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後編
『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー(53):20連ガチャイキ!(超克の時空へ)』
しおりを挟む53:20連ガチャイキ!:超克の時空へ (木曜日 15:29)
バイブは激しい勢いで、田中梨華の膣内をグイングインと攪拌しまくっていた。
「お腹の中、かき回されるの、好き?」
「は、はい、お腹の中、かき回されるの大好きですぅ、うううン」
水着に包まれた下腹部は、モコモコと膨らんだりを繰り返していた。
体液が染み込みつつの、その生地のグラデーションが艶めかしい。
人妻の目は涙を湛え、「もう堪忍して!」と訴えてきていた、いや、「堪忍して状態が好きだから、続けて!」と……。
「こんな乱暴なおもちゃに、オマンコ蹂躙されてイッちゃうんだぁ?」
「は、はい、こ、こんな乱暴なおもちゃに、オマンコかき回されてイッちゃうのですぅ……」
……こうした、相手のセリフをリピートする会話、脚本家の坂元裕二が、主に恋愛ドラマを書くときに多用する。
主に、恋する二人の関係の仲睦まじさを表現するのに適していて、坂元の近作映画「花束みたいな恋をした」でも見られた。
ああ、坂元氏、また同じ手をやってるな、と思った。
これって、かなり前のドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」でも使われていた。
観る者が理解するといいのだが、一つ間違うと、この「おうむ返し」の会話は、作り手のながら作業・怠慢仕事にも思えてしまう。
しかし、俺と、この奥さんの間においての「会話のおうむ返し」は、俺と奥さんの信頼関係・主従関係をあらわしていて、巨匠の脚本よりも優れているのではなかろうか?
だが、巨匠の奥さんが、ある意味、究極の美人熟女・森口瑤子であることには、どうあっても勝てない。
……ただ、リカが成長したら、森口瑤子や、あるいは石田ゆり子にも匹敵できるんじゃないかな……?
俺は、ここで、アラフォーの主婦に「成長」と言う言葉を使った。
母親ってのは、いつも、子供に向かって「成長」という言葉を使い、自分とはもはや無縁のものだと思っている。
だから、自分にその言葉を向けられると、なんか、心が嬉しさで浮足立つようだ。
それは、俺がたまに主婦に言う、「いけない子だ!」と似ている。
自分は子を持つ親なのに、の「子ども扱い」、ゾクゾクして幸せになる。
多分にエッチな意味を含んでの「成長」「子ども扱い」なのだろうけど、
それでも、自分が女として
「完結」していないことを「俺」さんは教えてくれている、嬉しい!
「ほんじゃ、リカ、お前はよがり狂いながら、話をしよう。イクときは言うんだよ。今は我慢できているんだろうけど、また、高まるに決まっているんだから」
「は、はい」と、リカは伏し目がち、からの~、上目遣いで呟く。「今は我慢できてますが、また、高まりつつあります」
「しょうがない子だ……」
キュンッ!
「俺たちが、ホテルに入ってきたのは午後一時過ぎ、13時過ぎだね」
苦しそうに肩で頷く奥さん。
……今は午後三時半、15時半だ。
あそこのテレビの時刻表示が示してくれているね。
テレビのチャンネルを変えてみよう、……ねっ、どこのチャンネルのワイドショーの時刻表示も同じだ。
リカが言うような録画番組である可能性はない。
となると、まさに、俺たちが、楽しんだのは二時間ちょいになるわけだ。
にしては、さっき、リカが「今日のエッチのおさらい」として告白してくれたエッチエピソードの数々は、とてもとても、その時間に収まるものじゃないような気がするよね。
はてさて、俺の記憶にもないようなプレイもある。
俺は考える。
もしかして、リカって、いつも欲求不満でいやらしいことしか考えていないんじゃない?
だから、日頃の想いが、いまの快感の繰り返しの中で、現実と妄想の区別がつかなくなって、ダダ洩れしたんじゃない?
そ、そんなぁ!
今だって、バイブに膣内、その内壁をこそげられ続けてる、普通の思考を保てっこない、夢と現(うつつ)が混在しててもおかしくない。
うん、気にすることないよ、例え、頭がエロバカになっても、お前の造形美は揺るがない。
そ、そんなぁ! 私、そんな……、全部本当のことだよぉ!
本当のことなら、二時間半では収まりきらないんじゃない?
お前、何度か気を失っていたから、その間に見た夢だとか、さ?
お前が思い浮かべていた・願い夢見ていた変態プレイの数々が、リカには実際に起こったことだと勘違いしてるんじゃないか?
だって、ティーシャツを脱いでいる最中、顔が隠されているときにイッて、誰にも見られていない服の中だからと、顔を最大限 弛緩させ、だらしなく歪ませてイッていたら、俺にティーシャツをはぎ取られ、不意にそのニヘラ顔を見られた、とか、クリトリスをタピオカ用のストローで吸われ、そのまま吸い口を塞がれて、クリトリスがストローの真空の中に捕らわれてイキまくったとか、そんなこと、俺にはとてもとても思いつかないし、そんな事実もないし、変態のお前だからこその、常に思い描いていた想像なんじゃないか?
清楚な主婦の心に、そんな変態願望があったなんて、……いや、俺は嬉しいけど……。
いじわるッ!! そんな嘘をつかないでっ!
あなた、二時間前くらいに、
私に腕時計の表示を見せて、まだまだ時間ある、とも言ったでしょッ!!
ん? 覚えていないけど、ほら、今の時間は三時半だよ。
俺は、なにも小細工せず、普通に腕時計をしているだけだよ。
……大細工はしているけど……。
あはは、俺、リカをイカせ過ぎちゃったかな、頭をボーッとさせちゃったかな?
その時、更に、美しき麗人・田中梨華の顔が惚けた。
「あああン!」
「高まったか?」
どうしたんだろう? まあこいつは、のべつまくなしでアクメる女だが……、俺はリカを注視した。
「あ、あなた、私のお腹がおもちゃでポコポコ膨らむのを楽しんでいるけど、それだけじゃないの、それだけじゃないのよ」
「うん。どういう意味?」
リカはすぐに顔つきを変え、歯を食いしばった。
「お腹の中の、う、後ろ側でも、おもちゃは暴れているのよ。グニョグニョ曲がる、ぶっといブーメラン型になる、<ク>の字に曲がるおもちゃが、お腹の中で暴れて……」
「うんうん」
「お尻の穴の方も抉るのぉおお!」
ん? おそらく、こうだ。
膣内壁の入り口近くと、肛門の付近の壁は、わりと薄い肉壁で区切られているに過ぎない、そこに「グニョグニョ<ク>の字曲がりのブーメラン型バイブ」が直撃したら、「アナル」もとい「アヌス」を大きな刺激が襲うだろう。
そこは、ヴァギナとアヌスの相克の場所、相克の場所が「超克(困難や苦しみにうちかち、それを乗りこえること)」の舞台となる……。
この美しく生まれてしまった不幸はあるが、基本 健気な母親は、肉体的な負荷はおろか、時空の謎にも超克しなくてはならなかった……。
……何度も言っているが、「アナル」は形容詞、「アヌス」が名詞である。
まあ、日本においては、あまりにも「肛門」の意味としての「アナル」が定着し過ぎてしまった……。
俺もそれに倣うかな……?
「アヌス」と言ったら、こいつ言い間違えている、とでも思われそうだし……。
つまり、バイブの、ブーメラン型に曲がるほどの暴れ具合が、時にアナルを刺激するのだろう。
「快感」とは不思議である。
最初は、それを気持ち良さとは認識できない。
だが、それを繰り返すうちに、精神的にも肉体的にも、「ああ、これが、気持ち良いんだ」と認識できるようになる。
最初は、リカも違和感を感じる程度であった。
お尻の穴が内側から押し広げられるような感覚は便意にさえ感じられた。
徐々にムズ痒さが感じられ、両手が塞がっている身だが、そこを掻きたくもあった。
おそらく掻いたら気持ちいいのだ、気持ちいいってことは「快感」なのだった……。
俺は、主婦が懸命に、乗り切らないけど腰を下ろして、湯船への身体の落下を防いでいるバスタブの角のヘリ、そのはみ出ているヒップを下から覗き見た。
二つのケッペタに挟まれて、ややハイレグ状態の水着の基底部を、押し広げながら、脇に寄せた。
両手でお尻の肉を広げてみる。
奥さんは身体のバランスを、一瞬 崩しそうになったけど、俺の手が抑えになっているので、却って楽になったようだ。
アナルを見られる羞恥はあるのかないのか?
羞恥心があったら、それを快楽で剝ぎ取り、
恥ずかしげもなかったら、自分がいかにはしたない女なのかを認識させてから、
それを剥奪してやるのが、俺のシステムだ!
それは、何度となく家族への愛を踏みにじらせながら、
すぐに家族の大切さを思い出させ、
だがなお、それを蹂躙する、俺のこれまでのやり方と思想は同じである。
……そこには、楚々とした菊門が秘されていた。
すっげぇ! 生まれてから何万回とペーパーで拭って摩擦を受けていただろう肛門なのに、全く色素沈着がなく、淡いピンク色に息づいていた。
呼吸とともに、そこにも、さも酸素の吸入があるかの如く伸縮していた、シワの数々が愛おしい。
(予告)
次回、この清楚なケツの穴が遊ばれる!
だが、言っておくが、少なくとも、この作品では、アナルセックスは行われません。
性のプレイのスパイス的にはアナルも弄ばれますが、アナルセックスについては、次作などの展開に譲ります。
(続く)
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