離婚ですかありがとうございます〜これでやっと好きな人と再婚できます〜

翔王(とわ)

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離婚宣言したその日ハリオット様は帰って来ませんでしたわ。
まぁいいですけどね……いない方がいいですしね。

手紙を読んだのか両親と叔父様夫婦にランドール様が揃って来ましたわ。

「エリーナ大丈夫だったかい?待った甲斐あったよ。」とランドール様に抱きしめられましたわ。

両親と叔父様夫婦はニヤニヤ見てましたわね……。

「エリーナも大変だったな、ここまでお膳立てしたのに仇で返されるとはな。」

「そうよね、避妊魔法は使ってたけど、不貞を棚に上げて石女って罵るなんてね。」
両親は支援金まで出しましたのにね……憤慨してましたわ。

叔父様夫婦はまだニヤニヤしてましたわ。

「これでやっとエリーナを養女にできるな。」

「まだ離婚はしてないし、離婚後すぐに養女にすると変な噂がたっても困るし、半年後ぐらいを目安に養女にしてランドールと結婚させるか。」

「そうね、エリーナも両親やエリーナの兄夫婦とも過ごしたいでしょう。」

そうですわね、次は辺境伯になりますからね。

「エリーナの荷物類を本邸に運ぶとするか。」

カーテンを外したり、ソファーやベッドも運びましたわ。
時間がかかりましたが、ハリオット様は帰って来ませんでしたので見つかりませんでしたわ。

本邸で休んでのんびりしてたら、ハリオット様とキャサリン様が帰って来たそうですわ。

何やら食事の質が落ちたとかメイド達の態度が悪いと喚いていたそうですわ。
あとハリオット様が伯爵当主と思ってるらしく、私のお兄様が伯爵当主と伝えると青ざめていたらしいですわ。
キャサリン様にも罵られていたそうですが、仲良く寝室にいったそうですわ。
結婚式当日にお兄様夫婦に会ったのを忘れてたのかしらね。

2人がいるならちょうどいいですかしらね。
明日朝から家を破壊しにいきましょうかしらね、驚くかもしれませんが、離婚するし知ったことじゃないですわ。
体調万全にするためにゆっくり寝ますわ、ランドール様は隣の部屋にいますけどね。

翌日朝早くから別邸に向かい、メイド達や執事、側近達に外に出てもらいましたわ。
確認してからまずは外観から壊し始めたら、ハリオット様とキャサリン様が着の身着のまま出てきましたわ。

「おい、何をしてるんだよ、俺達の家だぞ。」

「そうよ、ハリオット様に捨てられたんだから、引きなさいよね。」

気にせずに2階部分も破壊し、全壊させたら土を均しましたわ。
ため息をついてから振り返り、2人に言いましたわ。

「この別邸は私が建てたものだし、この土地は伯爵領にあるけど、結婚祝いに両親から頂いたものですわ。」
「それに伯爵当主は私のお兄様ですわ、ハリオット様は婿入りですのよ。」
「仕事も何もできないお飾りな婿ですわ、捨てられたのはあなた方ですのよ。」

そう言うと2人とも蒼白なりながら、なんか喚いてましたけど、離婚届には署名してもらいましたわ。
仕方ないのでハリオット様の侯爵家までは送ってあげましたわ。

侯爵家と支援金について話し合いをしないといけないので、王都の屋敷に行きましたわ。
侯爵家はどうするんでしょうね……ラリオット様も大変ですわね。

ハリオット様とキャサリン様は勘当するなり、キャサリン様の伯爵家に婿入りしたらよろしいですわね。
アビール伯爵家の状況は知りませんけどね。

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