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序章
1.捨て置かれた皇女
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サイラス大帝国の皇帝シリルの居城である壮大な皇城。周囲には高い塀が張り巡らされ、見る者たちを圧倒している。
さすがは帝国皇帝の居城と言ったところだ。
煌めく皇城内でもひときわ壮麗なのは、〈皇帝宮〉と〈皇后宮〉、それに〈皇太子宮〉。
だが、今現在使われているのは皇帝シリルの住まいである〈皇帝宮〉だけ。彼には皇后も皇太子もいないせいだ。
ただ、厳密にいえば、そうではない。
実は、皇帝シリルには実の娘である皇女が1人いる。唯一の嫡女だ。
だが、すでにその存在を忘れているかのように、皇女の名前も口に出さなければ、皇女の話も一切出さない。
故意なのか、もしくは敢えてそうしているのか。
それ以前に、皇女の姿が全く見当たらないことの方が問題かもしれない。
その問題の皇女だが、実はちゃんと存在している。
ただ、〈離宮〉へと追いやられ、そして人の出入りも制限されているおかげで、皇女は「ほぼ忘れ去られている」と言う方が正しいかもしれない。
◇
さて。
その皇女の名前は『エブリン』。
愛称はエブィ
単純な話で、自分の名前があまり上手に言えなかった、小さな小さな幼な子の時に『エブィ』と声に出し、そこから彼女の愛称になった。
それに皇女エブリンの大好きな専属護衛騎士ルースも「エブィ様」と呼んでくれるのだ。
幼心にも顔を赤らめる皇女エブリンは、頻繁に会いに来てくれる専属護衛騎士ルースが大好き。
皇女エブリンの相手をしてくれる人は極々わずか。
そして専属護衛騎士ルースは決まって言う。
「エブィ皇女様……どうかお父上であられる皇帝陛下をお恨みになられないでくださいね」
「ちち、うえ……じーじ様が言う父しゃまのこと?」
「はい……そうですね。貴女様の唯一の“父しゃま”ですね」
そう言って柔らかな笑みを見せる専属護衛ルース。抱っこをせがむ皇女エブリンを抱き上げる。
恨まないでください……そう言われても皇女エブリンには恨みようがない。
生まれてこの方、〈離宮〉暮らしを余儀なくされる皇女エブリンは、父である皇帝シリルの顔さえ知らないのだ。
どう恨めというのか?
◇
日々、皇女エブリンは幼な心に思うことがある。
ーーエブィはきっとね。この〈離宮〉から一生出られない。
そう思っているからこそ人の訪れが、専属護衛騎士ルースの訪れが嬉しいのだ。
――父様という人も会いには来ないから……。
狭い世界で生きる皇女エブリンは籠の鳥も同じ。
おまけに、口さがない者たちからは、サイラス大帝国の『捨て置かれた皇女』と密かに揶揄されるほどだ。
〈離宮〉で暮らす皇女エブリンに仕えるのは、優しい侍女エメリーと〈離宮〉の管理を任されている老翁ベンジーの2人だけ。皇女エブリンは「じーじ様」と慕っている。
侍女エメリーからは皇女としての義務や矜持、優美な所作、さらには読み書きなどの多種多様な勉学までも教わっている。
侍女エメリーは実に多才なのだ。おまけに彼女は何でも器用にこなし、皇女エブリンの日々の世話係としても存在している。
優しくて優秀な侍女エメリーを心から慕っている皇女エブリン。
母の愛情を知らない皇女エブリンなだけに、侍女エメリーは母親代わりでもある。
ただ、皇女エブリンは、母・エヴァリーナの顔さえ知らない。
既にこの世を去っている以上、会うことも叶わない。
肖像画の一つもないのだ。
伴侶である皇后エヴァリーナを愛し過ぎていた皇帝シリルが、「見るのも哀しく、耐え難い……」と全ての肖像画を火に焼べてしまったのだ。
「皇女様に生写しでしたよ。まるで女神のようにお美しいお方で、それに……とてもお優しい方でした」
母・エヴァリーナのことを口にする時、侍女エメリーの口調は優しい。彼女は母・エヴァリーナを知っているのだ。
ーー会ってみたかったなぁ。
血の繋がりゆえか、やっぱり母という存在には焦がれる皇女エブリンがいる。
◇
今朝も皇女エブリンの美しい黄金色の髪を櫛でとかし、綺麗に結う。そして決まって若草色の衣装か蒼い衣装を着せるのだ。
「エメ……あのね……」
侍女エメリーのことを「エメ」と呼び、慕う皇女エブリンは、聡い幼な子だけに疑問が口からぽろり。
「どうしてお勉強するの? それって必要なの?」
皇女とはいえ、もしかしたら一生〈離宮〉から出られないのなら、「皇女としての矜持や作法」などは必要ない。それでも毎日のように侍女エメリーは、勉学の時間をもうけるのだのだ。
それが不思議でならない皇女エブリン。
「エヴィはずっとここで暮らすんだよね? ここから出られないんだよね? だったらね、エヴィには必要ないと思うんだ。それにエヴィは父様と母様の顔も知らないよ。きっとね、必要とされていない子なんだよ、エヴィは……」
自分で言いながら寂しい気持ちが湧き起こる皇女エブリン。
瞳からポロポロと涙がこぼれる。
「そのようなことはありません」
そう言って皇女エブリンをギュッと抱き締める侍女エメリー。
ーー皇帝陛下の誠のお心が、幼い皇女様にわかるはずがありません。
深いため息が漏れる。
一方、余計に涙が止まらない皇女エブリンは、次には大声をあげて泣き続けた。
時には泣くことも大事。
◇
小さな赤子でも日々成長すれば、知力も思考も備わっていく。
最初は小さな疑問だとしても、体が成長するのに合わせ、疑問も膨れ上がる。
自分の置かれている立場が特殊であることも自ずと悟る。皇女とは名ばかりの存在で、ただ生かされているだけの日々。
自分に何の罪があるのかも分からない。
それに細い手首には留め具のない“金の腕輪”までハマる。
どうしても抜けない“金の腕輪”。
まるで枷のようにも思える皇女エブリンには、その意味さえ知らないのだ。一見、何の変哲もない腕輪だが、実は強力な護符で封印の役目を担っている。
そのようなことだとは知る由もない皇女エブリン。
“金の腕輪”は「自分という存在」を〈離宮〉へと隠す為の戒めの腕輪だとしか思えないのだ。
「エブィは愛されていないから……」
その呟きに答えてくれる父帝シリルはいない。
さすがは帝国皇帝の居城と言ったところだ。
煌めく皇城内でもひときわ壮麗なのは、〈皇帝宮〉と〈皇后宮〉、それに〈皇太子宮〉。
だが、今現在使われているのは皇帝シリルの住まいである〈皇帝宮〉だけ。彼には皇后も皇太子もいないせいだ。
ただ、厳密にいえば、そうではない。
実は、皇帝シリルには実の娘である皇女が1人いる。唯一の嫡女だ。
だが、すでにその存在を忘れているかのように、皇女の名前も口に出さなければ、皇女の話も一切出さない。
故意なのか、もしくは敢えてそうしているのか。
それ以前に、皇女の姿が全く見当たらないことの方が問題かもしれない。
その問題の皇女だが、実はちゃんと存在している。
ただ、〈離宮〉へと追いやられ、そして人の出入りも制限されているおかげで、皇女は「ほぼ忘れ去られている」と言う方が正しいかもしれない。
◇
さて。
その皇女の名前は『エブリン』。
愛称はエブィ
単純な話で、自分の名前があまり上手に言えなかった、小さな小さな幼な子の時に『エブィ』と声に出し、そこから彼女の愛称になった。
それに皇女エブリンの大好きな専属護衛騎士ルースも「エブィ様」と呼んでくれるのだ。
幼心にも顔を赤らめる皇女エブリンは、頻繁に会いに来てくれる専属護衛騎士ルースが大好き。
皇女エブリンの相手をしてくれる人は極々わずか。
そして専属護衛騎士ルースは決まって言う。
「エブィ皇女様……どうかお父上であられる皇帝陛下をお恨みになられないでくださいね」
「ちち、うえ……じーじ様が言う父しゃまのこと?」
「はい……そうですね。貴女様の唯一の“父しゃま”ですね」
そう言って柔らかな笑みを見せる専属護衛ルース。抱っこをせがむ皇女エブリンを抱き上げる。
恨まないでください……そう言われても皇女エブリンには恨みようがない。
生まれてこの方、〈離宮〉暮らしを余儀なくされる皇女エブリンは、父である皇帝シリルの顔さえ知らないのだ。
どう恨めというのか?
◇
日々、皇女エブリンは幼な心に思うことがある。
ーーエブィはきっとね。この〈離宮〉から一生出られない。
そう思っているからこそ人の訪れが、専属護衛騎士ルースの訪れが嬉しいのだ。
――父様という人も会いには来ないから……。
狭い世界で生きる皇女エブリンは籠の鳥も同じ。
おまけに、口さがない者たちからは、サイラス大帝国の『捨て置かれた皇女』と密かに揶揄されるほどだ。
〈離宮〉で暮らす皇女エブリンに仕えるのは、優しい侍女エメリーと〈離宮〉の管理を任されている老翁ベンジーの2人だけ。皇女エブリンは「じーじ様」と慕っている。
侍女エメリーからは皇女としての義務や矜持、優美な所作、さらには読み書きなどの多種多様な勉学までも教わっている。
侍女エメリーは実に多才なのだ。おまけに彼女は何でも器用にこなし、皇女エブリンの日々の世話係としても存在している。
優しくて優秀な侍女エメリーを心から慕っている皇女エブリン。
母の愛情を知らない皇女エブリンなだけに、侍女エメリーは母親代わりでもある。
ただ、皇女エブリンは、母・エヴァリーナの顔さえ知らない。
既にこの世を去っている以上、会うことも叶わない。
肖像画の一つもないのだ。
伴侶である皇后エヴァリーナを愛し過ぎていた皇帝シリルが、「見るのも哀しく、耐え難い……」と全ての肖像画を火に焼べてしまったのだ。
「皇女様に生写しでしたよ。まるで女神のようにお美しいお方で、それに……とてもお優しい方でした」
母・エヴァリーナのことを口にする時、侍女エメリーの口調は優しい。彼女は母・エヴァリーナを知っているのだ。
ーー会ってみたかったなぁ。
血の繋がりゆえか、やっぱり母という存在には焦がれる皇女エブリンがいる。
◇
今朝も皇女エブリンの美しい黄金色の髪を櫛でとかし、綺麗に結う。そして決まって若草色の衣装か蒼い衣装を着せるのだ。
「エメ……あのね……」
侍女エメリーのことを「エメ」と呼び、慕う皇女エブリンは、聡い幼な子だけに疑問が口からぽろり。
「どうしてお勉強するの? それって必要なの?」
皇女とはいえ、もしかしたら一生〈離宮〉から出られないのなら、「皇女としての矜持や作法」などは必要ない。それでも毎日のように侍女エメリーは、勉学の時間をもうけるのだのだ。
それが不思議でならない皇女エブリン。
「エヴィはずっとここで暮らすんだよね? ここから出られないんだよね? だったらね、エヴィには必要ないと思うんだ。それにエヴィは父様と母様の顔も知らないよ。きっとね、必要とされていない子なんだよ、エヴィは……」
自分で言いながら寂しい気持ちが湧き起こる皇女エブリン。
瞳からポロポロと涙がこぼれる。
「そのようなことはありません」
そう言って皇女エブリンをギュッと抱き締める侍女エメリー。
ーー皇帝陛下の誠のお心が、幼い皇女様にわかるはずがありません。
深いため息が漏れる。
一方、余計に涙が止まらない皇女エブリンは、次には大声をあげて泣き続けた。
時には泣くことも大事。
◇
小さな赤子でも日々成長すれば、知力も思考も備わっていく。
最初は小さな疑問だとしても、体が成長するのに合わせ、疑問も膨れ上がる。
自分の置かれている立場が特殊であることも自ずと悟る。皇女とは名ばかりの存在で、ただ生かされているだけの日々。
自分に何の罪があるのかも分からない。
それに細い手首には留め具のない“金の腕輪”までハマる。
どうしても抜けない“金の腕輪”。
まるで枷のようにも思える皇女エブリンには、その意味さえ知らないのだ。一見、何の変哲もない腕輪だが、実は強力な護符で封印の役目を担っている。
そのようなことだとは知る由もない皇女エブリン。
“金の腕輪”は「自分という存在」を〈離宮〉へと隠す為の戒めの腕輪だとしか思えないのだ。
「エブィは愛されていないから……」
その呟きに答えてくれる父帝シリルはいない。
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