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第19話 憤怒の月曜日
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冷たい風がツンと肌に刺さる。この時期の風はどこか寂しさを帯びている。いや、違うな。秋から冬にかけての時期は葉が散り、日の入りも早くなり、年の瀬にも迫る時期であり、物理的に寂しさを覚えることが多くなるから風の冷たさも相まってそう感じてしまうのだろう。風はいつの季節も変わらず、ただ吹いているだけだ。実際、夏の生暖かい風を感じても寂しさは覚えない。しかし寂しいのは決して冬のせいではない。日本の冬がそういうものだと幼い頃から認識してしまっているからだ。例えば小学生の時、帰宅時間というものがあった。小学生なら誰しも課せられてしまう暗黙の門限のようなものだ。厳密には今もあるが重要なのはその時間だ。夏は日が出ている時間が長く、大体夕方の6時までに家に帰りなさいと言われていたが、冬は1時間早い5時だった。ところで、夕方と夜の境目はいつなのだろう。日没が完全に終わってからが夜という時間帯なのだろうか。挨拶に関してもそうだ、おはようとこんにちはの境目はまだわかる。12時になったらこんにちはにすればいい。しかしこんにちは、からこんばんはに変わるのはいつからなんだ。夏場なんかは午後7時近くになっても未だ日没が終わってなく日が出ていることもある。それでこんばんはというのは少し気持ち悪い気がする。まあいい、その帰宅時間に合わせて町内のスピーカーから聞こえてくる家に帰りなさいメロディも季節によってその時間帯が違っていた。あの曲はなんという曲だったかな、蛍の光?それは閉店時だったか。そう言えば閉店時によく耳にするあのメロディは蛍の光というタイトルではないらしい。ではなんだったかな、もっとちゃんと調べておくべきだった。しかし、冬は寂しさを覚えるばかりではない。素敵なイベントだってちゃんと用意されている。例えばクリスマスだ、クリスマスといえばサンタクロースだ。少年少女なら誰もが憧れる赤い装束に身を包んだおじいさんだ。しかし子供たちにとって重要なのはそのおじいさんではなく、おじいさんが持っているプレゼントだ。25日の朝、枕元においてあるプレゼントに気づいた時の喜びは人生嬉しかったことランキングに間違いなくランクインする。しかしその喜びも年々薄れていく。多くの子供がサンタクロースの存在が親だということにいつかは勘付くようにできている。ちなみに私は中学生になった途端、その年のクリスマスに今年はプレゼントどうする?もうあげようか?と身も蓋もないことを言われた。薄々分かっていたことではあったがその時にプレゼントをもらった時の感情は少ししょっぱかった。
世界史の瀬古が珍しく激怒した。理由は簡単だ。課題を提出しない奴がいたからだ。そもそも瀬古は少し前に大好きなフランス革命の単元が終わってから機嫌が良くなかった。子供かよ、と思うほどあからさまに授業に対する熱が冷めてしまったのだ。どれだけフランス革命が好きなんだよ、もう世界史教師ではなくフランス革命教師になればいい。宣教師みたいで少しニヤついてしまったがいつもように1人で信号を待つ私のことなんて誰も見ていないから問題はない。しかし冷めている人間だが激怒するような人間ではなかった。これまでも課題を忘れて怒ることはあったが、あれほどではなかった。提出できなかったのが隣の席の沢口だけだったから、リーチを目前にしてビンゴを逃して豪華景品を取れなかった残念な運の持ち主のように無念さが身体中をめぐり沸点を超えてしまったのかもしれない。しかし高校生ともなるといちいち教師が激怒したくらいでは大して動揺しない。なんなら笑ってしまうものもいる。怒ると怖い教師もいるが結局のところ口汚く罵るか、なぜ生まれてきたんだと言わんばかりに人格を否定して覚えのない罵声を浴びせられる程度なのだ。待てよ、結構ひどい言われようだな、私も。だがそんなものはどうでもいい、結局誰に言われるか、が重要なのだと最近気づいた。自分がどうでもいいと思っている人間に何を言われても微塵も響かない、だが好意を寄せている人間に小言を言われると些細なことでも心にくるものがある。そこで私は学校に好意を寄せている人間がいるかどうか考えてみた。なるほど、道理で誰に何を言われても響かないわけだ。いやでもここ最近、好意を寄せていると言っていい存在が1人見つかったではないか。果たして彼女に口汚く罵られたら私は何を思うのだろう。思えば初対面の時から告訴されそうになっていたし、軽く怒らせていた節はあるようだ。だがその時は特に気にしなかった。今ならどうだろうか。知らねえよと言わんばかりに信号が変わりやがった。どうしたんだ、お前も機嫌が悪いのか。
晴れた日の駅は久しぶりだ。そういえば、晴れているといえば、駅員はいるのだろうか。いた、何故だかすごく懐かしい気分になった。いつのも気怠そうな顔つきでしかし表情はどこか憎めなく、顎髭を微かに生やしたお兄さんと呼ぶには少し歳をとりすぎているその駅員さん、1週間ぶりのご苦労様です。
「よ!少年」
「どうも」
そういえば結局彼女の名前を聞けずじまいで終わっている。確か先々週の金曜に彼女にどうして名前を聞いてこないのかと尋ねられた時に
「確かにそうですね、では教えてくださいよ」
「え~、では、っていうのが嫌だな」
「なんでですか」
「あんたから聞いてこなかったってことは気にならなかったってことでしょ?」
「まあ、そうですね」
「じゃあ教えないよ。知りたくなったら教えてあげる」
「知りたくないわけではないのですが・・・」
「でも、その程度なんでしょ?じゃあ知らなくてもいいじゃない」
「はぁ、まあいいですけど」
と、結局名前を聞き出していなかったのだ。未だに彼女の名前は知らないが彼女がいうようにどうしても知りたいわけではなかった。名前を知らなくても彼女とこうしてこの場所で、この時間に話ができている。それで十分だった。
「・・・」
「今日はどこか口数が少ないような気がしますね、何かあったんですか?」
「え?あぁ、いや、何もないよ」
「そうですか?」
本当にそうだろうか、短い付き合いだが、こんな彼女は初めて見る。凛とした瞳と重心のしっかりした立ち方は以前のままだ。しかし向かいのホームのフェンスの一点をじっと見つめて、いやきっと正確にはどこも見ていない視線が空中で遊離している。私にはよくわかる、こういう表情をしている人は頭に、考えることに集中しているのだ、彼女は何かを考えている、故に私との会話に集中できていないでいる。
「やっぱり、何かあったんじゃないですか?」
「しつこいなあ、ないって」
「では、今自分が何を言ったか覚えてますか?」
「え?えぇ、もちろん、覚えてるわよ」
「なんて言いましたか?」
「きょ、今日は寒いなって」
つくにしてももっとまともな嘘をついて欲しいものだ。彼女らしくない。
「はあ、やっぱり聞いてないじゃないですか
「じゃ、じゃあなんて言ったのよ」
「何も言ってませんよ」
「は、はあ?そんなの、わかるわけないじゃない」
「わかりますよ、ちゃんと聞いていれば、何も言ってないってことが」
「今日のあんた、性格悪いわよ」
「あなたが変だからですよ」
「そんなことないって」
「案外わかりやすい人なんですね」
「あぁ、もう悪かったわよ、ちゃんと聞いてなくて、聞くよ、ちゃんと」
「別に何かを聞いて欲しいわけじゃありません、むしろ聞きたいのはこっちです」
「何かって何を?」
「さあ、なんでしょうね」
「もしかして、怒ってる?」
怒る?私が?どうして彼女はそんな発言をしたのだろうか、理解できない。私が怒るなんてことがあるはずない。
「怒ってませんよ」
「まあいいわ、それより今日は寒いわね」
「本当にその話題にするんですか」
「だって寒いんだもん」
「ま、確かに寒いですね。寒いのは苦手ですか?」
「うん、得意ではないかな。でも冬は嫌いじゃないわ」
「なんでですか」
「なんか、スッキリする。余計なものを全て拭い去ってくれるような、そんな空気を感じるの」
「まあ、12月は師走とも言いますし、年も変わりますし、何かと区切りはつけやすいですよね」
「あと、吐く息が白くなるのは好き」
そう言って彼女は空に向かって「はあ~っ」と白い息を吐き出した。厳密には白い息なのではなく息が空気に触れた瞬間に温度の低下によって白くなっているのだが、いちいち吐かれた瞬間に白くなった息なんていう人はいないだろう。だが私もこの白くなる息は好きだ。生きていると感じることができる。
「なんかさ、息が白くなるのを見てると、生きてるって感じることができるじゃん?」
「そ、そうですね」
再度、彼女は長めに白い息を吐いた。それにつられて私も小さく口を開けて「はぁ~」と白い息を吐き出した。
「あんたも私も、ちゃんと生きてんだね~」
「どうしたんですか?急に」
「ううん、なんでもない」
やはり今日の彼女はどこか雰囲気が違っていた。なんというか、センチメンタル?ノスタルジック?腑に落ちる言葉が見あたらなかった。ただ、交わす言葉がいつもより冷たい気がした。
「あ、もう来ちゃったか。今日はここまでね」
「はい」
電車が到着する寸前、彼女は再びフェンスの一点を見つめて何かを考えていた。その雰囲気、姿の彼女に私はほんの少しだけ、イラッとした。
世界史の瀬古が珍しく激怒した。理由は簡単だ。課題を提出しない奴がいたからだ。そもそも瀬古は少し前に大好きなフランス革命の単元が終わってから機嫌が良くなかった。子供かよ、と思うほどあからさまに授業に対する熱が冷めてしまったのだ。どれだけフランス革命が好きなんだよ、もう世界史教師ではなくフランス革命教師になればいい。宣教師みたいで少しニヤついてしまったがいつもように1人で信号を待つ私のことなんて誰も見ていないから問題はない。しかし冷めている人間だが激怒するような人間ではなかった。これまでも課題を忘れて怒ることはあったが、あれほどではなかった。提出できなかったのが隣の席の沢口だけだったから、リーチを目前にしてビンゴを逃して豪華景品を取れなかった残念な運の持ち主のように無念さが身体中をめぐり沸点を超えてしまったのかもしれない。しかし高校生ともなるといちいち教師が激怒したくらいでは大して動揺しない。なんなら笑ってしまうものもいる。怒ると怖い教師もいるが結局のところ口汚く罵るか、なぜ生まれてきたんだと言わんばかりに人格を否定して覚えのない罵声を浴びせられる程度なのだ。待てよ、結構ひどい言われようだな、私も。だがそんなものはどうでもいい、結局誰に言われるか、が重要なのだと最近気づいた。自分がどうでもいいと思っている人間に何を言われても微塵も響かない、だが好意を寄せている人間に小言を言われると些細なことでも心にくるものがある。そこで私は学校に好意を寄せている人間がいるかどうか考えてみた。なるほど、道理で誰に何を言われても響かないわけだ。いやでもここ最近、好意を寄せていると言っていい存在が1人見つかったではないか。果たして彼女に口汚く罵られたら私は何を思うのだろう。思えば初対面の時から告訴されそうになっていたし、軽く怒らせていた節はあるようだ。だがその時は特に気にしなかった。今ならどうだろうか。知らねえよと言わんばかりに信号が変わりやがった。どうしたんだ、お前も機嫌が悪いのか。
晴れた日の駅は久しぶりだ。そういえば、晴れているといえば、駅員はいるのだろうか。いた、何故だかすごく懐かしい気分になった。いつのも気怠そうな顔つきでしかし表情はどこか憎めなく、顎髭を微かに生やしたお兄さんと呼ぶには少し歳をとりすぎているその駅員さん、1週間ぶりのご苦労様です。
「よ!少年」
「どうも」
そういえば結局彼女の名前を聞けずじまいで終わっている。確か先々週の金曜に彼女にどうして名前を聞いてこないのかと尋ねられた時に
「確かにそうですね、では教えてくださいよ」
「え~、では、っていうのが嫌だな」
「なんでですか」
「あんたから聞いてこなかったってことは気にならなかったってことでしょ?」
「まあ、そうですね」
「じゃあ教えないよ。知りたくなったら教えてあげる」
「知りたくないわけではないのですが・・・」
「でも、その程度なんでしょ?じゃあ知らなくてもいいじゃない」
「はぁ、まあいいですけど」
と、結局名前を聞き出していなかったのだ。未だに彼女の名前は知らないが彼女がいうようにどうしても知りたいわけではなかった。名前を知らなくても彼女とこうしてこの場所で、この時間に話ができている。それで十分だった。
「・・・」
「今日はどこか口数が少ないような気がしますね、何かあったんですか?」
「え?あぁ、いや、何もないよ」
「そうですか?」
本当にそうだろうか、短い付き合いだが、こんな彼女は初めて見る。凛とした瞳と重心のしっかりした立ち方は以前のままだ。しかし向かいのホームのフェンスの一点をじっと見つめて、いやきっと正確にはどこも見ていない視線が空中で遊離している。私にはよくわかる、こういう表情をしている人は頭に、考えることに集中しているのだ、彼女は何かを考えている、故に私との会話に集中できていないでいる。
「やっぱり、何かあったんじゃないですか?」
「しつこいなあ、ないって」
「では、今自分が何を言ったか覚えてますか?」
「え?えぇ、もちろん、覚えてるわよ」
「なんて言いましたか?」
「きょ、今日は寒いなって」
つくにしてももっとまともな嘘をついて欲しいものだ。彼女らしくない。
「はあ、やっぱり聞いてないじゃないですか
「じゃ、じゃあなんて言ったのよ」
「何も言ってませんよ」
「は、はあ?そんなの、わかるわけないじゃない」
「わかりますよ、ちゃんと聞いていれば、何も言ってないってことが」
「今日のあんた、性格悪いわよ」
「あなたが変だからですよ」
「そんなことないって」
「案外わかりやすい人なんですね」
「あぁ、もう悪かったわよ、ちゃんと聞いてなくて、聞くよ、ちゃんと」
「別に何かを聞いて欲しいわけじゃありません、むしろ聞きたいのはこっちです」
「何かって何を?」
「さあ、なんでしょうね」
「もしかして、怒ってる?」
怒る?私が?どうして彼女はそんな発言をしたのだろうか、理解できない。私が怒るなんてことがあるはずない。
「怒ってませんよ」
「まあいいわ、それより今日は寒いわね」
「本当にその話題にするんですか」
「だって寒いんだもん」
「ま、確かに寒いですね。寒いのは苦手ですか?」
「うん、得意ではないかな。でも冬は嫌いじゃないわ」
「なんでですか」
「なんか、スッキリする。余計なものを全て拭い去ってくれるような、そんな空気を感じるの」
「まあ、12月は師走とも言いますし、年も変わりますし、何かと区切りはつけやすいですよね」
「あと、吐く息が白くなるのは好き」
そう言って彼女は空に向かって「はあ~っ」と白い息を吐き出した。厳密には白い息なのではなく息が空気に触れた瞬間に温度の低下によって白くなっているのだが、いちいち吐かれた瞬間に白くなった息なんていう人はいないだろう。だが私もこの白くなる息は好きだ。生きていると感じることができる。
「なんかさ、息が白くなるのを見てると、生きてるって感じることができるじゃん?」
「そ、そうですね」
再度、彼女は長めに白い息を吐いた。それにつられて私も小さく口を開けて「はぁ~」と白い息を吐き出した。
「あんたも私も、ちゃんと生きてんだね~」
「どうしたんですか?急に」
「ううん、なんでもない」
やはり今日の彼女はどこか雰囲気が違っていた。なんというか、センチメンタル?ノスタルジック?腑に落ちる言葉が見あたらなかった。ただ、交わす言葉がいつもより冷たい気がした。
「あ、もう来ちゃったか。今日はここまでね」
「はい」
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