遥かなるムーンサルト

新堂路務

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試合後

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 俺は技を解くと、立ち上がりレフェリーに左手を挙げられた。
 視界の端では、左手を押さえてガイアがリングを降りて、チームのアルクホールの面々と控え室に戻って行くのが見えた。
 俺は唯理ちゃんを探して、観客を見回すように探した。元いた場所にはいなくて、選手が出入りするような場所のほうに動いていた。
 ああ、俺の退場の時に少し話をするようにしてくれているのか。
 俺は嬉しくなった。
 ここで、我に返る。ゆっくりと音が耳に入ってくる。
 静かだ・・・
 ワーとかオーとかの人の声は聞こえない。このシリーズ急遽、俺とガイアのシングル戦が組まれた。あいつとは何も因縁は無いが、タッグ戦や六人タッグなどの試合よりもやはりシングルはやる気になる。ジュニアといえども、とにかくチャンピオンになるためには実力とそれ以上に大事な人気が無ければ、そうそうタイトル戦など組んでもらえない。
 観客をゆっくり見渡す、どこか気もそぞろだ。
 そりゃそうか・・・
 なぜ、そうなのか俺は合点がいき、転げるようにリングを降りると、ガイアとは逆側の通路から歩いて控え室に帰ろうとしていた。
 確か、唯理ちゃんがこの辺に居たはずだが。
「ウルフさん」
 唯理ちゃんが小脇で小さく手を振ってくれる。
 俺もあまり大きく振ると怪しまれるので、小さく頷き返す。
「ウルフ! そろそろ飛べよ! ジュニアなんだから」
 その横から、おじさんプロレスファンが通路脇までやってくる。選手入退場の導線には観客は入れないように鉄柵が並べてあるのだが、それを乗り越えんばかりに上半身のみ乗り出して、言ってきた。
「そうだぞ! お前の試合は地味でつまらん」
 少し離れて立っていたおじさんまで同調し始めた。
 うるさい、俺は俺のプロレスの定義の中で戦ってるんだ。イチイチお前達の気持ちを満たすようにはやってないんだよ。
 とはいえ、俺もケンカはする気は無かったし、退場する俺に鉄柵際までたくさんの人が見送ってくれて居るのに、気分が良くなっていて、そのまま退場していった。
 俺のプロレスも少しずつ、浸透してきているのかもしれない。UWF時代のスタイルを継承する身としてはありがたい事だ。
 俺は悦に入ったまま退場したが、そんな気持ちは打ち砕かれた。
 それは、次の試合の入場に控えた選手がいたからだ。
 華翔(かしょう)
 ウチの団体でジュニアヘビー級のエース。ベビーフェイス側のチーム、ジュースタイスのナンバーワンだ。そして、今こいつがエンパイアジュニアヘビー級のチャンピオンベルトを保有するタイトルホルダーなのだ。
 華翔は通路脇でガウンを着て、ベンチに座っている。細身なのだが、しっかりと筋肉はついていて、俺と違って顔が良いので団体からマスクを被せられる事も無い。どこぞの俳優と言われても見紛うほどのイケメンだ。金髪で前髪を上げて、ナルシストな面があって俺はこいつとは馬が合わない。何より、プロレススタイルが飛んだり跳ねたりが得意なメキシコのルチャリブレで武者修行の経験があり俺とはこういう点からも真逆だ。
 俺なんて、しばらくケガで休養している間にマスクを被らされて、復帰した過去がある。
「顔が悪いし、プロレスが地味だ、マスクでも被ってろ」
 会社の説明にも、反論はできなかった。
 華は俺に気付くと、軽く笑った。
「おつかれさん」
 座ったまま、右手を出してきた。
 軽くハイタッチ、いや華翔は座ってるからロータッチか、それを要求してきた。
 軽くペチンと俺も右手で応じると
「おつかれ」
 目も見ず、俺は返事をした。
 俺の方が先輩なんだから、立って挨拶しろよ。アイツは何か嫌いだ。
「オオオオオオオオオオオ」
 地鳴りのような声援で、俺は思わず振り向いた。聞けば華翔の入場曲のイントロが流れ始めていたのだ。
 華翔は立ち上がると、すでに控えの通路で両手を上げて立っていた。そして、出て行くと、
「オオオオオオオオオオオ」
 さらに大きな声援は地鳴りを大きくした。
 やはり、俺はアイツが嫌いだ。
 
 俺の控え室は一人部屋だ。とはいえ、大体どこの会場でも物置みたいな所に無理矢理作られている。ジャスティスとアルクホールで大まかに二つに分かれていて、スター選手は個室になっている。俺も個室だが、グレードは随分と低い。今回の会場でも、俺の同室なのはモップが山ほどある所で、随分と湿気が多い。
 一つあるパイプ椅子をこちらに寄せると、座り汗を拭く。後頭部にある、マスクを締めている紐をゆっくりと解く。ガイアの野郎が途中で手をかけたせいで少しほどけているのが気に入らない。念入りに綺麗に締めた俺の作品なのだ。
 プハーっ
 マスクを外すと視界が一気に開く。そしてこの世に服柵雷韻(ふくさくらいいん)という男が生まれる。俺の本名だ。字面はよくて気に入っている。
 毎度毎度、マスクを被ると、ウルフ・ド・ローンリが生まれる。そして、脱ぐと服柵雷韻が戻る。そういう感情が生まれる。やはりマスクには一種の特殊な感情がある。まぁ、いろいろな感情が。
 そしてまた簡易のマスク、通気性が良く脱着しやすいものに変えて、Tシャツを着ると次の試合のサポートに回ったり、他の選手の試合を勉強しに行く。
 俺は、ゆっくりと幕を開き会場の様子を確認する。観客は華翔の一挙手一投足に目を奪われていて、俺が覗いている事など気付かない。見れば、唯理ちゃんも胸の前で手を組んで前のめりにリングを見つめている。
 やっぱりなぁ。
 俺というより、華翔のほうがいいんだろう。たまたま、出待ちの時に俺が早く出て来たから声をかけて来たんだろう。
 よくある事だ。俺は気を取り直すと、会場隅の邪魔にならないポジションを取り、華のプロレスを観察する。
 タッグマッチでアルクホールのカオルとアースという二人と闘っている。
「行くぞーーーオラーー」
 華が右手を挙げて会場を煽る。
「オーーーー」
 観客も右手を挙げてそれに呼応する。これが華のお決まりのパターンだ。客もそれを求めている。
 華には二つの技のシリーズがある。スターライトシリーズとフラワーファイトシリーズだ。
この煽りの時はスターライトシリーズの技を繰り出すつもりらしい。そして、一つのシリーズの技をだすと、もう一つのシリーズの技はその試合では出さない事になっている。
 かっこつけやがって。出し惜しみするなよ。
 一度だけ、一つの試合で二つのシリーズの必殺技を繰り出した事があった。あれは、他団体との対抗戦で、向こうのジュニアのエースとの試合で二つの必殺技を連続で出した時だ。血だらけになりながら、勝ったにもかかわらず泣いていた。思わず自分の禁を破ったからだろう。
 かっこつけやがって。
「今日はスターライトかぁ。フラワードライバーは見られないね」
「スターウェイブはシリーズの途中だし、タッグだから出ないかもね」
 客席では、ざわざわと技の予想が始まっている。
 トントン。
 肩を二度叩かれて、ふり向くとそこにはさっきまで試合していた、ガイアが立っている。俺と同じようにTシャツを着ている。
「ダストさんが呼んでるぞ」
 汚い長髪にひげ面、Tシャツの胸元からも毛があふれかえっている。なんて男性ホルモンだ。
「ああ」
 理由も意図もよくわからないが、こいつに聞くのもシャクだし、あたふたしているのを見られたくないので、平然を装って再びバックヤードに戻った。
 もちろんだが、ガイアも後ろをついて来る。なぜだか、すごくむかつく。ので、一言も話さずにアルクホールの面々の控え室に向かう。そこに俺を呼びつけた、ダストさんがいる。
 正式にはダスト渚、アルクホールの総帥として、長年うちの団体のヒールのトップに君臨している。デビューした俺をアルクホールに入れてもらったのもこの人だ。そしてお前はやっぱりダメだ、と追い出されたのもこの人だ。
 ちなみに、そこからベビーフェイスのジャスティスにも入れず、ウルフ群を結成して文字通りロンリーなウルフになったのは言うまでもなく。
 コンコン、とノックをする。
「失礼します。ウルフです」
 声をかけると、
「はーいよ」
 いつもの声が中から聞こえる。入ると、五人ほどのレスラーが準備をしたり、終えた選手は着替えたりしている。その中心にダスト渚は上半身裸で、黒の長ズボンのタイツをはいて今日のメインの試合の準備をしているところだった。
「どうしました? やっぱりアルクホールに戻ってきて欲しいですか?」
 俺は嫌味たっぷりに聞いてやった。
「あっははははははは」
 ダストさんは上を向いて大きく笑った。長髪の大半を後ろで束ね、残りを前に垂らした顔はトップレスラーの色気が充分だ。
「お前みたいな地味なプロレスやるヤツなんか要らないよ。もうちっと、ロープに振られるとか少しは飛ぶとかやらないか? と説教しようとしたところだ。だが、やる気がなくなった。もういいよ」
 あっけらかんとこの人は言う。そういう人だ。
「そういう説教なら別に良いです。俺は俺なんで」
「だけどなぁ。お前のスタイルだとなかなか他の団体でもかみ合わないしなぁ。総合でもないだろう?」
 総合、総合格闘技の事だ。
「ハイ、総合なんて三か月に一回の試合じゃつまらないです」
「だよなぁ。もうちっとコミットしないと、どうにもこうにも俺もお前を売り出していいかわからない」
「もう、アルクホールじゃないし」
「そうなんだけどなぁ。今日のシングルも社長に言って組んでもらったけど、塩辛い試合だったもんで、頭抱えてるのよ。社長に怒られるの俺なんだぞ」
 ダスト渚は一応、頭を抱えた振りをする。
「あ、そうなんすね。それはありがとうございました。でも、俺は今日の試合結構内容もあったし、ニールキックもキャプチュードも出せたし、満点です」
「うーん、そうなんだけど、プロレスって点ではどうなんかなぁ」
 俺の反論にダストさんはアゴひげを確認しながら噛みしめていた。
「まぁ、いいや、とりあえず社長にもお前の事もう少しいいようにしといてくれって言っておいてやるから」
「はぁ」
「あと、誰かタッグの相手くらい見つけとけ。ウチのチームに添え物で入ってもつまらないだろう?」
「まぁ、考えときます」
 俺は気の抜けた返事をして控え室を出ようとした。四つほどの殺気を背中に感じながら。りゃあそうだ、アルクホールのメンバーでもない人間が、総帥に懇意にしてもらっている。誰だって自分が少しでも上に上がりたい、そう思ってプロレスをしている。それが、こんな事言っていたら、良い気分になるレスラーなんているはずがない。
「ははははは、好きにしろ」
 ダストさんは相変わらず、大きい。俺のこんな態度も受け止めてくれる。プロレスと同じだ。ありがたいという気持ちもある。でも、俺にはこのUWF時代のプロレスのスタイルを貫くというのも一つの人生のテーマだと思っている。これでチャンピオンになってやる、そう思って日々の試合を一生懸命にやっているのだ。
 控え室を出ると、試合を終えたカオルとアースが戻ってきた。アースはカオルに肩を借りている。
「お疲れ様」
 俺の中身のない言葉にカオルが反応した。
「あんまり、ウチの控え室に出入りするなよ。もう仲間じゃないんだからよ」
 試合を終えて興奮状態にある。あまり刺激したくないので、俺は右手を挙げてその場を立ち去る。
「残りのシリーズ、俺たちとの六人タッグが多いから、足引っ張るなよ。あともう少し、ジュニアらしい動きを少しは見せろよ」
 うるせぇ。
 皆が皆、ジュニアはどうとかヘビーはどうとか、現在のプロレスはどうとか、イチイチうるせぇ。タッグだったら、ガイアとかアースみたいにヘビーの奴らともやってるだろうがよ。いい加減、俺のやりたいように俺のプロレスをやらせろ。
 その日もメインまで滞りなく行われ、ダストさんの試合は大熱狂で幕を下ろした。
 俺は会場の後片付けを若手とやり終えると、帰る準備をした。明日からは地方での試合がいくつかあり、最終戦はまた本拠地に戻ってきて、タイトルマッチがあり今回のシリーズが終わる。
 今回もタイトルマッチ戦線に食い込む事は出来ず、タッグをメインに、ジュースタイスやアルクホールとの面々に因縁を持つことなく終わるような感じだ。いつまでもこれではマズいと思いながら、ロンリーウルフとカッコつけて、ウロウロしている状態だ。
 片付けを終えた会場で、一人考えていると、若手も誰もいなくなり、佇んでいる事に気付いた。
「ウルフ、残ってるんなら少し来い」
 後ろに人がいる事に気付かなかった。それは社長の野木知之だった。
 ガタッガタッと、四十代だが左手には杖を持ち、それ無しでは歩く事が出来ない。
「はい」
 ガランとした会場に自分の声が響く。
 今日は気の抜けた返事しかしてない気がする。シングルがあって勝ったのにな。
 いつもこの会場では社長が控えている一室に俺は招かれた。いくつかの書類とポスターやチケットが段ボールに入っていたりと、社長業もなかなか大変そうだ。
「シングルどうだった?」
 一言で言えば、ワイルド。もう少し言葉を足せば、ほりが深い顔に無精ヒゲ、開襟シャツにジャケット、堅気じゃない風貌。流石、元メジャー団体の若きエースだっただけの事はある。しかし、前述の足のケガによりレスラーを早くに引退すると、自分でお金を集めて団体「フューリアス」を設立。もうすぐ二十周年記念イヤーも見えてきた、中堅団体として人気も高い。
「自分的には内容もあったし、それなりに満足はしています。もちろん・・・」
 反省の弁を言おうとした所だった。
「お前の試合はつまらない。俺からすると、マッドのほうが内容があったし面白い動きをしていた」
「パワーボムとラリアットの試合構成なんて、頭悪いやつのプロレスですよ」
 社長は缶コーヒーをこちらに投げてきた。俺は、急な事だったので、腹でうけとめた。あたたか~いやつだ。
「ダストから、マッドとシングル組んでやってくれと言われたから、仕方無しに組んだ。だがやっぱり、面白い試合にはならなかった」
「なったでしょ。どう見ても。ニールキックもキャプチュードも」
「うちは格闘技路線ではやって無いからな、もちろんこれからも。今時、異種格闘技戦とかやるつもりないしな」
 社長も缶コーヒーのプルタブを開けると、一口飲む。目線はちっともこちらを向かないが。
「とにかく、お前はジュニアヘビー級の選手でマスクマンだ。もうすこし、飛んだり跳ねたりの試合が出来ないと、お前から要求している、タイトル戦なんて夢のまた夢だ」
「ちょっ、ちょっと、どういう事ですか。今日なんて内容のある・・・」
「あのなぁ、お前は自分の状況ってのがわかってない見たいだからハッキリ言わせてもらうけどなぁ」
 社長が再び、缶コーヒーを口に運んだ。俺も思わず、会わせて一口飲んだ。味なんてしない。
「もうちっと、人気が出ないとお前は解雇しようと思ってる。他団体が受け入れてくれるかどうかわからないがな。格闘技スタイルの選手なんてどこも要らないからな。しっかり自分のスタイルとよく相談しておけよ」
 俺は言葉が出て来なかった。どういう事だ。
「ちょっ、この前タイトルマッチをそろそろとか言いましたよね」
「言ったかな。他の選手からもそんな話はしょっちゅうしているからな。それに、お前一人だろう? チームとかユニットじゃないと売出しにくいのよ」
 最後の一口をグイッと飲み干すと、社長は杖を頼りにグイッと立ち上がった。
「そうだな、次のシリーズ、お前が一回でもトップロープからの技でも繰り出したら、タイトルマッチ組んでやっても良いぞ。しばらくは華翔がチャンピオンの予定だから。相手は華でな。どうせ無理だろうけど」
「ぜ、ぜ、絶対ですよ!」
 俺は、何が何だかわからなかったが、力強く立ち上がってしまった。
「次のシリーズまでに練習してでも一回くらいやってみろよ。クルッと回るやつな。あと、マッチメイクも大変だから、誰か仲間探しておけ。それでも駄目なら、ちょうど次のシリーズが終わると契約更新の時期だろう。就職活動するかどうか、いろいろ時間はやるよ。このご時世、ネットに何か書かれて問題になるのイヤだからよ」
 缶コーヒーをゴミ箱に投げ入れると、ズボッとはまった。そのまま、こちらを見ずに挨拶もせずにその部屋を出て行った。
 俺は、呆然としてしばらく動けなかった。無意識に汗を拭こうとして、まだ簡易のマスクを被っていた事に気付いたのはその時だった。

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