俺の息子から出る白い液体にはあらゆる怪我や病を癒やす、とんでも効果があるらしい

デスクリムゾン田中-エメラルドグリーン-

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第29話、一夜明けて

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「……眩しい……」

 俺は自分の目元に当たる眩い陽の光で目を覚ました。いつの間にか夜が明けている。……何で俺は倒れていたんだ? 寝起きで頭が回らないからか、記憶がかなりあやふやだ。

「……ザーメンさん! 姉さん、ザーメンさんが目を覚まされましたよ!」

「……そう……」

 ルビサファ姉妹がいる。えーっ、確か俺は昨日ルビサファ姉妹とゴブリン討伐に出て、それから……そう、雌のオーク事エメラルドと遭遇したんだったな。それでエメラルドが思ってたよりも有効的で、その後村を漁り食料等をかき集めた。そして夜になって……そう、ゾンビだ! 確か俺達はゾンビの集団に襲われていたはず。

 そして確か……そう! OPPAI!! 俺は昨夜、ついにルビーのOPPAIを揉んだのだ! 記憶がはっきりしてきたぞ! 俺は! ルビーの! OPPAIを! 揉んだ!! 俺は完全に思い出した! OPPAIを!!

 ……それでその後は結局どうなったんだ? OPPAIを揉んだ事は鮮明に思い出したが、ゾンビがどうなったのかはイマイチ覚えていない。こうして全員無事に朝を迎えていると言う事は、ゾンビを退けたのだとは思うが。

「なぁ、OPPA……じゃない、ゾンビは結局どうなったんだ?」

 不味い不味い、OPPAIの事を考えていたせいで、ついポロッとOPPAIが口からこぼれてしまった。……フッ……そういえばルビーのOPPAIも、この両の手には収まりきらず、言ってしまえばこぼれてしまったな……

「……ゾンビはあんたが全部倒したじゃない。」

 OPPAIの印象が強すぎてあまり覚えていないが、どうやら俺はあの時、無事にゾンビを倒せたようだ。やはりOPPAIを揉んだのがよかったのだろうな。OPPAいを揉んでいなかったら、この日差しを浴びることなく死んでいたかもしれん。ありがとう、ルビーのOPPAI。

 何となく昨夜の状況がどうなったかは分かったが、せっかくなのでもう少しルビーをからかってみるか。どうにもテンションが低いように思えるので、元気を出してもらう的な意味合いで。別に他意はない。

「……俺が? 実は昨夜の記憶が少しあやふやでな。すまないがどうやって倒したのか、もう少し詳しく教えてくれないか? OPPA、じゃないルビー。」

「あんた絶対覚えてるでしょ!? さっきからおっぱいおっぱいおっぱいって!! いい加減にしないとぶっ飛ばすわよ!?」

「……すまない。昨夜揉んだOPPAIがとても素晴らしい感触だったから、未だに興奮が覚めなくてな……ついOPPAIって単語が口からこぼれそうになったPPAI。」

 わざと言った場面も当然あるが、実際問題、無意識の内にOPPAIという単語が口からこぼれてしまうのだ。それ程までに昨夜のOPPAIは素晴らしかった。できればもう一度、いや何度でも揉みたい。

「……人をあんなに辱めておいて、あんたはっ……! もう許さない! 一発、いや! 気の済むまで殴らせなさい!!」

 ルビーが般若の如き怒りの表情を浮かべ、俺を殴りかからんと飛びかかってきた。暴力は駄目だろ、暴力は!

「ちょっと姉さんっ! 落ち着いてください! ザーメンさんも! あまり姉さんをからかわないで下さい!」

 しかし俺に殴りかかる前に、サファイアが身を挺してルビーを止めてくれた。危機一髪だった。ありがとう、サファイア。

「……すまん、ルビー。悪ふざけが過ぎた。もうしない。」

「……サファイアと昨夜のあんたの働きに免じて、今回だけは許してあげるわ。でも次言ったら、今度こそ容赦しないわよ。」

「あぁ、肝に免じておくよ。」

 次言ったらノータイムで殴ってきそうな勢いなので、今回はこの辺で止めておこう。あまりからかい過ぎて嫌われるのもよくない。もうすでに嫌われている可能性は高いが。

 さて、ゾンビも無事に切り抜けられたようだし、今日から本格的な旅が始まるな。まずは野営の片付けをして、それから飯を食べて出発と言った所だろうか。

 ルビーのOPPAIを揉んで休んだおかげか、今はすこぶる身体の調子がいい。なのでできれば、今日中に行ける所までガンガン進んでおきたい。
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