ユミとマオ

ゆう

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告白そしてマオの気持ち

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部屋に戻って私はマオに想いを伝えるために頭の中を整理する。

マオはなぜか着替えを持ってバスルームに行った。

マオが戻ってきたら心の思うままに伝えようと決めた。

マオが頬を染めたまま戻ってくる。

ユミ「どうしたの?」

マオ「もう、ユミちゃんが手を繋いでくれるからマオ濡れちゃった、下着汚しちゃうくらい」

中ニの女の子からそんな事を聞くとは思わなかったから驚いてしまった。

私もあとで下着を着替えないといけないな。

マオ「先生、今日だけでいいんでお勉強おやすみしていい?」

また先生って呼んだ。

ユミ「どうしたの?体調悪い?病院行く?」

すごく心配になる。

マオ「違うの。ユミちゃんとお話ししたいから」

マオは先生と名前をうまく使い分けてる。

ユミ「私もマオちゃんに話しがあるんだ、聞いてくれる?」

マオ「エェー、私から話してもいい?」

ユミ「ダメっ、私が先だよ」

マオ「なんか怖いな」

私はマオをソファに座らせ、すぐ横に座った。マオの目を見ながら自分の気持ちを心を込めて話した。

どれだけマオの事が好きか、どれだけマオを愛しく思っているか、一気に話した。

拒絶されるかもしれない、不安もある

マオの大きな瞳を見つめる。

みるみる涙が溜まる。

そして大きな雫がコロンとこぼれ落ちた。

マオ「もうっ。マオが先に伝えたかったのに」

マオ「マオの方が先に好きになったんだよ」

涙を流しながら笑顔で答えてくれた。



私は無毛症という病気の事もあって、男性と恋愛した事がない。もちろん女性とも。

今、中ニの女の子に告白した。

彼女も私に答えてくれた。

まだ中学生の、それも女の子と恋人同士になれた。

どうやってこれから接して行けばいいんだろう。

経験値ゼロの私とマオ。

マオが話し始める。マオの膝に置いた私の手を握りなから。

マオ「最初、塾であった時、運命の人だと思ったんだ、なぜかはわからないけど」

マオ「先生は頭の悪い私を諦めず根気よく教えてくれた。他の先生はみんな見放して行ったのに」

マオ「先生からデートに誘われた時は超嬉しかった。頑張っておめかししたんだよ。」

マオ「先生によく見られたいから頭悪いのに勉強頑張ったんだ」

マオ「こんな私を好きになってくれてありがとう。ユミちゃんはやっぱり運命の人だった」

マオの心の柔らかいものが繋いだ手から私の心に流れ混んでくる。

優しさ、愛しさで心いっぱいになる。









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