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家族が増えました
第381話
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子供達が刀雲と一緒にフルーツを持ち帰ってくれたので、仕上げに入ります。タイガが。
ドリちゃん?
ドリちゃんは神薙さんのためにフレンチトーストを大量製作中です。
採取されたフルーツは……ブルーベリー、ラズベリー、イチゴなどなど、ベリー系が多いね。
輪切りバナナ使いたいから、あれはメニュー画面で出そう。
『ままーままー』
「「ままー」」
「……まま!」
幼児の合唱に神薙さんが紛れ込んでいる。
まぁいいか、出来てるし出しちゃおう。
ドリアンにお願いしてまずは神薙さんの前に3皿、トーストに砂糖をまぶし、ジャムを添えたシンプルものと、蜂蜜をかけアイスとイチゴを添えたもの、そしてもう一皿。
タイガにお願いして作って貰ったのがこちら、パンが埋もれるほどの生クリームタワー。
いや、一度実物見てみたかったんだ。
記憶が朧気でパンケーキだった気もするけど、まぁアレンジ版と言う事で。
「すげー、神薙様食べれる? 胸やけしないか?」
「へーき」
『ひょわー』
「我は生クリームいらないかな」
雷ちゃんが胸やけを起こしている。
次はシャムス、前回りんごがお星さまになっているのが気に入ってたので、今回もタイガにお願いして星形を作って貰った。
バニラアイスとバナナにキャラメルソースをかけ、シャムスを模ったクッキー付き、タイガのメルヘンスキルも確実に上がっている。
パンは一人でも食べやすいように一口サイズに切り分けてあります。
『これぼく、かわいい?』
「可愛い」
「愛いな」
次はアー君のフレンチトースト。
アー君は大人っぽいのが好みなので、チョコを中心に作ったようだ。
クッキーの型とソースがチョコなの以外はシャムスとお揃いです、シャムスに「おしょろい」と言われて引き締めていた顔がでれんと溶けた。
「まま、我のは……」
不安そうにしなくても大丈夫、もちろん雷ちゃんのもお揃いだよ。
ソースはイチゴ味。
二人とお揃いで露骨にホッとしている。
太古の龍とは思えない可愛さですね。
刀雲のは朝食と昼食も兼ねているので、ちょっとボリュームがありますよ。
使ったパンはフランスパンだから歯応えあり、その上にスライスしたバナナが並べられ、白いソースがかけられている。
疲労回復効果もあるタイガ秘伝のホワイトソース、ドリちゃんと一緒に開発したんだって。
同じお皿に四つ切にしたトマト、パリッと焼いたウィンナー、あとこの茶色いのは……あっ、二つに割った栗だこれ、あと焼いたお芋もある。
「父よ食べるがいい」
「凄いなぁ、タイガありがとう」
「っふ」
あと一人、ギレンに出したら食べていいからちょっと待ってねー。
「……泣いてもいいか?」
「いいよー」
にこにこと輝く笑顔のアカーシャが運んできたのは、一口サイズに切られたフルーツ盛り合わせ。
フレンチトーストが見当たらないけど、まさかフルーツの下か!?
あれは、ちょっと、盛り過ぎなんじゃないかなぁ?
「ギレンどうぞ、お礼も兼ねて大盛りにしたよ」
「は、ははは、うれしいなァ」
嬉しいと言うその目はちょっと涙がにじんでいる。
あのアカーシャの料理を前にしても拒絶しないのは立派だと思います、それにしても栗とイチゴって合うのかな?
まぁ愛情はたっぷりだから、全てよし。
どうぞお食べください。
僕とタイガの分?
イネスとラーシャ、あと他の子供達の分を作って気力が合ったら作る予定です。
ドリちゃん?
ドリちゃんは神薙さんのためにフレンチトーストを大量製作中です。
採取されたフルーツは……ブルーベリー、ラズベリー、イチゴなどなど、ベリー系が多いね。
輪切りバナナ使いたいから、あれはメニュー画面で出そう。
『ままーままー』
「「ままー」」
「……まま!」
幼児の合唱に神薙さんが紛れ込んでいる。
まぁいいか、出来てるし出しちゃおう。
ドリアンにお願いしてまずは神薙さんの前に3皿、トーストに砂糖をまぶし、ジャムを添えたシンプルものと、蜂蜜をかけアイスとイチゴを添えたもの、そしてもう一皿。
タイガにお願いして作って貰ったのがこちら、パンが埋もれるほどの生クリームタワー。
いや、一度実物見てみたかったんだ。
記憶が朧気でパンケーキだった気もするけど、まぁアレンジ版と言う事で。
「すげー、神薙様食べれる? 胸やけしないか?」
「へーき」
『ひょわー』
「我は生クリームいらないかな」
雷ちゃんが胸やけを起こしている。
次はシャムス、前回りんごがお星さまになっているのが気に入ってたので、今回もタイガにお願いして星形を作って貰った。
バニラアイスとバナナにキャラメルソースをかけ、シャムスを模ったクッキー付き、タイガのメルヘンスキルも確実に上がっている。
パンは一人でも食べやすいように一口サイズに切り分けてあります。
『これぼく、かわいい?』
「可愛い」
「愛いな」
次はアー君のフレンチトースト。
アー君は大人っぽいのが好みなので、チョコを中心に作ったようだ。
クッキーの型とソースがチョコなの以外はシャムスとお揃いです、シャムスに「おしょろい」と言われて引き締めていた顔がでれんと溶けた。
「まま、我のは……」
不安そうにしなくても大丈夫、もちろん雷ちゃんのもお揃いだよ。
ソースはイチゴ味。
二人とお揃いで露骨にホッとしている。
太古の龍とは思えない可愛さですね。
刀雲のは朝食と昼食も兼ねているので、ちょっとボリュームがありますよ。
使ったパンはフランスパンだから歯応えあり、その上にスライスしたバナナが並べられ、白いソースがかけられている。
疲労回復効果もあるタイガ秘伝のホワイトソース、ドリちゃんと一緒に開発したんだって。
同じお皿に四つ切にしたトマト、パリッと焼いたウィンナー、あとこの茶色いのは……あっ、二つに割った栗だこれ、あと焼いたお芋もある。
「父よ食べるがいい」
「凄いなぁ、タイガありがとう」
「っふ」
あと一人、ギレンに出したら食べていいからちょっと待ってねー。
「……泣いてもいいか?」
「いいよー」
にこにこと輝く笑顔のアカーシャが運んできたのは、一口サイズに切られたフルーツ盛り合わせ。
フレンチトーストが見当たらないけど、まさかフルーツの下か!?
あれは、ちょっと、盛り過ぎなんじゃないかなぁ?
「ギレンどうぞ、お礼も兼ねて大盛りにしたよ」
「は、ははは、うれしいなァ」
嬉しいと言うその目はちょっと涙がにじんでいる。
あのアカーシャの料理を前にしても拒絶しないのは立派だと思います、それにしても栗とイチゴって合うのかな?
まぁ愛情はたっぷりだから、全てよし。
どうぞお食べください。
僕とタイガの分?
イネスとラーシャ、あと他の子供達の分を作って気力が合ったら作る予定です。
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