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遅漏剣叢々 2/3
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海の音がする部屋は、ギンジの装備が着流しということもあって、海辺の旅館といった雰囲気を醸している。その懐古主義も甚だしい室内に、波音とは趣の異なる水音が密やかに響いていた。
くちゅ、くちゅ……という粘り気を感じさせる水音だ。そして、その水音に混ざって、寝息のようにも聞こえる息遣いが二人分、重なるように奏でられていた。
要するに――ギンジがユリアナに手コキ&キスされていた。
ギンジは座椅子に浅く腰かけていて、身につけている着流しは半裸状態になっている。ユリアナは淫魔専用の扇情的な下着姿でギンジの左隣に腰かけていて、右半身をギンジに重ねると、唇を深く繋ぎ合わせながらちんぽを右手でお扱きしていた。
「……ん、っふ……ぅ、んむぅ……ん……んぅ……」
ふたつの唇が啄み合っている隙間からは、高音と低音の二重唱みたいな息遣いが漏れ出て、絡み合っている。その吐息のリズムが、ギンジの股間で奏でられている粘った水音と同期しているのは、もちろん偶然ではない。
ユリアナの右手がしゅっしゅっと小気味良く上下されると、握られている男根全体に先走りがなおのこと塗り広げられて、くちゅっくちゅっと鳴り響くような水音を大きくさせていく。
そして、水音と一緒に大きくなる低音の息遣い。いや、くぐもって聞こえていても、それはもうはっきりと喘ぎ声だ。
「むっ、っ……くおぅ……ッ……!」
その低音がどれだけ大きくなろうとも、最低音から最も離れている最高音の息遣いは掻き消されない。獣のような声で唸るギンジの耳を、くすくすと微笑混じりの愛らしい吐息がくすぐっている。
「ん……ふぁ……ギンジさん、今日はどこへ狩りに行っていたんですか?」
プレイ開始の合図でもあった長い長いキスがひとまず終わると、ユリアナは楽器を奏でるような指使いでの手コキを続けたまま、ささやき声で話しかけた。
ギンジが希少なPC淫魔のユリアナを指名召喚するようになってから、すでに両手で余るほどの逢瀬を重ねている。プレイ中に世間話を交わす程度には打ち解ける仲になっていた。
「む……今日は【怪魚宮】に潜っていた」
ギンジが手コキされる快楽に声を掠れさせつつ答えると、ユリアナも、ああ、と納得の声を漏らす。
「怪魚宮……ああ、あそこですね。わたしも知ってますよ、そこ。わたしには少し難易度が高いので、行ったのは一度きりなんですけど」
「そうか……まあ、厄介だからな。毒は」
そう答えてから、もっと会話の盛り上がる答えはなかったのか、と内心で猛省するギンジ。だけど幸いにも、ギンジのポーカーフェイスは見破られない。ユリアナはささやき声で話を続ける。
「そういえば、ここ、波の音がしてますものね。海の近くの宿なんですね。じつを言いますと、ギンジさんのお部屋に呼んでもらうときの、窓の外に見える景色や、聞こえてくる音……密かな楽しみなんですよ」
「む、そうか……それは良かった」
ギンジはつい素っ気なく返してしまったけれど、それは嬉しすぎて逆に声が硬くなってしまったからだ。
ギンジが狩り場を点々とするようになったのは、ユリアナを呼ぶようになってすぐの頃に、ふと窓の外を見たユリアナが浮かべた微笑みに見惚れたからだった。そのとき以来、ギンジはユリアナの笑顔が見たくて――ユリアナに笑ってほしくて、土地々々を転々とするようになったのだ。それだからこそ、いまユリアナに「密かな楽しみだ」と言われたことは望外の喜びであった。
胸の奥にじんと染み入る喜びが、股間の棒からじくじく立ち上ってくる快感とが血流に乗って、混ざり合いながら全身をぐるぐると循環する。
ギンジにとって、それは慮外の法悦だったけれど、ユリアナは真逆の感想を抱いていたようだ。
「……ギンジさんのおちんちん、今日は落ち着いていますね」
それはつまり、今日は勃ちが悪いですね、という意味だ。
「む……」
心当たりがあるギンジは、つい身を固くして口籠もってしまった。その動揺は、触れ合っている肌を通してユリアナにも伝わってしまう。
「ん……あ、なるほど。帰るまで我慢しきれなくて、出してきちゃったんですね♥」
ユリアナはカリ首を指先でくるりくるりと弄りながら考える素振りを見せた後、すぐに小さく苦笑した。
「むっ、いや、違う――こともないが、訳があるのだ!」
「いいんですよ、ギンジさん。抜いてくるのは悪いことじゃありませんし」
慌てて弁明しようとするギンジに、ユリアナは然も可笑しげに喉を鳴らす。その笑みに、ギンジはますます顔を赤らめて弁明を始めるのだ。
「怪魚宮の最奥には広間があるのだが、そこに先客がいたのだ――」
ギンジは海蝕ダンジョン【怪魚宮】で出会った風変わりな男性二人のことを、ユリアナに語った。
ユリアナはときどき相槌を打つ他には口を挟まず、くすぐるような手コキで勃起ちんぽの亀頭から睾丸まで甘やかし続けるばかりだった。
やがてギンジが話し終えると、ユリアナは「お疲れさまでした」と微笑みかけて唇を軽く重ね、それから「なるほど」と悪戯っぽく口角を持ち上げた。
「つまり、わたし以外のCPで射精してしまったんですね……ふぅん」
「ちっ、違う――」
「違わないですよね?」
「うっ……」
「確か、ギンジさんが初めてわたしを召喚したときに言ってましたよね。……某はNPCでしか勃たないと思っていた。PCで射精できたのは、お手前が初めてだ。いや、お手前が最初で最後だ。だから、どうか後生だと思って指名要求を承ってほしい――って」
「う、うぅ……!」
「でも、最初で最後じゃなかったんですね。良かったじゃないですか……もう、わたしに頼らなくてもリハビリできますね」
「……ッ!?」
ユリアナの冷めた微笑みに、ギンジは険しい目つきを丸く見開かせて動揺した。変わらず甘弄りされている男根は程よい気持ち良さに浸っているけれど、それどころではなかった。
ギンジはユリアナを、相手指定で淫魔召喚できる課金アイテムを使って呼び出しているのだが、この指名には指名されるほうの同意が必要なのだ。もしも、この同意システムがなかったら、希少なPC淫魔のユリアナは身体がいくつあっても足りない事態になってしまうだろう。
それはともかくとして、つまるところユリアナが同意を撤回してしまえば、今後はギンジが同アイテムを使って指名しても効果無効になり、ランダム召喚しかされなくなってしまうのだ。
「それは困る! どうか待ってほしい!」
ギンジは必死に翻意を迫った。
その悪辣な形相を、ユリアナは冷めた目つきで見つめ返していたのだけど、ふいにぱっと顔を伏せてしまう。自分の顔を見るのも嫌になってしまったのか、と慌てるギンジだったけれど、ユリアナの肩がひくひく震えているのに気づくに至ってようやく、彼女が笑いを堪えているのだと理解した。
「ユリアナ殿……?」
「……ふ、ふっ……ふふっ、あはは! 嘘、冗談です。冗談ですよ、ギンジさん。撤回したりしませんよ」
「本当であるか!?」
「はい、本当でありますよ♥ ……わたし、ギンジさんがわたし以外のひとには勃起しないって聞いて、少しだけ優越感を持っていたみたいです。だから、いまの話に出てきたお二人に、その……ちょっぴり嫉妬してしまったのかもしれません」
変な冗談を言ってしまってすいませんでした、とユリアナは頭を下げた。
二人は半身で抱き合っている体勢なので、ユリアナがギンジの肩口に額を押しつけた形になる。そうすると当然、ギンジの眼下すぐそこにユリアナの頭頂部が来ることになる。
「む……」
鼻先をふわりとくすぐる髪の香気に、彼女の右手で甘く扱かれている勃起ちんぽがぴくんっと疼く。それを感じ取っただろうユリアナは、そのことをからかったりすることなく、両目だけを上げてギンジを見やる。
「……なんだ?」
ギンジが視線に堪えかねて尋ねると、ユリアナは上目遣いで彼を見つめたまま、そっと告げる。
「許してくれます?」
「む……」
一瞬、何の話か――と眉根を寄せたが、すぐに先ほどの「変な冗談を――」という謝罪への返答を求められているのだと察した。
「ああ、無論だ。そも、謝る必要もないことだが、某の口から聞かねば安心せなんだというのであれば、明言しよう。許す、と」
「わっ、ありがとうございます♥」
ユリアナは愛らしく微笑み、ギンジの唇をちゅっと啄む。そのついでとばかりに、右手の指先を踊らせて、勃起ちんぽの裏筋からカリ溝にかけてを指圧するように捏ねくり、そこをギュンギュンと脈打たせた。
「むっ、っ、おぉ……!」
「わぁ……ギンジさんのおちんぽ、いつもと同じくらいムキムキになってきましたよ」
「う、うむ……そのようだ……ッ……」
わざわざ報告されなくとも自分で分かるけれど、ユリアナの口から聞かされることで勃起をいっそう強く自覚し、さらなる興奮でちんぽをもう一段階、硬く筋張らせる。
ユリアナの手はちんぽの猛りを感じ取ると、それに合わせて手つきを速く激しいものへと変えていく。
「んっ……ん、ふ……っふ、ぁ……♥」
鼻先同士を擦り合わせるようにしてギンジの唇を、上の唇、下の唇、と交互に啄んでは舌先を差し込んで前歯と唇の隙間を舐ったりしながら、速めた手コキでちんぽを濡らし、震えさせていく。
「っ……っ、あ……ッ……! ……ッ!」
ギンジは口を、瑞々しい果実のような唇で塞がれているために呼吸が乱れてしまって、ちんぽが訴える快楽を受け流すことができなくなっている。
ユリアナの舌と唇に口唇の粘膜を愛撫されながら、勃起ちんぽを激しく扱かれる愉悦。
唇と舌先を舐られるリズムに合わせて、しなやかな指先が亀頭の頂をくにくにと捏ねくる。
ちゅるぅ、っと唇を吸われるときには、輪っかにした指でカリ溝を絞られる。
唇を押しつけられて舌を口内の深くまで差し込まれているときは、亀頭を包んだ手の平が舌の動きと連動してぐりんぐりんと円を描き、亀頭の表面に先走りを塗り込めてくる。
「むっ、っ……うっ……ッ……」
「……あ♥ ギンジさん、おちんぽ、くっちゅくちゅですよ。竿もガチガチで、亀頭パンパンで……イイ感じに仕上がってますね♥」
「んぁ……あ、ああ、そっ……うっ、ぅん……ッ!」
ユリアナの微笑する声は、熱が籠もりすぎて掠れてしまっている。だけど、それに応えて震えるように頷くギンジの声はもっと酷く掠れて、ほとんど聞き取れない。しかし、力瘤を作るみたいに膨れ上がったちんぽを握って扱いて撫でまわしているユリアナには、言葉で答えを聞くまでもなく分かりきっていた。
そしてギンジもまた、自分の肉棒がいつ爆発してもおかしくないことがユリアナに、まさに文字通りの意味で把握されていることに気がついていた。
「あっ、っ……ユリア、ナ――」
ギンジはぎゅっと目を瞑ってPC筋に力を込め、ユリアナの手に射精まで導かれる体勢を整える。
だけど、その瞬間は訪れなかった。
「――止めた」
ユリアナは一言そう呟いたのと同時に、ギンジの勃起から、すっと手を離した。
「え――」
その瞬間、ギンジは肉棒から遠ざかっていく温もりを求めて、身体を起こそうとする。でも、ユリアナの手がその肩に触れて、ソファへと背中を戻させた。
ギンジは思わず、雨に濡れた仔犬の気持ちでユリアナを見つめる。
「ふふっ……♥ ギンジさん、そんな目をしなくても大丈夫ですよ」
ユリアナは悪戯の成功にくすくす笑うと、半身を押しつけていた体勢から身体を滑らせて、ギンジの身体に対面で覆い被さった。
「いつもみたいに、お手々で一回出しておかなくても保ちそうですし……今日はもう入れちゃいますね♥」
そう言うや、ユリアナはソファの上でギンジの腰を跨いだ膝立ちになる。
ユリアナが身につけているのは、淫魔の種族特徴である羽根と尻尾を露出させるために背中と尻が大きく開いたレオタードだ。というか、背中と尻の他に胸と股間も刳り貫かれているので、レオタードのような腰帯と言ってもいいかもしれない。
ともあれ、そのような衣装なので、ほぼ対面座位の密着状態で膝立ちすると、剥き出しになっている手の平サイズの乳房がちょうどギンジの眼前に差し出されることになる。
「お、ぉ……!」
淡い桜色した乳首の愛らしさも然ることながら、鼻先にむっと香ってきた女の匂いに、ギンジの胸は早鐘を打つ。その鼓動は股間のものにも同期していて、胸と一緒にどくっどくっと雄々しく脈打つ。
その震える肉棒を、ユリアナの細い指がくすぐる。小さな掌がやんわり撫でる。
「……ふふっ♥」
「あっ……」
ユリアナが微笑み、ギンジが小さく息を呑んだその瞬間、じゅぶんっ、とゼリーを突き崩したかのような感触がちんぽの根元までを包み込んだ。
ユリアナの膝立ちしていた腰がぺたんと落ちて、ギンジの股間に座り込む。アヒル座りというやつだ。正真正銘の対面座位だ。
「ふっ、っ……んうっ、っはぁ……♥ 入っちゃい、ました……ね♥」
互いの瞳を覗き込めるほど近くにあるユリアナの顔。切なげに寄った眉と、潤んだ瞳が、ギンジを見ている。乳首と同じ色した唇は、甘い吐息でギンジの胸を焦がし、劣情を熱く滾らせる。
火の点いた蝋燭が融けた雫を垂らすように、脈打つ蝋燭は熱い雫をどろりと滲ませ、濡れた蜜壺をいっそうぐっちょり濡れそぼらせる。
「むっ、う、ぅ……あぁ……ユリアナ……ッ」
鼻先数センチの間近にいる相手の名前が、ただ喉を衝く。
「ん……はいっ……なん、です……か?」
「い、いや……その……むぅ……」
なんで呼んだのか、とユリアナに聞き返されても、ギンジは答えられない。本当にただ喉を衝いただけで、それ以上の理由などないからだ。「なんでもないよ、呼んでみたかっただけ」だなんて瀟洒な台詞が臆面もなく言えるようなら、人見知りなどやっていない。
む、む――とギンジが声を詰まらせているうちに、ユリアナはぺたんと座り込んだ腰を小刻みに揺すって、ちんぽの嵌まり具合を確かめている。
「ひゃ……ふっ、ぅ……ギンジさんのおちんぽ、ガチガチで……っはぁ……わたしの、おまんこの襞に……んんっ……しっくり嵌まって……あっ、ふぁ♥」
しばしの間、いい位置と角度を探って震えていた腰の動きを止めると、ユリアナは濡れた瞳でギンジを見つめる。
「ふぅ……じゃあ、ギンジさん。いつもの、どうぞ……♥」
ギンジの手に、ぺたんと何かが載せられる。ギンジには見なくても分かる。それはユリアナの尻尾だ。先っぽのハート型に膨らんでいるところが、ギンジの手に載せられたのだ。
「では……」
ギンジは緊張した様子で手渡された尻尾の先を握ると、その手にぎゅっと力を込めた。
「ひゃう!」
その途端、ユリアナの背がぎゅんっと反った。それと同時に、ギンジも強く眉根を寄せる。
「むおっ……!」
淫魔の尻尾は性感帯であると同時に、まんこを締めるスイッチでもあるのだ。
ぎゅっと握れば、まんこも穴もぎゅっと締まって、中のちんぽを締めつける。ぎゅ、ぎゅ、と握って開いてすれば、まんこの襞も大きく波打ち、咥えたちんぽを扱きあげる。
「むっ……っ……あ、ぁ……」
ギンジは呻きながらも、つるりとした尻尾の先を握り締めたり、揉んだり、撫で擦ったりする。すると、ユリアナはその手つきに合わせて、あんあんと鳴き悶える。
「あっ、あぁ! あっ、っ……ギンジさぁ……あっ、あぁッ♥」
尻尾の先のハートを握られれば、膣はぎゅっと閉じて、ちんぽを締める。揉まれれば、ぐにぐにと蠢く襞がちんぽを扱く。優しく撫でる手つきには、膣壁も現実では有り得ない具合に波打って、カリ溝や鈴口にねっとりと吸い付いていく。
元より出来の良い淫魔まんこを外部装置で自由に動かして遊べる面白さ。それは、幼少時に与えられた玩具のロボットを変形させて遊ぶのにも通じる面白さだ。
自分で思うように操作できるまんこで、ちんこを扱かせる――。
交尾しているのに自慰しているかのような、双方いいとこ取りの二倍お得な挿入感に、ギンジの顰められていた眉が開いていく。快感を堪えるために強張っていた表情が緩んで、PC筋にも踏ん張りを利かせておけるだけの余裕がなくなっていく。
「っ、っ……くうぁ……! ユリ、アナ……殿っ、おぉ……ッ!」
「あぁ、っ、うぁ! あっ、はぁ! ギ……ンジ、さぁん、んんッ♥」
余裕が無くなっているのはユリアナのほうだって同じだ。
自分の意思とは無関係に痙攣させられる膣穴は、自分で筋肉を締めるのでは味わえない弄ばれる快感を堪能させてくれる。
しかも、尻尾の先は膣痙攣スイッチというだけでなく、それ自体も立派な性感帯なのだ。じっくり揉まれていると、乳首やクリを下着越しに捏ねるくらいの気持ち良さが生まれてきて、それだけで穴の奥からお汁が溢れてきてしまうのだ。
そんな尻尾の先を捏ねくられながら、連動している膣の柔肉をちんぽで擦られる――。
「――はあぁ♥ いいっ、いいよぉ♥ ギンジさんっ、もっとぉ……もっと、ぎゅーぎゅー、もっとぉ!」
ユリアナはギンジの首に両手を絡めて、ぐんっと背を反らす。肩甲骨のあたりから生えた暗褐色の皮翼が、ばさっと広がる。飛び上がるには小さすぎる翼でも、姿勢制御には十分だ。
ユリアナは背中を大きく仰け反らせて、全身を振り子のように使って腰を前後に揺すり始めた。
「もっと、もっと♥ もっと、もっ……おぉ♥ おっ、んおぁ! あぁッ!!」
普通だったら仰け反りすぎて、そのまま後頭部から転落しているだろう動きでも、背中の皮翼が羽ばたくことで、反った背中が戻ってくる。その反動で、腰がぐりんぐりんに大きく揺れる。
現実だったらぎっくり腰になること請け合いの、羽根がなければ不可能な激しい腰使いが、膣に咥えたちんぽを嬲る。
「ぐっ、むむ……! ユリアナどのっ、っ……あっ、く……! ……ッ!」
乱暴なくらい執拗に吸い付いてくる穴肉に、ギンジのちんぽは瞬く間に、暴発寸前になる。竿の根元まで上がってきた精液が、出口を求めて煮えたぎっていた。
いますぐ射精したい衝動と、少しで長く勃起していたい欲求がギンジの内心で鬩ぎ合う。ギンジは自然と拳をきつく握り締めるのだが、その手にはユリアナの尻尾が握られていて――
「――んっ、ひゃぁああッ♥♥」
ユリアナは大きく仰け反って、首から尻にかけてのラインでSの字を描き、皮翼をぶわっと大きく羽ばたかせて膣絶頂した。
絶頂の快感でうねった柔肉がちんぽの弱いところに粘り着きながら、尻尾を握られたことでの締めつけがちんぽ全体を締め上げる。これにはギンジも限界だった。
「うっ、おっ……おおぉ――ッ!!」
ギンジは胴間声で吠えながら、勃起ちんぽをびくっびくっと痙攣させて、情熱的に食いついてくる肉穴に精液の塊をぶちまけた。
「ひゃあん! んっ、んんぁ……ギンジさんのが、中でぇ……あぁ……♥」
ユリアナは括れた下腹をひくひくと震わせて、その内側を脈打つ男性器で掻き混ぜられた余韻に浸っている。その表情は溶けたアイスよりも緩みきっていて、どれほどの官能に打ち据えられたのかが、ギンジの目にもありありと見て取ることができた。
「……あ♥ ギンジさんのおちんぽ、膣でまた大きくなってますよ♥」
ユリアナの蕩けた瞳に、淫靡な光が宿る。
淫魔の膣はミノタウロスの巨根どころか、トロールの超巨根だって呑み込む伸張性と、エルフ男性の細ちんぽでも鬱血するほどきつく閉じられる収縮性を併せ持っている。
ぴっちり吸い付くまで閉まるその膣口が半萎えちんぽの根元をぎっちりと締めて、抜け落ちることを許さないでいた。淫魔穴は一度咥えたちんぽを、一度射精した程度で逃がしはしないのだ。
「ギンジさん……んっ……このまま二回目、いいですよね?」
「あ……ああ……」
蜂蜜を湛えたような瞳に見つめられたギンジに、否やはなかった。一度射精したくらいでは治まらない体内の熱気が舌を乾かせ、声を嗄らせる。かといってユリアナと見つめ合うのを止めるのも嫌で、結果、ギンジは目線を前に向けたままで顎を震わせるようにして頷いたのだった。
「……うふふっ♥」
ユリアナの実に淫魔している微笑が、なおいっそう淫らに蕩ける。その淫蕩な空気に呑まれて、ギンジがゴクリと唾を飲み込んだそのとき、しばらく休憩していたユリアナの小尻が、ギンジの腰の上でくりんっと円を描いた。
「うぉ――ッ!」
「ひゃあッ♥」
ギンジが呻くと、ユリアナも甘えた悲鳴を上げた。
半勃起ちんぽを濡れた穴肉で嬲られがギンジは、呻いたのと同時に手の中で弄んでいた尻尾の先を強く握り締めてしまったからだった。
そして、尻尾を握ったことで膣も狭まる。とろとろ柔肉で圧迫された半勃起ちんぽは、否応なしに完勃起する。
「んぁ! あぁ……ギンジさんの、おちんぽ……また、カチカチにぃ……あ、ぁッ♥」
ユリアナは歓喜と快楽で頬をだらしなく緩ませながら、くいっくいっと切れのある腰使いで尻を回して、膣内の硬くなった勃起に襞を擦りつけ、だくだくと溢れる愛液を先に出されていた精液と混ざり合わせながら泡立てる。結合部から響き出すのは、牛乳と卵黄を泡立ててカスタードクリームを作るときの攪拌音だ。
ぐちゅぐちゅ、ぐちゃぐちゃ……♥
淫らな水音が鼓膜を浸し、脳まで染み込んでくる。
「お……あ……ユリ、ア、ナ……ぁ……」
股間から立ち上る水音に、正面から吹きかけられる甘い吐息。聴覚と嗅覚から染み入ってくる女の色香に、ギンジは何も考えられなくなっていく。能動的な思考が薄れて、性器に与えられる淫らな刺激だけが、脳へと克明に焼き付けられていく。
「んっ、んぁ、ぁ……はぁ♥ あぁ……ギンジさぁん、んっ、んぁ♥ あ、あぁッ♥」
ユリアナの赤黒い皮翼が大きく広がると、腰使いの激しさが増す。荒々しくて情熱的な腰使いは、根元まで咥えた完勃起ちんぽを梃子の原理で引っこ抜こうとするかのようだ。
「うおっ……っ……!」
「はぁ、あぁ♥ ギンジさんっ、硬いのぉ、いいよぉ! 気持ちいっ、気持ちっ、ひっ、いぃッ♥」
ギンジの荒ぶる鼻息と、ユリアナの鼻にかかった媚声が歌を奏でる。男声と女声の二重唱が、結合部からの水音に乗って舞い踊る。
皮翼が大きく空気を叩けば、一際大きく弾んだ尻臀が勃起ちんぽをぎゅっぽんと扱きたてて、膣内に詰まった穴汁と子種汁のミックスジュースを、ぶしゅっと零して撒き散らす。
「んっ! はっ♥ はっ、っ……んっ! んぁッ♥」
鋭い呼気を発しながら、翼の羽ばたきを使った派手な腰使いで何度も何度も尻を弾ませ、叩きつけるものだから、ギンジもユリアナも股間周りがミックス汁でぐしょぐしょだ。ユリアナが腰を捻るたび、尻で擦られた淫汁が泡立ち、甘酸っぱくて青臭い淫臭を立ち上らせる。
性器でだけでなく、目でも耳でも鼻でも、そしてもちろん触れ合っている肌でもセックスをする。だけど、全身で快楽に漬かれば漬かるほど、もっと溺れてしまいたくて堪らなくなる。
「ギンジさっ……ぁ……んぁ――……んんぅ♥」
「むっ、っ……ユリアナ――んぅ……!」
どちらからともなく差し出した舌と舌とが絡み合い、互いの舌を引き寄せ合う。舌に遅れて唇と唇とでも繋がり合うと、閉じた口内で生まれた水音がアバターの内部に響き渡る。貝殻を耳に当てて波の音を聴くように、唇を塞ぎ合った口内で響く、唾液の海を舌が泳ぐ水音に聞き惚れる。
「ん……んん、んぅ……うぅん……♥」
「っ……ん、ぉ……ッ……ッ……」
鼻の下を鼻息でくすぐり合いながら、口でするセックスを互いに貪る。その間も当然、ユリアナの小尻はバスケットボールのように弾むのを止めないでいて、上下の口で同時にセックスする悦楽に蕩けていく。ああとかおお以外の言葉を忘れた猿になる。
「あっ、あぁ、あっ♥ あっ、あ、ああぁッ♥」
「う、うおぉ……おっ……おぉ……!」
二種の喘ぎ声が重なって、耳の奥でわんわん谺する。浸透する響きが、頭をもっとバカにする。もっともっと腰をくねって、ちんぽとまんことぐちゅぐちゅずりずりもっと擦ってこすこす気持よくなってなりたいもっとちんぽまんこずりゅずりゅ削れてぐちゃって蕩けてどろどろべちょべちょ――
ああ――頭の中が擬音でいっぱいになる。
自分が誰か分からなくなる。目の前にいるのが相手なのか自分なのか分からなくなる。
――ぐちゅぐちゅ、ぐちゃぐちゃ。
ああ、でもまあいいか。分からなくていい。ぐちゅぐちゅ気持ちいいから、他はどうでもいいや。どうでもいい。ぐちゃぐちゃ溶けてしまおう。混ざってしまえば自分も相手も同じことだ。
「……あっあぁあ♥ あっ、っ、あぁッ!!」
「おぉ! おっ……おぉ……ッ!!」
高低二重の嬌声が、揃えたように跳ね上がる。
二人分の淫汁で水浸しの性器が震える。男性器が力瘤を作るように硬く膨れて、女性器が巾着の紐を綴じるように入り口を締めて、膣壁を波打たせる。
互いが互いの粘膜を擦り、擦られて、最後はほとんど同時だった。
「あっ、ぁあ、あっああぁ――ひゃああぁんッ♥」
「うっ、ううぉ! お、おっ、おおぉ――ッ!!」
淫魔衣装のユリアナが、ギンジの腰の上で大きく仰け反って絶頂した。
皮翼が大きく羽ばたいた振動でギュッと閉じたまんこの奥に、熱い射精がびゅるびゅる当たる。
「……あっ! あ、あぁ……ふあぁ、あッ♥」
臍の内側にぶちまけられる感覚がまんこを震わせれば、射精中のちんぽにもそれが伝わる。
「うぅ……ッ! むっ、っ……くぅ――ッ……!」
射精中の敏感ちんぽを嬲られる狂おしさから逃れるべく、ギンジはユリアナの腰を両手で抱き締めた。
ぴったり密着した状態で固定される、股間と性器。
過度な刺激がなくなった分、一番深いところで密着する幸せが全身に広がっていく。
「あ、ふぁ……ギンジ……さん……♥」
「ユリアナ殿……」
絡み合った視線を互いに引き寄せ、鼻先がちょんと触れ合う。一拍遅れて唇が重なり、どちらからともなく伸ばした舌先がぬるりと絡む。
「んぁ……♥」
「む……ぉ……」
奥までぴったり密着したユリアナの中でギンジの射精が終わっても、二人は黙って互いの舌を貪りあった。
交尾の後の接吻は、止め時を忘れるほど格別だった。
くちゅ、くちゅ……という粘り気を感じさせる水音だ。そして、その水音に混ざって、寝息のようにも聞こえる息遣いが二人分、重なるように奏でられていた。
要するに――ギンジがユリアナに手コキ&キスされていた。
ギンジは座椅子に浅く腰かけていて、身につけている着流しは半裸状態になっている。ユリアナは淫魔専用の扇情的な下着姿でギンジの左隣に腰かけていて、右半身をギンジに重ねると、唇を深く繋ぎ合わせながらちんぽを右手でお扱きしていた。
「……ん、っふ……ぅ、んむぅ……ん……んぅ……」
ふたつの唇が啄み合っている隙間からは、高音と低音の二重唱みたいな息遣いが漏れ出て、絡み合っている。その吐息のリズムが、ギンジの股間で奏でられている粘った水音と同期しているのは、もちろん偶然ではない。
ユリアナの右手がしゅっしゅっと小気味良く上下されると、握られている男根全体に先走りがなおのこと塗り広げられて、くちゅっくちゅっと鳴り響くような水音を大きくさせていく。
そして、水音と一緒に大きくなる低音の息遣い。いや、くぐもって聞こえていても、それはもうはっきりと喘ぎ声だ。
「むっ、っ……くおぅ……ッ……!」
その低音がどれだけ大きくなろうとも、最低音から最も離れている最高音の息遣いは掻き消されない。獣のような声で唸るギンジの耳を、くすくすと微笑混じりの愛らしい吐息がくすぐっている。
「ん……ふぁ……ギンジさん、今日はどこへ狩りに行っていたんですか?」
プレイ開始の合図でもあった長い長いキスがひとまず終わると、ユリアナは楽器を奏でるような指使いでの手コキを続けたまま、ささやき声で話しかけた。
ギンジが希少なPC淫魔のユリアナを指名召喚するようになってから、すでに両手で余るほどの逢瀬を重ねている。プレイ中に世間話を交わす程度には打ち解ける仲になっていた。
「む……今日は【怪魚宮】に潜っていた」
ギンジが手コキされる快楽に声を掠れさせつつ答えると、ユリアナも、ああ、と納得の声を漏らす。
「怪魚宮……ああ、あそこですね。わたしも知ってますよ、そこ。わたしには少し難易度が高いので、行ったのは一度きりなんですけど」
「そうか……まあ、厄介だからな。毒は」
そう答えてから、もっと会話の盛り上がる答えはなかったのか、と内心で猛省するギンジ。だけど幸いにも、ギンジのポーカーフェイスは見破られない。ユリアナはささやき声で話を続ける。
「そういえば、ここ、波の音がしてますものね。海の近くの宿なんですね。じつを言いますと、ギンジさんのお部屋に呼んでもらうときの、窓の外に見える景色や、聞こえてくる音……密かな楽しみなんですよ」
「む、そうか……それは良かった」
ギンジはつい素っ気なく返してしまったけれど、それは嬉しすぎて逆に声が硬くなってしまったからだ。
ギンジが狩り場を点々とするようになったのは、ユリアナを呼ぶようになってすぐの頃に、ふと窓の外を見たユリアナが浮かべた微笑みに見惚れたからだった。そのとき以来、ギンジはユリアナの笑顔が見たくて――ユリアナに笑ってほしくて、土地々々を転々とするようになったのだ。それだからこそ、いまユリアナに「密かな楽しみだ」と言われたことは望外の喜びであった。
胸の奥にじんと染み入る喜びが、股間の棒からじくじく立ち上ってくる快感とが血流に乗って、混ざり合いながら全身をぐるぐると循環する。
ギンジにとって、それは慮外の法悦だったけれど、ユリアナは真逆の感想を抱いていたようだ。
「……ギンジさんのおちんちん、今日は落ち着いていますね」
それはつまり、今日は勃ちが悪いですね、という意味だ。
「む……」
心当たりがあるギンジは、つい身を固くして口籠もってしまった。その動揺は、触れ合っている肌を通してユリアナにも伝わってしまう。
「ん……あ、なるほど。帰るまで我慢しきれなくて、出してきちゃったんですね♥」
ユリアナはカリ首を指先でくるりくるりと弄りながら考える素振りを見せた後、すぐに小さく苦笑した。
「むっ、いや、違う――こともないが、訳があるのだ!」
「いいんですよ、ギンジさん。抜いてくるのは悪いことじゃありませんし」
慌てて弁明しようとするギンジに、ユリアナは然も可笑しげに喉を鳴らす。その笑みに、ギンジはますます顔を赤らめて弁明を始めるのだ。
「怪魚宮の最奥には広間があるのだが、そこに先客がいたのだ――」
ギンジは海蝕ダンジョン【怪魚宮】で出会った風変わりな男性二人のことを、ユリアナに語った。
ユリアナはときどき相槌を打つ他には口を挟まず、くすぐるような手コキで勃起ちんぽの亀頭から睾丸まで甘やかし続けるばかりだった。
やがてギンジが話し終えると、ユリアナは「お疲れさまでした」と微笑みかけて唇を軽く重ね、それから「なるほど」と悪戯っぽく口角を持ち上げた。
「つまり、わたし以外のCPで射精してしまったんですね……ふぅん」
「ちっ、違う――」
「違わないですよね?」
「うっ……」
「確か、ギンジさんが初めてわたしを召喚したときに言ってましたよね。……某はNPCでしか勃たないと思っていた。PCで射精できたのは、お手前が初めてだ。いや、お手前が最初で最後だ。だから、どうか後生だと思って指名要求を承ってほしい――って」
「う、うぅ……!」
「でも、最初で最後じゃなかったんですね。良かったじゃないですか……もう、わたしに頼らなくてもリハビリできますね」
「……ッ!?」
ユリアナの冷めた微笑みに、ギンジは険しい目つきを丸く見開かせて動揺した。変わらず甘弄りされている男根は程よい気持ち良さに浸っているけれど、それどころではなかった。
ギンジはユリアナを、相手指定で淫魔召喚できる課金アイテムを使って呼び出しているのだが、この指名には指名されるほうの同意が必要なのだ。もしも、この同意システムがなかったら、希少なPC淫魔のユリアナは身体がいくつあっても足りない事態になってしまうだろう。
それはともかくとして、つまるところユリアナが同意を撤回してしまえば、今後はギンジが同アイテムを使って指名しても効果無効になり、ランダム召喚しかされなくなってしまうのだ。
「それは困る! どうか待ってほしい!」
ギンジは必死に翻意を迫った。
その悪辣な形相を、ユリアナは冷めた目つきで見つめ返していたのだけど、ふいにぱっと顔を伏せてしまう。自分の顔を見るのも嫌になってしまったのか、と慌てるギンジだったけれど、ユリアナの肩がひくひく震えているのに気づくに至ってようやく、彼女が笑いを堪えているのだと理解した。
「ユリアナ殿……?」
「……ふ、ふっ……ふふっ、あはは! 嘘、冗談です。冗談ですよ、ギンジさん。撤回したりしませんよ」
「本当であるか!?」
「はい、本当でありますよ♥ ……わたし、ギンジさんがわたし以外のひとには勃起しないって聞いて、少しだけ優越感を持っていたみたいです。だから、いまの話に出てきたお二人に、その……ちょっぴり嫉妬してしまったのかもしれません」
変な冗談を言ってしまってすいませんでした、とユリアナは頭を下げた。
二人は半身で抱き合っている体勢なので、ユリアナがギンジの肩口に額を押しつけた形になる。そうすると当然、ギンジの眼下すぐそこにユリアナの頭頂部が来ることになる。
「む……」
鼻先をふわりとくすぐる髪の香気に、彼女の右手で甘く扱かれている勃起ちんぽがぴくんっと疼く。それを感じ取っただろうユリアナは、そのことをからかったりすることなく、両目だけを上げてギンジを見やる。
「……なんだ?」
ギンジが視線に堪えかねて尋ねると、ユリアナは上目遣いで彼を見つめたまま、そっと告げる。
「許してくれます?」
「む……」
一瞬、何の話か――と眉根を寄せたが、すぐに先ほどの「変な冗談を――」という謝罪への返答を求められているのだと察した。
「ああ、無論だ。そも、謝る必要もないことだが、某の口から聞かねば安心せなんだというのであれば、明言しよう。許す、と」
「わっ、ありがとうございます♥」
ユリアナは愛らしく微笑み、ギンジの唇をちゅっと啄む。そのついでとばかりに、右手の指先を踊らせて、勃起ちんぽの裏筋からカリ溝にかけてを指圧するように捏ねくり、そこをギュンギュンと脈打たせた。
「むっ、っ、おぉ……!」
「わぁ……ギンジさんのおちんぽ、いつもと同じくらいムキムキになってきましたよ」
「う、うむ……そのようだ……ッ……」
わざわざ報告されなくとも自分で分かるけれど、ユリアナの口から聞かされることで勃起をいっそう強く自覚し、さらなる興奮でちんぽをもう一段階、硬く筋張らせる。
ユリアナの手はちんぽの猛りを感じ取ると、それに合わせて手つきを速く激しいものへと変えていく。
「んっ……ん、ふ……っふ、ぁ……♥」
鼻先同士を擦り合わせるようにしてギンジの唇を、上の唇、下の唇、と交互に啄んでは舌先を差し込んで前歯と唇の隙間を舐ったりしながら、速めた手コキでちんぽを濡らし、震えさせていく。
「っ……っ、あ……ッ……! ……ッ!」
ギンジは口を、瑞々しい果実のような唇で塞がれているために呼吸が乱れてしまって、ちんぽが訴える快楽を受け流すことができなくなっている。
ユリアナの舌と唇に口唇の粘膜を愛撫されながら、勃起ちんぽを激しく扱かれる愉悦。
唇と舌先を舐られるリズムに合わせて、しなやかな指先が亀頭の頂をくにくにと捏ねくる。
ちゅるぅ、っと唇を吸われるときには、輪っかにした指でカリ溝を絞られる。
唇を押しつけられて舌を口内の深くまで差し込まれているときは、亀頭を包んだ手の平が舌の動きと連動してぐりんぐりんと円を描き、亀頭の表面に先走りを塗り込めてくる。
「むっ、っ……うっ……ッ……」
「……あ♥ ギンジさん、おちんぽ、くっちゅくちゅですよ。竿もガチガチで、亀頭パンパンで……イイ感じに仕上がってますね♥」
「んぁ……あ、ああ、そっ……うっ、ぅん……ッ!」
ユリアナの微笑する声は、熱が籠もりすぎて掠れてしまっている。だけど、それに応えて震えるように頷くギンジの声はもっと酷く掠れて、ほとんど聞き取れない。しかし、力瘤を作るみたいに膨れ上がったちんぽを握って扱いて撫でまわしているユリアナには、言葉で答えを聞くまでもなく分かりきっていた。
そしてギンジもまた、自分の肉棒がいつ爆発してもおかしくないことがユリアナに、まさに文字通りの意味で把握されていることに気がついていた。
「あっ、っ……ユリア、ナ――」
ギンジはぎゅっと目を瞑ってPC筋に力を込め、ユリアナの手に射精まで導かれる体勢を整える。
だけど、その瞬間は訪れなかった。
「――止めた」
ユリアナは一言そう呟いたのと同時に、ギンジの勃起から、すっと手を離した。
「え――」
その瞬間、ギンジは肉棒から遠ざかっていく温もりを求めて、身体を起こそうとする。でも、ユリアナの手がその肩に触れて、ソファへと背中を戻させた。
ギンジは思わず、雨に濡れた仔犬の気持ちでユリアナを見つめる。
「ふふっ……♥ ギンジさん、そんな目をしなくても大丈夫ですよ」
ユリアナは悪戯の成功にくすくす笑うと、半身を押しつけていた体勢から身体を滑らせて、ギンジの身体に対面で覆い被さった。
「いつもみたいに、お手々で一回出しておかなくても保ちそうですし……今日はもう入れちゃいますね♥」
そう言うや、ユリアナはソファの上でギンジの腰を跨いだ膝立ちになる。
ユリアナが身につけているのは、淫魔の種族特徴である羽根と尻尾を露出させるために背中と尻が大きく開いたレオタードだ。というか、背中と尻の他に胸と股間も刳り貫かれているので、レオタードのような腰帯と言ってもいいかもしれない。
ともあれ、そのような衣装なので、ほぼ対面座位の密着状態で膝立ちすると、剥き出しになっている手の平サイズの乳房がちょうどギンジの眼前に差し出されることになる。
「お、ぉ……!」
淡い桜色した乳首の愛らしさも然ることながら、鼻先にむっと香ってきた女の匂いに、ギンジの胸は早鐘を打つ。その鼓動は股間のものにも同期していて、胸と一緒にどくっどくっと雄々しく脈打つ。
その震える肉棒を、ユリアナの細い指がくすぐる。小さな掌がやんわり撫でる。
「……ふふっ♥」
「あっ……」
ユリアナが微笑み、ギンジが小さく息を呑んだその瞬間、じゅぶんっ、とゼリーを突き崩したかのような感触がちんぽの根元までを包み込んだ。
ユリアナの膝立ちしていた腰がぺたんと落ちて、ギンジの股間に座り込む。アヒル座りというやつだ。正真正銘の対面座位だ。
「ふっ、っ……んうっ、っはぁ……♥ 入っちゃい、ました……ね♥」
互いの瞳を覗き込めるほど近くにあるユリアナの顔。切なげに寄った眉と、潤んだ瞳が、ギンジを見ている。乳首と同じ色した唇は、甘い吐息でギンジの胸を焦がし、劣情を熱く滾らせる。
火の点いた蝋燭が融けた雫を垂らすように、脈打つ蝋燭は熱い雫をどろりと滲ませ、濡れた蜜壺をいっそうぐっちょり濡れそぼらせる。
「むっ、う、ぅ……あぁ……ユリアナ……ッ」
鼻先数センチの間近にいる相手の名前が、ただ喉を衝く。
「ん……はいっ……なん、です……か?」
「い、いや……その……むぅ……」
なんで呼んだのか、とユリアナに聞き返されても、ギンジは答えられない。本当にただ喉を衝いただけで、それ以上の理由などないからだ。「なんでもないよ、呼んでみたかっただけ」だなんて瀟洒な台詞が臆面もなく言えるようなら、人見知りなどやっていない。
む、む――とギンジが声を詰まらせているうちに、ユリアナはぺたんと座り込んだ腰を小刻みに揺すって、ちんぽの嵌まり具合を確かめている。
「ひゃ……ふっ、ぅ……ギンジさんのおちんぽ、ガチガチで……っはぁ……わたしの、おまんこの襞に……んんっ……しっくり嵌まって……あっ、ふぁ♥」
しばしの間、いい位置と角度を探って震えていた腰の動きを止めると、ユリアナは濡れた瞳でギンジを見つめる。
「ふぅ……じゃあ、ギンジさん。いつもの、どうぞ……♥」
ギンジの手に、ぺたんと何かが載せられる。ギンジには見なくても分かる。それはユリアナの尻尾だ。先っぽのハート型に膨らんでいるところが、ギンジの手に載せられたのだ。
「では……」
ギンジは緊張した様子で手渡された尻尾の先を握ると、その手にぎゅっと力を込めた。
「ひゃう!」
その途端、ユリアナの背がぎゅんっと反った。それと同時に、ギンジも強く眉根を寄せる。
「むおっ……!」
淫魔の尻尾は性感帯であると同時に、まんこを締めるスイッチでもあるのだ。
ぎゅっと握れば、まんこも穴もぎゅっと締まって、中のちんぽを締めつける。ぎゅ、ぎゅ、と握って開いてすれば、まんこの襞も大きく波打ち、咥えたちんぽを扱きあげる。
「むっ……っ……あ、ぁ……」
ギンジは呻きながらも、つるりとした尻尾の先を握り締めたり、揉んだり、撫で擦ったりする。すると、ユリアナはその手つきに合わせて、あんあんと鳴き悶える。
「あっ、あぁ! あっ、っ……ギンジさぁ……あっ、あぁッ♥」
尻尾の先のハートを握られれば、膣はぎゅっと閉じて、ちんぽを締める。揉まれれば、ぐにぐにと蠢く襞がちんぽを扱く。優しく撫でる手つきには、膣壁も現実では有り得ない具合に波打って、カリ溝や鈴口にねっとりと吸い付いていく。
元より出来の良い淫魔まんこを外部装置で自由に動かして遊べる面白さ。それは、幼少時に与えられた玩具のロボットを変形させて遊ぶのにも通じる面白さだ。
自分で思うように操作できるまんこで、ちんこを扱かせる――。
交尾しているのに自慰しているかのような、双方いいとこ取りの二倍お得な挿入感に、ギンジの顰められていた眉が開いていく。快感を堪えるために強張っていた表情が緩んで、PC筋にも踏ん張りを利かせておけるだけの余裕がなくなっていく。
「っ、っ……くうぁ……! ユリ、アナ……殿っ、おぉ……ッ!」
「あぁ、っ、うぁ! あっ、はぁ! ギ……ンジ、さぁん、んんッ♥」
余裕が無くなっているのはユリアナのほうだって同じだ。
自分の意思とは無関係に痙攣させられる膣穴は、自分で筋肉を締めるのでは味わえない弄ばれる快感を堪能させてくれる。
しかも、尻尾の先は膣痙攣スイッチというだけでなく、それ自体も立派な性感帯なのだ。じっくり揉まれていると、乳首やクリを下着越しに捏ねるくらいの気持ち良さが生まれてきて、それだけで穴の奥からお汁が溢れてきてしまうのだ。
そんな尻尾の先を捏ねくられながら、連動している膣の柔肉をちんぽで擦られる――。
「――はあぁ♥ いいっ、いいよぉ♥ ギンジさんっ、もっとぉ……もっと、ぎゅーぎゅー、もっとぉ!」
ユリアナはギンジの首に両手を絡めて、ぐんっと背を反らす。肩甲骨のあたりから生えた暗褐色の皮翼が、ばさっと広がる。飛び上がるには小さすぎる翼でも、姿勢制御には十分だ。
ユリアナは背中を大きく仰け反らせて、全身を振り子のように使って腰を前後に揺すり始めた。
「もっと、もっと♥ もっと、もっ……おぉ♥ おっ、んおぁ! あぁッ!!」
普通だったら仰け反りすぎて、そのまま後頭部から転落しているだろう動きでも、背中の皮翼が羽ばたくことで、反った背中が戻ってくる。その反動で、腰がぐりんぐりんに大きく揺れる。
現実だったらぎっくり腰になること請け合いの、羽根がなければ不可能な激しい腰使いが、膣に咥えたちんぽを嬲る。
「ぐっ、むむ……! ユリアナどのっ、っ……あっ、く……! ……ッ!」
乱暴なくらい執拗に吸い付いてくる穴肉に、ギンジのちんぽは瞬く間に、暴発寸前になる。竿の根元まで上がってきた精液が、出口を求めて煮えたぎっていた。
いますぐ射精したい衝動と、少しで長く勃起していたい欲求がギンジの内心で鬩ぎ合う。ギンジは自然と拳をきつく握り締めるのだが、その手にはユリアナの尻尾が握られていて――
「――んっ、ひゃぁああッ♥♥」
ユリアナは大きく仰け反って、首から尻にかけてのラインでSの字を描き、皮翼をぶわっと大きく羽ばたかせて膣絶頂した。
絶頂の快感でうねった柔肉がちんぽの弱いところに粘り着きながら、尻尾を握られたことでの締めつけがちんぽ全体を締め上げる。これにはギンジも限界だった。
「うっ、おっ……おおぉ――ッ!!」
ギンジは胴間声で吠えながら、勃起ちんぽをびくっびくっと痙攣させて、情熱的に食いついてくる肉穴に精液の塊をぶちまけた。
「ひゃあん! んっ、んんぁ……ギンジさんのが、中でぇ……あぁ……♥」
ユリアナは括れた下腹をひくひくと震わせて、その内側を脈打つ男性器で掻き混ぜられた余韻に浸っている。その表情は溶けたアイスよりも緩みきっていて、どれほどの官能に打ち据えられたのかが、ギンジの目にもありありと見て取ることができた。
「……あ♥ ギンジさんのおちんぽ、膣でまた大きくなってますよ♥」
ユリアナの蕩けた瞳に、淫靡な光が宿る。
淫魔の膣はミノタウロスの巨根どころか、トロールの超巨根だって呑み込む伸張性と、エルフ男性の細ちんぽでも鬱血するほどきつく閉じられる収縮性を併せ持っている。
ぴっちり吸い付くまで閉まるその膣口が半萎えちんぽの根元をぎっちりと締めて、抜け落ちることを許さないでいた。淫魔穴は一度咥えたちんぽを、一度射精した程度で逃がしはしないのだ。
「ギンジさん……んっ……このまま二回目、いいですよね?」
「あ……ああ……」
蜂蜜を湛えたような瞳に見つめられたギンジに、否やはなかった。一度射精したくらいでは治まらない体内の熱気が舌を乾かせ、声を嗄らせる。かといってユリアナと見つめ合うのを止めるのも嫌で、結果、ギンジは目線を前に向けたままで顎を震わせるようにして頷いたのだった。
「……うふふっ♥」
ユリアナの実に淫魔している微笑が、なおいっそう淫らに蕩ける。その淫蕩な空気に呑まれて、ギンジがゴクリと唾を飲み込んだそのとき、しばらく休憩していたユリアナの小尻が、ギンジの腰の上でくりんっと円を描いた。
「うぉ――ッ!」
「ひゃあッ♥」
ギンジが呻くと、ユリアナも甘えた悲鳴を上げた。
半勃起ちんぽを濡れた穴肉で嬲られがギンジは、呻いたのと同時に手の中で弄んでいた尻尾の先を強く握り締めてしまったからだった。
そして、尻尾を握ったことで膣も狭まる。とろとろ柔肉で圧迫された半勃起ちんぽは、否応なしに完勃起する。
「んぁ! あぁ……ギンジさんの、おちんぽ……また、カチカチにぃ……あ、ぁッ♥」
ユリアナは歓喜と快楽で頬をだらしなく緩ませながら、くいっくいっと切れのある腰使いで尻を回して、膣内の硬くなった勃起に襞を擦りつけ、だくだくと溢れる愛液を先に出されていた精液と混ざり合わせながら泡立てる。結合部から響き出すのは、牛乳と卵黄を泡立ててカスタードクリームを作るときの攪拌音だ。
ぐちゅぐちゅ、ぐちゃぐちゃ……♥
淫らな水音が鼓膜を浸し、脳まで染み込んでくる。
「お……あ……ユリ、ア、ナ……ぁ……」
股間から立ち上る水音に、正面から吹きかけられる甘い吐息。聴覚と嗅覚から染み入ってくる女の色香に、ギンジは何も考えられなくなっていく。能動的な思考が薄れて、性器に与えられる淫らな刺激だけが、脳へと克明に焼き付けられていく。
「んっ、んぁ、ぁ……はぁ♥ あぁ……ギンジさぁん、んっ、んぁ♥ あ、あぁッ♥」
ユリアナの赤黒い皮翼が大きく広がると、腰使いの激しさが増す。荒々しくて情熱的な腰使いは、根元まで咥えた完勃起ちんぽを梃子の原理で引っこ抜こうとするかのようだ。
「うおっ……っ……!」
「はぁ、あぁ♥ ギンジさんっ、硬いのぉ、いいよぉ! 気持ちいっ、気持ちっ、ひっ、いぃッ♥」
ギンジの荒ぶる鼻息と、ユリアナの鼻にかかった媚声が歌を奏でる。男声と女声の二重唱が、結合部からの水音に乗って舞い踊る。
皮翼が大きく空気を叩けば、一際大きく弾んだ尻臀が勃起ちんぽをぎゅっぽんと扱きたてて、膣内に詰まった穴汁と子種汁のミックスジュースを、ぶしゅっと零して撒き散らす。
「んっ! はっ♥ はっ、っ……んっ! んぁッ♥」
鋭い呼気を発しながら、翼の羽ばたきを使った派手な腰使いで何度も何度も尻を弾ませ、叩きつけるものだから、ギンジもユリアナも股間周りがミックス汁でぐしょぐしょだ。ユリアナが腰を捻るたび、尻で擦られた淫汁が泡立ち、甘酸っぱくて青臭い淫臭を立ち上らせる。
性器でだけでなく、目でも耳でも鼻でも、そしてもちろん触れ合っている肌でもセックスをする。だけど、全身で快楽に漬かれば漬かるほど、もっと溺れてしまいたくて堪らなくなる。
「ギンジさっ……ぁ……んぁ――……んんぅ♥」
「むっ、っ……ユリアナ――んぅ……!」
どちらからともなく差し出した舌と舌とが絡み合い、互いの舌を引き寄せ合う。舌に遅れて唇と唇とでも繋がり合うと、閉じた口内で生まれた水音がアバターの内部に響き渡る。貝殻を耳に当てて波の音を聴くように、唇を塞ぎ合った口内で響く、唾液の海を舌が泳ぐ水音に聞き惚れる。
「ん……んん、んぅ……うぅん……♥」
「っ……ん、ぉ……ッ……ッ……」
鼻の下を鼻息でくすぐり合いながら、口でするセックスを互いに貪る。その間も当然、ユリアナの小尻はバスケットボールのように弾むのを止めないでいて、上下の口で同時にセックスする悦楽に蕩けていく。ああとかおお以外の言葉を忘れた猿になる。
「あっ、あぁ、あっ♥ あっ、あ、ああぁッ♥」
「う、うおぉ……おっ……おぉ……!」
二種の喘ぎ声が重なって、耳の奥でわんわん谺する。浸透する響きが、頭をもっとバカにする。もっともっと腰をくねって、ちんぽとまんことぐちゅぐちゅずりずりもっと擦ってこすこす気持よくなってなりたいもっとちんぽまんこずりゅずりゅ削れてぐちゃって蕩けてどろどろべちょべちょ――
ああ――頭の中が擬音でいっぱいになる。
自分が誰か分からなくなる。目の前にいるのが相手なのか自分なのか分からなくなる。
――ぐちゅぐちゅ、ぐちゃぐちゃ。
ああ、でもまあいいか。分からなくていい。ぐちゅぐちゅ気持ちいいから、他はどうでもいいや。どうでもいい。ぐちゃぐちゃ溶けてしまおう。混ざってしまえば自分も相手も同じことだ。
「……あっあぁあ♥ あっ、っ、あぁッ!!」
「おぉ! おっ……おぉ……ッ!!」
高低二重の嬌声が、揃えたように跳ね上がる。
二人分の淫汁で水浸しの性器が震える。男性器が力瘤を作るように硬く膨れて、女性器が巾着の紐を綴じるように入り口を締めて、膣壁を波打たせる。
互いが互いの粘膜を擦り、擦られて、最後はほとんど同時だった。
「あっ、ぁあ、あっああぁ――ひゃああぁんッ♥」
「うっ、ううぉ! お、おっ、おおぉ――ッ!!」
淫魔衣装のユリアナが、ギンジの腰の上で大きく仰け反って絶頂した。
皮翼が大きく羽ばたいた振動でギュッと閉じたまんこの奥に、熱い射精がびゅるびゅる当たる。
「……あっ! あ、あぁ……ふあぁ、あッ♥」
臍の内側にぶちまけられる感覚がまんこを震わせれば、射精中のちんぽにもそれが伝わる。
「うぅ……ッ! むっ、っ……くぅ――ッ……!」
射精中の敏感ちんぽを嬲られる狂おしさから逃れるべく、ギンジはユリアナの腰を両手で抱き締めた。
ぴったり密着した状態で固定される、股間と性器。
過度な刺激がなくなった分、一番深いところで密着する幸せが全身に広がっていく。
「あ、ふぁ……ギンジ……さん……♥」
「ユリアナ殿……」
絡み合った視線を互いに引き寄せ、鼻先がちょんと触れ合う。一拍遅れて唇が重なり、どちらからともなく伸ばした舌先がぬるりと絡む。
「んぁ……♥」
「む……ぉ……」
奥までぴったり密着したユリアナの中でギンジの射精が終わっても、二人は黙って互いの舌を貪りあった。
交尾の後の接吻は、止め時を忘れるほど格別だった。
0
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