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Prologue
零話:再会した二人
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夢の中、長い時が経って、暖かい日差しに浴びながら甘い香りを漂せるお花畑で横になっている人、私の大切な人がやっと帰ってきてくれた。
どうしても彼と早く会いたくて、もう我慢できなくなった私は彼の所へ駆けていく。
太陽の光に当てられて黄金のように輝く、ひまわりと蔓で飾られた黄色の騎士の鎧。
身に着けている黒のタバードと白いマントには華奢に植物と鳥の模様で飾られていて、顔を全部覆うヘルメットの頭にはひまわりの王冠と、背中には大きなひまわりの後光飾りを背負っている。
ひまわりに飾られた騎士様。
でもその姿は王様を。
彼の姿はひまわりの王様と言った方が似合う。
「タークス?」
彼の傍まで来た私は、オズオズ彼の名前で声を掛けても返事が返ってこない。
横になっているところだと寝ているのかな?
夢の中で?
器用な事ができるんだね。
……でも、だったら少しいたずらしても怒られないよね?
ばれなきゃ大丈夫。
それに、タークスが早く帰ってきてくれなかったんだからこれは罰なんだからね。
「えい!」
私は寝ている彼の胸に頭を乗せて、そのまま。そう、そのままでいた。
時間がゆっくりと流れるのを感じて、とても穏やかな時間が過ぎていく。
でも私の心は穏やかなところじゃなかった。
「…………!!」
唐突でやったことだけど、もの凄くドキドキする!
でもでもでも!ずっと我慢してたんだよ!
四百年も、ずっと待っていたんだから……。
「もう二度と会えないと思ったんだよ……。タークスのバカ」
一滴の涙を零しながらも、私は彼がこうして帰ってきてくれたのが嬉しくて、笑って彼の胸に力強く頭を押し付けた。
鎧に頭を押し付けて痛そうに見えるけど、彼のタバードが案外物凄くフカフカで気持ちいい。
だから私はフカフカな布を堪能しながら彼の体に腕を巻いて強く抱きしめた。
彼は【組織】に所属するイナイカ。
【組織】とは、そのままの意味で組織だけど、具体的には彼のようなイナイカが集まった組織。
イナイカとは、組織のトップ、【主】と呼ばれる人によって転生手術を施された超人兵。
「誰か“いないか”?」、主の願いを応える為に人はイナイカへと転生されて【組織】が作られた。
何で彼らが作られたというと、彼らは神様達と戦う為に作られた。
早い話、彼らは神様達によって人生をめちゃくちゃにされた。
それがいくら人々のためだったとしても、皆はどうしても許せなかった。
だから【組織】は失われた人生を、そしてこれから彼らのような人たちが生まれないよう神様達と戦いを始めた。
その間に何があったのか私にはわからない。
そしてあれから四百年経った事ですら。
何故なら私は【組織】と神様達が戦っている間、神様達に見つからないようずっと隠れていたから。
私は記録者。“思い出と物語の主”、メリー。
私が存在する限りどんなに過去を変えられても現実を変えられることはできない。
つまり過去に飛んで【組織】の存在を消せる神々の力を封じる事ができる力を持っている。
もしも私が消えたら【組織】は、タークスは最初から存在しなかったようにこの世から消えてしまう。
だから、タークスが消えるのが嫌だった私は、どんなに嫌でも、どんなに彼と離れたくなくても、会いたくても、ずっと我慢して隠れて待っていた。
彼がいつ帰ってくるのも分からないで。
彼が死んで、もう二度と帰ってこられないことも知れず。
でも、私はもう隠れる必要はなくなった。
何故なら【組織】は闘いを終えて皆帰って来たから。
そしてようやく、こうして私はタークスの胸に頭を乗っける事ができる。
私でもちょっと大胆だったけど、こうして鎧から伝わる彼の心臓を耳に聞こえないと、彼に触れないと今までずっと不安で心配してた気持ちが晴れない。
正直やってられないの。
全部タークスが悪いんだからね!
【組織】が闘いを終えた結果、【主】は亡くなって【組織】は解散する事になった。
生き残ったイナイカは、亡くなった【主】が残した遺言曰く失われた世代へと進化した。
そして闘いを終えた彼らへの報酬として【主】は皆に自由に生きて良いとの事。
凄く適当な締めくくだけど、そしたらこれから私はずっとタークスと一緒にいても良いんだよね?
誰にも文句は言われないんだよね?
邪魔されないよね?
「ふふふ」
そう思うとこれからの事を考えてと胸が膨らんで、久しぶりに嬉しくなる。
やっぱり彼が帰ってきてくれた事で私は元気になった。
……そしたら私をこんなに心配させて苦しませた彼にお礼を言わなきゃ駄目なのかな?
「う~ん、納得がいかないな~」
「……メリー?」
「ひゃっ?!タークス?!」
私は直ぐに彼の胸から顔を上げて目を覚ました彼に微笑む。
「……どうしてそんなに顔が赤いのですか?」
「なななななな何を言ってるのかなぁ?!私は平気だよぉ!?」
今の私は誰から見ても普通の女の子。
決して先輩が言うような変態ではありません。
ほほほ……ほ?
「あ、あれ?なんで敬語?タークス?」
彼は私と話す時はいつも気楽なのに、どうして敬語で話し掛けて来るの?
それに、名前にもあまり反応を示さなかったような。
目の前にいる人物はタークス、なんだよね?
「ああ。実に、久しぶりにその名前で呼ばれました。メリー、お久しぶりです。またお会いできてとても、とても嬉しいです。ですが私はタークスではなく、ロストと言います。これからも長い付き合い、よろしくお願いします」
「へ?ロスト?何?どうして?なんで敬語で話しかけてくるの?一体何があったの?」
別人じゃないのはわかる。
でも、まるで別人みたいで、私には一体何が起こっているのがわからない。
不安が押し寄せて来て少し怖くなってくる。
「教えてもいいですけど、その前に一つ聞いても宜しいでしょうか?」
「え?う、うん、良いよ……」
「えっと、では、メリーは、どうして私の胸で寝ていたんですか?」
「………………へ?」
うそ。バレてたの?
い、いや~、まさかぁ~。
だって彼はぐっすり寝ていたんだよ……ね?
「久しぶりに訪れた夢の中があまりにも気持ち良かったので、意識を持ったまま横になっておりました。そして実はメリーが最初私に呼び掛けを聞いていましたが、残念ながら昔の名前で呼ばれたので反応しませんでした。私が起き上がろうとしたところ、メリーが突如として私の胸に寝たのでどうしたのかなぁと、静かに考えていました。考えても何も浮かびあがりませんでしたので、声を掛けようとはしましたが、どうも嬉しそうに、気持ちよさそうな顔で寝ていたのでそのまま静かにしていました」
うそでしょおおおおおぉぉぉぉぉ!!?
最初から全部バレているいるじゃないのおおぉぉぉぉぉ!!
「ただ、メリーが“う~ん、納得がいかないな~”と、言っ―」
「きゃあああああああああぁぁぁぁぁ!!?」
「へぶっ!?」
彼の記憶の一部を消去させる如く、私は思いっきり彼の顔に拳で殴って彼を夢から追い出した。
彼は消えて夢の中に残ったのは私だけ。
硬い鉄を殴った私の手はジンジン痛むけど、それよりも違う所に私は大ダメージを受けていた。
「何でそういうところはいつもいつも無神経で鈍感なのよぉ!!ばかぁ!!」
心のダメージを最大に受けていた。
久しぶりに出会えて嬉しかったのに台無しになっちゃったじゃないの!
もうちょっとロマンチックにしたかったのに!
やっと言えたと思ったのに!
バカ!バカ!バカァ!
「はぁ~……呆れた」
呆れたけど、安心した。
彼は、やっぱり私が知っているタークスだった。
タークスじゃなくて今はロストなんだよね。
何で名前が変わったのか気になるけど、それは時間を掛けてゆっくり彼から聞き出せば良い。
そして彼が戻ってきたんだからせっかくなんだし、私は久しぶりに力を使う。
両手を前に差し出す。
「おいで」
私の命令に応えて空間から現れたのは一冊の本と羽がついた万年筆。
それを手で受け取って本を開く。
本の中身は空っぽだけど、それを私は万年筆でこれからいっぱい書いて行く。
記録者として、私の主な義務は彼を記録する事。
四百年ものギャップがあるからそれを片付けるのに結構忙しくなるけど、大丈夫。
これから毎日コツコツ、ロストとまた一緒に、彼の新しい人生を私は記録していくんだから。
「ねえ、ロスト。これからもまた一緒に、二人でがんばろうね」
私は願いを込めて、帰ってきた彼に世界が優しくしてくれるのを祈る。
そして開いた本の上にペンを乗せて、私は彼が現実世界で目を覚ますのを待つ。
「ひまわりの王様さん、物語が始まるよ」
どうしても彼と早く会いたくて、もう我慢できなくなった私は彼の所へ駆けていく。
太陽の光に当てられて黄金のように輝く、ひまわりと蔓で飾られた黄色の騎士の鎧。
身に着けている黒のタバードと白いマントには華奢に植物と鳥の模様で飾られていて、顔を全部覆うヘルメットの頭にはひまわりの王冠と、背中には大きなひまわりの後光飾りを背負っている。
ひまわりに飾られた騎士様。
でもその姿は王様を。
彼の姿はひまわりの王様と言った方が似合う。
「タークス?」
彼の傍まで来た私は、オズオズ彼の名前で声を掛けても返事が返ってこない。
横になっているところだと寝ているのかな?
夢の中で?
器用な事ができるんだね。
……でも、だったら少しいたずらしても怒られないよね?
ばれなきゃ大丈夫。
それに、タークスが早く帰ってきてくれなかったんだからこれは罰なんだからね。
「えい!」
私は寝ている彼の胸に頭を乗せて、そのまま。そう、そのままでいた。
時間がゆっくりと流れるのを感じて、とても穏やかな時間が過ぎていく。
でも私の心は穏やかなところじゃなかった。
「…………!!」
唐突でやったことだけど、もの凄くドキドキする!
でもでもでも!ずっと我慢してたんだよ!
四百年も、ずっと待っていたんだから……。
「もう二度と会えないと思ったんだよ……。タークスのバカ」
一滴の涙を零しながらも、私は彼がこうして帰ってきてくれたのが嬉しくて、笑って彼の胸に力強く頭を押し付けた。
鎧に頭を押し付けて痛そうに見えるけど、彼のタバードが案外物凄くフカフカで気持ちいい。
だから私はフカフカな布を堪能しながら彼の体に腕を巻いて強く抱きしめた。
彼は【組織】に所属するイナイカ。
【組織】とは、そのままの意味で組織だけど、具体的には彼のようなイナイカが集まった組織。
イナイカとは、組織のトップ、【主】と呼ばれる人によって転生手術を施された超人兵。
「誰か“いないか”?」、主の願いを応える為に人はイナイカへと転生されて【組織】が作られた。
何で彼らが作られたというと、彼らは神様達と戦う為に作られた。
早い話、彼らは神様達によって人生をめちゃくちゃにされた。
それがいくら人々のためだったとしても、皆はどうしても許せなかった。
だから【組織】は失われた人生を、そしてこれから彼らのような人たちが生まれないよう神様達と戦いを始めた。
その間に何があったのか私にはわからない。
そしてあれから四百年経った事ですら。
何故なら私は【組織】と神様達が戦っている間、神様達に見つからないようずっと隠れていたから。
私は記録者。“思い出と物語の主”、メリー。
私が存在する限りどんなに過去を変えられても現実を変えられることはできない。
つまり過去に飛んで【組織】の存在を消せる神々の力を封じる事ができる力を持っている。
もしも私が消えたら【組織】は、タークスは最初から存在しなかったようにこの世から消えてしまう。
だから、タークスが消えるのが嫌だった私は、どんなに嫌でも、どんなに彼と離れたくなくても、会いたくても、ずっと我慢して隠れて待っていた。
彼がいつ帰ってくるのも分からないで。
彼が死んで、もう二度と帰ってこられないことも知れず。
でも、私はもう隠れる必要はなくなった。
何故なら【組織】は闘いを終えて皆帰って来たから。
そしてようやく、こうして私はタークスの胸に頭を乗っける事ができる。
私でもちょっと大胆だったけど、こうして鎧から伝わる彼の心臓を耳に聞こえないと、彼に触れないと今までずっと不安で心配してた気持ちが晴れない。
正直やってられないの。
全部タークスが悪いんだからね!
【組織】が闘いを終えた結果、【主】は亡くなって【組織】は解散する事になった。
生き残ったイナイカは、亡くなった【主】が残した遺言曰く失われた世代へと進化した。
そして闘いを終えた彼らへの報酬として【主】は皆に自由に生きて良いとの事。
凄く適当な締めくくだけど、そしたらこれから私はずっとタークスと一緒にいても良いんだよね?
誰にも文句は言われないんだよね?
邪魔されないよね?
「ふふふ」
そう思うとこれからの事を考えてと胸が膨らんで、久しぶりに嬉しくなる。
やっぱり彼が帰ってきてくれた事で私は元気になった。
……そしたら私をこんなに心配させて苦しませた彼にお礼を言わなきゃ駄目なのかな?
「う~ん、納得がいかないな~」
「……メリー?」
「ひゃっ?!タークス?!」
私は直ぐに彼の胸から顔を上げて目を覚ました彼に微笑む。
「……どうしてそんなに顔が赤いのですか?」
「なななななな何を言ってるのかなぁ?!私は平気だよぉ!?」
今の私は誰から見ても普通の女の子。
決して先輩が言うような変態ではありません。
ほほほ……ほ?
「あ、あれ?なんで敬語?タークス?」
彼は私と話す時はいつも気楽なのに、どうして敬語で話し掛けて来るの?
それに、名前にもあまり反応を示さなかったような。
目の前にいる人物はタークス、なんだよね?
「ああ。実に、久しぶりにその名前で呼ばれました。メリー、お久しぶりです。またお会いできてとても、とても嬉しいです。ですが私はタークスではなく、ロストと言います。これからも長い付き合い、よろしくお願いします」
「へ?ロスト?何?どうして?なんで敬語で話しかけてくるの?一体何があったの?」
別人じゃないのはわかる。
でも、まるで別人みたいで、私には一体何が起こっているのがわからない。
不安が押し寄せて来て少し怖くなってくる。
「教えてもいいですけど、その前に一つ聞いても宜しいでしょうか?」
「え?う、うん、良いよ……」
「えっと、では、メリーは、どうして私の胸で寝ていたんですか?」
「………………へ?」
うそ。バレてたの?
い、いや~、まさかぁ~。
だって彼はぐっすり寝ていたんだよ……ね?
「久しぶりに訪れた夢の中があまりにも気持ち良かったので、意識を持ったまま横になっておりました。そして実はメリーが最初私に呼び掛けを聞いていましたが、残念ながら昔の名前で呼ばれたので反応しませんでした。私が起き上がろうとしたところ、メリーが突如として私の胸に寝たのでどうしたのかなぁと、静かに考えていました。考えても何も浮かびあがりませんでしたので、声を掛けようとはしましたが、どうも嬉しそうに、気持ちよさそうな顔で寝ていたのでそのまま静かにしていました」
うそでしょおおおおおぉぉぉぉぉ!!?
最初から全部バレているいるじゃないのおおぉぉぉぉぉ!!
「ただ、メリーが“う~ん、納得がいかないな~”と、言っ―」
「きゃあああああああああぁぁぁぁぁ!!?」
「へぶっ!?」
彼の記憶の一部を消去させる如く、私は思いっきり彼の顔に拳で殴って彼を夢から追い出した。
彼は消えて夢の中に残ったのは私だけ。
硬い鉄を殴った私の手はジンジン痛むけど、それよりも違う所に私は大ダメージを受けていた。
「何でそういうところはいつもいつも無神経で鈍感なのよぉ!!ばかぁ!!」
心のダメージを最大に受けていた。
久しぶりに出会えて嬉しかったのに台無しになっちゃったじゃないの!
もうちょっとロマンチックにしたかったのに!
やっと言えたと思ったのに!
バカ!バカ!バカァ!
「はぁ~……呆れた」
呆れたけど、安心した。
彼は、やっぱり私が知っているタークスだった。
タークスじゃなくて今はロストなんだよね。
何で名前が変わったのか気になるけど、それは時間を掛けてゆっくり彼から聞き出せば良い。
そして彼が戻ってきたんだからせっかくなんだし、私は久しぶりに力を使う。
両手を前に差し出す。
「おいで」
私の命令に応えて空間から現れたのは一冊の本と羽がついた万年筆。
それを手で受け取って本を開く。
本の中身は空っぽだけど、それを私は万年筆でこれからいっぱい書いて行く。
記録者として、私の主な義務は彼を記録する事。
四百年ものギャップがあるからそれを片付けるのに結構忙しくなるけど、大丈夫。
これから毎日コツコツ、ロストとまた一緒に、彼の新しい人生を私は記録していくんだから。
「ねえ、ロスト。これからもまた一緒に、二人でがんばろうね」
私は願いを込めて、帰ってきた彼に世界が優しくしてくれるのを祈る。
そして開いた本の上にペンを乗せて、私は彼が現実世界で目を覚ますのを待つ。
「ひまわりの王様さん、物語が始まるよ」
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