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桑花はハンカチで涙を拭うと、僕の体に質問した。
桑花「ねぇ、貴方が憶えている記憶の中で一番新しい事は何かしら」
それに対して僕の体が答える。
良蓋「憶えている記憶の中では高校二年生の頃が一番新しい記憶だね」
高校二年生という事は少なくとも六年前で、桑花とはまだ出会ってすらいない筈、なのになぜ桑花が病室に居る事に疑問を持たなかったのだろう、そう思っていると桑花もそれを疑問に思ったらしく、質問した。
桑花「高校二年生の頃はまだ私と会っていないはずよ、なのに何故、私の存在に疑問を持たなかったのかしら」
すると僕の体はこう返した。
良蓋「だってほら……記憶を無くしてるからって、そんなの聞きにくいだろ、それに君が僕にとって大事な人であった事はなんとなく分かったしね」
それに対して桑花は「そう…」と言うと、暫く無言になり、急に自分の頬をパチンと叩き、こう言った。
桑花「よし、貴方が記憶を思い出すのを手伝ってあげるわ」
そう言って、桑花は医師に僕の体の記憶を思い出す方法を聞いてから帰って行った。
桑花「ねぇ、貴方が憶えている記憶の中で一番新しい事は何かしら」
それに対して僕の体が答える。
良蓋「憶えている記憶の中では高校二年生の頃が一番新しい記憶だね」
高校二年生という事は少なくとも六年前で、桑花とはまだ出会ってすらいない筈、なのになぜ桑花が病室に居る事に疑問を持たなかったのだろう、そう思っていると桑花もそれを疑問に思ったらしく、質問した。
桑花「高校二年生の頃はまだ私と会っていないはずよ、なのに何故、私の存在に疑問を持たなかったのかしら」
すると僕の体はこう返した。
良蓋「だってほら……記憶を無くしてるからって、そんなの聞きにくいだろ、それに君が僕にとって大事な人であった事はなんとなく分かったしね」
それに対して桑花は「そう…」と言うと、暫く無言になり、急に自分の頬をパチンと叩き、こう言った。
桑花「よし、貴方が記憶を思い出すのを手伝ってあげるわ」
そう言って、桑花は医師に僕の体の記憶を思い出す方法を聞いてから帰って行った。
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