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送り狼 編
初めて感じる『気持ちいい』 ☆
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昭人のキスは尖らせた唇でちゅっちゅっと吸い、舌で口の中を掻き回すキスで、お世辞にも気持ちいいと言えない。
けれど部長のキスは、優しくて柔らかい。
滑らかな舌に唇を舐められ、私は思わず吐息をついて口を開く。
その隙間にとろりと舌が入り込んだ。
唇の内側を舐められたかと思うと、優しくちゅっと吸われ、上唇と下唇を交互に吸われ、甘噛みされる。
「ぁ……っは、……あ、――ぁ、――――む」
部長の舌がぬろりと私の口内に入り込み、ぐちゅりと掻き回した。
歯列をなぞり、前歯の裏側を舌先でくすぐられ、「ふぅぅ……ん」と甘ったれた声が漏れる。
――何これ。こんなキス、知らない。
私は混乱したまま、息継ぎしてゴクッと口腔に溜まった唾液を嚥下した。
口内には部長の唾液も混じっているけれど、不思議と嫌悪はない。
それどころか、もっと私をトロトロに溶かしてほしいと思ってしまった。
部長は私の口内を舐め回し、私の背筋をスッと撫で下ろしてからお尻の肉を揉んだ。
「ぅん……っ」
グッ……と強くお尻を揉まれただけで、お腹の奥が甘く疼く。
あろう事か、キスをされてお尻を掴まれただけで私は興奮して濡らしていた。
「キスなんて気持ちよくない」と思っていた常識は覆され、口の中が性感帯になってしまったのでは、というほど敏感になっている。
――キス、気持ちいい……っ!
気持ちよさがこみ上げ、お腹の奥がキュンキュンする。
腰や尾てい骨の辺りをスリスリと撫でられているのも手伝って、あと少しで絶頂してしまうのでは――、と思った時。
「ん……っ?」
部長が口を離し、私を見て妖艶に笑う。
かと思うと、彼は大きく口を開いて舌を出し、私の首筋をレロリと舐めてきた。
「ふあぁ……っ、ぁ、あ……っ」
舐められただけなのに、ゾクゾクして堪らない。
そのまま、部長はヌローッと鎖骨まで舐めていく。
「だ……っ、め……ぇっ」
私は脚をガクガク震わせ、彼の腕にしがみついた。
「『駄目』じゃねぇよ。これぐらいで達きそうな顔して」
少し乱暴な口調で言われ、フッと嘲笑されるのがまた堪らない。
「そんな……」
何か言い返そうとしたけれど、今度は耳元で低い声で囁かれる。
「……胸、大きいんだな。乳首も綺麗な色だ」
「んーっ……」
吐息が耳孔に掛かって、本当に達きそう……!
彼は大きな手で私の胸を包み、ふわふわたぷたぷと弄んだあと、感度を試すように乳首をクルリとなぞった。
「っあぁん……っ」
元彼に触られても痛いとしか思えなかった場所に触られ、私は甘ったるい声を上げる。
指先で乳輪をなぞられ、ゆっくり乳首が勃ち上がると優しく先端に触れられた。
かと思うと乳首の側面をコスコスと撫でられ、いっそう凝り立てられる。
「やぁ……っん、ちくび……っ、いじめないでぇ……っ」
そんなふうに愛撫された事はなく、胸からジンジンとした疼きが下腹部に伝わり、切なくて堪らない。
「感度がいいな。こうしたら、どうだ?」
「あぁああ……っ」
そう言って部長は、乳首の先端のへこみをカリカリと引っ掻いてきた。
「ゃぁああぁっ、カリカリ駄目ぇっ」
ジワジワとむず痒い気持ちよさが全身を支配し、私は部長に縋り付いたまま腰を揺らしていた。
――下もいじってほしい。
浅ましく願っていたのが、通じてしまったのだろうか。
部長の手がお腹から脇腹へと下り、お尻をシュルリと撫でてから、濡れそぼった秘部に至った。
ピチャ……と濡れた音が聞こえ、私は耳まで真っ赤になる。
「……たっぷり濡れてるな」
部長は私の脚を開かせ、潤った場所に何度も指を往復させた。
花びらがそよぐたび、クチュクチュニチュニチュと粘液が掻き回される音がする。
「あ……っ、はや、――く、……指っ、いれ……てっ」
濡れた愛で部長に懇願すると、彼は目を細めて意地悪に笑った。
「欲しいか?」
「――――っ、ほし……っ、ぃ、ですっ」
お腹の奥が熱くて、「何かほしい」しか考えられない。
いま自分がどんな顔をしているのかとか、考える事もできない。
ただただ、気持ち良くなりたかった。
けれど部長のキスは、優しくて柔らかい。
滑らかな舌に唇を舐められ、私は思わず吐息をついて口を開く。
その隙間にとろりと舌が入り込んだ。
唇の内側を舐められたかと思うと、優しくちゅっと吸われ、上唇と下唇を交互に吸われ、甘噛みされる。
「ぁ……っは、……あ、――ぁ、――――む」
部長の舌がぬろりと私の口内に入り込み、ぐちゅりと掻き回した。
歯列をなぞり、前歯の裏側を舌先でくすぐられ、「ふぅぅ……ん」と甘ったれた声が漏れる。
――何これ。こんなキス、知らない。
私は混乱したまま、息継ぎしてゴクッと口腔に溜まった唾液を嚥下した。
口内には部長の唾液も混じっているけれど、不思議と嫌悪はない。
それどころか、もっと私をトロトロに溶かしてほしいと思ってしまった。
部長は私の口内を舐め回し、私の背筋をスッと撫で下ろしてからお尻の肉を揉んだ。
「ぅん……っ」
グッ……と強くお尻を揉まれただけで、お腹の奥が甘く疼く。
あろう事か、キスをされてお尻を掴まれただけで私は興奮して濡らしていた。
「キスなんて気持ちよくない」と思っていた常識は覆され、口の中が性感帯になってしまったのでは、というほど敏感になっている。
――キス、気持ちいい……っ!
気持ちよさがこみ上げ、お腹の奥がキュンキュンする。
腰や尾てい骨の辺りをスリスリと撫でられているのも手伝って、あと少しで絶頂してしまうのでは――、と思った時。
「ん……っ?」
部長が口を離し、私を見て妖艶に笑う。
かと思うと、彼は大きく口を開いて舌を出し、私の首筋をレロリと舐めてきた。
「ふあぁ……っ、ぁ、あ……っ」
舐められただけなのに、ゾクゾクして堪らない。
そのまま、部長はヌローッと鎖骨まで舐めていく。
「だ……っ、め……ぇっ」
私は脚をガクガク震わせ、彼の腕にしがみついた。
「『駄目』じゃねぇよ。これぐらいで達きそうな顔して」
少し乱暴な口調で言われ、フッと嘲笑されるのがまた堪らない。
「そんな……」
何か言い返そうとしたけれど、今度は耳元で低い声で囁かれる。
「……胸、大きいんだな。乳首も綺麗な色だ」
「んーっ……」
吐息が耳孔に掛かって、本当に達きそう……!
彼は大きな手で私の胸を包み、ふわふわたぷたぷと弄んだあと、感度を試すように乳首をクルリとなぞった。
「っあぁん……っ」
元彼に触られても痛いとしか思えなかった場所に触られ、私は甘ったるい声を上げる。
指先で乳輪をなぞられ、ゆっくり乳首が勃ち上がると優しく先端に触れられた。
かと思うと乳首の側面をコスコスと撫でられ、いっそう凝り立てられる。
「やぁ……っん、ちくび……っ、いじめないでぇ……っ」
そんなふうに愛撫された事はなく、胸からジンジンとした疼きが下腹部に伝わり、切なくて堪らない。
「感度がいいな。こうしたら、どうだ?」
「あぁああ……っ」
そう言って部長は、乳首の先端のへこみをカリカリと引っ掻いてきた。
「ゃぁああぁっ、カリカリ駄目ぇっ」
ジワジワとむず痒い気持ちよさが全身を支配し、私は部長に縋り付いたまま腰を揺らしていた。
――下もいじってほしい。
浅ましく願っていたのが、通じてしまったのだろうか。
部長の手がお腹から脇腹へと下り、お尻をシュルリと撫でてから、濡れそぼった秘部に至った。
ピチャ……と濡れた音が聞こえ、私は耳まで真っ赤になる。
「……たっぷり濡れてるな」
部長は私の脚を開かせ、潤った場所に何度も指を往復させた。
花びらがそよぐたび、クチュクチュニチュニチュと粘液が掻き回される音がする。
「あ……っ、はや、――く、……指っ、いれ……てっ」
濡れた愛で部長に懇願すると、彼は目を細めて意地悪に笑った。
「欲しいか?」
「――――っ、ほし……っ、ぃ、ですっ」
お腹の奥が熱くて、「何かほしい」しか考えられない。
いま自分がどんな顔をしているのかとか、考える事もできない。
ただただ、気持ち良くなりたかった。
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