神様のポイント稼ぎに利用された3~過保護な神々と溺愛家族に囲われています~

ゆめ

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第三章 世界に降りかかる受難

第883話

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 とりあえずモザイクの中心にいた女性であろう人物は、あの広場に出る固定ボスってことで落ち着きました。
 広場に結界を張って出れないようにして、結界の境目にうちの子が俺も僕もでは私もとそれぞれの属性を追加して強化、少なくともあの人は出てこれないようになりました。
 うちの子にかかればその程度の細工はちょちょいのちょいなのである。

 その中でも霧に突入したら元の場所に戻るって、そういうホラー展開、あるよね。
 改めて霧ちゃんの能力って使い方次第だなぁって思いました。

 これであの人は無限ループから解放され、アー君は固定ボスを手に入れてどちらもハッピー。
 無限ループと永遠の牢獄どちらがマシかと聞かれるとちょっと困るけど。

 そして大迷宮の入口に到着。
 僕とシャムスが揃っているからね、わんわんの仲間の魔物の群れに囲まれて攻撃されるかと思いきや、護衛されました。
 おかげでここに来るまでランダム戦闘もなし、スムーズに進めてとてもラッキーである。

「やっぱりママがハッピーな状態は強いわ」
「私でもこうは行かないんですよね、相手の頭がハッピーになりすぎちゃうんです」
「かあちゃだとふわっとした感じになるからな」
『チートが束になっても謎能力には敵わない気がするの』

 六つの瞳を持ちしこちらのわんわん、特殊能力に目覚めました。
 ではお披露目しましょう。

「俺たちが目を離した隙に今度は何をやってるの!?」
「迷子になったり狼に乗ったり忙しいな」
「つまり通常運転です」
『わぁ』

 僕を乗せてくれたわんわんに仲間がもふもふ、もふもふと集まり、もふもふが最高潮になった所で巨大化しました。かっちょええでしょ?
 これぞ合体技。

「ママ、これ他でやらないでね?」
「うーん」

 やるなと言われるとやりたくなるのが人情というものでして。
 いや待てよ、他でやるな、つまりここではやっていい!!!!

「ぎゃーー! 言ったそばからぁぁ!」
「おいでって言ったら来た」
「言ったよね、俺、やらないでって言ったよね!?」
「他ではやらない」

 ここではやります。
 もふもふ大行進の中に怪我した子が多かったので、治そうかと思ったけどどうせだから混ぜました。
 六つの瞳を持ちしわんわんが視界に入ったからそれに釣られたんだろうなぁ、目の数は普通で良かったのに全員分の目がそのままです。
 いるよねこういう妖怪。

 でもただの肉塊に目がぎょろぎょろ付いているだけなのは怖い、もうちょい捻ろうか。
 うーん、うーん、じゃあ百匹の鬼の頭目だったけど紆余曲折あって人間になった鬼――。

百目鬼どうめき!」
 
 異世界風に言うとキメラだけど、目があるし百目鬼でいいと思う。
 名付けたらブヨブヨ部分がぎゅっと締まって腹筋になった。
 角も強そう。

「出来た」
「……っ!!」
「にいちゃ、ドンマイ」
「こうやって強い魔物が生まれていくんですねー」
『ムキムキ大王』

 六つ目の巨大わんわんに乗れば完璧、もう大迷宮で最強なんじゃない?
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