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第三章 世界に降りかかる受難
第838話
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倒れていたのは傷だらけの男性だった。
「あーなんか状況に慣れてきたなー」
「分かる。ここまで来るとどういうパターンか頭が計算を始める」
「神々の流行を勉強しておけって、つまりこういう事!?」
「休憩室にある漫画面白かったな」
「テストに出た時はばかにしてんのかって思ったけど、普通に対処法の指導だった件!」
「ダンジョンで突然婚約破棄からの追放を受けて置き去り、とか? ミックスパターンはあるのかい?」
「たまにだけどあるよ、学園でも何回か見てる」
もう達観したのだろうか、研修員の皆さんが予想を口に出し始めた。
中には隣にいる子供に質問し始める大人まで、ショタをナンパしている訳ではないのでショタ守護神は大人しいです。
むしろキチンと受け答え出来ている事に満足気に微笑みを浮かべている。
そこにちょろりと通りかかるリザード。
人間の多さにビクッとなったけど、その一瞬でネヴォラが接近してなにやら交渉。
去ったと思ったら仲間を数匹連れて戻ってきました。
「運搬手伝ってくれるって」
「統括、どういうことですか、これ!」
「ネヴォラはダンジョンの愛し子、みたいなものだから」
以前は初級ダンジョンのみだったのが、あちこちに遊びに行ったり、ショタ守護神に挨拶したりと経験値を重ねたおかげで何かのレベルがアップ。
高難易度ダンジョンではまだ無理なものの、レベルが中級より下のダンジョンなら魔物やボスと交渉出来るようになったそうです。
仲間を連れてきてくれたリザードの背中に板を乗せ、えっちらおっちら運んでもらっています。
とても可愛い。
誰かお姫様抱っこしてあげてと思うけど、本日の大人は商業ギルドの研修員、腕力がないのである。
ショタ守護神は論外だし、リザママは僕を抱っこしているし、マールスと霧ちゃんは専属、イグちゃんはお子様リザードマンにモテモテなので誰も頼れなかった。
とは言っても僕らがいたのはダンジョンに入って数分、団体で歩いた距離なので入口近くというか、ここから入口が見えます。
冒険者の一人でも参加していれば、倒れていた男性を保護してそのままラブラブ一直線間違いなしだったんだろうね。
「そっちの木陰に運ぶんよ」
「涼ちゃん、薬草と交配したひよこ豆ありますか?」
「あるぞー」
『治療するの』
ダンジョンを研修地に選んだのが間違いだったのだろうか、探索しないうちにトラブルの連続でUターンしてきました。
でも僕らのトラブルに巻き込まれた時の対処を学ぶならこれでいいのかな?
「イツキー、この子達取ってー」
情けない声で声をかけてきたのはイグちゃん、頭から肩までお子様リザードマンが鈴なりである。
相変わらず子供にモテモテの男、でもシヴァさんはこの様子に嫉妬を抱いたりはしないんだよね、基本的にショタが健やかに幸せにしていれば問題ないらしい。
「なんか、悪いな。うちのちびっこどもが」
「いいんだけどねー、前が見えないのよー」
「なんか好き」
「登りがいがある」
「冷やっこい」
「ぺっとりしたくなる」
「腕がたくさん」
イグちゃんは14本の腕を持っている。
どうやら彼らにはそれがとてもカッコよく見えるらしい。
わかる。なんか神々しいよね。
邪神だけど。
「とまぁ、こんな感じだ」
「リザードカッコイイ、うちに欲しいな」
「個人宅は無理だろ、せめて学園で飼え」
「商業ギルドでは駄目でしょうか、マスコットとして輝けると思うのです」
行き倒れの人を運んだリザードを囲み、アー君の同級生と研修員が火花を散らしている。
商業ギルドは他国の商人も出入りするし誘拐されたら可哀想だから、僕はショタ守護神の守護がある学園を推したいと思います。
「あーなんか状況に慣れてきたなー」
「分かる。ここまで来るとどういうパターンか頭が計算を始める」
「神々の流行を勉強しておけって、つまりこういう事!?」
「休憩室にある漫画面白かったな」
「テストに出た時はばかにしてんのかって思ったけど、普通に対処法の指導だった件!」
「ダンジョンで突然婚約破棄からの追放を受けて置き去り、とか? ミックスパターンはあるのかい?」
「たまにだけどあるよ、学園でも何回か見てる」
もう達観したのだろうか、研修員の皆さんが予想を口に出し始めた。
中には隣にいる子供に質問し始める大人まで、ショタをナンパしている訳ではないのでショタ守護神は大人しいです。
むしろキチンと受け答え出来ている事に満足気に微笑みを浮かべている。
そこにちょろりと通りかかるリザード。
人間の多さにビクッとなったけど、その一瞬でネヴォラが接近してなにやら交渉。
去ったと思ったら仲間を数匹連れて戻ってきました。
「運搬手伝ってくれるって」
「統括、どういうことですか、これ!」
「ネヴォラはダンジョンの愛し子、みたいなものだから」
以前は初級ダンジョンのみだったのが、あちこちに遊びに行ったり、ショタ守護神に挨拶したりと経験値を重ねたおかげで何かのレベルがアップ。
高難易度ダンジョンではまだ無理なものの、レベルが中級より下のダンジョンなら魔物やボスと交渉出来るようになったそうです。
仲間を連れてきてくれたリザードの背中に板を乗せ、えっちらおっちら運んでもらっています。
とても可愛い。
誰かお姫様抱っこしてあげてと思うけど、本日の大人は商業ギルドの研修員、腕力がないのである。
ショタ守護神は論外だし、リザママは僕を抱っこしているし、マールスと霧ちゃんは専属、イグちゃんはお子様リザードマンにモテモテなので誰も頼れなかった。
とは言っても僕らがいたのはダンジョンに入って数分、団体で歩いた距離なので入口近くというか、ここから入口が見えます。
冒険者の一人でも参加していれば、倒れていた男性を保護してそのままラブラブ一直線間違いなしだったんだろうね。
「そっちの木陰に運ぶんよ」
「涼ちゃん、薬草と交配したひよこ豆ありますか?」
「あるぞー」
『治療するの』
ダンジョンを研修地に選んだのが間違いだったのだろうか、探索しないうちにトラブルの連続でUターンしてきました。
でも僕らのトラブルに巻き込まれた時の対処を学ぶならこれでいいのかな?
「イツキー、この子達取ってー」
情けない声で声をかけてきたのはイグちゃん、頭から肩までお子様リザードマンが鈴なりである。
相変わらず子供にモテモテの男、でもシヴァさんはこの様子に嫉妬を抱いたりはしないんだよね、基本的にショタが健やかに幸せにしていれば問題ないらしい。
「なんか、悪いな。うちのちびっこどもが」
「いいんだけどねー、前が見えないのよー」
「なんか好き」
「登りがいがある」
「冷やっこい」
「ぺっとりしたくなる」
「腕がたくさん」
イグちゃんは14本の腕を持っている。
どうやら彼らにはそれがとてもカッコよく見えるらしい。
わかる。なんか神々しいよね。
邪神だけど。
「とまぁ、こんな感じだ」
「リザードカッコイイ、うちに欲しいな」
「個人宅は無理だろ、せめて学園で飼え」
「商業ギルドでは駄目でしょうか、マスコットとして輝けると思うのです」
行き倒れの人を運んだリザードを囲み、アー君の同級生と研修員が火花を散らしている。
商業ギルドは他国の商人も出入りするし誘拐されたら可哀想だから、僕はショタ守護神の守護がある学園を推したいと思います。
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