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番外編
エドラン視点③
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クリスタ侯爵家に父さんと呼ばれて、また契約書を交わすことになってしまった。
契約書交わす前に今の俺の現状報告をされてしまい、父さんには睨まれてしまった。
成績が下がりCクラスになったことや、メリアのことも言われた。
メリアに話した「俺が婚約者の母から子爵位をもらって当主になる」とか「メリアを愛人として迎え入れる」ことまでバレてしまった。
メリアと付き合ってることや、口付けしたり一線を越えてることまで知られていた。
メリアのことは社交界やお茶会でも話題にあがるほど有名な噂話だったらしい。
まぁ母さんは知ってるはずだろうと思ったけど、何も言ってこなかったから気にしてなかったな。
だからミリアーヌは苦言を言いにきたのか、嫉妬するなとか言い返したけど、嫉妬じゃなかったのかよ……ちゃんと聞いとけば良かった。
クリスタ侯爵からの契約書を見たけど、とんでもないなと青ざめたし血の気引いた。
一、子爵位はエドラン殿に譲渡とする。(王家とは話し合い済み)
一、領地はないので住居となる家はクリスタ侯爵家が用意する。
一、愛人を迎え入れるのは構わないが、ミリアーヌとは別居婚とすること。
一、別居婚のためお互いの敷地、住居にはいかなる理由があっても入らないこと。(招き入れる場合は除く)
一、生活家具、メイドや侍従、料理人等必要なものはそれぞれが用意し持参すること。
一、メイドや侍従、料理人等の給料もそれぞれが支払うこと。
一、領地がないので収入は自分たちそれぞれで用意すること。
一、勝手に他人の名前で買い物しないこと。自分の名前でツケ払い等すること。
一、愛人を迎え入れるにあたっても上記内容を厳守させること。
一、1代限りの子爵位なので愛人に子供ができても継承権はなし。
一、ミリアーヌとは白い結婚とする。
一、社交界には愛人と参加すること。
あとは当主にならず、婿入りでも上記内容は変わらないらしい。
ミリアーヌと白い結婚とか耐えれないな……。
自業自得とはいえ、ミリアーヌを睨んだけど見向きもされなかったな。
帰ってからは、父さんと母さんに罵倒されたわ。
父さんと母さんは契約書見ながら相談しあってたけど、俺はミリアーヌと白い結婚に打ちのめされてた。
婿入りより当主を選んで、メリアの男爵家にも行き何度も何度も説明してやっと契約書に署名捺印をしてもらったら、もう日が暮れてたしな……。
メリアも後妻や修道院は嫌だったらしいから、契約書を認めたけど睨まれたな。
契約書交わす前に今の俺の現状報告をされてしまい、父さんには睨まれてしまった。
成績が下がりCクラスになったことや、メリアのことも言われた。
メリアに話した「俺が婚約者の母から子爵位をもらって当主になる」とか「メリアを愛人として迎え入れる」ことまでバレてしまった。
メリアと付き合ってることや、口付けしたり一線を越えてることまで知られていた。
メリアのことは社交界やお茶会でも話題にあがるほど有名な噂話だったらしい。
まぁ母さんは知ってるはずだろうと思ったけど、何も言ってこなかったから気にしてなかったな。
だからミリアーヌは苦言を言いにきたのか、嫉妬するなとか言い返したけど、嫉妬じゃなかったのかよ……ちゃんと聞いとけば良かった。
クリスタ侯爵からの契約書を見たけど、とんでもないなと青ざめたし血の気引いた。
一、子爵位はエドラン殿に譲渡とする。(王家とは話し合い済み)
一、領地はないので住居となる家はクリスタ侯爵家が用意する。
一、愛人を迎え入れるのは構わないが、ミリアーヌとは別居婚とすること。
一、別居婚のためお互いの敷地、住居にはいかなる理由があっても入らないこと。(招き入れる場合は除く)
一、生活家具、メイドや侍従、料理人等必要なものはそれぞれが用意し持参すること。
一、メイドや侍従、料理人等の給料もそれぞれが支払うこと。
一、領地がないので収入は自分たちそれぞれで用意すること。
一、勝手に他人の名前で買い物しないこと。自分の名前でツケ払い等すること。
一、愛人を迎え入れるにあたっても上記内容を厳守させること。
一、1代限りの子爵位なので愛人に子供ができても継承権はなし。
一、ミリアーヌとは白い結婚とする。
一、社交界には愛人と参加すること。
あとは当主にならず、婿入りでも上記内容は変わらないらしい。
ミリアーヌと白い結婚とか耐えれないな……。
自業自得とはいえ、ミリアーヌを睨んだけど見向きもされなかったな。
帰ってからは、父さんと母さんに罵倒されたわ。
父さんと母さんは契約書見ながら相談しあってたけど、俺はミリアーヌと白い結婚に打ちのめされてた。
婿入りより当主を選んで、メリアの男爵家にも行き何度も何度も説明してやっと契約書に署名捺印をしてもらったら、もう日が暮れてたしな……。
メリアも後妻や修道院は嫌だったらしいから、契約書を認めたけど睨まれたな。
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