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第18話 強欲の金曜日
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5日目にしてようやく無傷で帰る事ができそうだ。気分的には昨日の溺タイプの事故が1番驚異だった。あの後家に帰るやいなやに何よりも先に靴下を脱いで洗濯機に放り込んだ。そして湿った靴の中にぐちゃぐちゃに丸めた新聞紙を詰め込んで一息をついた。その時の開放感たるや、筆舌に尽くしがたいものである。あの感覚を味わう為だけに靴の中を濡らすまである。いや、流石にそれはない。そんなにマゾヒストではない。無傷で歩けることに幸せを噛み締めていると、桔梗の傘屋さんの前の道に差し掛かった。しかし今日はどうやら開店していないようだ。店の前には白い傘をさした女性がいた。その女性が何者か、もはや説明は必要ないだろう。昨日あの後何があったか知らないが今日も店の女性と話すために来たのだろうか。しかし、臨時休業という感じではなさそうだ。あの女性は今日、店がやっていないことを知っていながらきたのではないだろうか。この分だと今日もホームには来そうにない。答えを聞く事ができずに今週が終わってしまうのは解せなかった。謎を明らかにしてから休日を迎えたい自分がいた。初対面の人に話しかけるのは大の苦手だが自分の好奇心には敵わない。私は女性に近づいた。
「あ、あの、すみません」
「はい?」
話しかけたのはいいが、果たしてこれからどうする?どうしてホームで傘をさしていたんですかって聞くのか?ストレートすぎないか・・・?いやでも、オブラートに包む方法がわからない。そもそもオブラートってそんなに厚いものではないような、いやいや、今そんなことはどうでもいい。
「あなた、向かいのホームにいた高校生よね、女の子と一緒にいた」
「あ、はい、そうです」
まさか覚えられていたなんて、もしかして観察していたこともバレているのか、まずいな、観察しまくった挙句に話しかけている、これはもうストーカーと言われても弁解のしようがないのでは。
「どうしたの?私に何か用?」
「あ、えっと、その傘」
「え?あぁ、この桔梗の傘?」
「はい、この店で買ったんですか?」
「えぇ、そうよ」
「このお店、好きなんですか、今日は休みみたいですけど」
「そうね、好き、なんて言葉じゃ言い表せられないかな」
「そう、なんですね」
「ここの店主、女性なんだけど、大学の時の同期なの」
「昨日、中で話してませんでした?」
「あら、よく知ってるのね」
「たまたま、通りかかった時に目に入ったので」
精一杯怪しまれないように今更ながら嘘をつく。
「そうよ、昨日話してた人よ。私たちは経営学部で1年生の時に出会ったんだけど、大学卒業するまでに営業のイロハを勉強して在学中に修行積んで、将来喫茶店開こうってよく話してたの」
「そうなんですか、え、でも傘屋さん・・・」
「そう、大学在学中にはうまくいかなくて、とりあえず2人とも就職したの、カフェ店員としてね」
「それで、2年くらい経った時かなあ、彼女がやりたい事があるから手伝ってくれないかって言ってきたの」
「私は学生時代から言っていた喫茶店を、ついに自分たちの店を出そうとしているんだと思って、喜んで協力したの」
「忘れたりしてなかったんですね」
「もちろん、彼女も私も意思は固かったもの。でも、準備を始めて3ヶ月経ったころに、急に彼女が傘屋にするって言い出したの。私としてはずっと喫茶店を開くつもりだったしそのための検定や資格試験も受けてたから愕然としてしまって、流石に猛反対したわ」
「それはそうですよね、でもなんで急に傘屋にしたんですか?」
「彼女のおばあちゃん、桔梗さんていうんだけど、傘屋だったのよ。でもその準備をしていた頃に亡くなってね。それで、おばあちゃんがやっていた傘屋をなくしたくなかったんだって」
話したこともないこの店の店主の人柄がなんとなく分かった気がした。
「だからこのお店も桔梗って言うんですね」
「えぇ、それを聞いて私も一旦諦めたわ、彼女、一度言い出したら聞かないし。私は私でカフェを開いてみようって思い始めたの。でもね、昨日、お店の売れ行きがよくないからって、傘屋なんて開くんじゃなかったって言い出して。」
「そんな、勝手じゃないですか」
「でしょ?だから言ってやったのよ、そんなんじゃ何やってもうまくいかないって、それから学生の頃の夢見てた時の話をたくさんしたわ。そしたら、ちょっと考えるって言ってね。全く世話が焼けるんだから」
そう語る彼女は嬉しそうだった。なんだかんだでこの店の店主のことが気になるし放っておけないのだろう。
「それで今日は休業してるんですね」
「うん、でも、さっき電話があって、一度開くって決めたんだから頑張りたいって、あと、ありがとうって」
「そうですか・・・それじゃあ、2人で喫茶店を開く話は」
「あぁ、実現させるわよ、私は。やりようなんていくらでもあるわ。彼女には言ってないけど、傘屋でコーヒーを淹れて売っていてもいいと思わない?」
「そうですね、いいかもしれませんね」
この人はきっと店主のことが大切なんだろう。一緒にいたいのだろう。好きとかそう言うものではない、それ以上の何か特別な関係性なのだろう。
「それにね、悔しいことに、私、ここの傘、大好きなんだ。素敵じゃない?この桔梗の傘」
「はい、とても素敵です」
「好きすぎてさぁ、駅のホームとかでも濡れないのに差しっぱなしにしてたりしてさ、あ、でもあの駅のホーム、いつも私がいるところは一箇所だけ穴空いてて雨粒落ちてくるからちょうどいいんだけどね。ごめんね、こんな話しちゃって、困るよね、見ず知らずの人にこんな話されても」
「い、いえ、そんなことは」
なるほど、そう言うことか。適当にでっち上げたはずの空論も意外なことにそれほど的外れなものでもなかった。
「そう言えば、私に何か用があったんだっけ?」
「いえ、なんでもないです。素敵なお話、ありがとうございました」
そう言うと、返事を聞かずに踵を返した。
「遅かったね、雨で溶けちゃったのかと思ったよ」
「なんですかその性質、地球で生きていけないじゃないですか」
「それより、今日も来てないのよ、あの女性」
「あぁ、そうなんですね」
「残念だね、結局分からずじまいだよ、真相は」
「はい、でも、なんとなく分かった気がします」
「何言ってんの、あんた」
彼女に真相を言うのはやめておいた。元から彼女はそんなに知りたがってはいなかった。考えることで満足していたようにみえた。それに、いくら素敵な話だとしても、勝手に人の好きなものの話をするのは違う気がした。そう言えば、昨日彼女が言っていた。傷つけてでも言いたいことがある、そんな素敵な関係があると。あの傘屋をめぐる2人の女性にそんな関係を垣間見た気がした。もしかして彼女は分かっていたのか。いや、流石にそれはないか。それにしても、何でもかんでも知りたがるのは控えたほうがいいのかもしれない。本気であればあるほど人には知られたくないものもあるのかもしれない。相手の気持ちを鑑みずにそれを欲するのは強欲がすぎるというものだ。
自分の感情をさらけ出すのがいつだって気持ちがいいものとは限らない。それでもあふれてくるものがあり、それを受け止めてくれる人がいるなら、それは本当に素敵な関係と言えるのかもしれない。私と彼女の関係はどうだろうか。まだ数週間の付き合いだが、少しずつ変わってきているのではないか。しかし、あの2人の女性のようにはいかない。それに、そういうのはなろうとしてなる関係ではないのだろう。たくさんの思いがあって、たくさんの時間があって、たくさんのふたりの空間があって、自然と築きあげられるものなのだろう。
「来週は雨、止むといいね」
「止みますよ、きっと。天気予報見てないんですか?」
「バカ、そういうことじゃないわよ」
あれほどあっちやこっちを向いて考えたがっていた彼女のあの欲も強欲なのかもしれない。それに付き合わされる私の気持ちも考えて欲しい。もう勘弁してくれ。なるほど、強欲は罪である。
「あ、あの、すみません」
「はい?」
話しかけたのはいいが、果たしてこれからどうする?どうしてホームで傘をさしていたんですかって聞くのか?ストレートすぎないか・・・?いやでも、オブラートに包む方法がわからない。そもそもオブラートってそんなに厚いものではないような、いやいや、今そんなことはどうでもいい。
「あなた、向かいのホームにいた高校生よね、女の子と一緒にいた」
「あ、はい、そうです」
まさか覚えられていたなんて、もしかして観察していたこともバレているのか、まずいな、観察しまくった挙句に話しかけている、これはもうストーカーと言われても弁解のしようがないのでは。
「どうしたの?私に何か用?」
「あ、えっと、その傘」
「え?あぁ、この桔梗の傘?」
「はい、この店で買ったんですか?」
「えぇ、そうよ」
「このお店、好きなんですか、今日は休みみたいですけど」
「そうね、好き、なんて言葉じゃ言い表せられないかな」
「そう、なんですね」
「ここの店主、女性なんだけど、大学の時の同期なの」
「昨日、中で話してませんでした?」
「あら、よく知ってるのね」
「たまたま、通りかかった時に目に入ったので」
精一杯怪しまれないように今更ながら嘘をつく。
「そうよ、昨日話してた人よ。私たちは経営学部で1年生の時に出会ったんだけど、大学卒業するまでに営業のイロハを勉強して在学中に修行積んで、将来喫茶店開こうってよく話してたの」
「そうなんですか、え、でも傘屋さん・・・」
「そう、大学在学中にはうまくいかなくて、とりあえず2人とも就職したの、カフェ店員としてね」
「それで、2年くらい経った時かなあ、彼女がやりたい事があるから手伝ってくれないかって言ってきたの」
「私は学生時代から言っていた喫茶店を、ついに自分たちの店を出そうとしているんだと思って、喜んで協力したの」
「忘れたりしてなかったんですね」
「もちろん、彼女も私も意思は固かったもの。でも、準備を始めて3ヶ月経ったころに、急に彼女が傘屋にするって言い出したの。私としてはずっと喫茶店を開くつもりだったしそのための検定や資格試験も受けてたから愕然としてしまって、流石に猛反対したわ」
「それはそうですよね、でもなんで急に傘屋にしたんですか?」
「彼女のおばあちゃん、桔梗さんていうんだけど、傘屋だったのよ。でもその準備をしていた頃に亡くなってね。それで、おばあちゃんがやっていた傘屋をなくしたくなかったんだって」
話したこともないこの店の店主の人柄がなんとなく分かった気がした。
「だからこのお店も桔梗って言うんですね」
「えぇ、それを聞いて私も一旦諦めたわ、彼女、一度言い出したら聞かないし。私は私でカフェを開いてみようって思い始めたの。でもね、昨日、お店の売れ行きがよくないからって、傘屋なんて開くんじゃなかったって言い出して。」
「そんな、勝手じゃないですか」
「でしょ?だから言ってやったのよ、そんなんじゃ何やってもうまくいかないって、それから学生の頃の夢見てた時の話をたくさんしたわ。そしたら、ちょっと考えるって言ってね。全く世話が焼けるんだから」
そう語る彼女は嬉しそうだった。なんだかんだでこの店の店主のことが気になるし放っておけないのだろう。
「それで今日は休業してるんですね」
「うん、でも、さっき電話があって、一度開くって決めたんだから頑張りたいって、あと、ありがとうって」
「そうですか・・・それじゃあ、2人で喫茶店を開く話は」
「あぁ、実現させるわよ、私は。やりようなんていくらでもあるわ。彼女には言ってないけど、傘屋でコーヒーを淹れて売っていてもいいと思わない?」
「そうですね、いいかもしれませんね」
この人はきっと店主のことが大切なんだろう。一緒にいたいのだろう。好きとかそう言うものではない、それ以上の何か特別な関係性なのだろう。
「それにね、悔しいことに、私、ここの傘、大好きなんだ。素敵じゃない?この桔梗の傘」
「はい、とても素敵です」
「好きすぎてさぁ、駅のホームとかでも濡れないのに差しっぱなしにしてたりしてさ、あ、でもあの駅のホーム、いつも私がいるところは一箇所だけ穴空いてて雨粒落ちてくるからちょうどいいんだけどね。ごめんね、こんな話しちゃって、困るよね、見ず知らずの人にこんな話されても」
「い、いえ、そんなことは」
なるほど、そう言うことか。適当にでっち上げたはずの空論も意外なことにそれほど的外れなものでもなかった。
「そう言えば、私に何か用があったんだっけ?」
「いえ、なんでもないです。素敵なお話、ありがとうございました」
そう言うと、返事を聞かずに踵を返した。
「遅かったね、雨で溶けちゃったのかと思ったよ」
「なんですかその性質、地球で生きていけないじゃないですか」
「それより、今日も来てないのよ、あの女性」
「あぁ、そうなんですね」
「残念だね、結局分からずじまいだよ、真相は」
「はい、でも、なんとなく分かった気がします」
「何言ってんの、あんた」
彼女に真相を言うのはやめておいた。元から彼女はそんなに知りたがってはいなかった。考えることで満足していたようにみえた。それに、いくら素敵な話だとしても、勝手に人の好きなものの話をするのは違う気がした。そう言えば、昨日彼女が言っていた。傷つけてでも言いたいことがある、そんな素敵な関係があると。あの傘屋をめぐる2人の女性にそんな関係を垣間見た気がした。もしかして彼女は分かっていたのか。いや、流石にそれはないか。それにしても、何でもかんでも知りたがるのは控えたほうがいいのかもしれない。本気であればあるほど人には知られたくないものもあるのかもしれない。相手の気持ちを鑑みずにそれを欲するのは強欲がすぎるというものだ。
自分の感情をさらけ出すのがいつだって気持ちがいいものとは限らない。それでもあふれてくるものがあり、それを受け止めてくれる人がいるなら、それは本当に素敵な関係と言えるのかもしれない。私と彼女の関係はどうだろうか。まだ数週間の付き合いだが、少しずつ変わってきているのではないか。しかし、あの2人の女性のようにはいかない。それに、そういうのはなろうとしてなる関係ではないのだろう。たくさんの思いがあって、たくさんの時間があって、たくさんのふたりの空間があって、自然と築きあげられるものなのだろう。
「来週は雨、止むといいね」
「止みますよ、きっと。天気予報見てないんですか?」
「バカ、そういうことじゃないわよ」
あれほどあっちやこっちを向いて考えたがっていた彼女のあの欲も強欲なのかもしれない。それに付き合わされる私の気持ちも考えて欲しい。もう勘弁してくれ。なるほど、強欲は罪である。
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