65 / 1,238
第一章 紡がれる日常
第62話
しおりを挟む
帰宅したら見合い中だった件!!
しかもネコカップルが爆誕してた!!
秒速で帰還した女神様が興奮気味にマシンガントークしています、騎士様頑張って引き付けておいてください、僕は夕食の用意があるのでこの辺で。
ああもう一人の女神様はあちらに残って根掘り葉掘り聞いているらしい、そして今夜にでも集めた情報を肴に女子会するんですって。平和ですね。
「シャムス、スーパースラちゃんお願いしていいかな」
「はぁい」
シャムスがほわっと魔力を開放すると、指示待ちしていた数匹のスライムがピキーンと姿勢を正してシャムスの前に整列した。
「本日は押し寿司を作りたいので、お魚とお寿司の用意お願いね」
「ピーー!!」
イクラは前もってギレンに発注してあったので納品済みだし、大葉や海苔はドリちゃんと手分けしてメニュー画面で購入した。
お煎茶とお吸い物も準備オーケー、他には天ぷら、茶碗蒸し、ポテトサラダなどが調理済みでした。
さらに神薙さん用の巨大押し寿司も別途用意してあるらしいです、ドリちゃん張り切ったね。
「シャムス! 牛狩ったぞ! Sレアの牛肉!」
そこにドーンと乱入してきたのは俺様邪神、小さな体の上に2m越えの牛を担いでいる。
無茶苦茶筋肉質なうえ、傷が少ないのであれは多分血抜きしてないな。
『牛さん、スラちゃんに渡してね』
「分かった! あとは頼んだぞ!」
庭先に下ろされた途端に群がるスライムの集団、血抜きから素材剥ぎ取り、解体まで朝飯前のエリートスライムですよ。
「じゃあこのお肉も今日の押し寿司に使おうか」
シャムスと俺様邪神が今日の出来事を報告しあっているので、その間に下拵えを進めます。
最近分かったことだけど、シャムスやアー君が手伝った料理は魔力が多少なりとも移るので、もふもふズにとっての最大のご褒美になっていたらしい。
分かってからは少しでも料理に関わろうとするシャムスが可愛い。
アー君は忙しくて夕食ギリギリになることもあるし、涼玉は炎帝さんが焦土にした土地の回復に行ったりしているので、毎日手伝えるのはシャムスぐらいなんだよねぇ。
好感度を上げようと俺様邪神が積極的に手伝ってくれるのは嬉しいな、狩ってくる獲物のランクも高いのでますます食卓が潤うし一石二鳥です。
「騎士様、お話しながらでいいので、この箱に寿司桶にあるご飯詰め込んでください」
「これ?」
「はい、押し寿司器の一番大きいサイズです、ご飯を詰めたらスラちゃんに渡してください」
「分かった」
「主様の魔力がこもった寿司?」
「女神様の分を作る余裕はないので、お土産が欲しかったら自分で作ってください」
「やるやる。詰めながらでも話は出来るからな!」
たまには子供達にお土産を手作りするのもいいよね、明日隕石が降るんじゃないかと心配されるかもしれないけれど……。
「女神様、今度子供達と一緒にクッキー作りましょうね」
そして家庭的なこともちょっぴり出来るイメージを作りましょう。
運が良ければ子供達の中から一人ぐらい、料理の道に進む子が出るかもしれないですし。
しかもネコカップルが爆誕してた!!
秒速で帰還した女神様が興奮気味にマシンガントークしています、騎士様頑張って引き付けておいてください、僕は夕食の用意があるのでこの辺で。
ああもう一人の女神様はあちらに残って根掘り葉掘り聞いているらしい、そして今夜にでも集めた情報を肴に女子会するんですって。平和ですね。
「シャムス、スーパースラちゃんお願いしていいかな」
「はぁい」
シャムスがほわっと魔力を開放すると、指示待ちしていた数匹のスライムがピキーンと姿勢を正してシャムスの前に整列した。
「本日は押し寿司を作りたいので、お魚とお寿司の用意お願いね」
「ピーー!!」
イクラは前もってギレンに発注してあったので納品済みだし、大葉や海苔はドリちゃんと手分けしてメニュー画面で購入した。
お煎茶とお吸い物も準備オーケー、他には天ぷら、茶碗蒸し、ポテトサラダなどが調理済みでした。
さらに神薙さん用の巨大押し寿司も別途用意してあるらしいです、ドリちゃん張り切ったね。
「シャムス! 牛狩ったぞ! Sレアの牛肉!」
そこにドーンと乱入してきたのは俺様邪神、小さな体の上に2m越えの牛を担いでいる。
無茶苦茶筋肉質なうえ、傷が少ないのであれは多分血抜きしてないな。
『牛さん、スラちゃんに渡してね』
「分かった! あとは頼んだぞ!」
庭先に下ろされた途端に群がるスライムの集団、血抜きから素材剥ぎ取り、解体まで朝飯前のエリートスライムですよ。
「じゃあこのお肉も今日の押し寿司に使おうか」
シャムスと俺様邪神が今日の出来事を報告しあっているので、その間に下拵えを進めます。
最近分かったことだけど、シャムスやアー君が手伝った料理は魔力が多少なりとも移るので、もふもふズにとっての最大のご褒美になっていたらしい。
分かってからは少しでも料理に関わろうとするシャムスが可愛い。
アー君は忙しくて夕食ギリギリになることもあるし、涼玉は炎帝さんが焦土にした土地の回復に行ったりしているので、毎日手伝えるのはシャムスぐらいなんだよねぇ。
好感度を上げようと俺様邪神が積極的に手伝ってくれるのは嬉しいな、狩ってくる獲物のランクも高いのでますます食卓が潤うし一石二鳥です。
「騎士様、お話しながらでいいので、この箱に寿司桶にあるご飯詰め込んでください」
「これ?」
「はい、押し寿司器の一番大きいサイズです、ご飯を詰めたらスラちゃんに渡してください」
「分かった」
「主様の魔力がこもった寿司?」
「女神様の分を作る余裕はないので、お土産が欲しかったら自分で作ってください」
「やるやる。詰めながらでも話は出来るからな!」
たまには子供達にお土産を手作りするのもいいよね、明日隕石が降るんじゃないかと心配されるかもしれないけれど……。
「女神様、今度子供達と一緒にクッキー作りましょうね」
そして家庭的なこともちょっぴり出来るイメージを作りましょう。
運が良ければ子供達の中から一人ぐらい、料理の道に進む子が出るかもしれないですし。
43
あなたにおすすめの小説
【完結】ルガルの星―冷徹な社長は、僕の運命を知っていた―
綾波絢斗
BL
この世界には、二つの特別な称号を持つ者たちが存在する。
一つは、絶対的な権力を持つ王の称号――ルガル(lugal)。
もう一つは、ルガルと対をなし、その力を補う「番」――ムル(mul)。
ルガルは生まれながらに選ばれし存在。
国家からエリート教育と地位を与えられ、能力に応じて厳格なランク分けが行われる。
最上位のルガルは、政治さえも動かす絶対者だ。
一方で、ムルは生まれた瞬間にはその正体がわからない。
遺伝子検査や学力テストを経て候補が絞られるが、
最終的に「真のムル」かどうかを見極められるのは――ルガルだけ。
ムルが覚醒したとき、同じ場所に「紋章」が現れ、その瞬間から、ルガルとムルの力は共鳴し始める。
ムルの能力はルガルの力を最大限に引き出す。
ゆえにルガルたちは、自らのムルを求め、時には他人のムル候補を奪い合う。
そして、すべての出生データと遺伝情報を管理するのは、
巨大企業イルジオン――国家をも超える存在。
その頂点に立つ社長、一条レイ。
冷徹なルガルの頂点に君臨する彼が「自分のムル」と出会った。
【完結】冷血孤高と噂に聞く竜人は、俺の前じゃどうも言動が伴わない様子。
N2O
BL
愛想皆無の竜人 × 竜の言葉がわかる人間
ファンタジーしてます。
攻めが出てくるのは中盤から。
結局執着を抑えられなくなっちゃう竜人の話です。
表紙絵
⇨ろくずやこ 様 X(@Us4kBPHU0m63101)
挿絵『0 琥』
⇨からさね 様 X (@karasane03)
挿絵『34 森』
⇨くすなし 様 X(@cuth_masi)
◎独自設定、ご都合主義、素人作品です。
【完結】ここで会ったが、十年目。
N2O
BL
帝国の第二皇子×不思議な力を持つ一族の長の息子(治癒術特化)
我が道を突き進む攻めに、ぶん回される受けのはなし。
(追記5/14 : お互いぶん回してますね。)
Special thanks
illustration by おのつく 様
X(旧Twitter) @__oc_t
※ご都合主義です。あしからず。
※素人作品です。ゆっくりと、温かな目でご覧ください。
※◎は視点が変わります。
不幸体質っすけど、大好きなボス達とずっと一緒にいられるよう頑張るっす!
タッター
BL
ボスは悲しく一人閉じ込められていた俺を助け、たくさんの仲間達に出会わせてくれた俺の大切な人だ。
自分だけでなく、他者にまでその不幸を撒き散らすような体質を持つ厄病神な俺を、みんな側に置いてくれて仲間だと笑顔を向けてくれる。とても毎日が楽しい。ずっとずっとみんなと一緒にいたい。
――だから俺はそれ以上を求めない。不幸は幸せが好きだから。この幸せが崩れてしまわないためにも。
そうやって俺は今日も仲間達――家族達の、そして大好きなボスの役に立てるように――
「頑張るっす!! ……から置いてかないで下さいっす!! 寂しいっすよ!!」
「無理。邪魔」
「ガーン!」
とした日常の中で俺達は美少年君を助けた。
「……その子、生きてるっすか?」
「……ああ」
◆◆◆
溺愛攻め
×
明るいが不幸体質を持つが故に想いを受け入れることが怖く、役に立てなければ捨てられるかもと内心怯えている受け
異世界で孵化したので全力で推しを守ります
のぶしげ
BL
ある日、聞いていたシチュエーションCDの世界に転生してしまった主人公。推しの幼少期に出会い、魔王化へのルートを回避して健やかな成長をサポートしよう!と奮闘していく異世界転生BL 執着最強×人外美人BL
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
もふもふ獣人転生
* ゆるゆ
BL
白い耳としっぽのもふもふ獣人に生まれ、強制労働で死にそうなところを助けてくれたのは、最愛の推しでした。
もふもふ獣人リトと、攻略対象の凛々しいジゼの両片思い? なお話です。
本編、完結済です。
魔法学校編、はじめました!
リクエストのお話や舞踏会編を読まなくても、本編→魔法学校編、でお話がつながるように書いています。
リトとジゼの動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントなくてもどなたでもご覧になれます
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
第12回BL大賞さまで奨励賞をいただきました。
読んでくださった方、応援してくださった皆さまのおかげです。ほんとうにありがとうございました!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる