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大人になって
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学校が始まって、マコさんに中々会えない。
ケイちゃんが寄って来た。
ケイ「最近付き合い悪いよ。あの噂ホントなの?」
ユミ「何、ウワサって」
ケイ「あんたが振った健太が言いふらしてて。」
ユミ「だからなんて?」
ケイ「女の子と付き合ってるって。」
ユミ「へぇ、健太知ってたのかな?」
ケイ「じゃぁ、ホントなの?」
ユミ「ホントだよ。」
ケイ「うそ、ヤダ、あんたレズだったの?」
ユミ「違うよう。だってケイちゃん見ても可愛いとは思うけど。キスしたいとか思わないもん。」
ケイ「あーよかった。私も対象になってたらヤダもん。でもあんただったらちょっとはいいかも。」
ユミ「もう何言ってんの。」
ケイ「でも、もうみんな知ってるよ。いいの?」
ユミ「うん、遅かれ早かれ知れる事だと思うし、隠してもしょうがないもん。堂々とマコさんと付き合いたい」
ケイ「へぇ、覚悟してるんだ、なんかカッコいい。ユミ、なんか大人になったね。」
ユミ「ありがとう。今度紹介するね」
クラスの子もなんかよそよそしくて感じ悪。
そうか、私といるとその人までそう思われちゃうもんね。
仕方ない、一人で過ごす高校生活を楽しもうじゃないですか。
ちょっと寂しいかも。
あーあ、マコさんに会いたいな。
マコさんは職場ではどうなんだろう?
バレて辛い思いして欲しくない。
LINEしてみよ。
学校が終わって、マコさんにLINEしてみる。
ユミ「学校終わったよ。マコさんは?」
すぐ返信がある。
マコ「仕事終わってるよ。」
ユミ「ちょっと話したいな。」
マコ「もう家?迎えに行くよ。私も会いたいし。」
ユミ「もうすぐ家だよ、来てくれるの?嬉しい。」
マコ「すぐ行くね。」
マコさんの可愛い車で迎えに来てくれた。
マコ「ねぇ、ウチに来てくれる?」
ユミ「うん、いいよ。私はマコさんとだったらどこでもいいの。」
マコ「うん、ありがとう。私話しがあるの。」
ヤダ、真剣な顔だからちょっと怖い。
マコさんのマンション。
いつ来ても綺麗に片付けられてる。
マコさんちょっと元気ない。話しが怖いな。
マコ「座って、ココア入れてあげるからちょっと待ってて。」
ユミ「うん、ありがとう。」
マコさんがココアを入れてくれた。
隣りに座る。なんか緊張する。
マコ「あのね、ユミちゃんの元彼?お店に来たの。」
ユミ「えっ。ホント?何しに?」
マコ「ユミちゃんと別れろって言われた。」
ユミ「えー、ホント?ゴメン、」
マコ「お店にもわかちゃって。どうしよう。お店にバレたのは平気だけど、ユミちゃんはどうする?」
ユミ「すごく迷惑かけてるね、イヤになるよね、ホントにゴメンなさい。」
マコ「理解できない人からの嫌がらせは覚悟してたから大丈夫。私は別れたくない。ユミちゃんは?」
ユミ「私も別れたくないけど、マコさんに迷惑かかるし、お店にも迷惑かけてるから。私諦める。」
もう涙が止まらないよ。
マコ「私、イヤだよ。別れたくない。お店はいいの。半分は私のお店だから。」
ユミ「えっ。どういう事?」
マコ「兄と私のお店なの。兄がパテシエで、父が出資してくれたの。だからお店の心配はいいの。兄にはユミちゃんの事話してるから、大丈夫よ。」
ユミ「そうだったんだ。」
マコ「この際だから正直に言うけど、私のお父さん、会社をいくつも経営してるの。でね、一番上の兄が後を継ぐ事になってて、二番目の兄がパテシエなの。」
ユミ「だからこんな素敵なマンション買ってもらえるんだね。」
マコ「でね、こないだ男の人とレストランでってあったじゃない?あれが一番上のお兄ちゃんなの。一番私を可愛いがってくれるの。」
ユミ「いいなお兄さんいて、私ひとりっ子だから、羨ましいな。」
マコ「そのお兄ちゃんにもユミちゃんの事話してるんだ。知らないのはお父さんだけ。」
ユミ「えー、そうなの?」
マコ「ねぇ、ユミちゃん。この問題は、私に任せてくれない?お兄ちゃんにお願いしてみるから。」
ユミ「いいけど、健太、ヤンキーで、変な友達たくさんいるよ。」
マコ「だったら余計大丈夫だから任せて。」
私は全てマコさんにお任せした。
それから二週間後。
マコさんから会いたいってLINEがきた。
いつものように家まで迎えに来てくれた。
マコさんのマンション。
マコ「ゴメンね、呼び出して。」
ユミ「ううん、会いたかったよ。嬉しい。」
マコ「お兄ちゃんが話しついたからもう心配いらないって電話があったよ。」
ユミ「えっ、そうなの。」
マコ「ウチのお兄ちゃん、そっち系の人に顔が聞くらしくてもう大丈夫だからね。」
ユミ「マコさん、ありがとう。じゃ、もう別れる事考えなくていいんだね。」
マコさんってすごいよね、私と付き合っていいのかな?
私は大好きでたまらないけど、まだ子供だし。マコさん小さくて可愛いけどちゃんとした大人でいろんな事を解決もできる。
ユミ「ねぇ、マコさん、私とこのまま付き合っていくの?私、マコさんにふさわしくないよね。子供だし。」
マコ「ユミちゃんの事大好きだしずっと付き合っていきたい。」
ユミ「せめて、私が大人になってから付き合うってのはどう?」
マコ「何歳になったら大人?」
ユミ「20歳かな?」
マコ「あと三年もあるよ、待てないよ。」
ユミ「お願い、私、今のままじゃ、自信がないの。自信持ってマコさんと付き合って行きたいの。」
少し離れて自分を成長させよう。もっと素敵な女性になってマコさんを迎えに行こう。
マコさんは必ず待っているって言ってくれた。私も必ず戻って来る事を約束してしばし別れる事を決めた。
ケイちゃんが寄って来た。
ケイ「最近付き合い悪いよ。あの噂ホントなの?」
ユミ「何、ウワサって」
ケイ「あんたが振った健太が言いふらしてて。」
ユミ「だからなんて?」
ケイ「女の子と付き合ってるって。」
ユミ「へぇ、健太知ってたのかな?」
ケイ「じゃぁ、ホントなの?」
ユミ「ホントだよ。」
ケイ「うそ、ヤダ、あんたレズだったの?」
ユミ「違うよう。だってケイちゃん見ても可愛いとは思うけど。キスしたいとか思わないもん。」
ケイ「あーよかった。私も対象になってたらヤダもん。でもあんただったらちょっとはいいかも。」
ユミ「もう何言ってんの。」
ケイ「でも、もうみんな知ってるよ。いいの?」
ユミ「うん、遅かれ早かれ知れる事だと思うし、隠してもしょうがないもん。堂々とマコさんと付き合いたい」
ケイ「へぇ、覚悟してるんだ、なんかカッコいい。ユミ、なんか大人になったね。」
ユミ「ありがとう。今度紹介するね」
クラスの子もなんかよそよそしくて感じ悪。
そうか、私といるとその人までそう思われちゃうもんね。
仕方ない、一人で過ごす高校生活を楽しもうじゃないですか。
ちょっと寂しいかも。
あーあ、マコさんに会いたいな。
マコさんは職場ではどうなんだろう?
バレて辛い思いして欲しくない。
LINEしてみよ。
学校が終わって、マコさんにLINEしてみる。
ユミ「学校終わったよ。マコさんは?」
すぐ返信がある。
マコ「仕事終わってるよ。」
ユミ「ちょっと話したいな。」
マコ「もう家?迎えに行くよ。私も会いたいし。」
ユミ「もうすぐ家だよ、来てくれるの?嬉しい。」
マコ「すぐ行くね。」
マコさんの可愛い車で迎えに来てくれた。
マコ「ねぇ、ウチに来てくれる?」
ユミ「うん、いいよ。私はマコさんとだったらどこでもいいの。」
マコ「うん、ありがとう。私話しがあるの。」
ヤダ、真剣な顔だからちょっと怖い。
マコさんのマンション。
いつ来ても綺麗に片付けられてる。
マコさんちょっと元気ない。話しが怖いな。
マコ「座って、ココア入れてあげるからちょっと待ってて。」
ユミ「うん、ありがとう。」
マコさんがココアを入れてくれた。
隣りに座る。なんか緊張する。
マコ「あのね、ユミちゃんの元彼?お店に来たの。」
ユミ「えっ。ホント?何しに?」
マコ「ユミちゃんと別れろって言われた。」
ユミ「えー、ホント?ゴメン、」
マコ「お店にもわかちゃって。どうしよう。お店にバレたのは平気だけど、ユミちゃんはどうする?」
ユミ「すごく迷惑かけてるね、イヤになるよね、ホントにゴメンなさい。」
マコ「理解できない人からの嫌がらせは覚悟してたから大丈夫。私は別れたくない。ユミちゃんは?」
ユミ「私も別れたくないけど、マコさんに迷惑かかるし、お店にも迷惑かけてるから。私諦める。」
もう涙が止まらないよ。
マコ「私、イヤだよ。別れたくない。お店はいいの。半分は私のお店だから。」
ユミ「えっ。どういう事?」
マコ「兄と私のお店なの。兄がパテシエで、父が出資してくれたの。だからお店の心配はいいの。兄にはユミちゃんの事話してるから、大丈夫よ。」
ユミ「そうだったんだ。」
マコ「この際だから正直に言うけど、私のお父さん、会社をいくつも経営してるの。でね、一番上の兄が後を継ぐ事になってて、二番目の兄がパテシエなの。」
ユミ「だからこんな素敵なマンション買ってもらえるんだね。」
マコ「でね、こないだ男の人とレストランでってあったじゃない?あれが一番上のお兄ちゃんなの。一番私を可愛いがってくれるの。」
ユミ「いいなお兄さんいて、私ひとりっ子だから、羨ましいな。」
マコ「そのお兄ちゃんにもユミちゃんの事話してるんだ。知らないのはお父さんだけ。」
ユミ「えー、そうなの?」
マコ「ねぇ、ユミちゃん。この問題は、私に任せてくれない?お兄ちゃんにお願いしてみるから。」
ユミ「いいけど、健太、ヤンキーで、変な友達たくさんいるよ。」
マコ「だったら余計大丈夫だから任せて。」
私は全てマコさんにお任せした。
それから二週間後。
マコさんから会いたいってLINEがきた。
いつものように家まで迎えに来てくれた。
マコさんのマンション。
マコ「ゴメンね、呼び出して。」
ユミ「ううん、会いたかったよ。嬉しい。」
マコ「お兄ちゃんが話しついたからもう心配いらないって電話があったよ。」
ユミ「えっ、そうなの。」
マコ「ウチのお兄ちゃん、そっち系の人に顔が聞くらしくてもう大丈夫だからね。」
ユミ「マコさん、ありがとう。じゃ、もう別れる事考えなくていいんだね。」
マコさんってすごいよね、私と付き合っていいのかな?
私は大好きでたまらないけど、まだ子供だし。マコさん小さくて可愛いけどちゃんとした大人でいろんな事を解決もできる。
ユミ「ねぇ、マコさん、私とこのまま付き合っていくの?私、マコさんにふさわしくないよね。子供だし。」
マコ「ユミちゃんの事大好きだしずっと付き合っていきたい。」
ユミ「せめて、私が大人になってから付き合うってのはどう?」
マコ「何歳になったら大人?」
ユミ「20歳かな?」
マコ「あと三年もあるよ、待てないよ。」
ユミ「お願い、私、今のままじゃ、自信がないの。自信持ってマコさんと付き合って行きたいの。」
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