけられると思っていたが、少し違うらしい。
「あの……? クリステル様……? でしたよね?」
おずおずと問いかけると、彼女はハァーッと重たい溜め息をつく。
「……あなた何をしていますの?」
「え?」
どこか呆れたような言い方をされ、コレットは何がなんだか分からない。
「ジスラン様の愛人をしているですって? わたくしに向かって『結婚します』と言っておいて、今はジスラン様の愛人? ふざけていますの?」
「え……、え……と」
ひとつ、漠然と理解した。
コレットは誰かと結婚しようとしていたのだ。そこで事故に遭い、今ここにいる。
「あなたがわたくしに何を言ったのか覚えていて?」
「い……、いえ……」
自分はこのクリステルという令嬢に、何かしてしまったのだろうか? それも、どうやら宜しくない何かを……。
戸惑ってばかりのコレットを見てクリステルは目を眇め、何やら考え込んでいる。
「あなた、ジスラン様に騙されていると思いませんの?」
「えっ?」
突然ジスランを疑う言葉が出て、コレットは驚きのあまり開いた口が塞がらない。使用人たちも先ほどから口を挟めず、周囲に立ったままだ。
「あなたがどうしてこの城に留まっているのか、愛人だと言われて納得しているのか知りませんが……。嫁入り前の淑女が愛人と言われてよく屈辱を感じませんものね? 王家の相談役と言われている《北の侯爵》ルノアール家当主が、生やさしい理由であなたを囲っていると思っていて?」
「…………」
突然、あのジスランがどこか恐ろしい人に思え、コレットは押し黙る。
「それにつけ加えておきますが、わたくしはジスラン様への想いを諦めた訳ではなくてよ」
「えっ……」
続いて、クリステルはジスランを想っていると包み隠さず話した。
この城に乗り込んできたところから、何となく嫌な予感はしていた。ジスランの恋人か愛人か……。過去に関係のあった愛人なのか。
今の愛人がコレットだとして、〝昔の女〟に恨まれない訳がない。
たじろいでいるコレットを、クリステルは気の強そうな目でまたジッと見つめていた。
彼女の真っ直ぐすぎる視線を受けると、落ち着かない。
コレットは記憶がないことから自分に自信がない。それに対し当たり前のことだが、自らの身の上や育ちをしっかり覚えているクリステルのなんと自信に溢れていることか。
「あなたには、負けません」
ズイ、と一歩前に踏み出し、クリステルが圧力を掛けてくる。思わず一歩下がりかけたが、コレットは辛うじて彼女を見つめ返すことで反抗した。
そこに馬蹄の音が近付いてきて、城の玄関前に馬車が到着する。
玄関ホールにいた家令が外を確認すると、馬車から下り立ったのはジスランだ。扉の間から夜に変わろうとする夕暮れの空があり、コレットは久しぶりに目にする空に目を奪われる。
扉の隙間から吹き込んでくる外気も、とても冷たいが心地いい。
(外の世界……。どうなっているの?)
今まで不自由しなかったとは言え、外に出してもらえなかったのは事実だ。運動を理由に外に出たいと言っても、「運動ならベッドですればいいだろう」と引きずり込まれ誤魔化される。
足が一歩前に出て、その場にいたクリステルも使用人たちも無視し、コレットは外の世界を求めた。
夕暮れの空を見て、――〝何か〟思いだしかける。
「あ……」
腕を伸ばし、コレットは夕暮れを求めた。
鼻先をくすぐる風が、〝何か〟の記憶を呼び覚まそうとしている。
だが――。
「どうした?」
やんわりとコレットの手が握られる。
この城の絶対的な主が帰還したのだ。
冬用の毛皮のコートを身に纏い、帽子を被りステッキを手にしたジスランが、コレットを抱き締める。
「逃がさない」と言わんばかりに――。
「あ……、の」
彼の後ろで扉が閉ざされ、開きかけたコレットの記憶もまた靄に包まれてゆく。緩慢な動作でジスランを見上げると、彼は底知れないものを湛えた目で深く微笑んでいた。
「ジスラン様」
そこにパキリと緊張感に包まれたクリステルの声がし、コレットはハッと我に返る。慌ててジスランの胸板を押して離れようとするも、グッと強く抱き込まれた。
「ココを離して、わたくしの手を取ってくださらないのですか?」
真正面から、バラのような高貴さを漂わせクリステルが言い放つ。一分の隙も無い堂々たる美貌に、溢れんばかりの自信。
そんな彼女を前にして、コレットはあまりに茫洋とした自分が情けなく恥ずかしい。
「ジスラン様……、お離しになって」
掴まれた手を引き、足を踏ん張るも、華奢なコレットの体はびくとも動かない。足が浮き上がるほど強く抱かれ、コレットの首元でジスランが何か呟いた。
「……え?」
彼が何と言ったのか聞き直したくて、コレットは身じろぎする。だが今度こそ反動をつけてしっかり抱き上げられ、クリステルの前だということを思い出し暴れかけた。
「お、お離しください! クリステル様が……っ」
仮にもジスランを想っているという彼女の前で、何と言う格好を晒してしまっているのだろう。だがコレットの言うことに耳を貸さず、ジスランは少し低い声でクリステルに話しかけた。
「クリステル。何をしに来た?」
コレットはジスランと向かい合うように抱かれているので、クリステルの表情が見えない。だがピリリと緊迫した空気ぐらい、嫌でも分かる。
「フィリップ様から、ココがこの城にいるとお聞きしました。〝行方不明のブリュイエール伯爵令嬢〟が、どうしているかと見に来てみれば……」
クリステルの声は、苦々しい。
(私、行方不明ということになっているの?)
一方コレットは、何がなんだか分からない。
「あなたには関係ないことだ。今後、俺の許可なしに城に入ることはやめてもらおうか」
ここまで冷たいジスランの声を聞いたことがなく、コレットは抱き締められているというのに鳥肌が立ってしまった。
「いいえ! わたくしはオーブリー伯爵家の娘として、あなた達二人に助言をする権利があります。ココはすぐにでも実家に戻り、ご両親に保護されるべきですわ。そしてジスラン様はオーブリー家と繋がりを持つべきです。この北の地を統治されているあなたなら、隣国の動向に詳しい父と懇意になるべきだとお分かりでなくて?」
「自分の隣に置く女性ぐらい、自分で決める。あなたは帰るんだ」
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