86 / 459
86 訓練開始
しおりを挟む
「おはよー!」
巨人用のドアが開き、マルグが入ってきた。
「あ、師匠だ! 帰ってたんだね!」
子供故か声が耳に突き刺さる。音を調整してくれる電子イヤーマフも買おうっと。
「し、師匠?」
「ま、まあ、流れでこの子の師匠になったんですよ」
「師匠、しばらくいるの? 新しいスリングショットを作ったからゴムが欲しいんだ! あ、とーちゃんが会いたいって!」
矢継ぎ早に繰り出されるマルグの言葉に耳を押さえてたらラダリオンが現れてくれて止めさせてくれた。助かったよ……。
「マルグ。悪いがとうちゃんかかあちゃんを呼んできてくれ。飴やるからさ。ラダリオン」
ラダリオンに視線を向け、飴をくれるよう伝えた。
「わかった! すぐ呼んでくる!」
飛び出していくマルグにため息をつく。オレもエサで釣る汚い大人になってしまったぜ。
どちらかがくる前に用意を整え、出し終わった頃にゴルグと奥様連中がやってきた。
「タカト、帰ってきたら言えよ! 待ってたんだぞ!」
子供の声も凄いが、大人の大声はさらに凄い。ちょっとした音響兵器だよ……。
「すまんな。ゴブリンが多くて一段落まで帰れなかったんだよ。なにかあったか?」
「ワインだよ。あの味が忘れられなくて売れとうるさいんだ。買い方を教えてくれ」
あ、教える前に出かけたんだった。でも、結構な数のワイン……はないか。二十本なんて一日で飲み干せそうだしな……。
「わかったよ。カードを出してくれ」
巨人の体格に合わせた請負員カードがテーブル(家の土台か?)に置かれ、酒や裁縫道具なんかの探し方を教えた。
「ゴルグが出したものは触らないと十日で消える。一度でも触れば延長はされるが、道具を売るとかはするなよ。厄介事になるからな。酒やお茶は消費するから構わないと思うが、あれもこれもと売ってたら仕事そっち除けでゴブリン駆除に奔走するかもしれない。だから、ゴブリンを捕まえてきてもらってお前が殺すようにしろ」
百五十万円はあるが、毎日ワインを飲んでたら冬になる前にはなくなってしまうだろうよ。
「なんか、厄介なことを引き受けてしまったようだな」
「それならもう一人か二人、請負員にするか? オレは増えてくれるなら大歓迎だ」
上前はねて生きています、とか最高である。
「あ、馬車二台くらい入るような小屋を作って欲しいんだが、頼めるか? 報酬は銀貨五枚で」
「銀貨三枚でいいよ。そんな手間でもないしな」
「小屋くらいならわたしらで作るよ。お茶やお菓子をもらってるしね」
コミーさんたち奥様連中が買って出てくれた。
「ラダリオンも器用だったが、巨人は男女に関係なく器用なのか?」
「そうだな。本職には遠く及ばないが、小屋くらいなら半日もかからんだろう」
まあ、巨人にしたら積み木を重ねるようなもんだろう。このうちだって数日後で建てしまうんだからな。
「あ、これから一緒に住むことになったカインゼルさんだ。剣を教えてもらうために雇った。村の連中にそう広めてくれるか? 落ち着いたら村長さんに挨拶しにいくからよ」
「もしかして、兵士長だったカインゼル様ですか?」
ん? 知っているのか?
「確か、モルグの弟、だったか? 前に第二城壁の改修のとき会ったな」
「やはりカインゼル様でしたか。もう死んだと聞いてましたが、生きていらっしゃってたんですね……」
もしかしてカインゼルさんって有名人? 有名人ならなんで路上生活してんのよ? なんでセカンドライフに失敗してんのよ? なんか壮大な秘話でもあるのか?
「死んだも同然のところをタカトに雇ってもらえた。タカトともどもよろしく頼むよ」
「兵士長だったあなたがなぜ?」
「もう過去のことだ。これからはタカトに剣を教えながらゴブリン駆除に励むじじいだよ」
初めて会った頃の落ちぶれ具合は欠片も見えない。と言うか、口調やら体つきが別人だよ。本当に同じ人だよね? この世界のヤツらビフォーアフターが激しすぎるよ!
「……カインゼル様……」
憐憫な目を見せるゴルグ。カインゼルさんの過去を知ってるからこその憐憫なんだろうよ。
だが、オレにはカインゼルさんの過去は知らない。知りたいとも思わない。知りたいのは経験。生き残れる術だ。教わる身として敬意を持って接していくまでだ。
「ラダリオン。マルグにゴムを渡してくれ」
話題を変えるためにラダリオンに声をかけた。
「ゴルグ。オレらはしばらくいるから用があれば夜か朝にでもきてくれ」
「あ、ああ、わかった。カインゼル様のことは村に伝えておくよ」
ゴルグも悟ったようでそそくさと家を出ていった。
オレらも外に出て奥様連中に小屋を作る場所を指定し、さっそく作ってもらった。
「ラダリオン。ロミーさんたちの相手を頼むよ」
オレでは奥様連中を制御することはできない。決して生け贄として差し出すわけじゃないから勘違いしないでおくれよ。
「マルグ。あとで腕前を見せてもらうな」
「わかった。結構上手くなったんだから!」
放置してばかりの師匠でごめんよ。
皆さんに踏まれないよう場所を移し、カインゼルさんに木刀を渡した。
「前にも言いましたが、オレは完全な素人です。剣の構えも知りません。そのことを踏まえて教えていただけると幸いです」
つまり、手加減してくださいってことです。
「ああ、わかっている。タカトは剣士を目指しているわけでもないしな、生き残るための剣を教えよう。まずは思うがままに打ち込んでこい。まず当たらないから本気でいいぞ」
まだ構えてもないのに隙がないのが素人でもわかる。象と蟻くらいの実力差がありそうだ。
だが、生き残るためには挑むしかない。まだオレは死にたくないんだよ!
木刀を構えて打ち込んだ。
巨人用のドアが開き、マルグが入ってきた。
「あ、師匠だ! 帰ってたんだね!」
子供故か声が耳に突き刺さる。音を調整してくれる電子イヤーマフも買おうっと。
「し、師匠?」
「ま、まあ、流れでこの子の師匠になったんですよ」
「師匠、しばらくいるの? 新しいスリングショットを作ったからゴムが欲しいんだ! あ、とーちゃんが会いたいって!」
矢継ぎ早に繰り出されるマルグの言葉に耳を押さえてたらラダリオンが現れてくれて止めさせてくれた。助かったよ……。
「マルグ。悪いがとうちゃんかかあちゃんを呼んできてくれ。飴やるからさ。ラダリオン」
ラダリオンに視線を向け、飴をくれるよう伝えた。
「わかった! すぐ呼んでくる!」
飛び出していくマルグにため息をつく。オレもエサで釣る汚い大人になってしまったぜ。
どちらかがくる前に用意を整え、出し終わった頃にゴルグと奥様連中がやってきた。
「タカト、帰ってきたら言えよ! 待ってたんだぞ!」
子供の声も凄いが、大人の大声はさらに凄い。ちょっとした音響兵器だよ……。
「すまんな。ゴブリンが多くて一段落まで帰れなかったんだよ。なにかあったか?」
「ワインだよ。あの味が忘れられなくて売れとうるさいんだ。買い方を教えてくれ」
あ、教える前に出かけたんだった。でも、結構な数のワイン……はないか。二十本なんて一日で飲み干せそうだしな……。
「わかったよ。カードを出してくれ」
巨人の体格に合わせた請負員カードがテーブル(家の土台か?)に置かれ、酒や裁縫道具なんかの探し方を教えた。
「ゴルグが出したものは触らないと十日で消える。一度でも触れば延長はされるが、道具を売るとかはするなよ。厄介事になるからな。酒やお茶は消費するから構わないと思うが、あれもこれもと売ってたら仕事そっち除けでゴブリン駆除に奔走するかもしれない。だから、ゴブリンを捕まえてきてもらってお前が殺すようにしろ」
百五十万円はあるが、毎日ワインを飲んでたら冬になる前にはなくなってしまうだろうよ。
「なんか、厄介なことを引き受けてしまったようだな」
「それならもう一人か二人、請負員にするか? オレは増えてくれるなら大歓迎だ」
上前はねて生きています、とか最高である。
「あ、馬車二台くらい入るような小屋を作って欲しいんだが、頼めるか? 報酬は銀貨五枚で」
「銀貨三枚でいいよ。そんな手間でもないしな」
「小屋くらいならわたしらで作るよ。お茶やお菓子をもらってるしね」
コミーさんたち奥様連中が買って出てくれた。
「ラダリオンも器用だったが、巨人は男女に関係なく器用なのか?」
「そうだな。本職には遠く及ばないが、小屋くらいなら半日もかからんだろう」
まあ、巨人にしたら積み木を重ねるようなもんだろう。このうちだって数日後で建てしまうんだからな。
「あ、これから一緒に住むことになったカインゼルさんだ。剣を教えてもらうために雇った。村の連中にそう広めてくれるか? 落ち着いたら村長さんに挨拶しにいくからよ」
「もしかして、兵士長だったカインゼル様ですか?」
ん? 知っているのか?
「確か、モルグの弟、だったか? 前に第二城壁の改修のとき会ったな」
「やはりカインゼル様でしたか。もう死んだと聞いてましたが、生きていらっしゃってたんですね……」
もしかしてカインゼルさんって有名人? 有名人ならなんで路上生活してんのよ? なんでセカンドライフに失敗してんのよ? なんか壮大な秘話でもあるのか?
「死んだも同然のところをタカトに雇ってもらえた。タカトともどもよろしく頼むよ」
「兵士長だったあなたがなぜ?」
「もう過去のことだ。これからはタカトに剣を教えながらゴブリン駆除に励むじじいだよ」
初めて会った頃の落ちぶれ具合は欠片も見えない。と言うか、口調やら体つきが別人だよ。本当に同じ人だよね? この世界のヤツらビフォーアフターが激しすぎるよ!
「……カインゼル様……」
憐憫な目を見せるゴルグ。カインゼルさんの過去を知ってるからこその憐憫なんだろうよ。
だが、オレにはカインゼルさんの過去は知らない。知りたいとも思わない。知りたいのは経験。生き残れる術だ。教わる身として敬意を持って接していくまでだ。
「ラダリオン。マルグにゴムを渡してくれ」
話題を変えるためにラダリオンに声をかけた。
「ゴルグ。オレらはしばらくいるから用があれば夜か朝にでもきてくれ」
「あ、ああ、わかった。カインゼル様のことは村に伝えておくよ」
ゴルグも悟ったようでそそくさと家を出ていった。
オレらも外に出て奥様連中に小屋を作る場所を指定し、さっそく作ってもらった。
「ラダリオン。ロミーさんたちの相手を頼むよ」
オレでは奥様連中を制御することはできない。決して生け贄として差し出すわけじゃないから勘違いしないでおくれよ。
「マルグ。あとで腕前を見せてもらうな」
「わかった。結構上手くなったんだから!」
放置してばかりの師匠でごめんよ。
皆さんに踏まれないよう場所を移し、カインゼルさんに木刀を渡した。
「前にも言いましたが、オレは完全な素人です。剣の構えも知りません。そのことを踏まえて教えていただけると幸いです」
つまり、手加減してくださいってことです。
「ああ、わかっている。タカトは剣士を目指しているわけでもないしな、生き残るための剣を教えよう。まずは思うがままに打ち込んでこい。まず当たらないから本気でいいぞ」
まだ構えてもないのに隙がないのが素人でもわかる。象と蟻くらいの実力差がありそうだ。
だが、生き残るためには挑むしかない。まだオレは死にたくないんだよ!
木刀を構えて打ち込んだ。
0
あなたにおすすめの小説
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~
RIU
ファンタジー
「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。
試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。
「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」
枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
ウルティメイド〜クビになった『元』究極メイドは、素材があれば何でも作れるクラフト系スキルで魔物の大陸を生き抜いていく〜
西館亮太
ファンタジー
「お前は今日でクビだ。」
主に突然そう宣告された究極と称されるメイドの『アミナ』。
生まれてこの方、主人の世話しかした事の無かった彼女はクビを言い渡された後、自分を陥れたメイドに魔物の巣食う島に転送されてしまう。
その大陸は、街の外に出れば魔物に襲われる危険性を伴う非常に危険な土地だった。
だがそのまま死ぬ訳にもいかず、彼女は己の必要のないスキルだと思い込んでいた、素材と知識とイメージがあればどんな物でも作れる『究極創造』を使い、『物作り屋』として冒険者や街の住人相手に商売することにした。
しかし街に到着するなり、外の世界を知らない彼女のコミュ障が露呈したり、意外と知らない事もあったりと、悩みながら自身は究極なんかでは無かったと自覚する。
そこから始まる、依頼者達とのいざこざや、素材収集の中で起こる騒動に彼女は次々と巻き込まれていく事になる。
これは、彼女が本当の究極になるまでのお話である。
※かなり冗長です。
説明口調も多いのでそれを加味した上でお楽しみ頂けたら幸いです
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
魔法が使えない落ちこぼれ貴族の三男は、天才錬金術師のたまごでした
茜カナコ
ファンタジー
魔法使いよりも錬金術士の方が少ない世界。
貴族は生まれつき魔力を持っていることが多いが錬金術を使えるものは、ほとんどいない。
母も魔力が弱く、父から「できそこないの妻」と馬鹿にされ、こき使われている。
バレット男爵家の三男として生まれた僕は、魔力がなく、家でおちこぼれとしてぞんざいに扱われている。
しかし、僕には錬金術の才能があることに気づき、この家を出ると決めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる