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一章

うん、あいつらのキ◯タマをもっぎっとろう♪

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俺はあれから地下牢へ行くために部屋を出た。
幸い使用人達も俺に興味がないようで特に何も言われなかった。
「なぁ、姉貴、まだ着かねぇの?」
「う~ん、確かこっちだったはずなんだけど……」
「おいおい、大丈夫かよ……」
「いいから黙って着いてきなさい!」
「へーい」
そうぐだぐだ言いながら、俺たちは地下牢らしきものがある場所にたどり着くことが出来た。
そこには檻の中に小さなベッドと机と椅子、簡易トイレのようなものがあるだけだった。
こんな不衛生で人間が住めるような環境でないところにノアの母親を閉じ込めていたと考えると強い怒りを感じた……
「うっ…ひどい臭いね」
「大河?大丈夫?」
「あっ、ごめん」
「姉貴、俺、今からあいつらのキ◯タマもぎ取ってくるわ…」
「お姉ちゃんも賛成よ完膚なきまでにしてきなさい!」
「おう!」

「そこで何をしているんだ!!!」

ビクッ!

この声は……
「ち、父上?」
「何をしているのかと聞いているんだ!早く答えろ!」
「ここはお前ごときが立ち入っていい場所じゃないんだぞ!」
「すみません…」
(くっそぉぉ!なんで今来るんだよ‼︎今もぎ取ることはできねぇのに!)
「あの….この黒猫が屋敷に入ってきて、追い出そうと思って追いかけたらここに…」
(姉貴すまん!許せ!)
「なんだ、そんなことか、今回は許すが次はないと思え!二度とここに立ち入るな!分かったな?」
「はい…」
俺たちは急いで部屋に戻った…
「え…ノアの父ちゃん、くっっそ厳つくね?あんなに朝は威厳なんかそこに置いてきました!みたいにイチャコラしてたんに…」
「間一髪だったわね…
     でも!あんたあんだけ意気込んでてゴールデンボールもぎ取らないってどういうこと?!」
「ごめんって意気込みだけは良かったけどノアの父ちゃん怖すぎてちびりかけたんだよ‼︎‼︎」
「はぁ~、やっぱり童貞はチキンなのね~」
「童貞とチキンは関係ないだろ!」
「関係ありますぅ~、大河は童貞かつチキンの非モテのフルコンボだドン!ですぅ~笑笑」
「うっ……姉貴のカバァ!!」
ゲシッッ!!
「おい、カバ言うなっつったよな?」
「ハイ、シュミマシェン(;ω;)」
「ところで、あんたこれからどうすんの?」
「んまぁ、取り敢えず?婚約を一旦受け入れるしかなくなるだろうな~」
「まぁ、そーなるわね~」


「い!や!だぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」


「無理無理無理無理!俺やっぱり掘られる運命なんじゃん!やだよ~、これからは童貞・非処女です♡って言わなきゃなんねぇとか…」

「落ち着きなさい!私が最低限の知識を貴方に与えてあげるわ!だから頑張るのよ!」
「うっ…でもぉ…」
「前も言ったけどワンチャン掘られない可能性もあるし、今の貴方には逃げ道なんてものはないのよ?もし逃げたとしても強制的にお嫁さんコース&非処女は確定ものになるわよ?」
「はぁ……分かったよ、俺腹括るわ、とりま非処女の道は避けたいからな!」
「よく決意したわ!」
「じゃあ、あんたの婚約者についてこの私が直々にお教えしてあげましょう‼︎」
(まぁ、結果的に押しCP拝めるから私の萌えのために頑張ってちょうだいね?あ、もちろんピンチは助けてあげるけど♡
私って最高のお姉ちゃんよね~笑笑)

to be continued…………
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