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招待5
「……話の続きは邸に帰ってからにしよう」
「いいえ、このお話は終わりです」
リアムにどんなに反対されても、私の気持ちはかわらないもの。
ヤコブ達の事はサクマさんに任せて、私達が村へ着いたのはお昼すぎ。
その頃には、村には沢山の食材や衣類が届いていた。
きっと、材木問屋のおじさんが色々手配してくれたのね。私も何か役に立てる事はないなしら。
「そうだ!私、狩りをして、美味しいお肉料理を作るわ」
銃はあるし、こらなら私も役に立てそう!
「クレア。火事が起きて、近辺の動物は殆ど逃げた。すぐには帰って来ない」
「そうですか……」
リアム奪還を手伝ってくれたお礼になればと思ったのに。
「クレアは料理が作れるのか?」
「焼くか煮るかの、大雑把料理ですが。リアム様が食べた事のないような、庶民の味の」
「ああ、繊細な物が作れるとは端から思っていない」
それって、私の見た目で判断したのよね。外見も内面も大雑把って言いたいのかしら。
「リアムお兄様の為に作る事は一生ありませんので、心配無用です」
「……何か怒らせるような事を言ったか?貴族令嬢が食事を作る事なんてないんだから、簡単な物が作れるだけでも凄い事だと思うが」
それなら、最初からそう言えばいいよね。
ヤコブの前ではスラスラと喋っていたのに、どうして相手が私だと、こんなにポンコツになるのよ。
「リアムお兄様は『会話の練習』をしない限り、好きな女性を口説き落とすなんて無理かもしれませんね」
「それは一理あるかもしれないな」
一理じゃなく、絶対にそれが原因よ。
「貴方の容姿と財産と地位が目的の女性なら、今のままでも問題はないと思いますが、そんな女性ではないのでしょう?」
「全く」
「それなら、もう少し考えてください。冷たい返答ばかりしていては、嫌われてしまいますよ。もっと、好きな気持ちが伝わるよう……」
でも、夫に酷い扱いを受けている女性だし、いきなり好きだという気持ちを押し出すと、相手は引いてしまうかもしれないわ。男性不信になっている可能性だってあるもの。
「まずは『好き』ではなく、『私は貴方の味方です』って、相手に伝わるように会話してください」
「解った。では、クレアが『会話の練習』に付き合ってくれ」
「何故私が?」
絶対にやりたくないわ。
「好きな女性と結婚出来るよう、俺に協力してくれると言ってなかったか?」
「言いました……」
面倒だけど、伯爵代理卒業の為にやるしかない!
「いいえ、このお話は終わりです」
リアムにどんなに反対されても、私の気持ちはかわらないもの。
ヤコブ達の事はサクマさんに任せて、私達が村へ着いたのはお昼すぎ。
その頃には、村には沢山の食材や衣類が届いていた。
きっと、材木問屋のおじさんが色々手配してくれたのね。私も何か役に立てる事はないなしら。
「そうだ!私、狩りをして、美味しいお肉料理を作るわ」
銃はあるし、こらなら私も役に立てそう!
「クレア。火事が起きて、近辺の動物は殆ど逃げた。すぐには帰って来ない」
「そうですか……」
リアム奪還を手伝ってくれたお礼になればと思ったのに。
「クレアは料理が作れるのか?」
「焼くか煮るかの、大雑把料理ですが。リアム様が食べた事のないような、庶民の味の」
「ああ、繊細な物が作れるとは端から思っていない」
それって、私の見た目で判断したのよね。外見も内面も大雑把って言いたいのかしら。
「リアムお兄様の為に作る事は一生ありませんので、心配無用です」
「……何か怒らせるような事を言ったか?貴族令嬢が食事を作る事なんてないんだから、簡単な物が作れるだけでも凄い事だと思うが」
それなら、最初からそう言えばいいよね。
ヤコブの前ではスラスラと喋っていたのに、どうして相手が私だと、こんなにポンコツになるのよ。
「リアムお兄様は『会話の練習』をしない限り、好きな女性を口説き落とすなんて無理かもしれませんね」
「それは一理あるかもしれないな」
一理じゃなく、絶対にそれが原因よ。
「貴方の容姿と財産と地位が目的の女性なら、今のままでも問題はないと思いますが、そんな女性ではないのでしょう?」
「全く」
「それなら、もう少し考えてください。冷たい返答ばかりしていては、嫌われてしまいますよ。もっと、好きな気持ちが伝わるよう……」
でも、夫に酷い扱いを受けている女性だし、いきなり好きだという気持ちを押し出すと、相手は引いてしまうかもしれないわ。男性不信になっている可能性だってあるもの。
「まずは『好き』ではなく、『私は貴方の味方です』って、相手に伝わるように会話してください」
「解った。では、クレアが『会話の練習』に付き合ってくれ」
「何故私が?」
絶対にやりたくないわ。
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