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9人の能力者
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ここは、能力者だけしか入れない学園。今日は、学園の入学式である。
「入学おめでとう!私は、園長であるデュークだ。よろしくな!」
ここの学園は、勿論能力を持っている人間しか入れない。ここに入ったからには、外の世界に出ることを禁じられている。ある事件で外の人間が能力者を嫌っているからだそうだ。
「さっき教室で配布された紙に書いてある通り外に出ることは、禁止だ。もし、校則を守れなかったらどうなるか考えるように!」
学園長あいさつの後に、入学者の名前が呼ばれる。歳は皆バラバラで、むしろこの学園は、能力者保護のために建てられた学園だという。
「ライム」
「はい。」
「アオイ」
「はい。」
「今日から君達は、ここの学園の生徒だ困った時は先生か、先輩達に聞いてくれ!以上入学式を終了する。」
「ライム君、アオイちゃん。これからあなた達の担任になる、サイアです。よろしくね!」
電気を操る能力者で、戦闘能力がとても高く身体能力に優れている。
「もう、お昼かぁー。ご飯にするから二人共用意してくれる?」
「…。」
「どうしたの?ライム君、アオイちゃん。」
「…。」
二人がこの歳で学園に来たのは分けがあった。ライムは、孤児院育ちだが必要な栄養もあたえられず暴力や奴隷の様な扱いを受けていた。アオイは、ここに来るまで スラム街で人身売買されており、能力者は珍しいため多額に売られていた所をデュークが助けたのだ。
「サイア先生…。僕は、そこら辺の雑草でいいです…。」
「ライム君、ここに来たからにはもう安心していいんだよ。」
「いや…。いやっーぁぁっー!!!」
「ライム君!落ち着いて!!」
「怖い。怖いよ!たすけて…。」
「大丈夫、大丈夫だから、ね。ライム君」
「うっ。あぁぁぁぁーー!!」
「ライム君!大丈夫だよ! くっ!ライム君! あつっ!ライムくーん!」
ライムは、能力者としてまだ未熟な為感情的になると、能力が暴走してしまう。
「どうした!?サイア!大丈夫か。」
「デューク様!ライム君が!」
「サイア、アオイを連れて教室の外に避難しててくれ。」
「はいわかりました。アオイちゃん行くよ!」
「先生…。ライム、ライム君は大丈夫なの…?」
「大丈夫だよ。アオイちゃんは、大丈夫?」
「うん…。」
「はぁ、はぁ。」
「怖かったな。よしよし。でも、もう大丈夫だからな。」
「はぁはぁはぁ。」
ガチャ
「ライム君!デューク様。ライム君は無事ですか!?」
「あぁ、大丈夫だ。今は気を失っているだけだよ。」
「そうですか。良かったです。」
「念のために、医務室に運んで行く。」
「はい。わかりました。」
「ライム大丈夫なのですか?」
「大丈夫だよ。アオイ。もう、安心していいぞ!」
「うん!」
この学園は、医療設備もしっかりしている。
「ミチル入るぞ。」
「どうぞデューク様。何かありましたか?」
「ああ、この子を治療して欲しいんだ。」
「はい。わかりましたでは、そこのベッドに寝かして下さい。」
「あぁ。」
「優しくですよ。デューク様」
「わ、分かった。」
彼女ミチルは風を操る能力。デュークの臣下の一人、普段眠そうな顔をしているが、彼女の医療はとても凄く世界中で名が知られている。
「うっ。うーん。」
「目、覚めた?」
「……!」
「ごめん、驚かせちゃたね。ここは医務室だよ。ライム君。」
「うん…。」
「デューク様、ライム君の服めくってください。顔見知りの人が側にいた方がライム君も安心出来ますし。」
「わかった。こうか?」
「首の所まで上げてください。」
「あぁ。」
ミチルは、聴診器をライムの身体に当てた。
「デューク様。ライム君の服を元に戻してください。次は、腕の裾まくってもらっていいですか。」
「ミチル。次は、何をするんだ?」
「注射をしますので、ライム君の身体をしっかり掴んでください。」
「掴んだぞ。」
「ライム君、少しチクッてするけど大丈夫だからね。」
「…!!」
「はい、終わり。頑張ったね!」
「ライムの容態は、大丈夫なのか?」
「精神面が弱ってるから、余りストレスをかけ過ぎないようにしてください。」
「了解した。」
「じゃあ、ライム君こっちのお部屋でやすもうか、後ね点滴を打つから絶対安静にしててね。それから、点滴外しちゃダメだからね。」
「わかった…。」
そう言い、ライムの細い腕に点滴を打った。
「入学おめでとう!私は、園長であるデュークだ。よろしくな!」
ここの学園は、勿論能力を持っている人間しか入れない。ここに入ったからには、外の世界に出ることを禁じられている。ある事件で外の人間が能力者を嫌っているからだそうだ。
「さっき教室で配布された紙に書いてある通り外に出ることは、禁止だ。もし、校則を守れなかったらどうなるか考えるように!」
学園長あいさつの後に、入学者の名前が呼ばれる。歳は皆バラバラで、むしろこの学園は、能力者保護のために建てられた学園だという。
「ライム」
「はい。」
「アオイ」
「はい。」
「今日から君達は、ここの学園の生徒だ困った時は先生か、先輩達に聞いてくれ!以上入学式を終了する。」
「ライム君、アオイちゃん。これからあなた達の担任になる、サイアです。よろしくね!」
電気を操る能力者で、戦闘能力がとても高く身体能力に優れている。
「もう、お昼かぁー。ご飯にするから二人共用意してくれる?」
「…。」
「どうしたの?ライム君、アオイちゃん。」
「…。」
二人がこの歳で学園に来たのは分けがあった。ライムは、孤児院育ちだが必要な栄養もあたえられず暴力や奴隷の様な扱いを受けていた。アオイは、ここに来るまで スラム街で人身売買されており、能力者は珍しいため多額に売られていた所をデュークが助けたのだ。
「サイア先生…。僕は、そこら辺の雑草でいいです…。」
「ライム君、ここに来たからにはもう安心していいんだよ。」
「いや…。いやっーぁぁっー!!!」
「ライム君!落ち着いて!!」
「怖い。怖いよ!たすけて…。」
「大丈夫、大丈夫だから、ね。ライム君」
「うっ。あぁぁぁぁーー!!」
「ライム君!大丈夫だよ! くっ!ライム君! あつっ!ライムくーん!」
ライムは、能力者としてまだ未熟な為感情的になると、能力が暴走してしまう。
「どうした!?サイア!大丈夫か。」
「デューク様!ライム君が!」
「サイア、アオイを連れて教室の外に避難しててくれ。」
「はいわかりました。アオイちゃん行くよ!」
「先生…。ライム、ライム君は大丈夫なの…?」
「大丈夫だよ。アオイちゃんは、大丈夫?」
「うん…。」
「はぁ、はぁ。」
「怖かったな。よしよし。でも、もう大丈夫だからな。」
「はぁはぁはぁ。」
ガチャ
「ライム君!デューク様。ライム君は無事ですか!?」
「あぁ、大丈夫だ。今は気を失っているだけだよ。」
「そうですか。良かったです。」
「念のために、医務室に運んで行く。」
「はい。わかりました。」
「ライム大丈夫なのですか?」
「大丈夫だよ。アオイ。もう、安心していいぞ!」
「うん!」
この学園は、医療設備もしっかりしている。
「ミチル入るぞ。」
「どうぞデューク様。何かありましたか?」
「ああ、この子を治療して欲しいんだ。」
「はい。わかりましたでは、そこのベッドに寝かして下さい。」
「あぁ。」
「優しくですよ。デューク様」
「わ、分かった。」
彼女ミチルは風を操る能力。デュークの臣下の一人、普段眠そうな顔をしているが、彼女の医療はとても凄く世界中で名が知られている。
「うっ。うーん。」
「目、覚めた?」
「……!」
「ごめん、驚かせちゃたね。ここは医務室だよ。ライム君。」
「うん…。」
「デューク様、ライム君の服めくってください。顔見知りの人が側にいた方がライム君も安心出来ますし。」
「わかった。こうか?」
「首の所まで上げてください。」
「あぁ。」
ミチルは、聴診器をライムの身体に当てた。
「デューク様。ライム君の服を元に戻してください。次は、腕の裾まくってもらっていいですか。」
「ミチル。次は、何をするんだ?」
「注射をしますので、ライム君の身体をしっかり掴んでください。」
「掴んだぞ。」
「ライム君、少しチクッてするけど大丈夫だからね。」
「…!!」
「はい、終わり。頑張ったね!」
「ライムの容態は、大丈夫なのか?」
「精神面が弱ってるから、余りストレスをかけ過ぎないようにしてください。」
「了解した。」
「じゃあ、ライム君こっちのお部屋でやすもうか、後ね点滴を打つから絶対安静にしててね。それから、点滴外しちゃダメだからね。」
「わかった…。」
そう言い、ライムの細い腕に点滴を打った。
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