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Merle

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ザーメンコレクターズ・ユイ&アイナ 1/2

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 金髪編み込みハーフアップ微巨乳エルフのユイと、銀髪おかっぱ巨乳エルフのアイナ。
 女エルフPC二人組は、ミノタウロスの出現するダンジョン内を奥へと進んでいた。

「やっぱ、ゴブゴブ洞とは雰囲気違うね」
「ねー」

 短パン装備の金髪エルフ・ユイが漏らしたダンジョンの感想に、ミニスカ装備の銀髪エルフ・アイナはごく短い返事を返す。
 聞いているんだかいないんだか分からない態度だけど、アイナはいつもこうなので、ユイはいちいち気にすることなく会話を続ける。

「でもさ、なんでこっちはミノミノ洞じゃなくて、ミノス廃迷宮なんだろね?」
「それは神話から取ってるからじゃないかな」
「神話?」
「あ、ミノ来たよ」

 アイナが指差した方向から、どすどすと荒々しい足音を立てて牛頭の巨人が斧を片手に駆け寄ってきている。だけど、ユイはそちらを一瞥しただけで、すぐにアイナへの詰問を再開させる。

「ねえ、それ話逸らしてるよね? あたしに難しい説明しても無駄とか思ってるやつだよね?」
「そんなことないよ。そんなことより、ほらミノだよ。戦闘準備しないと」
「言われなくても見えてるよ。それに、あっちにはもう罠を埋めてあんでしょ? なら、あんたを問い詰める時間くらいあるわけじゃん」
「ところがー、今回はお金をケチって罠のグレード下げてみたので、足止め効果がいつもの七割なのでーす」
「はぁ!? そういうの先に言ってぇ!」

 さすがに慌てて振り返ったユイが、愛用の機械弓クロスボウボルトを番える。
 通常のクロスボウは矢を番えるのが一仕事だけど、このクロスボウには弦を引く動きのみに特化した魔法付与エンチャントが施されていて、筋力値の低いユイでも片手で矢を番えることができるのだ。
 もっとも、付与枠をそこに充てているため、威力は店売りに毛が生えた程度だったりする。なので、いつもより短時間で拘束罠から抜け出してきたミノタウロスを怯ませるには、手数が些か足りなかった。

「Bumooo!!」

 巨体に撃ち込まれた矢をものともしないで肉薄してきたミノタウロスが、ユイに向かって大きく斧を振りかぶる。

「ぎゃーっ! 接近されたら死ぬんですけどぉ!?」
「こんなこともあろうかとー」

 アイナが指をパチンと鳴らした瞬間、ミノタウロスの足下に敷かれた石畳が畳返しの要領で跳ね上がって、ミノタウロスを元来たほうに弾き飛ばした。
 窮地を救われたアイナは、安心するより先に不服を露わにする。

「ちょっと、アイナ。ここにも罠を仕掛けてたんなら、先に言っとけよぉ。無駄に焦っちゃったじゃんかぁ」

 相棒に文句を付けながらも、今度はしっかり機械弓を爪弾いて、距離が離れたミノタウロスがまた迫ってくる前に仕留めきった。
 牛頭の巨躯が、どうっと物々しい音を立てて倒れるのを見やりながら、アイナは笑顔を崩さず返事する。

「それは無理かな。だって、仕掛けてなかったもん」

 しれっと返された答えに、ユイは両目をぱちくりさせる。

「はれ? 罠って敵の足下に直置きって、できないんじゃなかったっけ?」
「ん。基本はできないよ。でも、できるようになるアイテムがあるのだよ」
「なにそれ、超便利じゃん! それいつも使ってよ!」
「いいけど……使用回数一回の使い捨てで、めっちゃ高いよ。普段使いしたら普通に破産だよ。いい?」
「いいわけあるかぁ!」
「というか、いま一個使っちゃったから、最初の拘束トラップを低ランクのにケチった分がプラマイゼロどころか差し引き赤字なんだよねー」
「お願い、次からはいつも通りにやって」
「はーい」

 というところで、ひとまず反省会を終わらせると、二人は倒れたままのミノタウロスに近づいていく。
 普通、敵性MOBモンスターは死んだら一定時間で素材ドロップを残して消えるのだけど、このミノタウロスはまだ消えていない。なぜならば、ユイはこのミノタウロスを射殺したわけではなく、毒矢で麻痺させているだけだからだ。生命力VITの高いミノタウロスを麻痺させるためには、麻痺毒の矢を何発も撃ち込んで毒を蓄積させる必要がある。威力よりも手数を優先させた仕様の機械弓を使うのも、そのためだった。
 上手く麻痺させたとはいえ、生命力が高いと状態異常の回復も早い。ユイとアイナの二人は、手早く次の処置を済ませた。

「はい、ちゅーにゅー」

 アイナが秘薬ポーション入りの太い注射針をミノタウロスの腕に射す。このあたりは適当で、どこに射しても問題ない。
 秘薬はすぐに効果を現した。

「Bu...!? Bouu!?」

 まだ麻痺しているはずの巨躯が、ガクッガクッと激しい痙攣を始める。そして、たった一枚の着衣だった腰蓑が内側から大きく捲れ上がった。

「うわっ、やっぱデカっ!」

 ユイが興奮と驚きの綯い交ぜになった顔で、を見つめた。
 腰蓑を捲り上げたのは、媚薬ポーションの効果で痛々しいほど強烈に勃起した巨根ちんぽだった。

「おー、元が巨根だと、ポーションパワーでの勃起倍率上昇効果も増し増しだね」

 アイナも垂れ目がちな双眸を細めて、品定めに勤しんでいる。

「やっぱミノちんぽ、ゴブちんぽとは違うのだよ、って感じよね!」
「ユイは巨根大好きだもんねー」
「いや、アイナだってそうじゃない」
「そこはまあ、人並みに♥」
「人並み外れて、の間違いでしょ」

 実際、ユイが呆れ顔でアイナを見ながら話している今このときも、アイナの視線はミノの股間を向いているままだ。筋やら血管やらを浮き立たせたバッキバキのずる剥け巨根ミノちんぽ以外、目に入れていない。

「はふぅ……♥ というかもう、お喋り終わりー。アイナ、いきまーす♥」

 アイナは言いながら、仰向けに倒れて力なく痙攣しているミノタウロスの、そこだけ力強く屹立している巨根に近づいていく。

「あ……まあいっか。あたしもするんだから、手早くヤってね」

 ユイは文句を言いかけたものの、溜め息ひとつで諦める。一言釘を刺すのだけは忘れずに言うと、周囲警戒に向かった。
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