勇者召喚されたけどエリートニートで引きこもり気質(両方自称)な俺~チート使って自由気ままに過ごします~

絵樹瑠

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ニートなのに動き回る

ちょっと遊ぼう

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「コレが湖…………初めて見たのじゃ」

 バシャバシャ

 ロアはあそこか動いたたことないから初めてみるんだね。

「うわ~広いね~。新くん泳ご!」

 あっぷあっぷ

 そんなに目をキラキラさせて深華は泳ぐの好きなんだね。

「湖…………溺れませんでしょうか」

 ごぼっごぼ

 ステータスに的に大丈夫なんじゃない?

 あ、皆服脱いで入り始めた。

 じゃあせっかく来たんだし俺も泳ぐとしますか。ニートが湖で泳ぐってなんか不思議だね?

「いい加減助けなさいよ!」

 あ、溺れてたの?
 なんか我慢できなかったから飛び込みましたんじゃなくて?

「違うわよ! なんで私だけ転移先が湖なのよ!」

 スキルが認識誤ってしまったんじゃない? ほら捕まって。

「ありと……うと言うべきか迷うわね」

 さーて泳ぎますか。

「ごめんなさい助けて下さい」

 うむ、素直でよろしい。
 でもスキルやステータスに頼ったら泳げたんじゃない?

「泳ぐのは初めてなのよ。慣れずに力使って変なところに飛んでいきたくないし」

 溺れてた人が言う言葉じゃないね。

「ふっ、でも泳ぐのはいいわ。さあ新徒、私を背中に乗せて「御主人様遊ぶのじゃ!」ぐはっぁ!?」

 …………結局飛んでいったね。
 まあ王女のステータスなら危険はないと思うから大丈夫かな?
 
 よし、ロア向こうで遊ぼうか?

「御主人様、深華がやっている『みずでっぽう』というものをわしに教えるのじゃ!」

 水鉄砲か……手を抜かないと死人が出そうだね。

 けど教えるの難しいなあ。
 やってみるから真似してみて。

「わかったのじゃ!」

 手を合わせてその隙間に水を入れる。後は出したい方向に隙間を開けてそこに水を押し出す!

 ボシュン!バガンッ!

 …………水がレーザーみたいに飛んでいって石を粉砕した。結構加減が難しい。

「おおすごいのじゃ!わしも早速やってみるのじゃ!」

  あ、威力には気を付け…………。

「く、なんで毎回毎回こんな目「発射!」ぶべらぁ!?」

 …………王女に同情することになるなんて思ってもいなかった。あ、けど耐えてる。

「ふっ、何度も何度もそう易々と同じ目に喰らうとでも……!私は王女、日々進化をし「やあ!」「負けません!」ぶほぁああ!?」

 ……………………。

「う~ん、やっぱりエリィの方が強いかな?」

「いえ、深華さんもなかなかでしたよ?」

 うん、二人とも強すぎ。というか酷過ぎ。

 後で慰めてあげよう…………。

「御主人様他になにかないのか!?」

 とりあえず今は満面の笑みを浮かべるロアと遊ぼう。

 じゃああれだ、あれをやろう。
 
 潜って上を向き、特殊な方法で息を吐く。そうすると泡の輪っかが!

「な、なんじゃこれわ!」

 これぞバブルリングだ!

「す、すごいのじゃ。早速わしもやってみるのじゃ!」

 ああそんなに慌てて。余程面白そうに見えたのね? 
 あ、けどやり方教えてなかったなあ。出来るかな?

「ガアァァァァァァァァァァァアアア!(スキル【咆哮】)」

 ちょっとまてえぇぇぇぇぇえい!

「ぷはっ、御主人様いきなり抱き上げてきてどうしたのじゃ?」

 いやスキルとか使うもんじゃないからね?当たり前のように使うからビックリしたよ?
 叫ぶんじゃなくて唇をポってする感じにやればいいよ。

「そうなのか。じゃあ次こそ成功させるのじゃ!」

 うん、これなら大丈夫。ポってするだけだし被害は出ないよねを

「ッポ」

 ブフォォォォォォォァァァァン!

 …………。

「わ、雨?」

「空は晴れてますしさっきの轟音、ロアちゃんがやったのでしょう」

「御主人様出来ないのじゃ!」

 だとろうね?スキル使わないからステータスに頼るとそうなるんだよ?普通にやって普通に。

「むむむ、わかったのじゃ」

 ポっ

 おお出来てる。やっぱりやれば出来るんだね?

 ポポポっ

 連続か。なかなか面白いね。

 ポポポポポポポポポポっ

 あれ?ちょっと多すぎじゃ…………。

 ポポポポポポポポポポポポポポポポポっ!

 ちょ、まっ、。

 ポォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォっ!

 結局かこうなるのかぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 
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