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後編
『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー⑥:東方の三賢者と復活祭』
しおりを挟む13・東方の三賢者の謹言 (木曜日 14:32)
AV男優で有名な加藤鷹が言っていた(うろ覚えの要旨)。
……自分の一物の大きさに自信がない男は多いが、それはあんまし気にしなくてもいい、女性器と言うものは不思議なもので、女性器は男性器を挿入された時、そのまま30秒ほどジッとしていると、【その日・その時・その大きさ】で楽しめるサイズに膣内が収縮する、だから、小さな人でも自信をもって女性を喜ばして欲しい、と。
人妻・田中梨華は、都合一時間以上、膣内にウズラのタマゴ大のローターを3つ埋め込まれていた。
その膣の大きさは、【この日・この時・この大きさ】前後+αで、もはや事足りると思っていただろう。
いや、リカの思考にはさすがにそれはなかろうが、その身体は、ブルース・リー(メルキオール)の名言の如く、考えず・感じたことだろう。
しかし、【あの日・あの時・あの場所】で、俺は君と会えてしまったから、見知った二人となって、加藤鷹(カスパール)の語った内容では追いつかない事態になっている(いちお、ここの文章、「東京ラブストーリー」をもじってます)。
「アハンッ! アハンッ!」
喘ぎ声の意味は数パーセント、それは上品なボリュームだが、まさしく痛みの意味の悲鳴であった。
一時間以上に渡って3連ローターのサイズに慣らされていた奥さん。
その3連ローターが内蔵されていて、常に振動にさらされている姿こそが、人間として生まれた自分の、機械が埋め込まれた自分こそが、快楽サイボーグ的な進化系の姿とでも思わされていたかもしれない。
実際、これからの、俺との逢瀬においては、リカは、身体に大人のおもちゃを挿入される時間が、これまでの人生の数百倍ぐらいに跳ね上がるだろう。
だが、今は、その上を行く。
その、おもちゃをねじ込まれつつも、楚々とした佇まいの、そう白百合のようなイメージのヴァギナの、でも、さすがに充血し雨に濡れた赤いバラののような花弁に、まがまがしく屹立した男根がぶち込まれていた。
そう、中にはローターが複数入っている。
「キャああああ! 痛いぃいいい!」
と、リカは、ざまあみろにも苦しみ、身体全体を他力に抱え上げられながら、苦しむために苦しんでいた。
「うううう!」
俺も、膣内で、子宮口でせき止められて渋滞しているローターの外殻に、直に亀頭を打ちつけ苦しかった。
俺とリカの我慢比べでもあった。
俺も、パーマン一号二号三号の直列倍加パワーに、パーやんこと四号が加わった加速Gに耐えた。
いや、俺は動いていないんだぜ、リカが痛さで身体を暴れさせるので、その膣内が胎動し、俺の性器も圧迫され続けている。
膣肉の、温かく竿に絡まってくる粘つきは、別個に気持ち良くてたまらない。
凄い!
コツン! コツン!
3連ローターを通し、俺は、リカの子宮口の軟骨状の硬さを感じた。
まだ、奥さんの身体に収まりきらない竿の部分が3センチは残っているというのに。
「凄い、リカの子宮口の固さが伝わってくるよ! ここから子供たちが産まれてきたんだね!」
俺は、痛いにもかかわらず、もっと、この命を育みし母親の身体を引き寄せたく、残っていたオチンチンの尺をねじ込もうとした。
「うわーっ! くーっ! 痛いからぁ! 子供のこと、わざとに言うしーっ!!」
奥さんは身をよじった。
俺の奧さんを抱える両手は、奧さんの両膝裏を通して、その背中のウエスト部を支えていた、その細い腰が蛇のようにうねる。
「無駄だよ。リカは小さすぎる、俺に抱えられたら逃れられないよ、ううっ! いやはや、俺も痛いぜ!」
弱音を吐いている俺にあらがうは好機とばかりに、リカは頭を振り乱して逃れようとする。
「し、子宮から頭に、ズン! てくるのよおっ! だったら、ウズラを抜いてよッ!! いやーっ!」
暴れる奥さんを、俺は、壁と身体と腕で押して力任せに固定した。
それでも、主婦は暴れた、小さい身体、無駄な抵抗なのに。
顔に大きな玉の汗を滴らせ、「フーっ! フーッ!」と、リカは、アニメキャラの禰豆子のように鼻息荒く、俺を恨みがましく睨んでいた。
でも、身体の接触面を通じて、リカにイキ波が訪れようとすることを知った。
「イキそうでしょ? こんな状況でもイキそうでしょ?」
こっちを睨んでいた奥さんは、観念したように深い瞬きを一つして、目を開けたときは観念して懇願の光を宿した視線に変わった。
「痛い?」
頷く母親。
「でも、思い切って、身体の力を抜いてイッてみようか?」
不安そうな視線。
「痛みとアクメは共存するよ。てゆーか、絶頂感を倍加すると思うんだ」
「……、……楽しくエッチしたいよ……」
とポツリと言う、表情は険しいリカ。
「お母さんならば分かるでしょ、最初の<躾>は大事だと思うんだ」
「しつけ……?」
「うん、最初は厳しくする、礼儀を学んだら、後は楽しいことばかりだよ。うううッ! ヒーッ! 俺もチンチンいたぃ!」
「あ、そろそろ、イクみたい……」
リカは、痛くて気持ち良くて痛くて気持ち良くてと表情を小刻みに移ろわせた。
「行く前に2つ、先ずは約束だよ、リカ、俺のことは、これから、<あなた>と呼ぶんだよ、これまでも、偶然、そう呼んでいたけど、他人に対しての意味でなく、これからはお前の<セックス夫><セックスのご主人様>としての唯一無二の存在としての意味を持たせるんだよ」
「はい」と人妻は即答した、その内容に関しての反論は一切なかった。
そこには、女の計算もあった、旦那と同じ呼び方ならば、旦那を間違って呼ぶ失敗はない、と。
だけども、手前味噌だが、俺を旦那の呼称で呼ぶ失敗のほうが、次第に心配になってきてるかも、それは、道徳の問題から、愛の信頼問題への切り替わりを意味する。
……リカ、さっさとイキたそうだが、痛みが邪魔をしてもいるようだ。
「もう一つ、AV男優の田淵正浩(バルタザール)が言ってたんだけど、イキにくいときは、口をあけるといいんだって、そうすると、身体中の全身の穴も連動して解放されて最高らしいよ」
「はい」
田淵正浩の論の前置きには、最中は鼻呼吸をし続けろ、があるのだが、それは気品ある田中梨華、口を閉じていることのほうが多く、説明するまでもない。
しかし、可愛い、俺の腕の中でコンパクトに収まっている。
両足なんて、俺に抱えあげられて、膝小僧をブラに接していた、足が華奢で、脂肪が少なく、ぺたんと畳めて、胸に接しちゃうのだ。
小さな身体は今、激しいセックスのためだけに存在していた。
「あ、あの……ッ」とリカがまなこを伏せて呟く。「な、中に出すんですか?」
「こっちを見て、俺の目を見て、リカ!」
上目づかいで不安げにこちらを窺う奥さん、まつげが涙で濡れている、可憐だ。
「中に出すよ、お前は俺のものになったのだから、中に出すよ」
奥さんは首をゆっくりと左右に振って、「はい……」と下唇を噛んだ。
宿命を受け入れた。
つい一時間半前だ。
俺の誘いを、いつもの如く、異性の誘惑をさらりと交わすように、微笑んで、クールな三白眼でしつこい追走を拒絶し帰宅、夕飯の支度の思案をする運命もあっただろうに、……今、こうして、きっついセックス教育を受けている。
どうやら、俺が見る限りのリカは、それをエンジョイしているから、自己矛盾に悩み、その苦悩さえも快楽の糧にしている元凶として、更に興奮しているようだ。
倫理の悪循環、快楽の好循環!
さあ、そろそろ、この人妻が、他人チンポをくわえ込み、イキそうだ!
人妻は、痛みに顔をしかめつつ、身体をグラグラとゆっくりと動かしながら、イキ波に乗ろうとしていた。
「イク時、イキます宣言と口をはしたなく開くのを忘れちゃダメだよ」
リカは答えない、答えたら、そっちに集中を削がれる、目半開き状態のトランスに入った。
だが、実行はするだろう。
俺は汗で滑る俺の腕とリカの太ももの接触面を、何度か持ち替えて抱えなおす。
そのたびに、俺とリカの結合点がきしんだ。
「はあああ!」
「うううう!」
リカは、痛みさえも克服し快感に変えようとしていた。
俺は純粋に痛かった。
先に言っておこう。
次に、リカがイク時、俺は、まだ挿入できていないペニス残3センチを、リカマンコのもっと奥にねじ込む。
俺も痛いがリカにとっては、それはもう、人類女性解放史において特筆すべき事項になろう。
「イキそうなときに悪いけど、リカがイク時に、まだリカに収まってないチンチンがもっと奥にいくからね! たぶん、一番上のローターは、子宮口にスッポリはまるね、そうそう、ラムネ瓶のビー玉のようにスッポリはまっちゃうね!」
「うあああ! 今、今、イキそうな時だよ、イキそうなときに、そ、そんなこ、怖いこと、い、言うッ!? うあああああ! イクの止められない、イクの止められない、イキます、イキます、気持ちいいのイキマース!!!」
奥さんは、天井を仰ぎ見て大口を開けた。
同時に、俺は極勃起のチンポにトルネードをくわえつつ、リカの最奥部を目指した!
「いててててて!」
俺、痛い、痛いけど、続けるッ!!!
リカはイッていた、口のはしからダラリとよだれを垂らしまくっている、目は白目、こりゃ、気絶しているかも。
ただ、大口開けたホールの中心から、舌が屹立した!
それは、喉の奥まで、肉棒に押されたローターが突き出たイメージがあり、そのイメージがオチンチンの形を模倣する様に、舌を突き出させていた。
そう、まさにマンコから突き刺された杭が、口から飛び出ているイメージ。
リカの大好きな「脳天直撃」だ!
俺は、その舌に吸い付いて、お互いの舌を絡めた。
ものすっごい粘っこさ!!
「か、カハッ……!」
と喉の奥の奥から音を出し、リカは徐々に脱力していき、ガクッとのけぞった。
唇が離れた、唾液が糸を引く、納豆の糸のような粘度だ。
イケ、イケ、イケ! イキ死ね、可愛いから、愛してるからイキ死ね!
俺、不思議と痛みがなくなった。
あまりにもの勃起が、ローターを撥ねつけたのか?
いや、違う。
最初のローターが、本当に子宮内部にスポっとはまって、その分、膣内に余分が出来たのか?
田中梨華は、ホントかウソか分からないが、気絶してでもいるかのように、壁側に首をのけぞらしていた。
この女はそもそもがアクターだからな、
貞淑な妻の仮面、
子供思いの母親の演技、
田中一家を陰で支える頑張りママさんの見せかけ、
係長の奧さんは料理もうまいしほめると恥じらうし理想のかみさんだなと思われる偽り……、
だから、意識はあるのに、柄にもなく気を失った振りをしている。
快楽にこんなにも抗えない本性を、そ知らぬ顔で、ペルソナの裏に隠していやがった。
こうして、気絶した振りの顔を見ていると、ホント、なんて端正な顔をしているんだろう。
俺は、その顔をべローンべローンと、その美しい曲線を確かめるように舐めまくった。
「二ギャっ!」
汗がしょっぱ過ぎて苦かった。
……いや、しかし、待てよ、息も止まっている、心なしか、体温も、先ほどの火の玉のような火照りから引いているような、……ま、まさか、本当に死……。
(『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け!』……完ッ!!!)
そうはいかない、まだまだ、この人妻では楽しめる……。
……ヴっ、ヴヴブっ、ブヴっ!!!
俺は、リカの様子を確かめようと、つながったままで、少し身体の位置を変え、奥さんの顔を覗こうとした。
その時、なんで、膣内の、俺のチンチンのドンツキが余裕を持ち始めたか分かった。
それぞれのローターが、横にそれて、俺のチンチンの横に来ていた。
さすがに、子宮の中に収まっていたら、救急車を呼ぶ案件になったであろう。
そして、ローターのバイブレーションが、俺のチンチンを苛み、同時に、膣の幅を刺激しただろう。
ブブヴブ、と言う、バッテリーの切れかかった震動は、どんどん、俺の性器を締め付けていく。
そう、リカが膣圧を増しているのだ。
セックスワイフ・リカ 覚醒!!
無意識だろう、しかし、その膣圧から感じられる律動(鼓動)が、次第にリカの意識の復活を兆していた。
弛緩なんてしてられない、快楽に酔いつぶれている暇はない、
更なる気持ち良さを、もっと新鮮なエクスタシーを!
そう、気絶していながらも、リカは、快感が「長さ」から「太さ」に移行したことを潜在意識で認知した!
故に、貪欲な田中梨華は、それを感じるべく、目覚め始める。
「う、うう~ん!」
東方の三賢者に祝福され生誕したキリストは、その後、十字架に貼り付けにされた、だが、三日後に復活す。
田中梨華も三賢者に教えを受け、ラブホテルの壁に貼り付けにされ、バーン! 三分後に復活せし……。
(続く)
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