31 / 53
四章
その31 四章の補足
しおりを挟む
星を見ていた。
真っ黒なキャンバス。それを塗り潰さんとばかりに煌めきを放つ星々の輝きに、ただ目を奪われていた。
ナツキの話では、おおかみ座なんかも観測できているらしいが、それがどれを指しているのか全くわからない。星座には無頓着過ぎたせいで、どの星が何の星座なのかもわからない。
それでも、この夜空の美しさは伝わってくる。
「夜空も、いいものですね…」
ポツリと、そんな呟きが隣から聴こえてきた。声のした方に顔を向けると、そこにはフユカが立っていた。
フユカは無邪気な顔で夜空を見上げていた。月の放つ僅かな明かりが、彼女の表情をぼんやりと照らしていた。満天の星空を、その大きな瞳に溢れんばかりに映し出す。短い黒髪は夜のように黒く、しかして彼女の表情は星々にも劣らぬ輝きを見せていた。
普段見たことのないようなフユカのその顔に、俺も思わず見惚れてしまった。
こちらの視線に気がついたのか、フユカがこちらに顔を向けてくる。
「どうかしましたか?顔に何かついてましたか」
「いや、そういうわけじゃない。………フユカは、星とか好きなのか?」
「好きか嫌いかで言われたら、それは好きですが。それでも関心はありませんでしたね」
「そうか。まぁ俺も似たようなものだな」
「?今日のシュウはおかしいですね。いや、おかしいのはいつものことでしたか」
「それはどういう意味だ」
「そのままの意味ですよ」
クスクスと口元に手を当てて、フユカが笑った。
不思議と気分が高揚していた。他愛のない会話でも、いつもみたいな軽口でも、フユカと会話しているだけでなぜだか不思議と楽しい気分だった。きっとこれは星空の魔力なのだろう。きっとそうに違いない。
「あっ……!ちょっとアレ!見てくださいよシュウ!流れ星ですよ!」
「うわっ!ちょ、フユカ……!」
突然夜空に向かって指を差したかと思えば、フユカはいきなりこちらに体を近づけてきた。左手で夜空を示しながら、反対の手を俺の肩に置いてゆさゆさと揺さぶってきている。俺の肩がフユカに引っ張られているせいで、二人の顔はとてつもなく近い。
流れ星は勿論気になっているのだが、今の俺にはそんな余裕がなくなっていた。感じているのは、肌が触れ合う距離にいるフユカの温もり。ふわりと靡く黒髪からは、シャンプーの良い香りが漂ってきた。
どうしようもなく、頬に熱が集まってくるのがわかる。
恥ずかしい!この状況めちゃ恥ずかしい!
恥ずかし過ぎるこの現状をどうにかしないと。ただ、今の心境をそのまま吐露するわけにもいかないので、それらしいことを言ってみた。
「そ、そんなに肩を揺すると見えないだろ!」
「え?あっ………!」
すると、やっとこさフユカも現状に気がついたらしい。顔が一瞬で赤く染まると同時に、バッと俺から飛び退いた。息がかかる程に近かった二人の距離に空間ができた。そのことに僅かな物悲しさを覚えたのだが、今は恥ずかしさでそれどころではなかった。
「す、すみません…!全然気が付かなくって…!」
「い、いやいや。別に悪くはないから……」
両手を体の前で合わせながら、焦った様子で頭を下げてくるフユカ。俺も同じくらい焦っていて、意味もなく後頭部に手を当てながら頭を下げる。そして、二人してヘコヘコとお辞儀をし合う謎の光景が誕生してしまった。これぞ七不思議が一つ『屋上でお辞儀をし合う男女』である。
他の部員達の不思議なものを見る目が流石に気になってきたので、十数回お辞儀をしたところで中断となった。
それにしても今が夜で助かった。赤くなった頬も、きっと今はわかりづらいだろうからな。
ただ、フユカの場合ははっきりと朱色の頬がわかってしまっていた。肌が色白なので、月明かりでも十分に認識できる。まぁフユカにとっても恥ずかしい体験だったに違いない。友達がいないと言っているフユカが、こんな体験をしたことはなかっただろうから。俺ですら初体験である。
「七不思議も解明したしー星空も堪能したから、そろそろ帰ろうかー」
ナツキのその言葉で、素晴らしい星空観察もお開きとなった。
「そうね…、ってうわっ。もう九時半じゃない。結構時間立ってたのね」
「これ以上星を見てたら、一人で待ってる校長先生が不憫だね」
「そういやそうだった。校長先生待っててくれたんだったな」
「それならば早いとこ戻りましょう」
どうやら相当な時間、星空を眺めていたようだ。待ってくれている校長先生の元へ戻るべく、俺達は屋上を後にしようと出入り口の方へと向かった。
その時、スマホの着信音が鳴り出した。
「ん?ああ、ごめん僕のだ」
「こんな時間に電話か?誰からなんだよ」
個人名を聴きたいわけではなく、アメになんとなくそう尋ねた。そもそもアメの文芸部以外の知り合いなんて一人たりとも知らないので、個人名が出てきても困る。
夜ももう遅い。確かに俺達高校生はまだ活動している時間帯とは言え、流石にこんな時間に電話をかけてくるのはマナー違反みたいなものだろう。
スマホをポケットから取り出したアメは、画面を見て軽く首を傾げた。
「クラスの女の子からだ。どうしたんだろう」
「まさか告白とかじゃないのかー?」
「それは本当にまさかだよ。この人とは少し喋ったことがあるくらいだし」
「それより電話でなくてもいいのー?」
「ああ、そうだった」
アメは画面をタッチして、スマホ耳に当てた。電話の内容を盗み聞きしても悪いので、この場から立ち去ろうとしたのだが、意外と電話は早く終わった。
「えー会話終わるの早すぎじゃないの?もうちょっと話すことくらいあったでしょ」
「とりあえず折り返し電話するって伝えただけだよ。ここで皆を待たせても悪いしね」
「別に気にしなくても良かったんだぞ」
「校長先生を気にしたんだよ」
「それは仕方ないねー」
俺達は出入り口の扉を開けて、校舎の中へと入っていった。それから下駄箱で上履きから革靴に履き替えて、校長先生の待つ、駐車場へと向かった。
帰りの車の中でも、俺達の会話は尽きることなく紡ぎ続けられていた。星空の話、夏休みの課題の話、学校の話。紡ぐ話題は留まることを知らずに、俺達は笑顔を浮かべて語り合っていた。
そうして今日の文芸部の活動は、終了した。
◆◆◆
今思えば、この日が分岐点だったのだろう。
過ぎてしまった過去のことを、どうこう言ってももう遅いのはわかりきってはいる。それに、この時の俺達にはどうすることもできなかったことも事実。
結果を選ぶのは、彼だったわけだ。
アメだったわけだ。
そして彼は選んだ。その道を選んだ。
次の日、彼の姿は文芸部にはなかった。
その次の日も。そのまた次の日も。
結局アメは、夏休みが終わるまで一度も文芸部に来ることはなかった。
真っ黒なキャンバス。それを塗り潰さんとばかりに煌めきを放つ星々の輝きに、ただ目を奪われていた。
ナツキの話では、おおかみ座なんかも観測できているらしいが、それがどれを指しているのか全くわからない。星座には無頓着過ぎたせいで、どの星が何の星座なのかもわからない。
それでも、この夜空の美しさは伝わってくる。
「夜空も、いいものですね…」
ポツリと、そんな呟きが隣から聴こえてきた。声のした方に顔を向けると、そこにはフユカが立っていた。
フユカは無邪気な顔で夜空を見上げていた。月の放つ僅かな明かりが、彼女の表情をぼんやりと照らしていた。満天の星空を、その大きな瞳に溢れんばかりに映し出す。短い黒髪は夜のように黒く、しかして彼女の表情は星々にも劣らぬ輝きを見せていた。
普段見たことのないようなフユカのその顔に、俺も思わず見惚れてしまった。
こちらの視線に気がついたのか、フユカがこちらに顔を向けてくる。
「どうかしましたか?顔に何かついてましたか」
「いや、そういうわけじゃない。………フユカは、星とか好きなのか?」
「好きか嫌いかで言われたら、それは好きですが。それでも関心はありませんでしたね」
「そうか。まぁ俺も似たようなものだな」
「?今日のシュウはおかしいですね。いや、おかしいのはいつものことでしたか」
「それはどういう意味だ」
「そのままの意味ですよ」
クスクスと口元に手を当てて、フユカが笑った。
不思議と気分が高揚していた。他愛のない会話でも、いつもみたいな軽口でも、フユカと会話しているだけでなぜだか不思議と楽しい気分だった。きっとこれは星空の魔力なのだろう。きっとそうに違いない。
「あっ……!ちょっとアレ!見てくださいよシュウ!流れ星ですよ!」
「うわっ!ちょ、フユカ……!」
突然夜空に向かって指を差したかと思えば、フユカはいきなりこちらに体を近づけてきた。左手で夜空を示しながら、反対の手を俺の肩に置いてゆさゆさと揺さぶってきている。俺の肩がフユカに引っ張られているせいで、二人の顔はとてつもなく近い。
流れ星は勿論気になっているのだが、今の俺にはそんな余裕がなくなっていた。感じているのは、肌が触れ合う距離にいるフユカの温もり。ふわりと靡く黒髪からは、シャンプーの良い香りが漂ってきた。
どうしようもなく、頬に熱が集まってくるのがわかる。
恥ずかしい!この状況めちゃ恥ずかしい!
恥ずかし過ぎるこの現状をどうにかしないと。ただ、今の心境をそのまま吐露するわけにもいかないので、それらしいことを言ってみた。
「そ、そんなに肩を揺すると見えないだろ!」
「え?あっ………!」
すると、やっとこさフユカも現状に気がついたらしい。顔が一瞬で赤く染まると同時に、バッと俺から飛び退いた。息がかかる程に近かった二人の距離に空間ができた。そのことに僅かな物悲しさを覚えたのだが、今は恥ずかしさでそれどころではなかった。
「す、すみません…!全然気が付かなくって…!」
「い、いやいや。別に悪くはないから……」
両手を体の前で合わせながら、焦った様子で頭を下げてくるフユカ。俺も同じくらい焦っていて、意味もなく後頭部に手を当てながら頭を下げる。そして、二人してヘコヘコとお辞儀をし合う謎の光景が誕生してしまった。これぞ七不思議が一つ『屋上でお辞儀をし合う男女』である。
他の部員達の不思議なものを見る目が流石に気になってきたので、十数回お辞儀をしたところで中断となった。
それにしても今が夜で助かった。赤くなった頬も、きっと今はわかりづらいだろうからな。
ただ、フユカの場合ははっきりと朱色の頬がわかってしまっていた。肌が色白なので、月明かりでも十分に認識できる。まぁフユカにとっても恥ずかしい体験だったに違いない。友達がいないと言っているフユカが、こんな体験をしたことはなかっただろうから。俺ですら初体験である。
「七不思議も解明したしー星空も堪能したから、そろそろ帰ろうかー」
ナツキのその言葉で、素晴らしい星空観察もお開きとなった。
「そうね…、ってうわっ。もう九時半じゃない。結構時間立ってたのね」
「これ以上星を見てたら、一人で待ってる校長先生が不憫だね」
「そういやそうだった。校長先生待っててくれたんだったな」
「それならば早いとこ戻りましょう」
どうやら相当な時間、星空を眺めていたようだ。待ってくれている校長先生の元へ戻るべく、俺達は屋上を後にしようと出入り口の方へと向かった。
その時、スマホの着信音が鳴り出した。
「ん?ああ、ごめん僕のだ」
「こんな時間に電話か?誰からなんだよ」
個人名を聴きたいわけではなく、アメになんとなくそう尋ねた。そもそもアメの文芸部以外の知り合いなんて一人たりとも知らないので、個人名が出てきても困る。
夜ももう遅い。確かに俺達高校生はまだ活動している時間帯とは言え、流石にこんな時間に電話をかけてくるのはマナー違反みたいなものだろう。
スマホをポケットから取り出したアメは、画面を見て軽く首を傾げた。
「クラスの女の子からだ。どうしたんだろう」
「まさか告白とかじゃないのかー?」
「それは本当にまさかだよ。この人とは少し喋ったことがあるくらいだし」
「それより電話でなくてもいいのー?」
「ああ、そうだった」
アメは画面をタッチして、スマホ耳に当てた。電話の内容を盗み聞きしても悪いので、この場から立ち去ろうとしたのだが、意外と電話は早く終わった。
「えー会話終わるの早すぎじゃないの?もうちょっと話すことくらいあったでしょ」
「とりあえず折り返し電話するって伝えただけだよ。ここで皆を待たせても悪いしね」
「別に気にしなくても良かったんだぞ」
「校長先生を気にしたんだよ」
「それは仕方ないねー」
俺達は出入り口の扉を開けて、校舎の中へと入っていった。それから下駄箱で上履きから革靴に履き替えて、校長先生の待つ、駐車場へと向かった。
帰りの車の中でも、俺達の会話は尽きることなく紡ぎ続けられていた。星空の話、夏休みの課題の話、学校の話。紡ぐ話題は留まることを知らずに、俺達は笑顔を浮かべて語り合っていた。
そうして今日の文芸部の活動は、終了した。
◆◆◆
今思えば、この日が分岐点だったのだろう。
過ぎてしまった過去のことを、どうこう言ってももう遅いのはわかりきってはいる。それに、この時の俺達にはどうすることもできなかったことも事実。
結果を選ぶのは、彼だったわけだ。
アメだったわけだ。
そして彼は選んだ。その道を選んだ。
次の日、彼の姿は文芸部にはなかった。
その次の日も。そのまた次の日も。
結局アメは、夏休みが終わるまで一度も文芸部に来ることはなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
元暗殺者の俺だけが、クラスの地味系美少女が地下アイドルなことを知っている
甘酢ニノ
恋愛
クラス一の美少女・強羅ひまりには、誰にも言えない秘密がある。
実は“売れない地下アイドル”として活動しているのだ。
偶然その正体を知ってしまったのは、無愛想で怖がられがちな同級生・兎山類。
けれど彼は、泣いていたひまりをそっと励ましたことも忘れていて……。
不器用な彼女の願いを胸に、類はひまりの“支え役”になっていく。
真面目で不器用なアイドルと、寡黙だけど優しい少年が紡ぐ、
少し切なくて甘い青春ラブコメ。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる