離婚ですかありがとうございます〜これでやっと好きな人と再婚できます〜

翔王(とわ)

文字の大きさ
21 / 30

11

しおりを挟む
次の日王都の屋敷までやってきましたわ。
両親とお兄様夫婦は元気そうですわ……サロンでお茶飲んでましたわ。

「ただいま帰りました、昨日領地の本邸にハリオット様がやってきて、復縁を願ってましたわ。」

「やっぱりエリーナの所にも押しかけたか……。」
「侯爵家が来たんだよ、前侯爵夫人は来なかったけどな、支援金の話し合いをしたんだけど、返金は求めないし慰謝料請求もしないことにしたんだよ。」

「こちらも関わりたくなかったしな、侯爵家も代替わりするし、当主となるラリオット様も結婚するらしいし、エリーナと離婚したからこれからは支援しないって感じでまとまったんだよ。」

「そうなんですの。昨日ハリオット様が言うには支援金などの条件忘れてたしラリオット様が家を継いだから勘当されるとか行き場がないとか言ってましたわ。」

「侯爵家で話し合ったんじゃないか?話し合いに来た時にエリーナがいないって知ったからな。」

話し合いしたことは知りませんでしたわ、領地にいたしランドール様とイチャイチャしてましたしね。
離婚したしハリオット様のことは忘れてたましたわ。

「昨日やって来たから明日頃には侯爵家に着くんじゃないでしょうかね。」
「身ごもったというキャサリン様のアビール伯爵家に婿入りしたらよろしいんですけどね、昨日は捨てたとか言ってましたわ。」

「そうか、関わりたくないが手紙を出すか。」

「離婚したし、養女の手続きも完了させるか……ハリオット様が接近してくるみたいだしな。辺境伯の養女になれば安心できるだろ、ハリオット様も辺境伯までは来ないだろ。」

それからはお茶飲んでゆっくり休みましたわ……お義姉様のお腹を触らして貰いましたわ。
胎動もあるらしくて激しいそうですわ。

2日ほどのんびりして領地に帰りますわ、叔父様夫婦宛の手紙も受け取ったので辺境伯にも行きますわ。

本邸に帰ってきた翌日に叔父様夫婦に会いに行き、お父様達からの手紙を渡しましたわ。
読まれたあと叔父様夫婦に抱きしめられましたわ。

「エリーナ、大変だったね……ハリオット様はどうしようもないね、養女の手続きをするわね。」

「エリーナ、養女になってくれてありがとうな。」

今日はお祝いだといって豪勢な夕食でしたわ。
ランドール様も招かれていましたわ、執事やメイド、侍女達にも歓迎されましたわ。

1晩お泊まりして翌日、訓練後に本邸に帰りましたわ。
また引っ越しですので部屋を片付けて、持って行く物と置いて行くものを分けたりしましたわ。
領地を見て回ったり、商会にも顔を出して挨拶をしましたわ。

「近いうちに辺境伯に住むことになりました、今までみたいに来れませんが、来た時はよろしくお願いしますね。」
「今までありがとうございました。」

「エリーナ様、こちらこそありがとうございました、たまには顔を見せに来てくださいね。」

入り口まで見送りしてくれましたわ。
本邸で過ごす最後の晩餐になりましたわ、メイドに執事や側近達と楽しく過ごしましたわ。

「皆さん、今までありがとうございました、頼りない部分もあったと思いますがお世話になりましたわ。また来た時はよろしくお願いしますね。」

そう挨拶して1人ずつハグしに回りましたわ。





しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】失いかけた君にもう一度

暮田呉子
恋愛
偶然、振り払った手が婚約者の頬に当たってしまった。 叩くつもりはなかった。 しかし、謝ろうとした矢先、彼女は全てを捨てていなくなってしまった──。

婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました

由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。 彼女は何も言わずにその場を去った。 ――それが、王太子の終わりだった。 翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。 裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。 王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。 「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」 ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

〖完結〗旦那様には出て行っていただきます。どうか平民の愛人とお幸せに·····

藍川みいな
恋愛
「セリアさん、単刀直入に言いますね。ルーカス様と別れてください。」 ……これは一体、どういう事でしょう? いきなり現れたルーカスの愛人に、別れて欲しいと言われたセリア。 ルーカスはセリアと結婚し、スペクター侯爵家に婿入りしたが、セリアとの結婚前から愛人がいて、その愛人と侯爵家を乗っ取るつもりだと愛人は話した…… 設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 全6話で完結になります。

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

〖完結〗愛人が離婚しろと乗り込んで来たのですが、私達はもう離婚していますよ?

藍川みいな
恋愛
「ライナス様と離婚して、とっととこの邸から出て行ってよっ!」 愛人が乗り込んで来たのは、これで何人目でしょう? 私はもう離婚していますし、この邸はお父様のものですから、決してライナス様のものにはなりません。 離婚の理由は、ライナス様が私を一度も抱くことがなかったからなのですが、不能だと思っていたライナス様は愛人を何人も作っていました。 そして親友だと思っていたマリーまで、ライナス様の愛人でした。 愛人を何人も作っていたくせに、やり直したいとか……頭がおかしいのですか? 設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 全8話で完結になります。

愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました

由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。 尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。 けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。 そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。 再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。 一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。 “尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。 静かに離婚しただけなのに、 なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。

白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?

夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」 教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。 ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。 王命による“形式結婚”。 夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。 だから、はい、離婚。勝手に。 白い結婚だったので、勝手に離婚しました。 何か問題あります?

処理中です...