男の性春

はりお

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第一章 性の覚醒め(小学校6年編)

1-4 日常

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先月初めて自慰行為をいたした時に感じた罪悪感は賢者タイムと世間では呼ばれていることが後になってわかった。その賢者タイムとやらも最近は落ち着いている。自慰行為は遅かれ早かれ限りなく100%に近い日本人が経験するとわかったからだ。
今は年明けに来たる中学受験への不安が大きい。俺の志望校は県内で1番、東大に毎年何十人も受かる男子校だ。
俺は成績が良い。学校にも美穂をはじめ中学受験する人は他にもいるが、それでも俺が学年で1番できる。塾でも校舎で2番目に位置している。1番のたけしは県外にある日本屈指の超進学校志望であるため、俺と同じ県内1位の学校を志望する数多くの奴らの中では、俺がトップということになる。周りからも今のままなら大丈夫と言われているが、それでも不安だ。"今のままなら"である。毎年秋頃をから失速する人がいると言われているが自分がそうならないか不安になる。俺はネガティブだ。夏休みは本当に頑張らなくてはならない。夏期講習や合宿でびっしり予定は埋まってるが、サッカーも辞めて今では勉強一筋。しっかりとここで力をつけなくてはならない。
大げさだが、そんな人生の不安をかかえている日々においては、学校でみんなと話すのが大きな息抜きになる。最近はエッチな話題で絶えないが、仲良しのサッカー仲間とかと話すのはとても楽しい。相変わらず俺はエロいことに興味がないふりをしているが、時折見せる知識量でバレそうである。だが、周りからは「お前は頭がいいから、塾の友達からエッチな話を聞くと、そういう知識もすぐ頭にいっぱい入っちゃうんだな!」といわれ、何とかごまかせている。そういう下系の意味では塾の合宿も不安だ。学校よりも前からそういう話題が塾では流行りだしていが、風呂が共用だった場合、毛が生えてることとかを色々とみんなにいじられるかもしれない。まあそんなことは、その時が来たら考えれば良い。とりあえず夏休みが始まるまでの間は学校での時間を楽しみたい。放課後はもちろん勉強漬けだが、学校では休み時間にサッカーもしたりでストレス解消もバッチリだ。
夏まではそんな平和な日々が続くかと思われたが、一学期が終わる直前に俺にとっての大きな事件が起きた。
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