40 / 68
トウモロコシと宝石3
しおりを挟む
結局、留まることになりました。
今日も元気にお仕事をしております。
でも…何だか王様からの、『アリスは結構特別だ』攻撃が酷い。
この人、何をどう思ったら『結構特別』…を、自分の部屋の隣に住まわせる事だと思ったんだろ。
最初の問題、『夜伽問題』発生します。
だって隣の部屋を繋げる扉が、部屋のなかにあるのっ!!
ここに来たときよりも身の危険っ!
「王様、この部屋は、結婚する人とか家族とか、そういうのでないと使用禁止ではないでしょうか。」
扉を開けて来るような人ではないと思いますけど…。
気を紛らわしたくて訓練場に行ったけど、私が行っただけでみんな帰っていった。
「おっ!王妃様、久しぶりだな!」
「…ロレッソくん!もう泣きたい!」
「なんだ、疲れてるな。…まさか毎晩相手を…ッイテ」
私はロレッソ君の頭を叩いた。
「そんな訳ないでしょ!」
「まぁ、トウモロコシ5本の女だからな…。」
「そうなの。言ってやってよ。」
「…っ!?…アリスっ俺戻るわ。またな。」
ん?ロレッソ君の顔が真っ青になったけど…
一体何が…。
「…アリス、ここで何をしていた?」
振り返ると王様がいた。
「ロレッソ君とお話をしていましたが、いけませんか?」
何だか、お顔が恐ろしい気がする…。
「俺達の事は、あの男に話すなと言ったはずだが。」
そう言えば、そんな事を言っていたような気がする。よく、覚えてないけど。
「俺達と言いますが、私達について話して問題のある事があるとは思えません。ここにいて、私がまともに話が出来るのは彼だけですし。」
「俺と話すのは偽りか?」
ん?
「何の話をしているんですか?偽りって、別にそんな事…。」
「ではアランは誰だ。」
「…っ!?」
遂に獄門台が見えました!
今日も元気にお仕事をしております。
でも…何だか王様からの、『アリスは結構特別だ』攻撃が酷い。
この人、何をどう思ったら『結構特別』…を、自分の部屋の隣に住まわせる事だと思ったんだろ。
最初の問題、『夜伽問題』発生します。
だって隣の部屋を繋げる扉が、部屋のなかにあるのっ!!
ここに来たときよりも身の危険っ!
「王様、この部屋は、結婚する人とか家族とか、そういうのでないと使用禁止ではないでしょうか。」
扉を開けて来るような人ではないと思いますけど…。
気を紛らわしたくて訓練場に行ったけど、私が行っただけでみんな帰っていった。
「おっ!王妃様、久しぶりだな!」
「…ロレッソくん!もう泣きたい!」
「なんだ、疲れてるな。…まさか毎晩相手を…ッイテ」
私はロレッソ君の頭を叩いた。
「そんな訳ないでしょ!」
「まぁ、トウモロコシ5本の女だからな…。」
「そうなの。言ってやってよ。」
「…っ!?…アリスっ俺戻るわ。またな。」
ん?ロレッソ君の顔が真っ青になったけど…
一体何が…。
「…アリス、ここで何をしていた?」
振り返ると王様がいた。
「ロレッソ君とお話をしていましたが、いけませんか?」
何だか、お顔が恐ろしい気がする…。
「俺達の事は、あの男に話すなと言ったはずだが。」
そう言えば、そんな事を言っていたような気がする。よく、覚えてないけど。
「俺達と言いますが、私達について話して問題のある事があるとは思えません。ここにいて、私がまともに話が出来るのは彼だけですし。」
「俺と話すのは偽りか?」
ん?
「何の話をしているんですか?偽りって、別にそんな事…。」
「ではアランは誰だ。」
「…っ!?」
遂に獄門台が見えました!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
106
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる