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三食昼寝、家族付き
第928話
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双子の話を聞き終えた兄弟愛の強いアー君、目が輝いております。
「他国で、堂々と内政無双出来る!」
『僕ら兄弟無双ねー』
「ひゅー! 派手にやるぜ!」
「では前哨戦として栄養をたっぷり取らねばなりませんな!!」
そういう訳で本日の夕食はスタミナ料理中心になりました。
隣の刀雲がとてもいい笑顔です、明日寝込む羽目になるのは嫌だなぁ、パパさん二人に強めのお酒盛って潰しちゃだめだろうか。
お酒が進む料理がいいよね、お喋りしながら作れるもの……餃子にしよう。
本日のパパさんのお酒のつまみは餃子に決定、ドリアンにお願いして材料をササッと用意してもらい、準備が出来たら皆の前に並べてもらった。
お手伝いをするのが好きな幼児三人がそれに気付いていそいそと移動、スライムにまたがって机の上に手を伸ばしている。
双子はこういうの手伝わないんだよね、気が向いたらやってくれるけど今日は気が乗らないようです。
「黒豚君のお名前は?」
「えーっと確かSchwein(シュヴァイン)公爵家」
「クルーガー・シュヴァイン、神童として名高くて将来の宰相候補で僕らの学友」
「宰相はもうなれないだろうなー、ラミアが離さないだろ」
『死後も一緒なの』
「要職に就いて一緒にいる時間減ったらラミアがキレる!」
仕事と私どっちが大事なの。という定番の問いをする前に、職場そのものを潰す選択をする。それが邪神。
被害を減らす一番平和な方法は、望むものを与えて神棚に祀っておくこと。
大丈夫、刀国はそれで成功している。
「まぁ一国の宰相より神の伴侶の方が地位は高そうだな」
起き上がってお茶を飲んでいた刀雲が机に肘を付きながらポツリと一言。
「必死の抵抗で「なんで僕がお前と結婚しなきゃならないんだ!」って叫んでた」
「結婚してくれないなら王様食うぞって脅してた」
最終的に王様が宰相に何でも叶えるから二人を認めろと半泣きになったらしい、何というか王様ちょっとか弱い感じですね。
意外とうちの王様と気が合うんじゃない?
「領地の受け渡しはいつだ?」
「受け渡し自体はその場で済ませてた」
「神託が下って書類は教会が保管することになった」
ここでまさかの女神様の乱入が発覚、女神様ってどんどん立場が弱くなってません?
まぁ半分以上僕の子供達のせいなんだけどね。
「ならもう手を出しても大丈夫っぽいな!」
「うん大丈夫だよアー君」
「ラミアもせっせと巣作りしてる」
巣が完成したら学園は退学?
気になって聞いてみた。
「学園に通いたいなら領地に作ればいいじゃないって言ってた」
「イグがいいねーって気軽に言ってたからアー君よろしく」
「俺!?」
『責任じゅーだいね』
「しばらく遊ぶ暇もなさそうだな!」
「アー君、騎士様におねだりしたら?」
「そうする!」
サラッと騎士様のお仕事が増えました。
やったね、これで子作りする暇もなくな――ってもう妊娠してた!!
「ヨムも巻き込んだろ」
『ギレンもー』
「その前に領地の視察だな! 今日は早く寝るぞー!」
「僕も一緒に行っていい?」
『ママは必須なの』
「謎能力が火を噴くぜ」
「ふはははは、王都より発展した街作るぞー!」
アー君が介入するとギルドと教会、学校もセットで付いてくるんだよね。
忙しくなるからダンジョン遊びもお休みになるし、国庫のお金が激減するから大臣にとって他国への内政干渉はにやにやが止まらないらしい。
それでいいのだろうか。
「他国で、堂々と内政無双出来る!」
『僕ら兄弟無双ねー』
「ひゅー! 派手にやるぜ!」
「では前哨戦として栄養をたっぷり取らねばなりませんな!!」
そういう訳で本日の夕食はスタミナ料理中心になりました。
隣の刀雲がとてもいい笑顔です、明日寝込む羽目になるのは嫌だなぁ、パパさん二人に強めのお酒盛って潰しちゃだめだろうか。
お酒が進む料理がいいよね、お喋りしながら作れるもの……餃子にしよう。
本日のパパさんのお酒のつまみは餃子に決定、ドリアンにお願いして材料をササッと用意してもらい、準備が出来たら皆の前に並べてもらった。
お手伝いをするのが好きな幼児三人がそれに気付いていそいそと移動、スライムにまたがって机の上に手を伸ばしている。
双子はこういうの手伝わないんだよね、気が向いたらやってくれるけど今日は気が乗らないようです。
「黒豚君のお名前は?」
「えーっと確かSchwein(シュヴァイン)公爵家」
「クルーガー・シュヴァイン、神童として名高くて将来の宰相候補で僕らの学友」
「宰相はもうなれないだろうなー、ラミアが離さないだろ」
『死後も一緒なの』
「要職に就いて一緒にいる時間減ったらラミアがキレる!」
仕事と私どっちが大事なの。という定番の問いをする前に、職場そのものを潰す選択をする。それが邪神。
被害を減らす一番平和な方法は、望むものを与えて神棚に祀っておくこと。
大丈夫、刀国はそれで成功している。
「まぁ一国の宰相より神の伴侶の方が地位は高そうだな」
起き上がってお茶を飲んでいた刀雲が机に肘を付きながらポツリと一言。
「必死の抵抗で「なんで僕がお前と結婚しなきゃならないんだ!」って叫んでた」
「結婚してくれないなら王様食うぞって脅してた」
最終的に王様が宰相に何でも叶えるから二人を認めろと半泣きになったらしい、何というか王様ちょっとか弱い感じですね。
意外とうちの王様と気が合うんじゃない?
「領地の受け渡しはいつだ?」
「受け渡し自体はその場で済ませてた」
「神託が下って書類は教会が保管することになった」
ここでまさかの女神様の乱入が発覚、女神様ってどんどん立場が弱くなってません?
まぁ半分以上僕の子供達のせいなんだけどね。
「ならもう手を出しても大丈夫っぽいな!」
「うん大丈夫だよアー君」
「ラミアもせっせと巣作りしてる」
巣が完成したら学園は退学?
気になって聞いてみた。
「学園に通いたいなら領地に作ればいいじゃないって言ってた」
「イグがいいねーって気軽に言ってたからアー君よろしく」
「俺!?」
『責任じゅーだいね』
「しばらく遊ぶ暇もなさそうだな!」
「アー君、騎士様におねだりしたら?」
「そうする!」
サラッと騎士様のお仕事が増えました。
やったね、これで子作りする暇もなくな――ってもう妊娠してた!!
「ヨムも巻き込んだろ」
『ギレンもー』
「その前に領地の視察だな! 今日は早く寝るぞー!」
「僕も一緒に行っていい?」
『ママは必須なの』
「謎能力が火を噴くぜ」
「ふはははは、王都より発展した街作るぞー!」
アー君が介入するとギルドと教会、学校もセットで付いてくるんだよね。
忙しくなるからダンジョン遊びもお休みになるし、国庫のお金が激減するから大臣にとって他国への内政干渉はにやにやが止まらないらしい。
それでいいのだろうか。
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