【R18】『RE:START』歳下インキャ×高プライドエリート【調教BL】

MINAMI@白鳥湖

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【START】調教の始まり〜警察庁で全裸散歩〜

③目が覚めたら

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 目が覚めて一番に目に飛び込んできたのは、見慣れた天井だった。ここは、警察庁の仮眠室か。
 慌てて腕時計を確認したら時刻は早朝五時。まだ誰も来ていない時刻でホッと胸を撫で下ろした。
 ベッドから身体を起こす。全身に走る痛みが、昨日のあの出来事が嘘ではないことを告げる。昨晩の醜態を思い出して吉良は髪をわしゃわしゃとかきあげた。
 身体を確認したが、服はしっかりと着せられていて、身体についた汚れも丁寧に拭き取られているようだ。おまけにベッド横のテーブルにはミネラルウォーターとコンビニのおにぎりが置かれている始末である。
 桐島のそういうところが嫌いだ。吉良は盛大な舌打ちをかます。こんなものゴミ箱に捨ててやろうと思ったが、喉はカラカラだし腹もぺこぺこだった。疲れた身体を引きずってコンビニに買いに行く元気などもうない。
 未開封かどうかをしっかりと確認した上で、ミネラルウォーターを口の中にごぼごぼと注いでいく。乾いた喉が潤っていく感覚が気持ちいい。
 おにぎりの具は鮭だった。自分の好みを的確に把握されているのがまた憎たらしい。イライラしながら頬張って、全て胃に流し込んだ。
 ふと、テーブルの上に一枚のメモが置かれていることに気づく。吉良はそれを拾い上げた。
『今日の夜二十二時。駅前のホテルで』
「誰が行くか……っっ!」
 吉良は白いメモ用紙をぐしゃぐしゃに丸めると、ゴミ箱に放り投げた。
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