23 / 25
2/嬭処夛-思はれ続ける愛の方向-
嬭処夛:2
しおりを挟む
私の両親は、恋愛を応援する内に、いつの間にか恋に落ちていた。そして、その内、幼馴染同士の2人もお互いを愛し始める。
梨佳さんと慎さんの恋の始まりはそんな感じだったらしい。
そして、働き始めて数年、突然の体調不良で、叶は病院へ行く。
そこで、叶の妊娠が発覚する。
約1年後、悠介と叶との間に子供が生まれる。
それが私、未紗である。
それから私は自我の目覚めより早く梨佳さんと慎さんは私の面倒を見てくれた。
恐らく、私の両親と同じ位に、私を我が子の様に愛情を注いでくれた。
定期的に両親は私を2人に預けていたらしい。
というより、梨佳さんと慎さんが、強引に私を連れ帰る様に家へと招いてくれたらしい。
おかげで両親は私の育児で追い詰められる事もなく、喧嘩もなく育児をできたらしい。
2人の優しさであったのだろう。
まだ幼かった頃に預けれらた際どうしてこんなに私に優しくしてくれたのか尋ねた際、自分達のために色々気遣ってくれた私の両親への恩返しだったと、いくらか成長した私に告白してくれた。
そして私は順調に成長し、今に至るの。
10年程前、両親が忙しくなった際に私は年単位で2人に預けられた。
なぜなら、両親が忙しくなった理由は、2人が原因だったからだ。
梨佳さんの妊娠が発覚した。
だから両親と慎さんに仕事が多く回された。
私の両親が今大変なのは、私の両親のせいだ。
いや、換言すればそれは私のせいだ。
私の両親が私を産んだ時、慎さんも梨佳さんもかなり大変な思いをしたはずだ。
幼い頃に私は、どれだけ両親と2人の仕事が大変なのか身をもって知っている。
だから、梨佳さんのお腹に宿る子供が産まれたら私が誰よりも可愛がってあげる。
梨佳さんとこの頃1番長く居たのは私だ。
妊婦の苦しみも間近で見てきた。
こんな状態で仕事なんてできるものか。
母が私の所為でどれだけ2人に迷惑をかけたかを知っている。
梨佳さんも早く復帰しないと、仕事は大変になる。
両親が私の面倒を見れずに、身重な梨佳さんに託す程なのだ。
しかし、私に美咲さんは言った。
「子供を作る時期ってのはね、4人で大体決めていたんだ。
慎と私と悠介さんと叶で。
それで、未紗が生まれたのはたまたまなんかじゃなくて、悠介さんと叶が、子供が欲しいって望んで産まれたんだよ。
仕事の時期的に、どうしても無理な時と何とか休める時があって、最初の時に、私達がまだ2人で恋人同士で居たいなって望んだから。
だから未紗が先に産まれたんだよ。
そして今度は私の番。」
梨佳さんと慎さんの恋の始まりはそんな感じだったらしい。
そして、働き始めて数年、突然の体調不良で、叶は病院へ行く。
そこで、叶の妊娠が発覚する。
約1年後、悠介と叶との間に子供が生まれる。
それが私、未紗である。
それから私は自我の目覚めより早く梨佳さんと慎さんは私の面倒を見てくれた。
恐らく、私の両親と同じ位に、私を我が子の様に愛情を注いでくれた。
定期的に両親は私を2人に預けていたらしい。
というより、梨佳さんと慎さんが、強引に私を連れ帰る様に家へと招いてくれたらしい。
おかげで両親は私の育児で追い詰められる事もなく、喧嘩もなく育児をできたらしい。
2人の優しさであったのだろう。
まだ幼かった頃に預けれらた際どうしてこんなに私に優しくしてくれたのか尋ねた際、自分達のために色々気遣ってくれた私の両親への恩返しだったと、いくらか成長した私に告白してくれた。
そして私は順調に成長し、今に至るの。
10年程前、両親が忙しくなった際に私は年単位で2人に預けられた。
なぜなら、両親が忙しくなった理由は、2人が原因だったからだ。
梨佳さんの妊娠が発覚した。
だから両親と慎さんに仕事が多く回された。
私の両親が今大変なのは、私の両親のせいだ。
いや、換言すればそれは私のせいだ。
私の両親が私を産んだ時、慎さんも梨佳さんもかなり大変な思いをしたはずだ。
幼い頃に私は、どれだけ両親と2人の仕事が大変なのか身をもって知っている。
だから、梨佳さんのお腹に宿る子供が産まれたら私が誰よりも可愛がってあげる。
梨佳さんとこの頃1番長く居たのは私だ。
妊婦の苦しみも間近で見てきた。
こんな状態で仕事なんてできるものか。
母が私の所為でどれだけ2人に迷惑をかけたかを知っている。
梨佳さんも早く復帰しないと、仕事は大変になる。
両親が私の面倒を見れずに、身重な梨佳さんに託す程なのだ。
しかし、私に美咲さんは言った。
「子供を作る時期ってのはね、4人で大体決めていたんだ。
慎と私と悠介さんと叶で。
それで、未紗が生まれたのはたまたまなんかじゃなくて、悠介さんと叶が、子供が欲しいって望んで産まれたんだよ。
仕事の時期的に、どうしても無理な時と何とか休める時があって、最初の時に、私達がまだ2人で恋人同士で居たいなって望んだから。
だから未紗が先に産まれたんだよ。
そして今度は私の番。」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる