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【START】調教の始まり〜警察庁で全裸散歩〜
①警察庁を全裸散歩
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時計を見ると、もうとっくに深夜1時を回っていた。吉良は誰もいないオフィスで伸びをする。流石に今日はもう帰ろう。
そう思ったとき、内ポケットのスマホが振動した。
画面に映った十桁の数字の羅列を見て、吉良は苦虫を噛み潰したような顔をする。絶対に出たくない相手だが、出ないという選択肢は吉良にはない。渋々応答ボタンをタップした。
「もしもし吉良さん? 桐島です」
「……何の用だ」
「冷たいなぁ。今警察庁のエントランスにいるのでこっち来れます? まだ残業してますよね?」
「……断る。もう切るぞ」
そう言って電話を切ろうとした。しかし、桐島はそれを許さない。
「いいんですか? あの写真本当にばら撒きますよ?」
クスクスと電話口で桐島が笑う。それを聞いて、吉良の奥歯がぎり、と音を立てた。
やはり、桐島はあの写真をネタに自分をゆするつもりらしい。あの時の記憶が蘇り、顔がカァッと赤くなった。桐島に無理やり犯された屈辱は忘れられない。自分史上最大の汚点だ。
そんな醜態を収めた写真をばら撒かれることだけは避けたかった。だから今、自分はこの男に逆らえない。
「……今から向かう」
「はーい。待ってます」
上機嫌で返事をする桐島に苛立ちながら、吉良は電話を切った。
重い足取りでエレベーターに乗り込み、一階のエントランスに向かう。セキュリティゲートを潜った先に、黒シャツを着込んだモヤシのような男が立っていた。桐島だ。
「だから、何の用だ」
「吉良さんに会いにきたんですよ。とりあえず中、入れてもらえます?」
ニヤ、と桐島が笑う。部外者を警察庁内に入れるなんてとんでもない。しかもこの男は犯罪者だ。
「入れれるわけないだろ。帰れ」
「公安の権限で適当に誤魔化せるでしょ?」
「無理だ。帰れ」
「じゃああの写真……」
そう言いかけた桐島を睨みつけ、渋々ついてこいと手招きする。
警備員に会釈したらあっさりと通してくれた。自分の所属が公安なことを知ってるから、見て見ぬふりをしてくれたのだろう。誰だって公安の人間には関わりたくないものだ。
「絶対に下手なことはするなよ」
「大丈夫です。別に警察庁にスパイしにきたわけじゃないんで」
「だったらなぜ……」
そんな会話をしていたらエレベーターが八階に到着した。誰もいない廊下に二人分の足音が響く。
「言ったじゃないですか。吉良さんに会いにきたんだって」
吉良のデスクがあるオフィスに入った時、桐島がくるりとこちらを振り返った。
そして桐島はニヤリと笑う。
この顔が嫌いだ。きっと碌でもないことを考えているに違いない。
「服、脱いでください」
「……は?」
「だからスーツ、全部脱いでください」
「言ってる意味が……」
「そのまんまですよ」
桐島の言っていることが理解できない。いや、何を指示されているのかは一応分かる。だが、意図が理解できない。この男は何をするつもりだというのだ。
「無理に決まってるだろ……」
桐島を睨みつける。こんなところで服を脱げるわけがない。いつ誰かが戻ってくるかはわからない。誰かと鉢合わせたら一巻の終わりだ。
「僕に逆らえるとでも?」
桐島がニヤリ、と口元に弧を描いた。
そしてポケットから数枚の紙切れを取り出して、床にばら撒く。
「なっ……!」
それは吉良の痴態を収めた写真の数々だった。縛られ秘部に玩具を突っ込まれている自分、桐島の性器を咥えている自分、だらしない顔をしてベッドに横たわっている自分。それらが床に散乱した。顔もしっかり写っているし、性器も秘部も写っている。
────こんなもの、誰かに見られたら終わりだ。
今まで積み上げてきたものが台無しになる。見られたところを想像して、嫌な汗が身体中から湧き出た。
「ほら、拾ってくださいよ。誰かに見られたら困るんでしょ?」
桐島が嘲るように笑った。屈辱で身体がわなわなと震える。
膝を床について一枚一枚拾い集める。こんな自分が情けなかった。あのとき油断さえしなければ。後悔してもしきれない。犯されているのに達してしまった自分の身体にも腹が立っている。全部、許せない。
「警察庁内にばら撒こうかなぁ。ああ、上司の榊原さん、これ見たらどんな顔するかな」
「わかった! 脱げばいいんだろ脱げば!」
吉良は乱暴にジャケットを脱ぎ捨て、デスクの上に叩きつける。そのまま荒々しい手つきでネクタイを解き、ワイシャツのボタンを外していく。
だが、どうしても下を脱ぐのには躊躇してしまう。ベルトのバックルに伸ばした手が、震える。
「どうしたんです? 早く下も脱いでください」
桐島に急かされ、吉良は覚悟を決めた。スラックスを下げ、下着も乱暴に取り払う。
吉良は文字通り、一糸纏わぬ姿になった。生まれたままの姿を桐島の目の前に晒して羞恥心で顔が熱くなる。
「あは、変態ですね。こんなところで全裸になっちゃって」
「お前が……っ!」
真っ赤になった顔で睨みつける。しかし桐島はケタケタと笑うだけだった。
「じゃ、これつけましょうか」
「なに……を」
桐島が取り出したものを見て吉良は絶句した。黒い皮の首輪とそれにつながるチェーンだった。
桐島がこちらに近づくと、吉良の首にそれを巻き付ける。呆気に取られて、抵抗することさえ忘れていた。
「はは、似合ってますよ。だって公安の犬ですもんね」
「だ、まれ……!」
桐島がまた馬鹿にしたように笑う。クソが、と睨みつけた。
「犬なんだから四足歩行しなきゃダメでしょ?」
「そんなこと……!」
「早く」
桐島の目は本気だった。吉良に逆らうという選択肢はない。
吉良はゆっくりと膝をついて四つん這いになる。ちゃり、と鎖が耳障りな金属音を立てた。
吉良の頭の中は屈辱でいっぱいだった。悔しい。とにかく悔しい。目の前の桐島を殺してやりたい。吉良は床についた拳をギュッと握りしめた。
「そうだ。これも入れましょうか」
桐島が今度は黒い小さな機械を取り出す。
目を細めてそれを凝視した。何かは分からないが、ただ、碌でもないものだということだけは予想できる。
「なんだ、それは……」
「リモコンローターですよ。これ入れてお散歩しましょう」
桐島がかがみ込むと、吉良の唇を指でなぞる。そのまま口の中に指を差し込まれた。
「舐めて」
「ん、、……っ」
桐島の細い指が吉良の口内を掻き回していく。気持ち悪くて顔を顰めた。ぐちゅぐちゅという水音が部屋に響く。
「これでいいか」
やっと口の中から指が抜かれる。そのまま桐島は吉良の背後に回った。
「んぁ……っ! は、ぅ……っ!」
唾液を絡めた指が吉良の後孔に強引に差し込まれた。圧迫感が苦しくて、吉良は呻き声を上げる。
「やめ、……ろ!」
「ちゃんと解さないと痛いですよ?」
「はぁ……んぅ……や、」
中指が肉壁を掻き分け、より深いところに挿入される。ぞりぞりと壁をなぞられると、身体に快感が走った。
「気持ちよくなってるんですか?」
「ちが……っ!」
吉良は必死に否定する。こんなことをされて感じるわけがない。そう自分に言い聞かせた。
いつのまにか二本に増やされた指をバラバラと動かされれば、甘い声が漏れてしまう。背中がガクガクと震えた。
「はぁ……っ!」
ずるり、と指が抜かれる。次の刺激を待ち侘びるかのように、吉良のアナルはひくひくと収縮してしまっている。
「入れますよ」
「んんぅ‼︎」
粘液でトロトロになった吉良のナカに、玩具がにずるりと挿入される。その刺激に吉良は思わず大きな声を上げた。気持ちいいと感じてしまった自分の身体が憎い。
「じゃ、お散歩しましょうか」
「あっ!」
鎖を強く引かれ、四つん這いのまま歩かされる。屈辱と羞恥心で涙が出そうになるのを必死に堪えた。
「んぁっっ‼︎」
ヴヴヴ、と低い音を立ててナカの玩具が振動を始める。その瞬間、思わず声を上げた。
前立腺を容赦なく刺激されて頭の中が真っ白になる。下半身がどんどんと熱を帯びていく。身体が痺れるほど気持ちがいい。
「おい、……っ! これ、とめ……ろ!」
吉良は怒りを込めて桐島を睨みつける。
だが桐島は楽しげに笑ってリモコンを弄んだ。
「はは、こんなことされて悦んでるんです? 変態だなぁ吉良さんは」
「そんなわけ……んぁっっ! や、ぁあっ」
振動が強くなり、甲高い声が出てしまう。
まずい。声を出したら誰かに見つかってしまう。こんな醜態を他の人間に晒すわけにはいかない。吉良は必死に声を抑えた。
「ちゃんと歩いて」
ぐっ、と鎖を引かれ、再び吉良は歩き出した。オフィスを出て廊下を歩く。冷たい床に膝をついて、犬のように四つん這いでひたすら歩かされた。
「うん。ちゃんと犬になってて偉いですよ」
「だまれ……っ! このクソが」
「そんなこと言っていいんですか?」
「んぁあっっ! やめ、やめろ……っ!!」
さらに振動が強くなる。玩具が前立腺を押しつぶす。羞恥心と快感で頭がおかしくなりそうだ。床に爪を立てて必死に快感に耐える。
だが、もう止められなかった。
「んんっ! や、、ぁああっっ! ま、って……ま、ぁあああっっ」
目の前が真っ白になった。その瞬間、びくんと身体が跳ねる。性器から勢いよく白濁が飛び出して、床を汚していく。
「吉良さんイッちゃったんです?」
最悪だ。こんなことをされているのに、イッてしまった。悔しくてたまらない。自分の身体が許せなかった。
「床汚しちゃダメでしょ?」
まるで子供を叱るように、桐島は言った。
桐島が吉良の横にしゃがみ込む。そしてガシッと吉良の髪を掴むと、床にできた白い水たまりに顔を近づけさせた。
「舐めて綺麗にしてください」
「は……?」
頭を押さえつけられながら、吉良は横目で桐島を睨みつける。そんな屈辱的なこと、できるわけがない。
だが、やはり拒否することはできない。あんな写真をばら撒かれることだけはなんとしても避けたかった。
吉良はおずおずと舌を伸ばす。床に溢れた自身の精液に舌先を触れさせた。生臭い匂いが鼻腔を突く。
屈辱で気が狂いそうだ。しかし、やるしかない。ペロリと舌を這わせて、精液を全てなめとった。
「はは、本当に無様だなぁ」
「これで、満足だろ……っ!」
「うん。いいですよ。よくできました」
また鎖が引かれる。
そのままずるずると引きずられるまま、八階を一周歩かされた。時間にして十分程度だったと思うが、何時間にも感じられた。
ふと、桐島がある部屋の前で足を止める。
「お、い……っ」
「ここ取調室ですよね? ちょうどいいや。パスコード入れて開けてください」
「何をするつもりだ……!」
「いいから早く」
そう言われて吉良は立ち上がり、しぶしぶドアのロックを解錠した。廊下にいるより部屋の中に隠れられた方がマシだろう。桐島の後を追うように吉良も取り調べ室の中に入っていく。
そう思ったとき、内ポケットのスマホが振動した。
画面に映った十桁の数字の羅列を見て、吉良は苦虫を噛み潰したような顔をする。絶対に出たくない相手だが、出ないという選択肢は吉良にはない。渋々応答ボタンをタップした。
「もしもし吉良さん? 桐島です」
「……何の用だ」
「冷たいなぁ。今警察庁のエントランスにいるのでこっち来れます? まだ残業してますよね?」
「……断る。もう切るぞ」
そう言って電話を切ろうとした。しかし、桐島はそれを許さない。
「いいんですか? あの写真本当にばら撒きますよ?」
クスクスと電話口で桐島が笑う。それを聞いて、吉良の奥歯がぎり、と音を立てた。
やはり、桐島はあの写真をネタに自分をゆするつもりらしい。あの時の記憶が蘇り、顔がカァッと赤くなった。桐島に無理やり犯された屈辱は忘れられない。自分史上最大の汚点だ。
そんな醜態を収めた写真をばら撒かれることだけは避けたかった。だから今、自分はこの男に逆らえない。
「……今から向かう」
「はーい。待ってます」
上機嫌で返事をする桐島に苛立ちながら、吉良は電話を切った。
重い足取りでエレベーターに乗り込み、一階のエントランスに向かう。セキュリティゲートを潜った先に、黒シャツを着込んだモヤシのような男が立っていた。桐島だ。
「だから、何の用だ」
「吉良さんに会いにきたんですよ。とりあえず中、入れてもらえます?」
ニヤ、と桐島が笑う。部外者を警察庁内に入れるなんてとんでもない。しかもこの男は犯罪者だ。
「入れれるわけないだろ。帰れ」
「公安の権限で適当に誤魔化せるでしょ?」
「無理だ。帰れ」
「じゃああの写真……」
そう言いかけた桐島を睨みつけ、渋々ついてこいと手招きする。
警備員に会釈したらあっさりと通してくれた。自分の所属が公安なことを知ってるから、見て見ぬふりをしてくれたのだろう。誰だって公安の人間には関わりたくないものだ。
「絶対に下手なことはするなよ」
「大丈夫です。別に警察庁にスパイしにきたわけじゃないんで」
「だったらなぜ……」
そんな会話をしていたらエレベーターが八階に到着した。誰もいない廊下に二人分の足音が響く。
「言ったじゃないですか。吉良さんに会いにきたんだって」
吉良のデスクがあるオフィスに入った時、桐島がくるりとこちらを振り返った。
そして桐島はニヤリと笑う。
この顔が嫌いだ。きっと碌でもないことを考えているに違いない。
「服、脱いでください」
「……は?」
「だからスーツ、全部脱いでください」
「言ってる意味が……」
「そのまんまですよ」
桐島の言っていることが理解できない。いや、何を指示されているのかは一応分かる。だが、意図が理解できない。この男は何をするつもりだというのだ。
「無理に決まってるだろ……」
桐島を睨みつける。こんなところで服を脱げるわけがない。いつ誰かが戻ってくるかはわからない。誰かと鉢合わせたら一巻の終わりだ。
「僕に逆らえるとでも?」
桐島がニヤリ、と口元に弧を描いた。
そしてポケットから数枚の紙切れを取り出して、床にばら撒く。
「なっ……!」
それは吉良の痴態を収めた写真の数々だった。縛られ秘部に玩具を突っ込まれている自分、桐島の性器を咥えている自分、だらしない顔をしてベッドに横たわっている自分。それらが床に散乱した。顔もしっかり写っているし、性器も秘部も写っている。
────こんなもの、誰かに見られたら終わりだ。
今まで積み上げてきたものが台無しになる。見られたところを想像して、嫌な汗が身体中から湧き出た。
「ほら、拾ってくださいよ。誰かに見られたら困るんでしょ?」
桐島が嘲るように笑った。屈辱で身体がわなわなと震える。
膝を床について一枚一枚拾い集める。こんな自分が情けなかった。あのとき油断さえしなければ。後悔してもしきれない。犯されているのに達してしまった自分の身体にも腹が立っている。全部、許せない。
「警察庁内にばら撒こうかなぁ。ああ、上司の榊原さん、これ見たらどんな顔するかな」
「わかった! 脱げばいいんだろ脱げば!」
吉良は乱暴にジャケットを脱ぎ捨て、デスクの上に叩きつける。そのまま荒々しい手つきでネクタイを解き、ワイシャツのボタンを外していく。
だが、どうしても下を脱ぐのには躊躇してしまう。ベルトのバックルに伸ばした手が、震える。
「どうしたんです? 早く下も脱いでください」
桐島に急かされ、吉良は覚悟を決めた。スラックスを下げ、下着も乱暴に取り払う。
吉良は文字通り、一糸纏わぬ姿になった。生まれたままの姿を桐島の目の前に晒して羞恥心で顔が熱くなる。
「あは、変態ですね。こんなところで全裸になっちゃって」
「お前が……っ!」
真っ赤になった顔で睨みつける。しかし桐島はケタケタと笑うだけだった。
「じゃ、これつけましょうか」
「なに……を」
桐島が取り出したものを見て吉良は絶句した。黒い皮の首輪とそれにつながるチェーンだった。
桐島がこちらに近づくと、吉良の首にそれを巻き付ける。呆気に取られて、抵抗することさえ忘れていた。
「はは、似合ってますよ。だって公安の犬ですもんね」
「だ、まれ……!」
桐島がまた馬鹿にしたように笑う。クソが、と睨みつけた。
「犬なんだから四足歩行しなきゃダメでしょ?」
「そんなこと……!」
「早く」
桐島の目は本気だった。吉良に逆らうという選択肢はない。
吉良はゆっくりと膝をついて四つん這いになる。ちゃり、と鎖が耳障りな金属音を立てた。
吉良の頭の中は屈辱でいっぱいだった。悔しい。とにかく悔しい。目の前の桐島を殺してやりたい。吉良は床についた拳をギュッと握りしめた。
「そうだ。これも入れましょうか」
桐島が今度は黒い小さな機械を取り出す。
目を細めてそれを凝視した。何かは分からないが、ただ、碌でもないものだということだけは予想できる。
「なんだ、それは……」
「リモコンローターですよ。これ入れてお散歩しましょう」
桐島がかがみ込むと、吉良の唇を指でなぞる。そのまま口の中に指を差し込まれた。
「舐めて」
「ん、、……っ」
桐島の細い指が吉良の口内を掻き回していく。気持ち悪くて顔を顰めた。ぐちゅぐちゅという水音が部屋に響く。
「これでいいか」
やっと口の中から指が抜かれる。そのまま桐島は吉良の背後に回った。
「んぁ……っ! は、ぅ……っ!」
唾液を絡めた指が吉良の後孔に強引に差し込まれた。圧迫感が苦しくて、吉良は呻き声を上げる。
「やめ、……ろ!」
「ちゃんと解さないと痛いですよ?」
「はぁ……んぅ……や、」
中指が肉壁を掻き分け、より深いところに挿入される。ぞりぞりと壁をなぞられると、身体に快感が走った。
「気持ちよくなってるんですか?」
「ちが……っ!」
吉良は必死に否定する。こんなことをされて感じるわけがない。そう自分に言い聞かせた。
いつのまにか二本に増やされた指をバラバラと動かされれば、甘い声が漏れてしまう。背中がガクガクと震えた。
「はぁ……っ!」
ずるり、と指が抜かれる。次の刺激を待ち侘びるかのように、吉良のアナルはひくひくと収縮してしまっている。
「入れますよ」
「んんぅ‼︎」
粘液でトロトロになった吉良のナカに、玩具がにずるりと挿入される。その刺激に吉良は思わず大きな声を上げた。気持ちいいと感じてしまった自分の身体が憎い。
「じゃ、お散歩しましょうか」
「あっ!」
鎖を強く引かれ、四つん這いのまま歩かされる。屈辱と羞恥心で涙が出そうになるのを必死に堪えた。
「んぁっっ‼︎」
ヴヴヴ、と低い音を立ててナカの玩具が振動を始める。その瞬間、思わず声を上げた。
前立腺を容赦なく刺激されて頭の中が真っ白になる。下半身がどんどんと熱を帯びていく。身体が痺れるほど気持ちがいい。
「おい、……っ! これ、とめ……ろ!」
吉良は怒りを込めて桐島を睨みつける。
だが桐島は楽しげに笑ってリモコンを弄んだ。
「はは、こんなことされて悦んでるんです? 変態だなぁ吉良さんは」
「そんなわけ……んぁっっ! や、ぁあっ」
振動が強くなり、甲高い声が出てしまう。
まずい。声を出したら誰かに見つかってしまう。こんな醜態を他の人間に晒すわけにはいかない。吉良は必死に声を抑えた。
「ちゃんと歩いて」
ぐっ、と鎖を引かれ、再び吉良は歩き出した。オフィスを出て廊下を歩く。冷たい床に膝をついて、犬のように四つん這いでひたすら歩かされた。
「うん。ちゃんと犬になってて偉いですよ」
「だまれ……っ! このクソが」
「そんなこと言っていいんですか?」
「んぁあっっ! やめ、やめろ……っ!!」
さらに振動が強くなる。玩具が前立腺を押しつぶす。羞恥心と快感で頭がおかしくなりそうだ。床に爪を立てて必死に快感に耐える。
だが、もう止められなかった。
「んんっ! や、、ぁああっっ! ま、って……ま、ぁあああっっ」
目の前が真っ白になった。その瞬間、びくんと身体が跳ねる。性器から勢いよく白濁が飛び出して、床を汚していく。
「吉良さんイッちゃったんです?」
最悪だ。こんなことをされているのに、イッてしまった。悔しくてたまらない。自分の身体が許せなかった。
「床汚しちゃダメでしょ?」
まるで子供を叱るように、桐島は言った。
桐島が吉良の横にしゃがみ込む。そしてガシッと吉良の髪を掴むと、床にできた白い水たまりに顔を近づけさせた。
「舐めて綺麗にしてください」
「は……?」
頭を押さえつけられながら、吉良は横目で桐島を睨みつける。そんな屈辱的なこと、できるわけがない。
だが、やはり拒否することはできない。あんな写真をばら撒かれることだけはなんとしても避けたかった。
吉良はおずおずと舌を伸ばす。床に溢れた自身の精液に舌先を触れさせた。生臭い匂いが鼻腔を突く。
屈辱で気が狂いそうだ。しかし、やるしかない。ペロリと舌を這わせて、精液を全てなめとった。
「はは、本当に無様だなぁ」
「これで、満足だろ……っ!」
「うん。いいですよ。よくできました」
また鎖が引かれる。
そのままずるずると引きずられるまま、八階を一周歩かされた。時間にして十分程度だったと思うが、何時間にも感じられた。
ふと、桐島がある部屋の前で足を止める。
「お、い……っ」
「ここ取調室ですよね? ちょうどいいや。パスコード入れて開けてください」
「何をするつもりだ……!」
「いいから早く」
そう言われて吉良は立ち上がり、しぶしぶドアのロックを解錠した。廊下にいるより部屋の中に隠れられた方がマシだろう。桐島の後を追うように吉良も取り調べ室の中に入っていく。
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