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1人2役2
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1度部屋に帰ってお菓子を食べる事にした。
この城では美味しいものは食べられるけど、めんどくさい。
お茶をする…とか、そんなのじゃなくて、ちょこっと飴をなめながら何かをするとか…。何かをしながらお菓子を食べるのは行儀がよくない…と、怒られる。
何もやる事がない…剣術だって相手にしてもらえないし。まぁ、してもらったらそれはそれで死ぬけど。
やる事と言えば、お兄様を演じるか、アリスになるか…。
姫の計画以外はあまり外にも出してもらえないし…。
ちょっと外に出たらダメかな?
ちゃんと帰ってくるし、大丈夫な気がする!
いつもの安物の服に着替えて、門番の人に爽やかに挨拶に。
「やあ、お仕事お疲れ様です!」
このまま何事もなく通してもらえないかな。
「アラン様、何処へ行くのですか?」
「マアサ様に買い物を頼まれたんです。」
「…1度確認しますのでお待ち下さい。」
まずい…確認されたらあの兄妹からどんな罰がくだるか…。
「ああっ!!あれは何だ!!」
私は外を指差した。
一瞬門番の気がそれた。私は思いっきり走った。まさか引っかかるとは…。
走って大通りにでると、沢山お店がある。立ち食いは無理でも、色々買って持って帰ろう!
「おじさん、コレとコレと、あとキャンディも!」
「あいよ。」
うんうん、これこれ、楽しい!
賑わっていた通りが、静かになった。
「?」
何かあったのかな……。
まずい…。
あれは城の馬車だ…。なぜこんなところに!?
とりあえず、城に帰ろう。
急いで走ったけど、馬車も同じ方向に帰るんだった!これじゃ、自分から見つかりに行ったようなもの…。
私より10mほど先に止められた馬車。
終わった。
馬車から下りてきたのは、やはり王様…。
「…お前はここで何をしている。」
「……」
「何だ、その毒々しい色の飴は…。」
「……家にとりに帰る物がありまして。」
「その飴をか?」
……もの凄く険しい顔をしてらっしゃる。
「とりあえず、馬車に乗れ。話は中でする
。」
「…はい」
アクマノ城の城主に連行されていく私を、
みんなが『ご愁傷さま』という目で見ている…。
助けてください!
多きな馬車に揺られて、城に着くまで尋問です。
「アラン、本当の事を言え。ここで何をしていた。」
「お菓子を買いに…。」
安物の、このお菓子を!!
「菓子など言えばいくらでも用意させる。勝手に城をでるな。」
違うんです…。そんな高級なお菓子じゃなくて!!
「…畏まりました。」
そういう事じゃないの。
毒々しい色のキャンディを舐めながら、次は何を買うか悩みながら歩く。
団子を食べながら、たまに1個落としたりして悔しい思いをする。
ジュース飲んでたら人にぶつかって怒られる。そしてベタベタになる。
そういう、ちょっとした楽しさを味わいつつ、ちまちまとお小遣いを使う。
そういう楽しさが欲しい…。
この人たちに言ったって、通じないんだろうけどさ。
「…お前はアランか?」
「はい。」
「……そうか」
「そうです。」
さっき自分から『アラン』と呼んでいだのに、なぜ今さら確認するの……。これは『アリス』と疑ってる?
「アリスに見えますか?」
「そうかもしれないと思っただけだ。双子だからな。まぁ、全体的にみればアランに間違いはなさそうだ。」
全体的…
それは体の事?
確かに、背中と間違われるレベルではあるけども!!
失礼にも程がある…。
「何を怒っている。」
「…いえ。何でもございません!」
この城では美味しいものは食べられるけど、めんどくさい。
お茶をする…とか、そんなのじゃなくて、ちょこっと飴をなめながら何かをするとか…。何かをしながらお菓子を食べるのは行儀がよくない…と、怒られる。
何もやる事がない…剣術だって相手にしてもらえないし。まぁ、してもらったらそれはそれで死ぬけど。
やる事と言えば、お兄様を演じるか、アリスになるか…。
姫の計画以外はあまり外にも出してもらえないし…。
ちょっと外に出たらダメかな?
ちゃんと帰ってくるし、大丈夫な気がする!
いつもの安物の服に着替えて、門番の人に爽やかに挨拶に。
「やあ、お仕事お疲れ様です!」
このまま何事もなく通してもらえないかな。
「アラン様、何処へ行くのですか?」
「マアサ様に買い物を頼まれたんです。」
「…1度確認しますのでお待ち下さい。」
まずい…確認されたらあの兄妹からどんな罰がくだるか…。
「ああっ!!あれは何だ!!」
私は外を指差した。
一瞬門番の気がそれた。私は思いっきり走った。まさか引っかかるとは…。
走って大通りにでると、沢山お店がある。立ち食いは無理でも、色々買って持って帰ろう!
「おじさん、コレとコレと、あとキャンディも!」
「あいよ。」
うんうん、これこれ、楽しい!
賑わっていた通りが、静かになった。
「?」
何かあったのかな……。
まずい…。
あれは城の馬車だ…。なぜこんなところに!?
とりあえず、城に帰ろう。
急いで走ったけど、馬車も同じ方向に帰るんだった!これじゃ、自分から見つかりに行ったようなもの…。
私より10mほど先に止められた馬車。
終わった。
馬車から下りてきたのは、やはり王様…。
「…お前はここで何をしている。」
「……」
「何だ、その毒々しい色の飴は…。」
「……家にとりに帰る物がありまして。」
「その飴をか?」
……もの凄く険しい顔をしてらっしゃる。
「とりあえず、馬車に乗れ。話は中でする
。」
「…はい」
アクマノ城の城主に連行されていく私を、
みんなが『ご愁傷さま』という目で見ている…。
助けてください!
多きな馬車に揺られて、城に着くまで尋問です。
「アラン、本当の事を言え。ここで何をしていた。」
「お菓子を買いに…。」
安物の、このお菓子を!!
「菓子など言えばいくらでも用意させる。勝手に城をでるな。」
違うんです…。そんな高級なお菓子じゃなくて!!
「…畏まりました。」
そういう事じゃないの。
毒々しい色のキャンディを舐めながら、次は何を買うか悩みながら歩く。
団子を食べながら、たまに1個落としたりして悔しい思いをする。
ジュース飲んでたら人にぶつかって怒られる。そしてベタベタになる。
そういう、ちょっとした楽しさを味わいつつ、ちまちまとお小遣いを使う。
そういう楽しさが欲しい…。
この人たちに言ったって、通じないんだろうけどさ。
「…お前はアランか?」
「はい。」
「……そうか」
「そうです。」
さっき自分から『アラン』と呼んでいだのに、なぜ今さら確認するの……。これは『アリス』と疑ってる?
「アリスに見えますか?」
「そうかもしれないと思っただけだ。双子だからな。まぁ、全体的にみればアランに間違いはなさそうだ。」
全体的…
それは体の事?
確かに、背中と間違われるレベルではあるけども!!
失礼にも程がある…。
「何を怒っている。」
「…いえ。何でもございません!」
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