126 / 459
126 ビシャとメビ
しおりを挟む
「タカト、がんばれー!」
「負けるなー!」
カインゼルさんから訓練を受けるオレを応援するビシャとメビ。数日前の警戒はなんだったんだ? ってくらい馴れ馴れしくなっていた。
ラダリオンの話によればオレが群れのボスであり、食い物をくれて守ってくれる存在でもあると理解したらしく、いっきに壁を取り払って懐いてきた。犬か! いや、見た目、犬だけど!
二人は姉妹で、ビシャが姉でメビが妹とのことだが、年齢はわからず、見た目から十二歳と十歳って感じだ。
「……なんかやり難いな……」
まあ、やりやすくてもカインゼルさんにボコボコにされるのだが、二人がうるさくて集中できんよ。
「師匠!」
と、マルグまでやってきて訓練にならなくなってしまった。ハァー。
「まあ、こんな日もいいだろう」
悟ったような諦めたようなカインゼルさんに、オレもそうですねと同意することにした。
雨の日はなるべく七人で過ごし、一緒に飯を食って仲を深め合う。そのお陰か、ビシャとメビはマルグにも慣れ、マルグについてって巨人の村までいくようになったよ。
雨が降って五日目。雨足に衰えはなく、カインゼルさんの話では今がピークで、十日くらい続くんじゃないかと言っていた。
……早く止んでくれんと金ばかりが減っていくぜ……。
人が増えたら出費も増える。一日の生活費が十万円を超えてしまった。これは秋になる前に山に入ってゴブリンをたくさん駆除しないと冬を越せなくなるぞ。
雨が降って七日目。昼過ぎに豪鬼がうちを訪ねてきた。
「買いにきた」
なにを? 開口一番のそれに首を傾げてしまった。
「タカト。お菓子だよ」
あ、ああ、そうだった。この見た目でアルズライズは甘党だったんだっけな。
お菓子よりウイスキーを飲んでるほうが似合いそうなのに、お菓子が好きとか人の好みとはわからないものである。
「これで」
と、銀貨三枚を差し出してきた。これで買えるだけ、と言えないものなんだろうか? それでよくやってこれたよな。いや、やれてないからソロでやっているのか。ごめんなさい。
とりあえずミリエルにココアを出すようお願いし、オレはラダリオンとともにセフティーホームに戻った。
ラダリオンの監修で銀貨三枚分──銀貨一枚は一万として決め、三万円分のお菓子を買った。
「オマケに歯ブラシと歯磨き粉を足しといてやるか」
丈夫そうな歯をしてたが、これだけのお菓子を食ったら虫歯になりそうだ。
三万円分のお菓子をビニール袋に入れて外に出て、アルズライズに渡した。
「ここで少し食べていいか?」
帰るまで我慢できないってことなんだろうよ。子供か!
「タカト、あたしも食べたい!」
「あたしもー!」
ラダリオンではなくオレに要求してくる犬っ娘ども。
ラダリオン、基本的にビシャとメビには優しいが、お菓子に非情で二人がせがんでも絶対に渡さない。それを理解してミリエルに移ったが、この娘は甘いものより米菓子や乾物系を好んでいる。
貝のひもやチーたらを渡されてビシャとメビは学んだんだろう。あ、この人ダメだって。そうなればオレかカインゼルさんのどちらか。だが、カインゼルさんも乾物系で即除外。消去法でオレにせがんできたのだ。君たち、ちゃんとオレをボスだと認めたんだよね?
「わかったから離れろ! 引っ張んじゃないよ!」
「タカト、ナメられすぎ」
「そうですよ。しっかりしてください」
だったら二人を調教してくれよ! オレにこの二人を御するなんて無理なんだからさ!
まだ子供とは言え、獣人の身体能力は凄まじく、オレでは捕まえることもできない。クソ。これだから女だけの職場って嫌なんだよ! いや、すべてオレが原因だけど!
「ったく。まるごとバナナ一つずつだからな」
「わーい!」
「やったー!」
だから引っ張るんじゃないよ! 筋力はお前らのほうが強いんだからよ!
「美味そうだ」
ハイハイ。甘鬼にもやるから睨むなよ。あんたの目、怖いんだからさ!
なんかよくわからない時間が流れ、アルズライズは満足した気配を醸し出して帰っていった。
カインゼルさんの読み通り、雨は十日降り続け、十一日目に快晴となった。
冒険者ギルドにいってギルドマスターにゴブリン駆除ギルドを相談にいきたいが、この十日で二百万円が消えてしまい、貯蓄も三百万円を切ってしまった。
この快晴が続く限りゴブリン駆除に集中し、三百万円はプラスにしたい。最低でも二百万円はプラスにするぞ。
「ビシャ、メビ。しっかり働けよ」
二人を請負員とし、ゴブリンを駆除したら美味いものをたくさん食えることを説いてきた。
「うん。いっぱい殺す」
「任せて」
理解してくれたようで二人とも殺る気満々である。
二人にいきなり銃を渡すのは危険なので、その脚力を活かしてククリナイフを二つ持たせた。
嗅覚はラダリオンほどではないが、それでも人の体臭を嗅ぎ分けられるくらいには高く、動体視力も高かった。獣人ってのは伊達じゃないようだ。
「今日はオレとチームを組む。カインゼルさん。ラダリオンをよろしくお願いします」
どうせバラけるのだから集落一つ分離れて駆除したほうがいいだろう。
「ああ。わかった」
ミーティングを終えたら小屋へと向かう。
「カインゼルさんたちはパイオニア一号を使ってください。オレらはパイオニア二号を使いますんで」
十日で二百万円も使うことになった理由がパイオニアをもう一台買ったからだ。
パイオニアは四人乗りなので五人では一人余る。そのうちミリエルも連れ出すので、思い切って二台目の購入に踏み切ったのだ。
タロンを買おうと思ったが、三十万円ばかり高かったので諦めた。その分、オプションをつけたほうが得と思ってパイオニアにしたのだ。
それぞれ乗り込み、ゴブリン駆除へと向かった。
「負けるなー!」
カインゼルさんから訓練を受けるオレを応援するビシャとメビ。数日前の警戒はなんだったんだ? ってくらい馴れ馴れしくなっていた。
ラダリオンの話によればオレが群れのボスであり、食い物をくれて守ってくれる存在でもあると理解したらしく、いっきに壁を取り払って懐いてきた。犬か! いや、見た目、犬だけど!
二人は姉妹で、ビシャが姉でメビが妹とのことだが、年齢はわからず、見た目から十二歳と十歳って感じだ。
「……なんかやり難いな……」
まあ、やりやすくてもカインゼルさんにボコボコにされるのだが、二人がうるさくて集中できんよ。
「師匠!」
と、マルグまでやってきて訓練にならなくなってしまった。ハァー。
「まあ、こんな日もいいだろう」
悟ったような諦めたようなカインゼルさんに、オレもそうですねと同意することにした。
雨の日はなるべく七人で過ごし、一緒に飯を食って仲を深め合う。そのお陰か、ビシャとメビはマルグにも慣れ、マルグについてって巨人の村までいくようになったよ。
雨が降って五日目。雨足に衰えはなく、カインゼルさんの話では今がピークで、十日くらい続くんじゃないかと言っていた。
……早く止んでくれんと金ばかりが減っていくぜ……。
人が増えたら出費も増える。一日の生活費が十万円を超えてしまった。これは秋になる前に山に入ってゴブリンをたくさん駆除しないと冬を越せなくなるぞ。
雨が降って七日目。昼過ぎに豪鬼がうちを訪ねてきた。
「買いにきた」
なにを? 開口一番のそれに首を傾げてしまった。
「タカト。お菓子だよ」
あ、ああ、そうだった。この見た目でアルズライズは甘党だったんだっけな。
お菓子よりウイスキーを飲んでるほうが似合いそうなのに、お菓子が好きとか人の好みとはわからないものである。
「これで」
と、銀貨三枚を差し出してきた。これで買えるだけ、と言えないものなんだろうか? それでよくやってこれたよな。いや、やれてないからソロでやっているのか。ごめんなさい。
とりあえずミリエルにココアを出すようお願いし、オレはラダリオンとともにセフティーホームに戻った。
ラダリオンの監修で銀貨三枚分──銀貨一枚は一万として決め、三万円分のお菓子を買った。
「オマケに歯ブラシと歯磨き粉を足しといてやるか」
丈夫そうな歯をしてたが、これだけのお菓子を食ったら虫歯になりそうだ。
三万円分のお菓子をビニール袋に入れて外に出て、アルズライズに渡した。
「ここで少し食べていいか?」
帰るまで我慢できないってことなんだろうよ。子供か!
「タカト、あたしも食べたい!」
「あたしもー!」
ラダリオンではなくオレに要求してくる犬っ娘ども。
ラダリオン、基本的にビシャとメビには優しいが、お菓子に非情で二人がせがんでも絶対に渡さない。それを理解してミリエルに移ったが、この娘は甘いものより米菓子や乾物系を好んでいる。
貝のひもやチーたらを渡されてビシャとメビは学んだんだろう。あ、この人ダメだって。そうなればオレかカインゼルさんのどちらか。だが、カインゼルさんも乾物系で即除外。消去法でオレにせがんできたのだ。君たち、ちゃんとオレをボスだと認めたんだよね?
「わかったから離れろ! 引っ張んじゃないよ!」
「タカト、ナメられすぎ」
「そうですよ。しっかりしてください」
だったら二人を調教してくれよ! オレにこの二人を御するなんて無理なんだからさ!
まだ子供とは言え、獣人の身体能力は凄まじく、オレでは捕まえることもできない。クソ。これだから女だけの職場って嫌なんだよ! いや、すべてオレが原因だけど!
「ったく。まるごとバナナ一つずつだからな」
「わーい!」
「やったー!」
だから引っ張るんじゃないよ! 筋力はお前らのほうが強いんだからよ!
「美味そうだ」
ハイハイ。甘鬼にもやるから睨むなよ。あんたの目、怖いんだからさ!
なんかよくわからない時間が流れ、アルズライズは満足した気配を醸し出して帰っていった。
カインゼルさんの読み通り、雨は十日降り続け、十一日目に快晴となった。
冒険者ギルドにいってギルドマスターにゴブリン駆除ギルドを相談にいきたいが、この十日で二百万円が消えてしまい、貯蓄も三百万円を切ってしまった。
この快晴が続く限りゴブリン駆除に集中し、三百万円はプラスにしたい。最低でも二百万円はプラスにするぞ。
「ビシャ、メビ。しっかり働けよ」
二人を請負員とし、ゴブリンを駆除したら美味いものをたくさん食えることを説いてきた。
「うん。いっぱい殺す」
「任せて」
理解してくれたようで二人とも殺る気満々である。
二人にいきなり銃を渡すのは危険なので、その脚力を活かしてククリナイフを二つ持たせた。
嗅覚はラダリオンほどではないが、それでも人の体臭を嗅ぎ分けられるくらいには高く、動体視力も高かった。獣人ってのは伊達じゃないようだ。
「今日はオレとチームを組む。カインゼルさん。ラダリオンをよろしくお願いします」
どうせバラけるのだから集落一つ分離れて駆除したほうがいいだろう。
「ああ。わかった」
ミーティングを終えたら小屋へと向かう。
「カインゼルさんたちはパイオニア一号を使ってください。オレらはパイオニア二号を使いますんで」
十日で二百万円も使うことになった理由がパイオニアをもう一台買ったからだ。
パイオニアは四人乗りなので五人では一人余る。そのうちミリエルも連れ出すので、思い切って二台目の購入に踏み切ったのだ。
タロンを買おうと思ったが、三十万円ばかり高かったので諦めた。その分、オプションをつけたほうが得と思ってパイオニアにしたのだ。
それぞれ乗り込み、ゴブリン駆除へと向かった。
0
あなたにおすすめの小説
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
リストラされた42歳、確率の向こう側へ。~なぜか俺の選択肢がすべて正解になる件~
RIU
ファンタジー
「君には今月いっぱいで席を空けてもらいたい」 42歳、独身、社畜。会社のために尽くしてきた柏木誠は、理不尽な理由でリストラされた。 絶望の中、雨の神社で野良猫を助けた彼は、不思議な光と共に【確率固定】という異能――「無意識に正解を選び続ける豪運」を手に入れる。
試しに買った宝くじは10億円当選。 復讐心に燃える元上司を袖にし、元天才投資家の美女をパートナーに迎えた柏木は、その豪運で現代社会を無双していく。
「俺の選択に間違いはない。なぜなら、確率の方が俺に合わせるからだ」
枯れたおじさんが資産と余裕を手に入れ、美女たちに頼られながら、第2の人生を謳歌する痛快サクセスストーリー!
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
ウルティメイド〜クビになった『元』究極メイドは、素材があれば何でも作れるクラフト系スキルで魔物の大陸を生き抜いていく〜
西館亮太
ファンタジー
「お前は今日でクビだ。」
主に突然そう宣告された究極と称されるメイドの『アミナ』。
生まれてこの方、主人の世話しかした事の無かった彼女はクビを言い渡された後、自分を陥れたメイドに魔物の巣食う島に転送されてしまう。
その大陸は、街の外に出れば魔物に襲われる危険性を伴う非常に危険な土地だった。
だがそのまま死ぬ訳にもいかず、彼女は己の必要のないスキルだと思い込んでいた、素材と知識とイメージがあればどんな物でも作れる『究極創造』を使い、『物作り屋』として冒険者や街の住人相手に商売することにした。
しかし街に到着するなり、外の世界を知らない彼女のコミュ障が露呈したり、意外と知らない事もあったりと、悩みながら自身は究極なんかでは無かったと自覚する。
そこから始まる、依頼者達とのいざこざや、素材収集の中で起こる騒動に彼女は次々と巻き込まれていく事になる。
これは、彼女が本当の究極になるまでのお話である。
※かなり冗長です。
説明口調も多いのでそれを加味した上でお楽しみ頂けたら幸いです
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
魔法が使えない落ちこぼれ貴族の三男は、天才錬金術師のたまごでした
茜カナコ
ファンタジー
魔法使いよりも錬金術士の方が少ない世界。
貴族は生まれつき魔力を持っていることが多いが錬金術を使えるものは、ほとんどいない。
母も魔力が弱く、父から「できそこないの妻」と馬鹿にされ、こき使われている。
バレット男爵家の三男として生まれた僕は、魔力がなく、家でおちこぼれとしてぞんざいに扱われている。
しかし、僕には錬金術の才能があることに気づき、この家を出ると決めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる