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第三章 世界に降りかかる受難
第508話
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謎の退行現象を起こした樹です。
連日の激務で瀕死の騎士様に鑑定してもらい、原因が判明しました。
ぎゅうぎゅう抱きしめられて苦しいので移動します、さらばさらば。
「パパ生きてる?」
「樹との触れ合いは俺の癒しの時間なのに」
「試験前のアカーシャみたいなこと言ってる」
『苦しいのはいやーん』
「大人の時と同じ力じゃそりゃ嫌がられるって」
「大人……大人? です?」
呪いではなく祝福らしい、解呪が効かなくてさぁ大変。
でも困ったことに僕が小さくなっても誰も困っていない、愛と過保護が重くなって僕がちょっと大変かもしれない、気のせいかなぁ?
「主に冒険者からの苦情が大変なことになってるんだわ」
『魔物が強くなって倒せないのよ』
「行動範囲が広がりすぎて付いていくのも一苦労です」
「常にフルパワーだもんな」
あれ?
困っている人たくさんいる?
気のせいね。
おお素晴らしい腹筋を発見、どっこいしょ。
ちょっとお酒臭いけど我慢してあげよう、ふぅやれやれ、刀雲の腹筋はよい腹筋。
「イツキ、今日は何をしたんだ?」
「雷獣さんに乗って森の中をロデオした!」
森の中は実りでぎっちり、きっと森の住民が食べてくれるはず。
人間も食べていいけど森の深い処だからなぁ。
『森の生き物から喜ばれたり悲観されたり』
「ちょっと派手に遊びすぎて、実りの重さで枝が折れた」
「行かなくて良かったです」
「なおその折れた枝が通りがかりの冒険者の頭に落ちて頭蓋骨強打、でっかいたんこぶ出来たけど、落ちてきたのが目的の実だったので、ラッキーなのかアンラッキーなのか分からないって報告があったぞ」
「ねぇアー君、樹が小さくなってから被害甚大になってない?」
「なってるな」
僕は別に冒険者の行動を妨害しているつもりはないです、行った先に彼らがいるのがいけないの。
「でも実は奉納品は増えてるんだ」
『神薙様大儲け』
「私もお参りしておきます、うぅこれでどうか穏便に終わりますよぉに」
「黄金パフェ? いいの?」
「かしこみぃかしこみぃ」
「イネスがガチでお疲れだわ」
イネス秘蔵の黄金パフェ、トップのイチゴまで黄金なそれはイネスが命の源と言って憚らないおやつ。
それを神薙さんに差し出しながら深くお辞儀までしている。
「ん、美味しい。また味上がった?」
「品種改良した中でも最優良品を選んで作りました」
『いつもは振り回す側なのにね』
「小さいかあちゃを守ろうと神経使ってるんだろうなぁ」
「ママと立場が逆転してる。あ、パパ、この祝福って解除できそう?」
「樹にかかっている加護や祝福が多すぎて、一個だけを外すのが難しい」
「よし、お見合いパーティーが終わったら元凶叩き潰してきてな!」
「今すぐじゃないの?」
「俺も文官に殺されたくはないから……」
本日の夕食も大変美味しかったです。
満腹になったらやることは一つ、体勢を整えて、ごちそうさまでした。おやすみなさい。
「あっ、ママが寝た」
「今一瞬で寝たよね!? 樹ってそんなに寝つき良かったっけ??」
『ママの深層意識に入って祝福を整理整頓します』
「深層意識…………それ夢の世界だな、よし行こう」
「整理整頓苦手ですぅ」
「あれって整頓出来るものだっけか? まぁいいや、とりあえず俺らは寝るから、パパは徹夜頑張って」
「ひどいっ!」
夢の世界でお空飛びます。
目指せ空飛ぶヒーロー。
連日の激務で瀕死の騎士様に鑑定してもらい、原因が判明しました。
ぎゅうぎゅう抱きしめられて苦しいので移動します、さらばさらば。
「パパ生きてる?」
「樹との触れ合いは俺の癒しの時間なのに」
「試験前のアカーシャみたいなこと言ってる」
『苦しいのはいやーん』
「大人の時と同じ力じゃそりゃ嫌がられるって」
「大人……大人? です?」
呪いではなく祝福らしい、解呪が効かなくてさぁ大変。
でも困ったことに僕が小さくなっても誰も困っていない、愛と過保護が重くなって僕がちょっと大変かもしれない、気のせいかなぁ?
「主に冒険者からの苦情が大変なことになってるんだわ」
『魔物が強くなって倒せないのよ』
「行動範囲が広がりすぎて付いていくのも一苦労です」
「常にフルパワーだもんな」
あれ?
困っている人たくさんいる?
気のせいね。
おお素晴らしい腹筋を発見、どっこいしょ。
ちょっとお酒臭いけど我慢してあげよう、ふぅやれやれ、刀雲の腹筋はよい腹筋。
「イツキ、今日は何をしたんだ?」
「雷獣さんに乗って森の中をロデオした!」
森の中は実りでぎっちり、きっと森の住民が食べてくれるはず。
人間も食べていいけど森の深い処だからなぁ。
『森の生き物から喜ばれたり悲観されたり』
「ちょっと派手に遊びすぎて、実りの重さで枝が折れた」
「行かなくて良かったです」
「なおその折れた枝が通りがかりの冒険者の頭に落ちて頭蓋骨強打、でっかいたんこぶ出来たけど、落ちてきたのが目的の実だったので、ラッキーなのかアンラッキーなのか分からないって報告があったぞ」
「ねぇアー君、樹が小さくなってから被害甚大になってない?」
「なってるな」
僕は別に冒険者の行動を妨害しているつもりはないです、行った先に彼らがいるのがいけないの。
「でも実は奉納品は増えてるんだ」
『神薙様大儲け』
「私もお参りしておきます、うぅこれでどうか穏便に終わりますよぉに」
「黄金パフェ? いいの?」
「かしこみぃかしこみぃ」
「イネスがガチでお疲れだわ」
イネス秘蔵の黄金パフェ、トップのイチゴまで黄金なそれはイネスが命の源と言って憚らないおやつ。
それを神薙さんに差し出しながら深くお辞儀までしている。
「ん、美味しい。また味上がった?」
「品種改良した中でも最優良品を選んで作りました」
『いつもは振り回す側なのにね』
「小さいかあちゃを守ろうと神経使ってるんだろうなぁ」
「ママと立場が逆転してる。あ、パパ、この祝福って解除できそう?」
「樹にかかっている加護や祝福が多すぎて、一個だけを外すのが難しい」
「よし、お見合いパーティーが終わったら元凶叩き潰してきてな!」
「今すぐじゃないの?」
「俺も文官に殺されたくはないから……」
本日の夕食も大変美味しかったです。
満腹になったらやることは一つ、体勢を整えて、ごちそうさまでした。おやすみなさい。
「あっ、ママが寝た」
「今一瞬で寝たよね!? 樹ってそんなに寝つき良かったっけ??」
『ママの深層意識に入って祝福を整理整頓します』
「深層意識…………それ夢の世界だな、よし行こう」
「整理整頓苦手ですぅ」
「あれって整頓出来るものだっけか? まぁいいや、とりあえず俺らは寝るから、パパは徹夜頑張って」
「ひどいっ!」
夢の世界でお空飛びます。
目指せ空飛ぶヒーロー。
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