勇者召喚されたけどエリートニートで引きこもり気質(両方自称)な俺~チート使って自由気ままに過ごします~

絵樹瑠

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エリートニートなのに冒険者

冒険者登録できました

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「短時間でこれだけ倒したんですか!?」

 え?なにかおかしいの?ゴブリンだよ?
雑魚じゃん。弱いじゃん。あっけど21体10分は早すぎたかな?行き帰り含めてそれはさすがにね~。

「しかも全部上位種じゃないですか!」

 あれ?そうなの?なんか装備着けてたけど上位種なの?じゃあ仕方ないね。さあ金を寄越せ!

「合計で銀貨三枚と銅貨三枚になります。あと、冒険者だとクエストが受けられるようになります。冒険者登録いたしますか?」

 わぁお。三倍だー。やったー。バンザーイ。あと、もちろん登録だ!ほれ、銀貨だ、受けとるがいい!

「わかりました。ではこの冒険者カードに血をお垂らしてください」

 あっそんな感じの登録のしかた?まあいいけど?でも血ってどうやって出すの?

「普通は皆さんは御自分の武器で傷をつけますね。宜しければ針をお貸し致しましょうか?」

 武器ないし借りようかな?うん。そうしよう。

「あれ?けどそしたらなんで今武器をお持ちでないのでしょうか……?」

 あーあー。そんな呟き聞こえません。無視だ無視。てっあれ?針が刺さらないないんですけど?なんで?めっちゃ尖って固そうなのに?もうしかし……ステータスのせい?

「あれ?どうかいたしましたか?」

 やべっ、これ以上怪しまれたくない。どうしよう?

「血がいやでしたら唾液でもいいですよ?」

 いいんかい。はよいいなさい。焦ったんだからね?ベロベロ。

「……あの舐めた指をカードにつけるのが普通です。直接舐めたりしません……」

 !?またか君ぃ!だからはよいいなさい!恥ずかしいじゃないか!フキフキ。はい、これでいいんでしょ?

「ありがとうございます……。では名前の登録しますので少々お待ち下さい」

 よし、待っている間にこれからのことを考えよう。あ、奴隷買ってみようかな?猫耳の。俺好きなんだよね~。異世界だしいるでしょ?でもお金ないな~。ダンジョンに潜ろうかな?よし。決めた。猫耳っ娘のためにダンジョン潜ろう!え?ダンジョンで猫耳っ娘のために稼ぐのは間違ってないだろうかだって?ふざけてんのかだって?大真面目だよ!猫耳っ娘に世話されながら部屋でグータラできるなんて最高じゃないか!むしろ猫耳っ娘を愛でながらグータラしたい!

「お待たせいたしました。こちらが冒険者カードになります」

 おおーこれがあの噂の。あ、小説のね?なんか鉄の板?みたいだね?え~と名前が……。ん?なんかおかしくね?


冒険者カード

 廻李都 新徒(えりいと にいと)

Level 56(限界200)

HP211110(前21110)
MP211110(前21110)
魔力21110(前21110)

種族:人間?
 
特殊職業:ニート (New!)

スキル
NS(ニートスキル)

引きこもり:部屋で使用可能。部屋と自分が(メンタルも)無敵状態になる。だから誰も部屋からでろと言わないで。

部屋召喚:ニート、または引きこもり専用のスキル。部屋を何処にでも召喚できる。少しもろい。あるスキルを使うと…?

不眠不食:寝らなくても食べなくてもMP消費で大丈夫。なお、任意発動。これで部屋からでなくても大丈夫!

分身身代わり:強制的に部屋から出されそうなときのためのスキル。動けない分身体を作り、そいつを連れていかせる。しかし動けないのですぐにばれる。出してる間はMPを消費する。

ネット:感知できない魔力の糸を広げれる。五感を糸にのせることも可能。魔法も放てる。範囲はMP次第。なお、これを使っている間は動けない。

固有空間収納(New!):自分が作った空間に物を収納できる。重さの上限はない。買い物が楽になる!

ES(エリートスキル)

最効率化(New!):処理能力が上昇。経験値倍増。エリートですから。

完全記憶(New!):一度見たり聞いたり感じたものを忘れない。エリートですから。



 まず名前がえりいと にいとになってる。なんで?しかもレベルが56ってなに?新しいスキルのせい?HPとかも2110が21110、ニートがニーートになってるよ?ステータスも人間?って疑ってるよ?いや、気にしてもしょうがない。しかもこれなら楽にダンジョン潜れるし。ソロプレイヤーだ!ラッキーだと思おう!あれ?けどこの数値見てなんでなにも言わないんだろう?あ、小さく下になんか書いてある。なになに~?


(他の人にはレベルが21、ステータスはオール210、スキルはなしに見える。特殊職業のニートの影響)

 あ、なるほど。そんな理由?ニートすごいね?まあいい、とりあえずダンジョンだ!







そのころ王宮では~

「ほんとだって!見たんだよ、人が空を飛んでるのを!」
「いやそれはねえだろ?聞けば空を飛べる人間なんていないっていってたぜ?」
「廻李都くんがいなくなって混乱してるのはわかるけど、さすがにそれはないんじゃないかな?」

「皆さんお話の途中ですみません、お時間いただけますでしょうか?」

「「「あ、大丈夫です」」」

「では今からダンジョンに潜りませんか?」

「「「え?」」」




なにかやらかさないと、きがすまないニートだった……
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