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学園時代
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婚約締結から5年後10歳から皇子妃教育が始まり、帝国の歴史や帝国周辺国の言葉や歴史、淑女マナーなどを学びました。
ライル様やレミー様の3人で学んだので、そんなに苦戦しませんでした。ライル様は私より1歳上ですので1年早く学んだ分、分からない所はライル様に教えて頂きました。私が学園に入る15歳の頃には皇子妃教育も無事に終わったんですが、ライル様は私を膝に乗せ座らせるようになり、最近はお茶をしていても餌付けみたいに食べさせられることが多くなりました。
「ライラ?今日もかわいいね、僕の膝に座わらせてあげるし、今日はケーキだから食べさせてあげるね。」
「ライル様、恥ずかしいから降ろして欲しいです。」
「駄目だよ、学園で疲れた僕の癒しなんだからね。もうすぐライラも学園入学だね。僕もジェラルドもいるし大丈夫だからね。」
学園には15歳から入学し18歳で卒業します。中には素行不良の方がいたりするので、毎年何かしら問題がおきてるそうです。お兄様によると最近ライル様に纏わりつく令嬢がいるらしくて、注意しても聞かず令嬢の家に警告しても聞かないみたいで辟易してるそうです。
ライル様が学園に入学し、しばらくしてからライル様と皇宮で会った時に香水の匂いがして喧嘩をしました。1週間ほどライル様と会わず口も聞かない状態でした。こんなに私が嫉妬深いだなんて思いませんでした。
「ライル様なんか知らない、私より他の令嬢がいいんだね。」
「ライラ?ライラより好きな子はいないから、ライラしか好きにならないから。」
皇子妃教育が終わってたから、1週間は自室に閉じこもってました。1週間耐えたライル様が業を煮やして部屋に突入してきました。逃げようとしてた私を抱きしめて膝に乗せて座りました。
「ライラごめんね、ライラのこと好きだから許して。」
何度も口付けをされて絆されました。
すぐ絆されてしまいますが、1週間も会わず口を聞かなかったのは初めてですね……その時に私も嫉妬深いことを知りました。私も学園入学したらライル様に絡んでる令嬢を見たら嫉妬の嵐かもしれないですね……。
不安なまま学園入学を迎えました。入学当日は両親と行きました。レミー様と一緒なのがまだ救いですね。
入学式を終えてから一旦帰宅して、着替えてレミー様とお茶会する為に皇宮に行きました。
ライル様もいたらしいけど、何やら話し合いをしてるそうなので声は掛けませんでした。
レミー様とお茶会を終えて帰ろうとしたら、ライル様とお会いしライル様の自室に行きました。いつものように膝に乗せられて横向きで座りました。足はソファーの下に降ろしました。
「ライラ学園入学おめでとう。明日から迎えに行くから待っていてね。学園でライラにつける女性騎士を紹介するね、3人いるから交代制だからね。右からリリ、ララ、ルルだからね覚えやすいかな?」
「ライル様降ろしてください、あとで座りますから。」
「リリ様、ララ様、ルル様よろしくお願いします、サスリア公爵家のライラと言います、ライラと呼んでくださいね。」
降ろしてもらって挨拶をしてまたライル様の膝に座りました。
「ライラ様こちらこそよろしくお願いいたします。私達は呼び捨てでお願いします。」
「わかりました。リリ、ララ、ルルね。」
挨拶したあと騎士達は退室しました。
「これから学園では騎士達と一緒に行動してね。送迎は僕がするからね。」
「分かりました。学園でライル様に絡む令嬢達がいるそうですね、不安ですわ……。」
「ライラ一筋だから大丈夫だよ。」
顔中にチュッチュッしてきました、たまに深めの口付けをされますけどね。
「ライラ、口を開けて?」
「え?」
開いたのを見計らってライル様は舌を絡めてきました。お互い舌を絡めあいました。
「んんっ……はぁんっ……んっ……。」
「はぁ……ライラの口の中は甘いね。」
ぎゅって抱きしめながら耳元で囁きました。
「はぁん……耳はだめ……んっ……」
「駄目なの?ビクビクしてかわいいよ。」
「はぁんっ……だ、だめ……んっ……」
「ここまでだね。」
意地悪なライル様に翻弄されっぱなしでした。
「明日朝から迎えに行くから待っていてね。」
馬車まで見送られ帰りました。
ライル様やレミー様の3人で学んだので、そんなに苦戦しませんでした。ライル様は私より1歳上ですので1年早く学んだ分、分からない所はライル様に教えて頂きました。私が学園に入る15歳の頃には皇子妃教育も無事に終わったんですが、ライル様は私を膝に乗せ座らせるようになり、最近はお茶をしていても餌付けみたいに食べさせられることが多くなりました。
「ライラ?今日もかわいいね、僕の膝に座わらせてあげるし、今日はケーキだから食べさせてあげるね。」
「ライル様、恥ずかしいから降ろして欲しいです。」
「駄目だよ、学園で疲れた僕の癒しなんだからね。もうすぐライラも学園入学だね。僕もジェラルドもいるし大丈夫だからね。」
学園には15歳から入学し18歳で卒業します。中には素行不良の方がいたりするので、毎年何かしら問題がおきてるそうです。お兄様によると最近ライル様に纏わりつく令嬢がいるらしくて、注意しても聞かず令嬢の家に警告しても聞かないみたいで辟易してるそうです。
ライル様が学園に入学し、しばらくしてからライル様と皇宮で会った時に香水の匂いがして喧嘩をしました。1週間ほどライル様と会わず口も聞かない状態でした。こんなに私が嫉妬深いだなんて思いませんでした。
「ライル様なんか知らない、私より他の令嬢がいいんだね。」
「ライラ?ライラより好きな子はいないから、ライラしか好きにならないから。」
皇子妃教育が終わってたから、1週間は自室に閉じこもってました。1週間耐えたライル様が業を煮やして部屋に突入してきました。逃げようとしてた私を抱きしめて膝に乗せて座りました。
「ライラごめんね、ライラのこと好きだから許して。」
何度も口付けをされて絆されました。
すぐ絆されてしまいますが、1週間も会わず口を聞かなかったのは初めてですね……その時に私も嫉妬深いことを知りました。私も学園入学したらライル様に絡んでる令嬢を見たら嫉妬の嵐かもしれないですね……。
不安なまま学園入学を迎えました。入学当日は両親と行きました。レミー様と一緒なのがまだ救いですね。
入学式を終えてから一旦帰宅して、着替えてレミー様とお茶会する為に皇宮に行きました。
ライル様もいたらしいけど、何やら話し合いをしてるそうなので声は掛けませんでした。
レミー様とお茶会を終えて帰ろうとしたら、ライル様とお会いしライル様の自室に行きました。いつものように膝に乗せられて横向きで座りました。足はソファーの下に降ろしました。
「ライラ学園入学おめでとう。明日から迎えに行くから待っていてね。学園でライラにつける女性騎士を紹介するね、3人いるから交代制だからね。右からリリ、ララ、ルルだからね覚えやすいかな?」
「ライル様降ろしてください、あとで座りますから。」
「リリ様、ララ様、ルル様よろしくお願いします、サスリア公爵家のライラと言います、ライラと呼んでくださいね。」
降ろしてもらって挨拶をしてまたライル様の膝に座りました。
「ライラ様こちらこそよろしくお願いいたします。私達は呼び捨てでお願いします。」
「わかりました。リリ、ララ、ルルね。」
挨拶したあと騎士達は退室しました。
「これから学園では騎士達と一緒に行動してね。送迎は僕がするからね。」
「分かりました。学園でライル様に絡む令嬢達がいるそうですね、不安ですわ……。」
「ライラ一筋だから大丈夫だよ。」
顔中にチュッチュッしてきました、たまに深めの口付けをされますけどね。
「ライラ、口を開けて?」
「え?」
開いたのを見計らってライル様は舌を絡めてきました。お互い舌を絡めあいました。
「んんっ……はぁんっ……んっ……。」
「はぁ……ライラの口の中は甘いね。」
ぎゅって抱きしめながら耳元で囁きました。
「はぁん……耳はだめ……んっ……」
「駄目なの?ビクビクしてかわいいよ。」
「はぁんっ……だ、だめ……んっ……」
「ここまでだね。」
意地悪なライル様に翻弄されっぱなしでした。
「明日朝から迎えに行くから待っていてね。」
馬車まで見送られ帰りました。
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