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わたしが徐々に距離を置いていることに天使ちゃんや三人が気づいているのかはわからない。ただひとつ言えるのは、少なくともモチくんはわたしのその行動と、意図に気づいているということだけ。
「聖乙女様」
わたしがあの三人と話したくないときや、その前から逃げたいと思っているときに、モチくんは都合よく現れていかにも「用事があって声をかけました」というような態度を取ってくれる。
わたしはそのたびに微笑を浮かべて「ではこれで」という感じで逃げることができた。
「差し出がましい真似でしたでしょうか……」
最初の一度だけモチくんはそう言ったが、わたしが「むしろ助かるから」と答えてからは上手いことを空気を読んで現れてくれるようになった。
それが本当に本当にありがたくて、モチくんには頭が上がらない。
一方で、これではわたしをいいように使っていたセラバート殿下やグランと同じではないかとも思った。
モチくんは優しくて、わたしの命令には逆らえない立場で――それはわたしにとって、とても都合がいい。
「ねえモチくん」
「はい」
「モチくんの好物って……なにかある?」
かと言ってこちらからへりくだってはモチくんは恐縮してしまうだろうし、しかし彼の助力なしにあの三人と距離を取るのはまだ少し難しい。
なのでわたしは悩みに悩んで迷った挙句、もう何度目かわからない、わたしを都合よく連れ出してくれたモチくんに、そんな問いかけをした。
モチくんは当然のように呆気に取られた様子だった。
それもそうだろう。わたしはモチくんの一番上の上司みたいなもので、護衛の対象だ。そんな女が突然、なんの前触れもなく好物を聞いてきたのだ。そりゃびっくりして当たり前だろう。
でもわたしは、他にモチくんに報いる方法が思い浮かばなかった。聖乙女には私財なんてないけれども、モチくんのちょっとした好きな食べ物くらいは聖乙女権限で用意することはできるだろう。
そう思って――いや、若干、切羽詰まっての問いかけだった。
けれどもすぐに独りよがりな考え方だなと自己嫌悪してしまう。
つまるところ、わたしはこちらを都合よく利用していたひとたちと同じでいたくなくて、モチくんに唐突な質問をしたわけだ。「わたし、もうちょっと上手く立ち回れよ」と心の中で突っ込みが止まらなかった。
「あーほら、いつもモチくんにはお世話になってるから……特に最近は」
「それは……僕が勝手にやっていることですから……」
「いや! でもすごく助かってるから! それで、そのお礼できればいいなって思ったんだけど、わたしができることって限られてるから……でも好きな食べ物くらいならたぶん用意できるから……」
次第にしどろもどろになって行くのが自分でもわかり、余計にあせってしまう。
モチくんは長い前髪越しにこちらをじっと見ているようだった。……もちろん髪で隠れているから、正確なところはわからないんだけれども。
「……聖乙女様はいつまで経ってもお変わりがないですね」
「え?」
一瞬、モチくんの口から辛辣な言葉が飛び出たのかと誤解する。けれどもモチくんの口元にかすかな笑みが浮かんでいるのを見て、そこにイヤなものを感じなかったので、どうもわたしは思い違いをしているらしいとわかった。
「神殿にきた頃もそうです。ヘマをして食事を抜かれたミカ……弟のためにご自身の食事を分けてくださって」
「えっと……弟さんがいるんだね」
「あっ……申し訳ございません。どうでもいいことをペラペラと……」
「気にしないで。モチくんのことを知れるのはうれしいから」
その言葉に嘘偽りはなかった。
しかし今まで認識していなかったモチくんを、三人が心変わりしたことを契機に意識しだしたのは事実だったので、その都合のよさには吐き気を覚えるほどだ。
だから、きっと、今まで通りモチくんをその他大勢として扱うほうがむしろ誠実なのかもしれない。
でもわたしは、モチくんのことをもっと知りたいと思った。
優しくて、なぜかわたしを助けてくれるモチくん。そうしてくれる理由を知りたいという気持ちがあったから、その一端をうかがい知れたのは収穫だったし、なんだか照れ臭くもうれしい気持ちになった。
ちゃんと見てくれているひとはいるし、覚えててくれているのだと思うと、報われた気持ちになった。
モチくんは弟さんをわたしが助けたから、その恩返しのつもりで助けてくれるのだろう。それは妙に過大な気もしたが、モチくんは律儀な性格なのだろう。
とは言えど、それを知ったあとでもやはり、モチくんには頭が上がらない。
「それで……モチくんは好きな食べ物とかってある?」
わたしがしつこく再度問えば、モチくんはあきらめたらしく答えてくれる。
「タラコの塩漬けです。おにぎり……白米を握ったものの中に入っているとうれしいです」
「そっか。教えてくれてありがとう!」
「……聖乙女様は」
「え?」
「聖乙女様はなにがお好きですか?」
まさかあの控えめさを体現したかのようなモチくんから質問があるとは思わず、わたしは随分と間抜けな顔をしただろう。
けれどもなんとなく、モチくんから歩み寄ってくれたかのような……単なる護衛対象としてだけではない興味を向けられていることが露わになったような気がして、わたしは単純にもうれしくなってしまう。
「ジャムかなー。特にクロスグリのジャムが好きかも」
「そうですか。教えてくださってありがとうございます」
モチくんはそう言って律儀にぺこりとお辞儀をしてくれる。
「クロスグリのジャム……いいお店を探してみます」
「え? わざわざそんな……いいよ、そこまでしなくて」
わたしがあわててそう言うも、モチくんの意志は固いようだった。
「いいんです。僕がそうしたいだけなので」
「うーん……。――じゃあ、交換で!」
「……え?」
「今度、情報交換しよう。それで釣り合いが取れるかはわからないけれど……」
「――はい。わかりました」
モチくんはそう言って口元に微笑をたたえた。
「……楽しみにしています」
……本当は、ニンジャであるモチくんとこうして私語を交わすことはよくないことだろう。モチくんだって、そのことはわかっているはずだ。
けれどもモチくんはわたしのことを考えてくれて、だからこうして会話に応じてくれている。
そんなモチくんになんらかの形で報いてあげたい。
まずは美味しいタラコの塩漬けや、白米の情報を集めよう。
わたしの心はいつになくやる気に満ち溢れた。
「聖乙女様」
わたしがあの三人と話したくないときや、その前から逃げたいと思っているときに、モチくんは都合よく現れていかにも「用事があって声をかけました」というような態度を取ってくれる。
わたしはそのたびに微笑を浮かべて「ではこれで」という感じで逃げることができた。
「差し出がましい真似でしたでしょうか……」
最初の一度だけモチくんはそう言ったが、わたしが「むしろ助かるから」と答えてからは上手いことを空気を読んで現れてくれるようになった。
それが本当に本当にありがたくて、モチくんには頭が上がらない。
一方で、これではわたしをいいように使っていたセラバート殿下やグランと同じではないかとも思った。
モチくんは優しくて、わたしの命令には逆らえない立場で――それはわたしにとって、とても都合がいい。
「ねえモチくん」
「はい」
「モチくんの好物って……なにかある?」
かと言ってこちらからへりくだってはモチくんは恐縮してしまうだろうし、しかし彼の助力なしにあの三人と距離を取るのはまだ少し難しい。
なのでわたしは悩みに悩んで迷った挙句、もう何度目かわからない、わたしを都合よく連れ出してくれたモチくんに、そんな問いかけをした。
モチくんは当然のように呆気に取られた様子だった。
それもそうだろう。わたしはモチくんの一番上の上司みたいなもので、護衛の対象だ。そんな女が突然、なんの前触れもなく好物を聞いてきたのだ。そりゃびっくりして当たり前だろう。
でもわたしは、他にモチくんに報いる方法が思い浮かばなかった。聖乙女には私財なんてないけれども、モチくんのちょっとした好きな食べ物くらいは聖乙女権限で用意することはできるだろう。
そう思って――いや、若干、切羽詰まっての問いかけだった。
けれどもすぐに独りよがりな考え方だなと自己嫌悪してしまう。
つまるところ、わたしはこちらを都合よく利用していたひとたちと同じでいたくなくて、モチくんに唐突な質問をしたわけだ。「わたし、もうちょっと上手く立ち回れよ」と心の中で突っ込みが止まらなかった。
「あーほら、いつもモチくんにはお世話になってるから……特に最近は」
「それは……僕が勝手にやっていることですから……」
「いや! でもすごく助かってるから! それで、そのお礼できればいいなって思ったんだけど、わたしができることって限られてるから……でも好きな食べ物くらいならたぶん用意できるから……」
次第にしどろもどろになって行くのが自分でもわかり、余計にあせってしまう。
モチくんは長い前髪越しにこちらをじっと見ているようだった。……もちろん髪で隠れているから、正確なところはわからないんだけれども。
「……聖乙女様はいつまで経ってもお変わりがないですね」
「え?」
一瞬、モチくんの口から辛辣な言葉が飛び出たのかと誤解する。けれどもモチくんの口元にかすかな笑みが浮かんでいるのを見て、そこにイヤなものを感じなかったので、どうもわたしは思い違いをしているらしいとわかった。
「神殿にきた頃もそうです。ヘマをして食事を抜かれたミカ……弟のためにご自身の食事を分けてくださって」
「えっと……弟さんがいるんだね」
「あっ……申し訳ございません。どうでもいいことをペラペラと……」
「気にしないで。モチくんのことを知れるのはうれしいから」
その言葉に嘘偽りはなかった。
しかし今まで認識していなかったモチくんを、三人が心変わりしたことを契機に意識しだしたのは事実だったので、その都合のよさには吐き気を覚えるほどだ。
だから、きっと、今まで通りモチくんをその他大勢として扱うほうがむしろ誠実なのかもしれない。
でもわたしは、モチくんのことをもっと知りたいと思った。
優しくて、なぜかわたしを助けてくれるモチくん。そうしてくれる理由を知りたいという気持ちがあったから、その一端をうかがい知れたのは収穫だったし、なんだか照れ臭くもうれしい気持ちになった。
ちゃんと見てくれているひとはいるし、覚えててくれているのだと思うと、報われた気持ちになった。
モチくんは弟さんをわたしが助けたから、その恩返しのつもりで助けてくれるのだろう。それは妙に過大な気もしたが、モチくんは律儀な性格なのだろう。
とは言えど、それを知ったあとでもやはり、モチくんには頭が上がらない。
「それで……モチくんは好きな食べ物とかってある?」
わたしがしつこく再度問えば、モチくんはあきらめたらしく答えてくれる。
「タラコの塩漬けです。おにぎり……白米を握ったものの中に入っているとうれしいです」
「そっか。教えてくれてありがとう!」
「……聖乙女様は」
「え?」
「聖乙女様はなにがお好きですか?」
まさかあの控えめさを体現したかのようなモチくんから質問があるとは思わず、わたしは随分と間抜けな顔をしただろう。
けれどもなんとなく、モチくんから歩み寄ってくれたかのような……単なる護衛対象としてだけではない興味を向けられていることが露わになったような気がして、わたしは単純にもうれしくなってしまう。
「ジャムかなー。特にクロスグリのジャムが好きかも」
「そうですか。教えてくださってありがとうございます」
モチくんはそう言って律儀にぺこりとお辞儀をしてくれる。
「クロスグリのジャム……いいお店を探してみます」
「え? わざわざそんな……いいよ、そこまでしなくて」
わたしがあわててそう言うも、モチくんの意志は固いようだった。
「いいんです。僕がそうしたいだけなので」
「うーん……。――じゃあ、交換で!」
「……え?」
「今度、情報交換しよう。それで釣り合いが取れるかはわからないけれど……」
「――はい。わかりました」
モチくんはそう言って口元に微笑をたたえた。
「……楽しみにしています」
……本当は、ニンジャであるモチくんとこうして私語を交わすことはよくないことだろう。モチくんだって、そのことはわかっているはずだ。
けれどもモチくんはわたしのことを考えてくれて、だからこうして会話に応じてくれている。
そんなモチくんになんらかの形で報いてあげたい。
まずは美味しいタラコの塩漬けや、白米の情報を集めよう。
わたしの心はいつになくやる気に満ち溢れた。
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