【完結】結果、繋がるなら。(濃厚セックス短編集)

ソラ太郎

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3.幼馴染と初体験

幼馴染と初体験-3

「芳樹、あんたこういうの見るんだ?」

 夏帆が指さしたのは開かれたパソコン画面。
 流れていたのは、女性を無理やり気持ち良くさせている映像だった。
 長編なのかこれが普通の長さなのかまだ二人は繋がっていて、女性は下から突き上げられ抵抗ひとつさせてもらえないでいる。

「あっ…ちが、ちがうよ」
「犯したい願望あるんだ?」
「これはたまたまそういうのだっただけで」
「じゃあ犯されたい欲があるとか?女目線?」
「そうじゃないけどっ」

 焦る芳樹はいつもの大人しい幼馴染で、この動画のイメージとは確かに似ても似つかない。

「とりあえず寝転んでよ」
「え?なんで?なんで?」

 戸惑いながらも芳樹は夏帆の言うことを聞く。そういうところも、優しくて人を疑わなくて可愛らしい。いつも通りだ。

 芳樹が寝転んだ瞬間、夏帆が馬乗りになる。

「えっ?夏帆ちゃん??」
「私だってもう、こんなになってるんだから」

 夏帆は跨ったまま、自分のパンツをするりと下ろした。

「か、夏帆ちゃん!?」
「いいから。黙って大人しくしててよ」
「ええっ、だって…!」

 芳樹がどうしていいかあたふたしているのもお構いなしに、半勃ち状態のそれを掴んで上に向けると夏帆は自分の陰部を当てる。
 何をするのか分かった瞬間にも、洞窟の中に誘いこむように腰を下ろしては上げて下ろしてはあげてを繰り返し始めた。

「何やってるの!?だ、だ、だめだよ!」
「挿れたことあるの?芳樹」
「な、ない…ないけど!」
「どんな感じか知りたくない?」
「ダメだよ夏帆ちゃん!夏帆ちゃんには彼氏も居て…!」
「ほら…またおっきくなってきた」

 柔らかくて何度挿れようとしていてもくにゅくにゅと曲がるそれも、擦っていると硬さを増してきた。硬くなった亀頭は軌道を整えるのも楽で、夏帆の濡れている部分へと滑り込んでいく。

「はっ、入っちゃうよ!」

 ぬぷっ

「んあっ…!」
「夏帆ちゃん!入っちゃってる!」
「あっあっ…」

 戸惑う声を無視して、陰部に力を入れるとぎゅっと締め付ける感覚が芳樹に与えられる。
 何度かピストンするうち、奥へ奥へと吸い込まれて行った。

「あ…っ夏帆ちゃんの中に…入ってるっ…!」
「おっき……気持ちぃぃ!」

 自分の上で上下に跳ねる幼馴染。これまでにこんな情景を見たことはない。
 童貞の芳樹はこれが初めての挿入となるが、これほど気持ち良いものだとは想像もしてなかった。

 ばちゅっばちゅっ

「あっ…そんなに動いたらっ…」
「ああっ気持ちいいっ芳樹のっ…芳樹のおちんちん気持ちいいっ」
「夏帆ちゃんっ…気持ち良くて…っダメだよそんなに…動かないでっ…」
「あっああっあっ」

 夢中で動く夏帆の顔に芳樹は悶絶した。

「あっ…夏帆ちゃんの中…気持ち…いいっ…」

 上で踊る夏帆を見ていると、芳樹の高揚した気持ちは止められなくなる。
 脚を曲げてベッドに足の裏をつくと、夏帆の腰を掴んで自分の腰を動かし始めた。

「ああっあっ芳樹っ…!」
「ごめん夏帆ちゃんっ…僕…我慢できないよっ…」
「ああんっあぅっあんっ」

 下からの突き上げが激しくなると、夏帆は自分のペースを乱されて快楽に包まれた。

 ばちゅばちゅばちゅばちゅ!

「ああっあっああ!」
「夏帆ちゃ…!腰が勝手に動いちゃうっ…ごめんっ…」

 謝りながらも何度も突き上げる腰の動きはまるで素人とは思えなかった。
 込み上げる快楽に、夏帆は特段大きな声で喘いだ。

「あひっあっ…イクッイグッ…ぅ…あぁあんっ!」

 その瞬間びくびくっと震えて大きく仰け反った。
 童貞であっても芳樹にはこの瞬間に見覚えがあった。跨らせて身動きを取れなくした相手を下から突き上げ、無理やりにイかせる、それだ。

 突き上げを辞めて夏帆の震えを見上げた。

「…はあ、はあ…夏帆ちゃん?…はあ…」

 乱れた息で声を掛けるも、仰け反った夏帆はしばらくそのまま身動きを取らなかった。
 これが余韻というものだろうか。

「……っはあ!」

 息をしていなかったように、激しく酸素を吸うと体を預けてきた。
 夏帆は細めた目で芳樹を見下ろした。

「もっと、いっぱい突いて…」
「え…でも…夏帆ちゃんには彼氏が居るし、僕たち幼馴染だし…」

 思い切り腰を打ち付けておきながらも、芳樹にはまだ理性が働いているのだろうか。
 夏帆の彼氏のこと、二人の関係性のことを気にかける様子が気に入らない。

「芳樹」
「…なぁに」
「セフレがダメだなんて、誰が決めたの?」
「…え」

 夏帆はぬぷっと股の間から抜いて、反り立ったそれを指さした。

「こんなにしといて、私をイかせておいて、これで終わりなんてないよね?」
「で、でも…」

 夏帆は今度は後ろを向いて芳樹に尻を突き出し、顔だけをそちらに向けた。

「今度は後ろから。挿れるとこ分かるよね?」
「……わ、わかるかな……」

 不安そうな顔をしているけれど、視線はたっぷり濡れた愛液の源流にある。

「早くしないとおばちゃんたち帰ってきちゃうよ?」

 芳樹は断り切れず、膝をついて夏帆の方へと近づき、初めて自分から女性の隠部へと自分のモノを押し込んだ。




 こうして家を行き来する幼馴染の二人は、誰にも疑われることのない秘密のセフレ関係を結んだ。

 芳樹の童貞は夏帆によって無理やり奪われたけれど、嫌悪感はなかった。
 むしろ回数を重ねるごとにいろんなプレイを楽しみたくなった。

 何が一番良かったかと言えば、「無理やりされてみたい」という夏帆のリクエストによって、犯したい願望が満たされたことだ。
 芳樹の性癖を知る唯一の存在であり、犯されたい願望のある夏帆とは体の相性だけではなく、性癖の相性も抜群に良かったらしい。

 恋人という立ち位置でないからこそ、犯したい欲はより一層、その火を大きく燃やす燃料となったのだった。
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