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第三章 思春期(中学校2年編)
3-8 告白
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2日目の朝、練習グラウンドに俺が着くと、なんか隣の部屋のやつらがやたらとニヤニヤしていた。俺がどうしたのか?と聞くと、
「藤田がサッカー部だと壮太が一番好きって言ってたよ。良かったな」
立田と並んで2大ゲイと言われる藤田が、昨日の夜俺が一番好みだと告白したらしい。ただ、話を聞くとサッカー部以外だとレスリング部の子が好きで、その子が本命のようだ。去年先輩に公開オナニーをさせられた子である。もう少し背が低かったら俺がベストだったとか言っていたらしい。また、涼介のことも今藤田は同じクラスで狙っているそうだ。
「あと中1も何人か目をつけてるんだって。お前の後輩もめっちゃタイプって言ってた」
翼は確かに小柄で顔も整っている。正直俺がピッチ外であまりコミュニケーションを後輩とは取らなかったため、そんなに仲が良かったわけではないが、それでも低学年からの長い付き合いである彼のことをあまりそういう目で見たことはなかった。
いずれにせよ藤田に狙われてるというのは面倒なことである。学年のゲイキャラでも最もたちが悪いと言われている。「壮太もホモ入ってるんだから付き合っちゃえば」なんてふざけて言うやつがいるが、絶対に嫌だ。ゲイでも人は選ばせてほしい。
早速その日の練習の休憩時間から俺はセクハラを受け始めた。練習の休憩時間に休んでいたら、俺のペットボトルをペロペロ藤田が舐めていた。俺はそのペットボトルを使えなくなってその後は水道水を飲んだ。
また、練習後の自由時間に、俺がちょっと外に出てから部屋に戻ってくると、なんだが同期がたくさん集まっていた。どうしたものかと見てみると、なんと、俺の鞄を藤田が漁って、1日目に使ったパンツを履いていたのだ。その状態で俺に抱きついてきて、みんなは大笑いしていたが、流石に吐き気がした。
しまいには、その日のミーティングが終わった直後、俺は全部員の前で藤田から"告白"された。藤田はマイクを使って「壮太のことずっと好きでした!」といったあと、抱きついてきたが、俺は「キモい」と一言言って振ってやった。その場にいた大体は大笑いしていたが、監督、コーチや高2の首脳部からどう思われたかはわからない。気持ち悪いとか抜きにして、合宿には遊びに来ているわけではないのにそういうのはやめてほしい。
翌日もセクハラは続いていたが、俺に"振られた"ということで、メインターゲットは変わったようだ。次のターゲットは翼であった。翼は練習後サッカーの話をしようと騙されて藤田のいる隣の部屋に呼ばれていた。その様子をたまたま見て嫌な予感がしたので俺も野次馬をしにいった。
部屋に入ると藤田は"翼LOVE"と書いた鉢巻を自作してつけていた。そして、手紙を読み上げ始めた。昨日俺にしてきた明らかにネタっぽさのある告白とは違って、手紙の内容は大真面目であった。愛のポエムを読んだあと最後「俺がお前を幸せにする。OKと言うまで離さない」といって、藤田は翼を抱き締めた。本当に離さなそうな勢いである。翼の目は笑ってない。もう泣きそうだ。だからといって助けることもできない。藤田はゴールキーパー(GK)でガタイが良い。それに、助けに入ったらおそらく俺がやられる。10分近く抱き続けたあたりで、ミーティングの時間となり翼は解放された。解放された直後、彼はショックからか安堵からか目に涙を浮かべていた。
ミーティング後翼のところに俺は慰めに行った。
「何で昨日は壮太くんだったのに、今日は僕なんですか?勘弁してほしいです。」
「助けられなくてごめんね。」
「壮太くんは何も悪くないですよ。でも、マジで気持ち悪かったです。本当にこの学校入ったこと一瞬後悔しました。」
その話の流れで、翼から俺は言われた。
「けど、壮太くんってやっぱ男からもモテるんですね。女の子には小学校の時からモテてましたけど。まあ、壮太くんに惚れる人の気持ちはわかります。」
「翼も女の子からモテてたよね?きっとこれからは男からもモテると思うよ」
「いや、僕は女の子からは全然だったんで大丈夫です。」
実際小柄で顔がいいやつはみんなこの学校では男からもモテている。別にゲイとかそういうのでなくても、可愛がられることは多い。みんなからチヤホヤされる。先輩として彼には変な道に進まないでほしいと心から願った。
「藤田がサッカー部だと壮太が一番好きって言ってたよ。良かったな」
立田と並んで2大ゲイと言われる藤田が、昨日の夜俺が一番好みだと告白したらしい。ただ、話を聞くとサッカー部以外だとレスリング部の子が好きで、その子が本命のようだ。去年先輩に公開オナニーをさせられた子である。もう少し背が低かったら俺がベストだったとか言っていたらしい。また、涼介のことも今藤田は同じクラスで狙っているそうだ。
「あと中1も何人か目をつけてるんだって。お前の後輩もめっちゃタイプって言ってた」
翼は確かに小柄で顔も整っている。正直俺がピッチ外であまりコミュニケーションを後輩とは取らなかったため、そんなに仲が良かったわけではないが、それでも低学年からの長い付き合いである彼のことをあまりそういう目で見たことはなかった。
いずれにせよ藤田に狙われてるというのは面倒なことである。学年のゲイキャラでも最もたちが悪いと言われている。「壮太もホモ入ってるんだから付き合っちゃえば」なんてふざけて言うやつがいるが、絶対に嫌だ。ゲイでも人は選ばせてほしい。
早速その日の練習の休憩時間から俺はセクハラを受け始めた。練習の休憩時間に休んでいたら、俺のペットボトルをペロペロ藤田が舐めていた。俺はそのペットボトルを使えなくなってその後は水道水を飲んだ。
また、練習後の自由時間に、俺がちょっと外に出てから部屋に戻ってくると、なんだが同期がたくさん集まっていた。どうしたものかと見てみると、なんと、俺の鞄を藤田が漁って、1日目に使ったパンツを履いていたのだ。その状態で俺に抱きついてきて、みんなは大笑いしていたが、流石に吐き気がした。
しまいには、その日のミーティングが終わった直後、俺は全部員の前で藤田から"告白"された。藤田はマイクを使って「壮太のことずっと好きでした!」といったあと、抱きついてきたが、俺は「キモい」と一言言って振ってやった。その場にいた大体は大笑いしていたが、監督、コーチや高2の首脳部からどう思われたかはわからない。気持ち悪いとか抜きにして、合宿には遊びに来ているわけではないのにそういうのはやめてほしい。
翌日もセクハラは続いていたが、俺に"振られた"ということで、メインターゲットは変わったようだ。次のターゲットは翼であった。翼は練習後サッカーの話をしようと騙されて藤田のいる隣の部屋に呼ばれていた。その様子をたまたま見て嫌な予感がしたので俺も野次馬をしにいった。
部屋に入ると藤田は"翼LOVE"と書いた鉢巻を自作してつけていた。そして、手紙を読み上げ始めた。昨日俺にしてきた明らかにネタっぽさのある告白とは違って、手紙の内容は大真面目であった。愛のポエムを読んだあと最後「俺がお前を幸せにする。OKと言うまで離さない」といって、藤田は翼を抱き締めた。本当に離さなそうな勢いである。翼の目は笑ってない。もう泣きそうだ。だからといって助けることもできない。藤田はゴールキーパー(GK)でガタイが良い。それに、助けに入ったらおそらく俺がやられる。10分近く抱き続けたあたりで、ミーティングの時間となり翼は解放された。解放された直後、彼はショックからか安堵からか目に涙を浮かべていた。
ミーティング後翼のところに俺は慰めに行った。
「何で昨日は壮太くんだったのに、今日は僕なんですか?勘弁してほしいです。」
「助けられなくてごめんね。」
「壮太くんは何も悪くないですよ。でも、マジで気持ち悪かったです。本当にこの学校入ったこと一瞬後悔しました。」
その話の流れで、翼から俺は言われた。
「けど、壮太くんってやっぱ男からもモテるんですね。女の子には小学校の時からモテてましたけど。まあ、壮太くんに惚れる人の気持ちはわかります。」
「翼も女の子からモテてたよね?きっとこれからは男からもモテると思うよ」
「いや、僕は女の子からは全然だったんで大丈夫です。」
実際小柄で顔がいいやつはみんなこの学校では男からもモテている。別にゲイとかそういうのでなくても、可愛がられることは多い。みんなからチヤホヤされる。先輩として彼には変な道に進まないでほしいと心から願った。
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