義妹ビッチと異世界召喚

Merle

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3章

46-2. 緑色した女の子 アルカ

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「名前……また、考えるのかぁ……」

 ゴブさんたちが連れ帰ってきた緑色した女の子をどうするか会議が終わると、みんなは三々五々、銘々の仕事に戻っていきました。
 シャーリーさんとアンちゃんも、洞窟に入ってすぐの風通しがいい日陰でお昼寝している赤ちゃん二人の様子を見に行ったので、洞窟前の広場に残っているのは、わたしと緑色の彼女、それと戦士ゴブさんが一人の三人だけです。でも、戦士ゴブさんは、わたしが考えるのを邪魔しちゃいけないと思って黙っているので実質、わたしが一人で緑色の彼女を眺めているだけの図です。
 まあもっとも、ここはわりと人通り(ゴブ通り?)の多い場所なので二人きりではないのですけど、いまはみんな、こちらに遠慮して声をかけてこないので、やっぱり一人でいる気分です。

「名前、名前……うぅん、ぱっと思いつかない……それに、思いつきで付けていいのかも分かんないですし……」

 わたしは体育座りして唸りながら、正面で同じ姿勢を取っている緑色の彼女に向かって問いかけます。

「ねえ、言葉は聞こえているんですよね? だったら一言、名前を言ってくれるだけでいいので、喋ってくれませんかね……?」
「……」

 はい、駄目でした。緑ちゃん(仮)は喋ってくれません。

「んー……もうこのまま、緑ちゃんで命名しちゃいますよ。いいんですか?」
「……」
「あっ、喋らないけど目で嫌がってる!?」

 黙っている緑ちゃん(仮)をじっと見つめながら話しかけていたら、大発見しました。この子、表情が目に出るタイプです!
 体育座りで眠たげな顔をしているのはずっと変わっていないのですが、緑ちゃんに決めちゃいますよ、と言った瞬間、目尻がぴくっと吊り上がったのを、わたしは見逃しませんでしたよ!

「……」

 両目に力を込めて、彼女をじっと見つめます。
 彼女はまた眠たげな顔に戻っていましたけれど、

「みどりちゃん」
「……!」

 あっ、ほらまた! 目尻がぴくぴくっと嫌そうに引き攣りました。
 ゴブさんたちも言っていましたけど、彼女はちゃんとこちらの言葉を聞いて、理解しているのです。ただ、言葉や表情という反応を示さないだけなのです。
 のかのか、義兄さんだったら理由や原因を気にするかもしれませんけど、わたしが一番重要だと考えるのは、そこではありません。「こっちの言葉が分かっているのなら、一緒に考えられるってことじゃない」です!

「緑ちゃん」
「……」

 目尻がぴくぴく。

五月さつきちゃん」
「……」

 これも目尻がぴくぴく。

「ふむむ……」
「……」
「あっ、いまのは名前じゃないですよ」
「……!」

 あ、勘違いを訂正したら、いままでで一番大きな反応を示しました。眉間に薄らとだけど、皺が寄っています。

「……ムムちゃん」
「……!!」

 一番大きな反応、記録更新されました。眉間に皺がはっきりです。
 怒らせても意味がないので、ちゃんと考えましょう。といっても、どんな名前がいいか……ああ、肩の下まである髪が深緑色でゆるふわパーマだから――

「若布ちゃん」
「……ッ!!」

 またしても記録更新でした。ここまでくると、もう普通にむくれた表情ですね。河豚ふぐみたいです。緑色の河豚が若布の下で、ぷかぷかしてます。

「河豚ちゃん」
「……?」

 あ、河豚が分からなかったみたいです。この辺、海がないっぽいですもんね。

「じゃあ、海豚いるかちゃん? あれ、イルカのほうが海でしたっけ?」

 河豚も海の生き物ですよね。なんであれ、河の豚さんなのでしょう? ……って、いま気にすることじゃないですね。
 緑色ちゃんのほうを窺うと、なんだか目がきらきらしています。どうやら彼女も、この名前決め選手権が楽しくなってきたようです。なら、ご期待に応えてじゃんじゃんいきましょう。

「目が綺麗だから、ヒトミちゃん」
「……」
「なら、エメラルド」
「……」
「あ、わりとイイ感じです? なら……オズ! トト、ドロシー!」
「……、……」

 連想ゲームが弾けすぎたら、俯かれちゃいました。体育座りで俯く相手から上目遣いで睨まれるのは、わりと怖いですね。

「ごめんなさい、真面目にやります……まー、あなたのほうから自分の名前を教えてくれたら済む話なんですけどね」
「……」

 わたしばかり睨まれているのが釈然としなくて、ジト目で睨み返したら、目を逸らされました。それでもじっと見つめていると、横目でこっちをちらちら見ては、また逸らし……と、目玉の反復横跳びが忙しないことになっていきます。それを見ていて、はたと思い至りました。
 この子、普通に名前がないんじゃないですかね、と。

「ねぇ……あなた、名前がないの?」
「……!」

 言った途端に、彼女はハッと顔を上げて、真正面からわたしを見てきます。それが肯定の意味だということは、疑いようがありません。
 彼女はたぶん、やっぱり魔物扱いされている生き物なのです。それで、ゴブさんたち同様、個人の名前を持たないのです。なので、名前がよく分かっていないのです。さっきから変な顔をしてばっかりなのも、何を求められているのか分かっていなかったからなのです。言葉は聞き取れているけれど、という単語の意味を理解していなかったのです!

「まー、わたしが思いっきり的外れしている可能性、ありありですけどねー」

 わざと大きな独り言で冗談めかして、間違っていたときの予防線を張ってみたり。
 緑色ちゃんは、ほんの少しだけ首を傾げてこっちを見ています。

「むぅ……名前というのが何か、から教えないといけないんですかね、これ。できますかね、わたしに」

 果てしなく自信ないですけれど、うだうだ言っていても始まりません。

「ええと、わたしはアルカです。アルカ……あ、る、か」

 わたしは自分のことを指差しながら、アルカ、と自分の名前を何度も繰り返しました。

「……」

 緑色ちゃんは、そんなわたしをじっと見つめています。先ほど名前候補にも挙げましたけど、エメラルドのような艶めく緑色の瞳で見られていると、なんだかドキドキしてきちゃいます。
 宝石のような瞳と超然とした無表情とが相俟って、妖精だとか精霊だとか、そんな単語が浮かんでくるほど、彼女は神秘的です。

「アルカ。わたしの名前、ア、ル、カ……どうです、分かります?」
「……」

 ぱちくりと瞬きをする緑色ちゃん。
 うぅんむ……分かっているような、いないような顔ですね……。
 ここはもう少しサンプルを増やしてみましょう。

「あっちでご飯を作っているのが義兄さん。ロイドです、ロイド。……改めて呼んでみると本当、どこの国の人ですか、って感じですよね」

 日本にいた頃、義兄さんが「俺のほうが兄だ」と拘っていたのは、兄なら「義兄さん」の呼び方で済ませられるからだったりするのを、わたしは知っています。
 でも、いまは呼び方が複数あると混乱させてしまうでしょうから、簡潔にいきましょう。

「ロイドです。あれは、ロイド。ろ、い、ど」
「……」
「あっちで赤ちゃんをあやしているのが、アンちゃんとシャーリーさん。あっちがアン、あっちがシャーリー」
「……」

 緑色ちゃんは相変わらず黙ったままですが、きらきらしたエメラルドのような瞳は、わたしが指差す先を興味津々に追いかけてきます。
 この調子でゴブさんたちも紹介を……と思ったのですが、ゴブさんたちは個人ごとの名前を持っていないので、紹介は後日にしましょう。下手に紹介しても、いまは混乱させるだけでしょうから。
 ……というわけで、紹介できるひとがいなくなってしまいました。

「ええと……名前、理解できました?」
「……」

 緑色ちゃんはゆっくりと瞬きをした後、少しだけ――本当に少しだけ唇の両端を持ち上げて頬笑みました!

「通じた……やった、やりましたよ!」

 嬉しすぎて、目尻にじんわり涙が滲んできちゃいます。

「おっと、泣くのはまだでした。名前が何かを分かってもらったところで、あなたのお名前、付けないとですね」

 わたしがそう言うと、緑色ちゃんはまた、にこりと頬笑みます。うん、完璧に通じ合っています!

「ではでは、まずはさっき挙げた名前をもう一度……ん? あれはもういい? そういう顔してますね」

 眉毛の角度で、さっきの連想ゲームで出した名前は却下の方向で、と言われました……うん、通じ合ってます……。

「でも、他の名前ですか。名前、名前……ああ、この吐きたいのに吐くものがない感じ、つい最近も味わった気がします……」

 名前決めは地獄のような天国です。楽しいけれど楽じゃないです。

「やっぱり、本人に自己申告してもらうのが一番なのですけど……」

 ぱちぱち、と瞬きしながら緑色ちゃんを見つめてみても、緑色ちゃんは笑顔しか返してくれません。通じ合って……ます、よね?

「……ドリーちゃん」
「……」
「あ、首振りました!」

 眉毛の角度よりも明確な、それは嫌だなー、の意思表示です。

「はっきりした意思表示はありがたいんですけど、このゲーム、結構難しくないですか? ううぅん……」

 ちょっと、ここまで挙げた名前と反応を思い返してみます。
 ムム、若布、河豚、海豚、オズ、トト、ドロシー……このあたりの名前は嫌がり方が強かったですね。
 ミドリ、瞳、エメラルドあたりは、悪くないけどもう一声、みたいな反応だったような気がします。
 五月は普通にぴんと来ていない感じでした。

「変に連想ゲームするよりも、見た目の特徴とか印象とかから、ぱっと決めたもののほうが良いっぽいみたいですねぇ……あ、頷いてる」

 緑色ちゃん、首をこくこく縦振りさせています。
 なるほど、この方向性で考えていって良いようです。

「それなら……えぇ……あ、あれ? ……いままで挙げたもの以外、思いつかないんですけど……」
「……」
「いや、そんな呆れた目をするくらいなら、自分で考えてくださいよ!」
「……」
「目を逸らす!」

 この子、案外表情豊かですね!

「あ……ユタカ」
「ん……」
「喋った!?」
「……」
「いま声、出しましたよね!?」
「……」
「はい、決定です。きみは今日からユタカちゃんです。わー、ぱちぱちー♥」

 わたしが拍手喝采してあげると、緑色ちゃん改めユタカちゃんは、視線を右に左にゆらゆらさせた後、ぽっと頬を染めて小さく頷いてくれました。

 この後、夕飯の席でユタカちゃんの名前が決まったことをみんなにも報告したら、義兄さんがちょっと不思議そうな顔をしました。

「表情豊かだからユタカ、ね」
「あっ、この子は無表情じゃないか、って思ってますね。義兄さん、分かってませんねぇ」
「いや、そうじゃなくて……ユタカって日本語の響き、こっちでも普通に伝わるものなのかな、ってな」
「……おぅ」

 言われるまで気づきませんでした。確かに、ユタカが豊かって意味だというのが伝わっていないかもです。
 だって、ダイチくんとミソラちゃんの名前も、音では意味がみんなに伝わっていませんでしたもん。これはわたしたちの故郷の言葉で、こういう意味なんですよー、と伝えないと分かってもらえませんでしたもん。

「で、でも、ユタカちゃんが、ユタカでいいよって――」
「言ったのか?」

 わたしの言い訳を、義兄さんが無情に断ち切ってきます。

「……通じ合ったんです」
「言ってないんだな」
「通じ合ったんです! ほら、見てくださいよ。ユタカちゃんの顔! わたしはユタカだよ。この名前、気に入ってるよ……って書いてあるじゃないですか!」

 わたしはユタカちゃんをびしっと指差して、言い切りました。
 ええ、言い訳ですよ。無駄な足掻きですよ。どうせ、「いや、無表情だろ。おまえの思い込みだろ」って言われるんですよ――

「……本当だ」
「はいはい、どうせ思い込み――ん?」

 予想と違うことを言った義兄さんが見ているのは、わたしが指差している先です。つまり、ユタカちゃんのほうで……

「……おおぅ」

 ユタカちゃん、ほっぺたを瞳と同じエメラルドの色に上気させてしてました。

「これを見ると、確かに表情豊かだって思いますね……」
「かっ、可愛いじゃねぇか……!」

 アンちゃんとシャーリーさんも、ユタカちゃんのどや顔に、驚き半分、見惚れ半分な顔になっています。二人の腕に抱っこされているミソラちゃんとダイチくんが、「おまえのアイドルはそっちじゃないだろ、おう?」な顔でそれぞれのお母さんを見上げているのが可愛いです。

「ええと……とにかくそういうわけなので、ユタカちゃんはユタカちゃんで決定ですっ!」

 もう一度宣言すると、今度はどこからも反論は挙がりませんでした。


 この後、ユタカちゃんのご飯について、またもやちょっとしたトラブルがあったのですけど……それはまた別の話と言うことでっ!
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