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俺、端山 満作は霊を視る事が出来る。
細かく言うなら見るだけで無く触れる事も出来るのだが、まぁそんな些事は置いておこう、実は引越し先が事故物件、しかもかなりヤバめである。
今も部屋中に霊が見える。
業者「棚は此処で良いですか?」
端山「はい、有難う御座います」
そう僕が言うと霊が佇んでいる場所に棚が置かれた。
霊「ちょっ、待っ……」
そして棚の下から灰色の煙が出て来る。
霊に人は触れる事が出来ないのに無機物では触れる事が出来るのは謎である。
因みに事故物件に引っ越した理由は俺が貧乏大学生で、物件を探して居た時に広めのアパートの部屋が見つかったのである。
しかも駅や大学等からは遠いが、一人で住むならかなり広く、前の住民の家具も幾つか残っている。
という訳でこの家に引っ越したが、ここまで霊が居たとは思わなかった。
下見に来た時に少し霊を見たが、その時は普通の家よりちょっと霊の数が多いなぁ、と思うくらいだった。
そんな事を考えながら数人の霊を家具で潰し、引っ越しを終えた。
因みに引っ越しの挨拶はもう遅いし、明日にする事にした。
夕食にコンビニ弁当を買いに行くと、行き道に霊がチラホラと見えるが、姿が見えることがバレると憑いて来てウザいので、素通りした。
そしてコンビニ弁当を買い、家に帰ると家が荒らされていた。
鍵も掛けていたし荒らし方から見て恐らくは霊の仕業だろう、そこまで被害は酷くないのでコンビニ弁当を食べて寝る事にした。
細かく言うなら見るだけで無く触れる事も出来るのだが、まぁそんな些事は置いておこう、実は引越し先が事故物件、しかもかなりヤバめである。
今も部屋中に霊が見える。
業者「棚は此処で良いですか?」
端山「はい、有難う御座います」
そう僕が言うと霊が佇んでいる場所に棚が置かれた。
霊「ちょっ、待っ……」
そして棚の下から灰色の煙が出て来る。
霊に人は触れる事が出来ないのに無機物では触れる事が出来るのは謎である。
因みに事故物件に引っ越した理由は俺が貧乏大学生で、物件を探して居た時に広めのアパートの部屋が見つかったのである。
しかも駅や大学等からは遠いが、一人で住むならかなり広く、前の住民の家具も幾つか残っている。
という訳でこの家に引っ越したが、ここまで霊が居たとは思わなかった。
下見に来た時に少し霊を見たが、その時は普通の家よりちょっと霊の数が多いなぁ、と思うくらいだった。
そんな事を考えながら数人の霊を家具で潰し、引っ越しを終えた。
因みに引っ越しの挨拶はもう遅いし、明日にする事にした。
夕食にコンビニ弁当を買いに行くと、行き道に霊がチラホラと見えるが、姿が見えることがバレると憑いて来てウザいので、素通りした。
そしてコンビニ弁当を買い、家に帰ると家が荒らされていた。
鍵も掛けていたし荒らし方から見て恐らくは霊の仕業だろう、そこまで被害は酷くないのでコンビニ弁当を食べて寝る事にした。
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