【R-18・連載版】部長と私の秘め事

臣桜

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花火のあとに…… 編

バスルームに漏れる声 ☆

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「……だっこ」

 唇を離してねだると、尊さんはクスッと笑って私を向かい合わせに膝の上にのせる。

 また深いキスを交わすなか、彼は私の乳房を揉んできた。

「ん……、ん、…………うぅ」

 乳首を指の腹でスリスリされるだけで、すぐにそこは硬く凝り立つ。

 そこを弄られるとお腹の奥にジワジワとした甘い疼きが宿り、私は無意識に腰を揺らしていた。

「軽く達っとくか?」

 尊さんに尋ねられ、私は頬を染めて視線を落とす。

 いまだに性的な事にオープンになりきれず、信頼できる尊さんが相手でも「こうしてほしい」と望みを口にするのはハードルが高い。

「達きたい? 達きたくない?」

 けれどもう一度尋ねられ、私はおずおずと答えた。

「…………ちょっとなら、気持ち良くなりたい」

「ん、分かった。そこ座って」

 尊さんはバスタブの縁を軽く叩き、私は恥じらいながら言う通りにする。

「脚、開いて」

 言われて少しだけ脚を開くと、彼は私を見上げて薄く笑う。

「いつもは無邪気なハラペコ魔人なのに、こういう時になったら急に恥じらって可愛さが増すんだもんな。堪んねぇ」

「……もう」

 唇を尖らせてペチンと尊さんの肩を叩くと、彼はクスクス笑った。

「どんな朱里も好きだよ」

 尊さんはそう囁いたあと、私の首筋にキスをし、鎖骨や胸元へと唇を移動させていく。

「本当はキスマークつけてやりたいけど、まだ明日も涼と中村さんと一緒だしな」

「……このデートが終わったら、つけてあげさせてもいいですよ」

 恥ずかしいのを誤魔化すために上から目線で言うと、彼はカリッと乳首を甘噛みしてきた。

「ひゃうっ」

「言ったな? ちゃんとその言葉、覚えてろよ」

 彼はニヤリと笑い、乳首を口内に含んで舌先でコロコロと転がしてくる。

 同時に乳房を揉みながら、もう片方の手で腰から太腿を辿り、内腿をすべすべと撫でてきた。

「ん……っ」

 下腹部の奥に宿っている快楽がジワジワと増し、私は吐息をつく。

 胸元をいやらしく舐める音に気を取られていると、いつの間にか内腿を撫でていた手が秘所に至っている。

(触られちゃう……!)

〝その時〟を予想して、くっ、と息を止めるけれど、尊さんはささやかに生えたアンダーヘアや鼠径部を辿り、なかなか陰唇に触れない。

 恥毛をフワフワと弄られると羞恥が増し、私は抗議の意味を込めてギュッと彼の肩に指先を食い込ませる。

 すると胸元で彼がフッと息を吐いて笑ったのが分かり、次の瞬間、秘唇に指先が当たった。

「ん、……ぅ」

 二人きりでお風呂に入り、キスをして少しの愛撫を受けただけで、どうやら私はすぐに濡らしてしまっていたようだった。

 ピチャ……と水音が聞こえた瞬間、私はボボッと発火したように赤面し、声を出さないように唇を引き結ぶ。

「体の力、抜けよ」

 けれど尊さんに言われ、努めてリラックスしたところ、乳首を舌先で弾かれ、もう片方のそれもキュッと摘ままれる。

「んっ、……ぁ、あぁ……っ」

 同時に彼は陰唇の形に沿ってゆっくりと指を動かし、何度も優しくそこを撫でてきた。

 静かなバスルームに私の荒くなった吐息が響き、呼気が充満しているように感じられる。

 どれだけ焦れったい愛撫を続けられただろう。

 刺激を受けてふっくらと充血した陰唇は淫らに濡れ、尊さんは愛蜜を指先にまぶすと密孔に指を挿し入れてきた。

「あぁ……っ、あ……っ」

 ただそれだけで、子宮にジィン……と染み入るような悦びを得て、私は歓喜の声を漏らしてしまう。

 無意識に蜜壷がキュンキュンと収縮し、彼の指を奥へ呑み込むように吸い上げる。

「可愛い……」

 尊さんは快楽を堪えている私の顔を見て呟くと、チュバッと音を立てて乳首に吸い付き、手を前後させて密洞を暴いてくる。

 指の腹で膣壁をなぞるように刺激され、時にぐぅっと押されるたびに新たな蜜が吐き出される。

(気持ちいい……)

 私は陶酔しながらうっすらと目を開き、涙でぼやけた新宿の夜景を眺めた。
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