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ずっとこのままガレットを見つめ返す…わけにもいかない。
私とガレットと周りの兵士たちはこの場で足を止めたままだ。
「先を急ぐのでしょう。では、私はこれで」
踵を返して歩きはじめようとすれば「待ってくれ!!」と呼び止められた。
ついでに右手の手首を捕まれ、私は強引に振り向かされる。
「まだ何か用があるのか?」
右手の痛みに顔をしかめて振り返れば、ガレットが苦虫を噛み潰したような表情を浮かべている。
「こ、この、戦いが終わったら…俺と一緒にお茶をしないか!?」
「…。」
あまりにも呑気な申し出に私は困惑した。
この作戦はそもそも、ガレットと母上が画策したものではなかったのだろうか?
…そもそも、なぜガレットはこの作戦を指揮しているのだ?
忌み子の私を始末するためだと思っていたが…
なんとなく…ガレットと母上の連携がずれているのではなかろうかと考えて私は頭が痛くなった。
それはそれでやり辛い。
「私とあなたの交流は母上が許さないでしょう?」
「はえっ!?あ、そ、そう…か…?」
「それに私はあなたにとって『我が弟と認めるのも憚られる存在』のため謹んで辞退します」
私が先程の言葉をそっくりそのまま返せば、ガレットは頭を左右に振って否定する。
「それは、ない!断じて無い!!」
「ガレット王子」
「なぜそのように他人行儀に呼ぶのだ!?ガレット兄様と呼んでくれ!!」
「…ガレット兄様」
渋々その名を呼ぶとガレットは満足そうに表情を輝かせたのだが、私は眼前にいる血の繋がった兄から視線を外す。
そして、谷のその先に目線を向けた。
「来ましたよ」
荒れた大地を走る無数の足音…だがその音は本来、人間の耳には聞こえない。
闇の世界から生まれし魔物たちが奏でる音だ。
私の言葉により、人々の視線は崖の向こう側へ注目する。
そちらを見れば、影のごとく半透明な黒い狼が群れをなしてこちらへ走ってくるところだった。
「ひっ!」
ガレットが短い悲鳴を上げる。
ギラギラと黄金色の瞳を光らせながら、漆黒の狼の群れが私たちを出迎えた。
魔物の名は闇色狼。
ネーミング自体は安直だが、生前の私が命名したベルの番犬だ。
人間たちの土地でも弱体化することなく闇の力を保持したまま活動することができる使い魔。
私が生きていた頃も闇色狼に国境警備をさせていた。
すぐにベルはここへ駆けつけるだろう。
呑気に進行していたことにより忘れていたが、この場所はベルが統治する魔族の領域で間違いない。
(ベルから話を聞くと決めたんだ、それまでは死ねない)
狼達は群れをなして崖も軽々と飛び越え、こちらにやってきた。
私は腰の剣を鞘から引き抜くと構える。
周りの兵士たちも戦闘態勢をとり、ガレットも腰の剣を引き抜いた。
「リグレット!!けして俺の傍を離れるなよ!!」
ガレットが剣を構えて声を張り上げる。
その周りに護衛の騎士たちが展開して守りの陣形を固める。
「私は騎士団の皆様に迷惑をかけたくはないのですが…」
こんな中途半端な位置に指揮官であるガレットがいるのだ。
実際の作戦位置に部隊が配置される前に奇襲されたのだろう。
(自分の命も守らなければいけないが…ガレットを殺されるわけにもいかないか)
たとえここで私が生き残ったとしても第二王子が亡くなれば、国に帰ったところで我が子を殺されたと怒り狂った母上に処刑される未来が待っている。
そうこうするうちに狼の群れと兵士がぶつかり、戦闘を開始した。
私も狼の相手をするべく剣を振る。
闇色狼は大群の群れのように見えるが、本体は一匹のみだ。
その一匹は最初からベルの元にいるはずなので、今の私達にとって狼の討伐はまず不可能。
こちらは永遠と目の前の群れを捌きながら、狼の魔力を削ぐことしか出来ない。
ベルにとって足止めには丁度良い使い魔には違いないのだが…
「ひっ!?ぎゃあああっ!!」
私の近くで戦っていた一般兵士が一人、狼に喉笛を噛みちぎられて絶命した。
地面に倒れて動かなくなった人間の死体に対して、周囲にいた数匹の狼達が一斉に食らいつく。
歯も口の中も暗闇で形作られた狼が噛み付くと、赤いトマトが潰れたかのように鎧を身に着けた死体の中身がいとも容易く噛み砕かれた。
…一匹一匹の個体は強く、束になって飛びかかって来たらひとたまりもない。
その上、人間を食うことにより失われた己の魔力を回復することができるのだ。
(前世では可愛い我が子のような使い魔だったが…敵になると厄介だな)
ひとり、またひとりと、狼が人間を捕食する。
恐怖に駆り立てられた兵士たちは交戦しながらも狼達に圧倒されていた。
私も戦い慣れない剣を振りながら狼達を斬り伏せている。
闇色狼は本体が生き続ける限り消えることはないので、心置きなく戦えるのは私にとってはありがたいのだが…
人間にとっては斬っても斬っても湧いてくる魔物はただの悪夢だ。
(状況は)
第二王子の周りは精鋭で固められているため、今のところ問題はなさそうだが気は抜けない。
隊長以下の兵士たちには作戦も何も聞かされていないので文句もろくに言えないが、それにしても悲惨な状況だ。
全体の陣形なんてあったものじゃない。
何十体目かになる狼を切り崩し、他の場所に回って戦おうかと思考を巡らせた時だった。
「忌まわしき人間たちよ。我が領域を愚弄し、魔王の怒りを欲しているようだな?」
聞き慣れた声が鼓膜を振るわせた。
私は目を丸くする。
五百年ぶりに聞いた声音だった。
不機嫌そうな低い声が聞こえた方向を振り返れば、青空の空間に亀裂が走る。
パキパキとガラスのようにひび割れた空の歪から、人の形を模した魔族が姿を表した。
地面を這う狼達よりも大きな闇色狼の背に跨り、その魔族は外界を見下ろしていた。
陶器のように白い肌と、黒曜石のように艷やかな黒髪を短く切りそろえて撫で付けた髪。
その浮世離れした美貌は人族とは比べようがない。
男の全身を包むのは黒一色。
ロングコートも手袋もズボンもブーツも、身につけるもの全てが黒色で統一されていた。
地上から見上げれば、青空の空間に闇色の塊が浮いているように見える。
黒色とは魔族にとって特別な色だが、あまりにも多用している。
これではまるで喪服のようだ。
(あれは)
見間違えるわけがない。
魔王ベルグラ。
彼は、私の前世の夫だ。
「ベル」
私はポツリとその名前を呟いた。
その声は届かない。
私とガレットと周りの兵士たちはこの場で足を止めたままだ。
「先を急ぐのでしょう。では、私はこれで」
踵を返して歩きはじめようとすれば「待ってくれ!!」と呼び止められた。
ついでに右手の手首を捕まれ、私は強引に振り向かされる。
「まだ何か用があるのか?」
右手の痛みに顔をしかめて振り返れば、ガレットが苦虫を噛み潰したような表情を浮かべている。
「こ、この、戦いが終わったら…俺と一緒にお茶をしないか!?」
「…。」
あまりにも呑気な申し出に私は困惑した。
この作戦はそもそも、ガレットと母上が画策したものではなかったのだろうか?
…そもそも、なぜガレットはこの作戦を指揮しているのだ?
忌み子の私を始末するためだと思っていたが…
なんとなく…ガレットと母上の連携がずれているのではなかろうかと考えて私は頭が痛くなった。
それはそれでやり辛い。
「私とあなたの交流は母上が許さないでしょう?」
「はえっ!?あ、そ、そう…か…?」
「それに私はあなたにとって『我が弟と認めるのも憚られる存在』のため謹んで辞退します」
私が先程の言葉をそっくりそのまま返せば、ガレットは頭を左右に振って否定する。
「それは、ない!断じて無い!!」
「ガレット王子」
「なぜそのように他人行儀に呼ぶのだ!?ガレット兄様と呼んでくれ!!」
「…ガレット兄様」
渋々その名を呼ぶとガレットは満足そうに表情を輝かせたのだが、私は眼前にいる血の繋がった兄から視線を外す。
そして、谷のその先に目線を向けた。
「来ましたよ」
荒れた大地を走る無数の足音…だがその音は本来、人間の耳には聞こえない。
闇の世界から生まれし魔物たちが奏でる音だ。
私の言葉により、人々の視線は崖の向こう側へ注目する。
そちらを見れば、影のごとく半透明な黒い狼が群れをなしてこちらへ走ってくるところだった。
「ひっ!」
ガレットが短い悲鳴を上げる。
ギラギラと黄金色の瞳を光らせながら、漆黒の狼の群れが私たちを出迎えた。
魔物の名は闇色狼。
ネーミング自体は安直だが、生前の私が命名したベルの番犬だ。
人間たちの土地でも弱体化することなく闇の力を保持したまま活動することができる使い魔。
私が生きていた頃も闇色狼に国境警備をさせていた。
すぐにベルはここへ駆けつけるだろう。
呑気に進行していたことにより忘れていたが、この場所はベルが統治する魔族の領域で間違いない。
(ベルから話を聞くと決めたんだ、それまでは死ねない)
狼達は群れをなして崖も軽々と飛び越え、こちらにやってきた。
私は腰の剣を鞘から引き抜くと構える。
周りの兵士たちも戦闘態勢をとり、ガレットも腰の剣を引き抜いた。
「リグレット!!けして俺の傍を離れるなよ!!」
ガレットが剣を構えて声を張り上げる。
その周りに護衛の騎士たちが展開して守りの陣形を固める。
「私は騎士団の皆様に迷惑をかけたくはないのですが…」
こんな中途半端な位置に指揮官であるガレットがいるのだ。
実際の作戦位置に部隊が配置される前に奇襲されたのだろう。
(自分の命も守らなければいけないが…ガレットを殺されるわけにもいかないか)
たとえここで私が生き残ったとしても第二王子が亡くなれば、国に帰ったところで我が子を殺されたと怒り狂った母上に処刑される未来が待っている。
そうこうするうちに狼の群れと兵士がぶつかり、戦闘を開始した。
私も狼の相手をするべく剣を振る。
闇色狼は大群の群れのように見えるが、本体は一匹のみだ。
その一匹は最初からベルの元にいるはずなので、今の私達にとって狼の討伐はまず不可能。
こちらは永遠と目の前の群れを捌きながら、狼の魔力を削ぐことしか出来ない。
ベルにとって足止めには丁度良い使い魔には違いないのだが…
「ひっ!?ぎゃあああっ!!」
私の近くで戦っていた一般兵士が一人、狼に喉笛を噛みちぎられて絶命した。
地面に倒れて動かなくなった人間の死体に対して、周囲にいた数匹の狼達が一斉に食らいつく。
歯も口の中も暗闇で形作られた狼が噛み付くと、赤いトマトが潰れたかのように鎧を身に着けた死体の中身がいとも容易く噛み砕かれた。
…一匹一匹の個体は強く、束になって飛びかかって来たらひとたまりもない。
その上、人間を食うことにより失われた己の魔力を回復することができるのだ。
(前世では可愛い我が子のような使い魔だったが…敵になると厄介だな)
ひとり、またひとりと、狼が人間を捕食する。
恐怖に駆り立てられた兵士たちは交戦しながらも狼達に圧倒されていた。
私も戦い慣れない剣を振りながら狼達を斬り伏せている。
闇色狼は本体が生き続ける限り消えることはないので、心置きなく戦えるのは私にとってはありがたいのだが…
人間にとっては斬っても斬っても湧いてくる魔物はただの悪夢だ。
(状況は)
第二王子の周りは精鋭で固められているため、今のところ問題はなさそうだが気は抜けない。
隊長以下の兵士たちには作戦も何も聞かされていないので文句もろくに言えないが、それにしても悲惨な状況だ。
全体の陣形なんてあったものじゃない。
何十体目かになる狼を切り崩し、他の場所に回って戦おうかと思考を巡らせた時だった。
「忌まわしき人間たちよ。我が領域を愚弄し、魔王の怒りを欲しているようだな?」
聞き慣れた声が鼓膜を振るわせた。
私は目を丸くする。
五百年ぶりに聞いた声音だった。
不機嫌そうな低い声が聞こえた方向を振り返れば、青空の空間に亀裂が走る。
パキパキとガラスのようにひび割れた空の歪から、人の形を模した魔族が姿を表した。
地面を這う狼達よりも大きな闇色狼の背に跨り、その魔族は外界を見下ろしていた。
陶器のように白い肌と、黒曜石のように艷やかな黒髪を短く切りそろえて撫で付けた髪。
その浮世離れした美貌は人族とは比べようがない。
男の全身を包むのは黒一色。
ロングコートも手袋もズボンもブーツも、身につけるもの全てが黒色で統一されていた。
地上から見上げれば、青空の空間に闇色の塊が浮いているように見える。
黒色とは魔族にとって特別な色だが、あまりにも多用している。
これではまるで喪服のようだ。
(あれは)
見間違えるわけがない。
魔王ベルグラ。
彼は、私の前世の夫だ。
「ベル」
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その声は届かない。
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