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目的2
私に優勢に話が進んでいたのに、思わぬ来訪者に邪魔をされた。
コンコン
「ライリー・セラノウス王子殿下がおいでになりました」
何で王子が来るの?
仕方なくドアを開けると、人懐っこい笑顔で王子が立っていた。
「リアム、マロンちゃん、さっきぶりだね!」
何なの、そのテンションは……。
メイドは何故私の部屋に王子を案内してるの。こんなのでも王子なんだから、失礼でしょう。
「ライリー王子、どうなさいましたか?」
「さっきリアムとマロンちゃんの空気が良くなかったから、つい心配で来ちゃったよ」
「王子に心配して頂くような事は何もございません」
「そうかな?リアムに『邸から出ていけ』とか言ってそうだけど」
「そんな事を言うはずがありません」
この人、まさか聞いていたんじゃないでしょうね。
「リアム、本当?」
「はい、仕事の話をしていただけです」
「それなら良いけど。仲良くしてもらわないと、王家としても困るから。」
『王家としても困る』……ね。
この状況で『ハリーが駆け落ちした』と言っても、私が損をするだけだよね。ハリーを探して罰するより、『夫の為に頑張る伯爵夫人』を演じさせる方が楽だもの。
「マロンちゃん、君が伯爵の代理を努める期間を来週までに報告するから、リアムの事をあまり怒らないで待っててくれるかな?」
「はい」
これで、無期限で代理をさせられる可能性は低くなったし、納得しておこう。
「マロンちゃん、俺はリアムと話があるから残念だけど今日はここで。今度、お茶でもしようね」
ライリー王子はリアムを連れて出ていってしまった。
王子さえ来なければ、確実にどちらかが邸を出ていく流れに持っていく自信はあったのに。
あの2人が仲が良いのは、私にとって不利だわ。
コンコン
「ライリー・セラノウス王子殿下がおいでになりました」
何で王子が来るの?
仕方なくドアを開けると、人懐っこい笑顔で王子が立っていた。
「リアム、マロンちゃん、さっきぶりだね!」
何なの、そのテンションは……。
メイドは何故私の部屋に王子を案内してるの。こんなのでも王子なんだから、失礼でしょう。
「ライリー王子、どうなさいましたか?」
「さっきリアムとマロンちゃんの空気が良くなかったから、つい心配で来ちゃったよ」
「王子に心配して頂くような事は何もございません」
「そうかな?リアムに『邸から出ていけ』とか言ってそうだけど」
「そんな事を言うはずがありません」
この人、まさか聞いていたんじゃないでしょうね。
「リアム、本当?」
「はい、仕事の話をしていただけです」
「それなら良いけど。仲良くしてもらわないと、王家としても困るから。」
『王家としても困る』……ね。
この状況で『ハリーが駆け落ちした』と言っても、私が損をするだけだよね。ハリーを探して罰するより、『夫の為に頑張る伯爵夫人』を演じさせる方が楽だもの。
「マロンちゃん、君が伯爵の代理を努める期間を来週までに報告するから、リアムの事をあまり怒らないで待っててくれるかな?」
「はい」
これで、無期限で代理をさせられる可能性は低くなったし、納得しておこう。
「マロンちゃん、俺はリアムと話があるから残念だけど今日はここで。今度、お茶でもしようね」
ライリー王子はリアムを連れて出ていってしまった。
王子さえ来なければ、確実にどちらかが邸を出ていく流れに持っていく自信はあったのに。
あの2人が仲が良いのは、私にとって不利だわ。
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