ロックをロールさせろ。

Rollman

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第17話.土佐犬しーちゃんの散歩

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朝7時に目を覚ました俺はカーテンを軽く開け外を確認した。
雨は降ってない。
俺は約束の時間に間に合うように、支度を始めた。
その時、俺はライブの事をメンバーに話し忘れてた事を思い出した。
とりあえず、内容をメールで送ることにした。
まだ、みんな寝てるだろうと思っていたがアニキからOKと返事がきた!
結構早起きだと思っていたらヒロシからも皆んなにお任せしますって返事が返ってきた。
あとはヒロヤだけだ。
ヒロヤは流石にまだ寝てると思っていたら、電話が鳴った!
相手はヒロヤだ。
「おはRoll、わしゃいつでも何処でもOKじゃけぇ」ってテンションの高い声で。
これで、決定だ!
佳乃にOKのメールして、俺はエリのアパートに向かった。
アパートに着くとアパートの前にエリとしーちゃんが待っている。
俺は「おはよう」って言いながら近づくとやっぱりだ!
土佐犬しーちゃんが「ガァルルーガァー」ってこの前より気合いが入ってるような感じで俺を威嚇し始めた!

「もう、しーちゃん喜んでRoll manに会えるのが嬉しいんだね。」
って、エリは言っているがこれは威嚇であって喜んでいない!
なぜ、これで喜んでるように見えるのか俺は不思議だった。
俺にリード渡し、「じゃよろしくお願いします」ってエリがアパートに戻って行った。
その時だ!
俺に睨みつけ、そして俺を引っ張り歩き出した。
俺はしーちゃんに任せるしかない状況、しーちゃんは俺を完全に無視して歩く。
公園が近くと突然走り出した!
なんだ?
この馬鹿犬って呟くと、いきなりしーちゃんは止まって俺を見て威嚇する。
この犬、人の言葉がわかるのか?
完全に暴走してやがる!
俺は一生懸命止めようとしたが、しーちゃんの暴走は止まらない!
こいつと仲良くなれる気がしない。
その時だ!
「Roll man」
誰かの声が聞こえた。
俺は誰か確認する余裕など無い、とりあえずしーちゃんの暴走を止めるのが優先だと思いスルー!
そしたら「Roll man」ってまた誰かが俺を呼ぶ!
だから、俺にはその声に応える余裕はない、見ればわかるだろうと思いスルー!
しーちゃん落ち着けって思った瞬間!
しーちゃんが躓いて転び、一回転、二回転、三回転半して仰向けになった。
やっぱりドジなとこは飼い主に似たのか?
転んで落ち着いたのか?
しーちゃんが静かになった。
そして近寄ってくる1人の女性に気付く!
「Roll man」
女性の方をみると「武装女子」ってバンドでギターボーカルをしてるルビちゃんだ。
俺を見て爆笑してる。
ずっと見てたらしい。
「この犬はRoll manの愛犬?」って問いに俺は全力で否定して、ベンチに座り少し話しをしたら、
なんと、俺達がOKしたライブに武装女子も出る予定なのを知った。
そのあと色々話して今度飲みに行く約束をした。
バイトがあるらしく、ルビちゃんとはバイバイして俺は暴走犬しーちゃんを連れてエリのアパートへ!
暴走して疲れたのか?
帰りのしーちゃんは中々歩かない、必死の思いでアパートの前に戻ってきた俺はエリに連絡をしたら、エリがアパートからゴミを持って出て来た。
なんだ、掃除してたんだと思いながらエリにしーちゃんのリードを渡した。
「しーちゃん楽しく遊んで疲れたのかな?」ってエリは言うが、あれは遊んだなんてレベルじゃない!
とりあえず俺も疲れたのでエリとしーちゃんが見送る中、帰宅することにした。

つづく
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