どうも、ヤンデレ乙女ゲームの攻略対象1になりました…?

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10話

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パーティー当日
「ふわぁ」
あれ、いつの間に寝てたんだろう……なんか、あったかい…って、
「…ラナン……!」
なんか、めっちゃ顔近いけど…まだ、時間もあるし部屋に戻らせた方がいいよね…
「ラナン、起きて…」
「ん、ぅ……?……あれ、イキシア…?」
ラナンは眠そうに目を開けてそう言った
か、かわいい~!いや、なんか昨日から可愛いしか言ってない気がするな……って、そんなことよりも、
「ラナン起こして急にごめん…そろそろ部屋に戻った方がいいんじゃない?」
「………もう少しいたらダメか…?」
うぐっ……かわいいっ…いやいや、流されたらダメだ!
「起きた時にラナンがいなかったらみんな心配するでしょ?しかも、それでラナンが怒られたら僕悲しいな…だからさ、おねがい……」
「うっ……わかった…でも、かわりに俺のお願いを聞いてほしいな……」
「?……いいよ?」
ラナンのお願い…?なんだろ……
「今日のパーティーさ俺がエスコートしちゃダメかな……?」
……………へ?
「エスコート?」
「うん……ほら、イキシアはなかなかパーティーに参加出来なかっただろ?だから、俺が支えて皆と仲良く出来たらって思って……」
なるほど……つまり、ラナンは俺の事を思ってこの"提案"をしてくれたんだな…しかも、俺が気を使わないように"お願い"ってことにしてくれたんだな……なんていい子!めっちゃいい子!この子がヤンデレストーカーになるなんて信じられないんだがっ……
「本当に?僕もラナンがいてくれたら安心だな、  僕で良かったら是非エスコートしてください」
「もちろん……それじゃ、部屋に戻るね…また、パーティーで」
「うん、またね……」
ラナンは静かに部屋を出ていった……
……ラナンが居なくなった瞬間なんだか緊張してきちゃったな…いやいや、弱気になっちゃだめだよな!……



パーティー会場

結局緊張したまま来ちゃった……!
うーん、どうしよう…ちゃんと喋れるのかな俺……今考えてみてら同じぐらいの子供だと言っても産まれは貴族…まともに王宮以外で人と喋ったのはラナンぐらいだしな……
俺が唸っていると……
「イキシア、大丈夫?」
「あっうん、大丈夫……じゃないかも…ちょっと緊張しちゃって……」
1回大丈夫と言おうとしたらラナンから怖い笑顔で見つめられた……
「安心して、俺も着いてる…それに、イキシアならきっと誰とでも仲良くできるよ」
「……ありがとう、ラナンのおかげで緊張がほぐれてきたよ」
「良かった、それじゃ行こっか」
ガチャ




聞こえてきたのは歓声や拍手の音ばかりで僕のちっぽけな緊張なんてどこかに吹き飛んでしまった
それに、会場は僕の好きな植物や料理で埋め尽くされている
「キレイだな……」ボソッ
「?……ラナン、どうかした?」
「いや、なんでもない…それより挨拶がまだだろ、行ってらっしゃい…頑張ってイキシア」
「うん、ありがとう」
綺麗ですっかり忘れてたけどそういえば挨拶しないとな……よしっ
俺はお父様の元へ行きった
「我が民たちよ今宵は私の息子の誕生祭に良く来てくれた・・・」
お父様が話終わり僕の番となった
「私の誕生祭に来てくれたことを嬉しく思います、是非楽しんでいってください」
言い終わるとまた歓声と拍手が響いてパーティーが始まった……
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